ビズリーチ(現:Visional)が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/22更新
はじめに
本記事ではビズリーチ(現:Visional、以下ビズリーチ)のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
ビズリーチはVisionalのグループ企業に含まれ、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する事業を展開し、従来の人材サービスとは異なっているのが特徴です。
本記事は特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- ビズリーチのインターンに参加したい
- ビズリーチの応募職種って何があるの?
- 求めている人物像やどんな企業かを知りたい!
このような就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ビズリーチはVisionalの中心となる事業領域であるHR Tech(Human Resources Technology)を担っています。
グループ企業で少しわかりにくい部分については、本記事で噛み砕いて説明するのでご参考にしてください。
ビズリーチの企業研究は以下の記事からアクセスできるので、ぜひ併せて読んでみてください
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株式会社ビズリーチの基本情報
出典元
社名 | 株式会社ビズリーチ |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
主な事業内容 | 人材プラットフォームサービス |
主要取引先 | コンサルタント、IT、通信、自動車、エネルギー、金融などの企業、求職者 |
ビズリーチのオフィスは、本社を除いて渋谷に2つ、大阪、名古屋、福岡、静岡、中四国など合計7つあります。
2020年2月にビズリーチから「Visonal」と名前を新たに変え、グループ経営体制へと移りました。
ハイクラスな即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、従来の転職サイトサービスとは異なり、海外で行われている「ダイレクトリクルーティング」を模倣したものです。
ビズリーチは、企業が求めるハイクラス人材を効率的に探すためのプラットフォームです。従来の人材派遣会社とは異なり、企業自身が積極的に人材にアプローチできる仕組みを提供しています。
このサービスにより、企業やヘッドハンターとビジネスパーソンをマッチングさせることができるのです。
求職者の視野を広げ、転職市場に新たな価値をもたらし、顧客に貢献しています。
また、HRMOSシリーズやビズリーチ・キャンパスなどの幅広い事業展開により、顧客の多様なニーズに応えています。
HRMOSシリーズは、勤怠管理や経費申請など企業のバックグラウンドを支えるシステムを提供し、データを活用して人事と経営をつなぎ、企業の成長と業務効率化をサポートしているのです。
その一方で、ビズリーチ・キャンパスでは、OB/OG訪問を通じて大学生のキャリア形成を支援し、就活成功者から適切なアドバイスを受けたり、社会人との交流機会を提供しています。
これらのサービスは、テレビCMなどではなかなか知ることができないため、興味を持った方は公式ホームページなどで詳細を調べてみましょう。
参照ページ:会社概要|公式ホームページ
ビズリーチに必要とされる人材像
ビズリーチはVisionalのグループ会社ということを踏まえると、求めている人物像もVisionalに準拠していると推測できます。
Group MissionやValueに記載されている内容から、以下のような人材が考えられるでしょう。
- 挑戦する
- 主体性がある
- 変わり続ける、学び続ける
- 論理的思考力が高い
- 課題を設定することや問題を発見できる
- チームワークを大切にする
Group Missionでは、「新しい可能性を、次々と。」を掲げています。
この一言は、ビズリーチが大切にしている大切な想いや価値観を表す言葉であり、その志を持った仲間と働くことができます。
事業を作るのにあたって一人で完結させることはできません。
周囲を巻き込みながら主体性を持って発言し、行動した結果、「社会にインパクトを与え続ける」ことを実現できるのです。
また、価値ある仕事をするためには、本質的な問題「Issue」を見つけることが大切だと考えています。
「徹底的に、本質的に。」をスローガンに掲げるインターンでは、課題の本質に深く向き合い、社会の構造を変革する影響力を持つことが期待されています。
このためには、常に新しい知識やスキルを習得し、変化を楽しみながら積極的に挑戦し続ける姿勢が求められるでしょう。
参照ページ:
ビズリーチのインターンに参加するメリット
思考力や本質的な課題を見つける力が鍛えられる
本質的な問題をひたすら突き詰めて考えて、解くべき課題である「Issue」を見つける力が鍛えられるでしょう。
