【企業分析】デジタルトレンズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/5/10更新
はじめに
株式会社デジタルトレンズは東京に本社を構え、大阪と福岡に支社が所在するWebマーケティング会社です。
Webマーケティングにかかわるサービスをワンストップで提供しており、実践的なノウハウとスキルを持った平均年齢25歳の若手社員が多く活躍しています。
今回は、株式会社デジタルトレンズの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
この記事では、株式会社デジタルトレンズへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。ぜひ最後までご覧ください。
- 株式会社デジタルトレンズの仕事内容が気になる
- 株式会社デジタルトレンズの就職難易度を知りたい
- 株式会社デジタルトレンズの選考対策として何をすれば良いかわからない
また、Webマーケティング以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、株式会社デジタルトレンズの就職難易度は、やや難しいと考えています。
採用大学はさまざまな偏差値帯や種類の学校の実績があるので、学歴フィルターによって落ちてしまうことは考えにくいですが、後述するように採用までは高いハードルがあります。
大きな責任が伴う長期インターンに参加し、企業と就活生双方の希望が一致したときにだけ内定への道は開かれるため、長期インターンに参加するための選考対策はしっかり行いましょう。
また、職種としてはWEBマーケティングとなっており、業務内容としては主に営業、戦略立案、分析・レポーティングなどに従事することになります。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
株式会社デジタルトレンズについて
会社概要
株式会社デジタルトレンズは、Web広告運用、SEOコンサルティングを中心とした「Web集客支援」を主な事業内容としている企業です。
会社名 | 株式会社デジタルトレンズ |
設立 | 2012年9月 |
所在地 | 東京本社(新宿区)、大阪支社(大阪市)、福岡支社(福岡市) |
従業員数 | 40名(2023年8月時点) |
事業内容 | Web広告運用代行、SEO対策、Web解析・制作、 SNSアカウント運用代行 メディア運営 |
主要取引先 | グーグル合同会社、LINEヤフー株式会社、 Facebook Japan合同会社、株式会社リクルート |
株式会社デジタルトレンズは、Webマーケティング支援を通じてクライアントの売上・ビジネス拡大に貢献しています。
クライアントは、株式会社デジタルトレンズが提供するWeb広告運用の代行やSEO対策といった支援によって、ブランド認知度の向上やWeb集客数の増加、集客コストの軽減といった効果が期待できます。
AIを始めとしたテクノロジーの進歩を背景に今後も高い成長性が期待できるWebマーケティング分野は、一般的に競争が激しい業界とされています。
株式会社デジタルトレンズは、以下3点の強みを活かして他者との差別化に取り組んでいます。
- 企画戦略・解析・実務代行までワンストップで支援
- 業種・業界問わず、累計1,000社超の支援実績を活かして、再現性の高いWeb戦略の提案が可能
- 自社オウンドメディアを多数運営しており、より実践的な活きた支援が可能
累計1,000社超という豊富な支援実績から、株式会社デジタルトレンズがWebマーケティング分野において、競争力の高い企業の1つであることがわかります。
ホームページでは、豊富な支援実績を具体的な事例を交えて確認することができます。
各サービス内容の解説
株式会社デジタルトレンズの主なサービス内容は以下のとおりです。
サービス | 内容 |
Web広告運用代行 | リスティング広告、SNS広告、動画広告、DSP広告の運用代行。 それぞれの運用、制作、解析、報告までワンストップで提供。 |
SEO対策 | SEOコンサルティング:企画戦略、解析、実務代行までワンストップで提供 コンテンツマーケティング:徹底した品質管理で、コンテンツ制作から解析に基づくリライトまで対応 |
Web解析・制作 | アクセス解析:KPI達成につながる多角的な解析を行い、改善・検証までサポート LP・サイト制作:丁寧なヒアリングに基づきCV獲得に特化したLP・サイトを制作 |
SNSアカウント運用代行 | Twitter(X)運用、Instagram運用、TikTok運用、YouTubeチャンネル運用。 企画、制作、解析、インハウス化支援まで対応 |
メディア運営 | 各種お役立ちサイトの運営。 ジャンル:学習塾・家庭教師、不動産、AGAクリニック、結婚相談所、美容総合 |
Webマーケティングにおいて必要と考えられる要素をほとんどワンストップで提供していることがわかります。
特に、株式会社デジタルトレンズでは、企業がWebマーケティングにおいて課題とする以下のようなニーズに応えます。
- Web集客の費用対効果を改善したい
- 具体的なサイト改善提案をしてほしい
- いまの代理店の運用体制や成果に不満を持っている
- 進捗状況やレポートを細かく把握したい
- 社内で解析するリソース・知見がない
運用するのみではなく、解析や報告、その後の改善につなげるところまで徹底的にサポートしていることが特徴で、逆にいえば株式会社デジタルトレンズの社員にはかなり高い支援レベルが求められていることになります。
株式会社デジタルトレンズで働いている社員は?