業務を進めていくと、たくさんの選択肢や対応すべきことが出てきます。
しかし、時間は有限であるため効率良く仕事をすることが求められるでしょう。
ビズリーチのインターンは、社会の需要や業界の動向にアンテナを張り、社会人になっても困難を乗り越えていく力を身につけられる実践型プログラムです。
プロダクト職を対象としたインターンでは、エンジニアとデザイナーが合同で働くことで、お互いの働き方を知ることができます。
異なる業種のクリエイターと共に働くことで、それぞれの仕事の進め方や考え方を学ぶことができるでしょう。
異なる立場からの視点を取り入れることで新たな刺激を受け、自身の成長に繋がるはずです。
サマーインターンは選考の一部
ビズリーチの夏選考にエントリーを希望する場合、インターンシップの参加が必須です。
エントリーは2月頃から始まり、4月から選考が開始され、夏にインターンを受け合格すれば、複数回の個人面接を経て8月初旬に内定が出るでしょう。
このプロセスは最大6ヶ月間に及ぶ長期戦となります。
この期間中は、スケジュール管理をしっかり行い、学業との両立を図りながら、体調を崩さないように注意してください。
もし夏の選考で落選した場合でも、冬の選考に再チャレンジできるので、ビズリーチに対する入社意欲が高い学生は、最後まで諦めずに挑戦することをおすすめします。
冬はインターンが行われませんが、選考の募集は通常9月頃から始まる予定です。
応募の開始を見逃さないように心掛けましょう。
人脈を広げることができる
ビジネス職のサマーインターンは、参加するためのハードルが低いのにも関わらず、ビズリーチの採用担当者や取締役、現役社員に会う機会が得られます。
インターンを通してチームの仲間と交流でき、人脈を増やせるのはメリットの一つです。
就活中の悩みや業界の情報、参加して良かったインターンなどの情報を交換でき、有益な情報が手に入るでしょう。
最終日には、メンターが1対1でフィードバックとサポートを行ってくれます。
課題や短所を見つけるだけでなく、参加者の仕事へのスタンスや強みの活かし方について、第三者目線で教えてもらえるので有意義です。
もし本当に入社できれば、メンター社員が直属の教育係になる可能性もあります。
いざという時に頼れる仲間がいると、不安材料を一つ解消できるでしょう。
ビズリーチが行っているインターン内容
ビズリーチで過去に実施されていた2つのインターンについて、概要を紹介します。
- Visional Internship 4 days/2 days(ビジネス職)
- Engineer&Designer Internship (エンジニア/デザイナー)
選考は、夏選考と冬選考の2回に分かれています。
サマーインターンは夏選考の一部として扱われるため、参加必須になるでしょう。
ここで一つずつ詳しく見ていきます。
Visional Internship 4 days/2 days(ビジネス職)
2022年度に行われていた「戦略コンサルタント育成プログラム」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 6月中旬から9月中旬にかけて3タームに分かれる |
開催時間 | 不明 |
場所 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
人数 | 各ターム40名程度 |
報酬 | 最大20万円(最優秀者のみ) |
交通費・宿泊費 | 支給あり |
ビジネス職のインターンでは4Days/2Daysの2種類が行われます。
4日間のインターンの流れは以下の通りです。
- チームの振り分け・グループワーク
- 企業訪問
- ユーザーインタビュー
- グループワーク(課題策の検討)
- 最終発表
2Daysは、4日間のインターンの内容をよりコンパクトにまとめた短期集中プログラムです。
参加者は、真剣に取り組む環境でワークを行うことで、ビジネスパーソンとしての思考力や思考体力を養い、自己成長できるでしょう。
サマーインターンに参加したことをきっかけにビズリーチに入社し、業務を通じて成長できる環境に意欲的に飛び込む学生もいます。
ここで社会人に必要なアウトプット力と思考力を鍛えることができ、有意義な時間を過ごせるでしょう。
参照ページ:
サマーインターン(ビジネス職)|公式ホームページ
note サマーインターン|公式note
Engineer&Designer Internship (エンジニア/デザイナー)
開催時期 | 8月下旬から9月下旬にかけて3タームに分かれる |
開催時間 | 不明 |
場所 | 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F |
人数 | 各ターム40名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | オンライン支給のため、支給なし |
エンジニア/デザイナー職のインターンは5日間行われます。
流れは以下の通りです。
- 課題抽出
- ユーザーインタビュー
- サービス設計
- 最終発表