平均勤続年数は?
株式会社デジタルトレンズの平均勤続年数は、インターネット上では公表されていませんでした。
ただ、2012年設立ということで比較的新しい企業であることや、平均年齢が20代前半と若いこと、多くのインターンシップ生を登用していることなどからは流動性の高さが読み取れます。
Webマーケティング業界の平均勤続年数は3~5年といわれていることから、株式会社デジタルトレンズでもそのような平均勤続年数になっていることが推測されます。
平均年収は?
株式会社デジタルトレンズの平均年収は、オフィスワークが約321万円、Webマーケターが約416万円です。
全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。
また、同じWebマーケティング業界の平均年収は640万円という情報があります。
同業界と比べたときの平均年収が低めですが、これは株式会社デジタルトレンズに勤める社員の平均年齢が20代であることが要因のひとつといえそうです。
平均残業時間は?
株式会社デジタルトレンズの従業員の平均残業時間は、1カ月あたり40時間です。
Webマーケティング業界の平均残業時間は、インターネット上の情報がまちまちで、具体的に特定できませんでした。
なお、全業種の平均残業時間は13.8時間であることから、全国的にみると約3倍弱の残業時間となります。
平均ボーナス額は?
インターネット上に、株式会社デジタルトレンズの平均ボーナスに関する情報はありませんでした。
ただ、求人サイトによると「業績賞与有:年1回※月1~2カ月分の支給実績」の記載があることから、一律のボーナスではなく、成果給のみであることが読み取れます。
どんな文化なの?
株式会社デジタルトレンズは、「仕事も遊びも全力投球!」という、若手社員が多く集まる企業ならではの社風です。
「遊び」に関しては、月に一度、食事やお酒を交わしながら交流できる場(飲み会)が設けられています。
また、同僚と食事などに出かける社員の率が8割を超えていることから、社内の風通しが良いことがうかがえます。
「仕事」に対しては、業務の垣根を越えて積極的に挑戦できる柔軟さや、クライアントの営業窓口から運用・改善まで一気通貫で対応できる自立性のある社員が多く働いています。
株式会社デジタルトレンズの業界での立ち位置
Webマーケティング業界内での株式会社デジタルトレンズの立ち位置をご紹介します。
他社と比較してみた際、株式会社デジタルトレンズの強みは何といっても若手が圧倒的な経験を積める環境が用意されていることです。
理由として以下の要因が挙げられます。
- ワンストップ対応:
株式会社デジタルトレンズでは特定のクライアントに対し、営業窓口から実際の運用、さらには改善策の提示に至るまで、基本的に全て1人で対応する必要があります。 - 自社オウンドメディアを多数運営:
クライアントにノウハウを提供するのみならず、自社メディアを運用することでよりクリティカルな提案を実現できます。ワンストップ対応でジェネラリストの側面も持ちつつ、スペシャリストにもなれる環境です。 - やる気次第で重要ポストを任せてもらえる:
福岡支店の初代社長は、新卒1年目の新入社員です。ほかにもインターン生が事業部の責任者になるなど、意欲次第で関われる業務は広く用意されています。
以上の要素により株式会社デジタルトレンズはWebマーケティングのなかでもトップクラスに若手が活躍できる環境であると考えられます。
参考までに競合他社の情報をまとめたものもご紹介します。
会社名 | 平均年齢 | 平均年収 | 社風 |
デジタルトレンズ | 25歳 | 416万円 | 仕事も遊びも全力投球 |
ルーシー | 31歳 | 380万円 | 全員の自己実現を支援 |
グランネット | 32歳 | 350~420万円 | 挑戦を最も大事にする |
株式会社デジタルトレンズの新卒募集要項について
株式会社デジタルトレンズでは基本的に、新卒募集の枠を設けていません。
採用方式は「中途採用」と「長期インターンシップからの新卒採用」の2種類であり、新卒で入社する社員は長期インターンシップに参加していた学生です。
株式会社デジタルトレンズで数カ月から1年間にわたりインターンシップを経験したのちに新卒入社する学生はすでにWebマーケティングの経験者であるため、新卒時点の給与も人によって異なります。
新卒の募集要項が存在しないため、インターンシップや中途採用の要項を参考にしてまとめたものを以下の表でご紹介します。
各項目 | 詳細 |
職種 | 広告運用、SEOコンサルタント、メディア運営 業務内容:営業、戦略立案、分析・レポーティングなど |
予定年収 | 300~500万円 |
月給 | 250,000~417,000円 基本給:187,500~312,750円 固定残業手当:62,500~104,250円 備考:昇給4回/年 |
賞与 | 業績賞与:年1回 |
福利厚生 | 各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、通勤手当、住宅手当 |
求める人材
株式会社デジタルトレンズの採用ページでは、求める人材として下記を公表しています。
- コツコツと積み上げることが得意
- 数字や計算で物事を考え、分析するのが好き
- 長期的にチャンレンジし目標を達成するのが好き
株式会社デジタルトレンズの新卒入社はインターンシップからの採用となるので、上記はインターンシップの応募要項に記載されていたものです。
「努力」「チャレンジ」などの文言から、主体的にコツコツと挑戦を続けられる人物を求めていることがわかります。
新卒採用のフロー
株式会社デジタルトレンズは未経験の新卒採用を行っておらず、インターンシップへの参加を新卒入社の必須条件とするところが特徴です。
選考対策として、入社への熱意や業務に対する責任感をロジカルに伝えるための準備が必要になります。
今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
株式会社デジタルトレンズの選考は、下記のフローとなっています。
- インターンシップにエントリー
- 面接
- インターンシップに参加
- 新卒採用
それぞれ順番にご紹介していきます。
①インターンシップにエントリー
株式会社デジタルトレンズ公式サイトの「長期インターンに応募」ボタンより必要事項を入力しエントリーします。
募集は通年で行われており、入力事項は以下のとおりです。
- 勤務地
- 氏名
- 生年月日
- メールアドレス
- 電話番号
- 志望動機
志望動機の入力は任意ですが、実際に面接で顔を合わせる前に良いイメージを与えておくに越したことはありません。
「任意」だからといって、何も入力せずにエントリーするのは避けましょう。
②面接
インターンシップの応募フォームには、「まずは簡単にWeb面談」と記載されています。
これはいわゆるカジュアル面談と推測されますが、「そんなに気を張って準備する必要がなさそう」と思った就活生は注意が必要です。
たとえ企業が「簡単にWeb面談」といおうが「カジュアル面談で気楽に」といおうが、実質的には面接です。
株式会社デジタルトレンズのインターンシップでは社員と同等の責任をクライアントに対して負うことになるので、相当なやる気と責任感が必要になります。
そういったポイントをしっかりアピールするためにも、自己分析や業界の研究を行い、面接の受け答えに深みを出せるようにしましょう。
面接に不安がある方は、以下の記事も参考にしてください。
③インターンシップに参加
数カ月から1年以上の長期にかけて、株式会社デジタルトレンズのインターンシップに参加します。
応募資格や就業時間、業務内容については以下の記事を参考にしてください。
④新卒採用
インターンシップに参加した学生のうち、希望した方は新卒採用となります。
詳しくは公表されていませんが、株式会社デジタルトレンズが正社員として採用したいニーズと、学生が正社員として働き続けたいニーズが合致する場合に内定となることが推測されます。
採用大学
株式会社デジタルトレンズで新卒採用されている大学のデータは具体的に見当たりませんでしたが、インターンシップに参加している学生の所属大学はホームページ上で公表されています。
標準から難関レベルまで幅広い大学の学生がインターンシップに参加していることから、学歴フィルターは存在しないと考えられます。
<大学> 早稲田大学、成城大学、横浜市立大学、慶応大学、駒澤大学、関西大学、明治大学、専修大学、立命館大学、青山学院大学、東京経済大学、九州大学、法政大学、埼玉大学、近畿大学 など |
上記には偏差値が高い大学もありますが、株式会社デジタルトレンズは圧倒的なやる気を業務に注げるインターンシップ生を積極的に募集しています。
よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
しっかりと志望動機を固めたうえで面接を受け、インターンシップ参加への切符を手に入れましょう。
就職偏差値・難易度
それでは、ここまでの内容を踏まえて、株式会社デジタルトレンズの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度はやや難関といえるでしょう。
その理由として以下の3点が挙げられます。
- 長期のインターンシップに参加する必要がある
- インターンシップでは、社員と同様に大きな責任を負う
- 正社員登用は、上記のインターンシップを数カ月から1年以上継続した学生にしか選べない道である
インターンシップへの選考に通過したら終わりではなく、むしろそこからが勝負となります。
ベンチャー企業で幅広い範囲の業務を担当し、クライアントのKPIを左右する責任感を持って業務を行い抜いた学生のみ正社員登用への道が開けます。
よって、インターンシップへの参加自体は容易であったとしても、正社員として新卒採用されるのはやや難しいといえるでしょう。
まとめ
株式会社デジタルトレンズは、Webマーケティング関連サービスを一気通貫で提供する企業で、SEOコンサルティングや広告運用、メディアの運営を主事業としています。
株式会社デジタルトレンズに新卒採用されるためには、厳しい責任を伴う長期インターンシップへの参加と、やりきる根性が必要です。
ぜひ、この記事を参考にして就活に励んでくださいね。