参加者にとってのメリットは、ユーザー視点でサービスを考え抜くモノづくりの難しさや、職種にとらわれずモノづくり全体を多角的な視点で考える思考力、視野の広さを養えることです。
個々に最適な目標を設定することで、学びを最大化できるでしょう。
参加者からは、自分を大きく変えるきっかけになったという声が届いています。
学校のワークとは異なり、インタビュー設計や課題特定にじっくり取り組みながらも、限られた時間の中で質の高い成果を生み出す苦労を体験するはずです。
実際の業務レベルと同様の内容の仕事を通じて、働くイメージをより具体的に身につけることができます。
参照ページ:
サマーインターン(エンジニア職・デザイナー職)|公式ホームページ
サマーインターン2022(ビジネス職)|公式ホームページ
ビズリーチのインターン選考対策
概要
ビズリーチのサマーインターンは、選考の一部として扱われます。
他の企業ではインターンは本選考の予行演習として考えられることもありますが、ビズリーチは本番です。
そのため、準備をしっかりと行ってから臨みましょう。
ビズリーチは、自分らしく「働く」を当たり前にする「キャリアインフラ」を形成することを使命としています。
キャリア形成において、自分らしく働ける環境を整えることで、「キャリアに、選択肢と可能性を」提供し、社会に還元しています。
この考えに共感し、ビジョナル・グループのミッションやビズリーチのミッション、ビジョンに共鳴するようなエピソードや自己PRを作りましょう。
選考フローごとの選考対策
自己分析
エントリーシートや面接の対策をするには、まず自己分析から始めましょう。
自己分析を行うことで自身の強みや弱みがわかったり、自分の価値観や物事の捉え方を改めて見つめ直したりできます。
自分の経験を振り返ることで、自分が挑戦することに活気づいている瞬間や、ゼロから何かを創り出す創造的な活動が好きなのかを明確にしましょう。
これによって、将来どんな仕事をしたいのかを明確にし、仕事を選ぶ際に迷いがなくなります。
このようなアプローチにより、企業と就活生のミスマッチを避け、早期退職や仕事への不満を回避することができるのです。
ビズリーチでの社風や仕事に適性があるかどうかを判断するには、まず自己理解から始めることが重要です。
自己分析の重要性について詳しく説明した記事が以下のリンクから読めますので、ぜひ参考にしてみてください。
参照ページ:
就活で自己分析ってなぜ必要なの?自己分析のメリットやオススメの方法を徹底解説!
業界研究・企業分析
業界研究を行うことで人材サービスの特徴や今後の動向、将来性について知ることができます。
人材業界は、仕事を探す人と企業が必要とする労働力を調整し、両者の需要と供給を満たすことで価値を提供しています。
一般的な事業内容は、人材紹介、人材派遣、求人広告、人材・人事コンサルティングの4種類です。
ビズリーチは、この中で人材紹介に該当しますが、従来の人材紹介業とは異なる点が3つあります。
従来 | ビズリーチ |
求人を出してから、タイムラグがある | 企業から直接アプローチができるため、人材をすぐに確保しやすい。 |
条件に合う人が見つかりにくい | 審査を通過した236万人以上の人から条件に合う人が見つかる。 |
転職をしたい人しか応募がこない | 従来の採用では届かない人にもアプローチをすることができる。 |
業界・企業研究を行うことで、ビズリーチが従来の人材サービスとどこが異なるのか、どの部分に強みがあるのかを理解できるでしょう。
業界全体の特徴や企業の強みや課題、今後の動向がわかると、それに合致した自己PRを作成することができ、説得力のある根拠を準備することが可能です。
参照ページ:
人材業界について|ジョーカツ
エントリーシート作成
自己分析や業界・企業分析が進んだらエントリーシートを作成しましょう。
書くための材料は揃っていても、簡潔にわかりやすく書くためにはコツが必要です。
志望動機をエントリーシートに記述する際には、ビズリーチを選んだ理由や他の人材業界では実現できない特別な理由に焦点を当てましょう。
一般的な業界全体に当てはまる内容ではなく、ビズリーチならではの魅力や自身の熱意を伝えることが求められます。
志望動機は、ビズリーチへの入社意欲や熱意を的確に表現するためのものです。
自己PRや就職活動の軸、そしてエントリーする企業に対して一貫性を保つことが重要です。
軸がブレると、採用担当者は入社後の適応や長期的な活躍が難しいと判断する可能性がありますので、注意してください。
また、書いたエントリーシートは第三者に添削してもらうのもおすすめです。
他者の視点からのフィードバックを受けることで、見落としていた矛盾点や改善すべき点を見つけることができるでしょう。
面接・グループディスカッション対策
面接官ごとにアプローチ方法を柔軟に変えるといいです。
面接をする相手によって伝える内容を調整しましょう。
現場の社員が面接を行う場合は、人柄や価値観、自己PR、興味を持つ仕事について話すことが重要です。
一方、経営者が面接官の場合は、熱意や意欲、将来のキャリアビジョン、企業への貢献方法などを具体的に伝えることが効果的です。
採用担当者ごとに異なることもありますが、共通して重視されるのは印象や人柄です。
相手に一緒に働きたいと思わせるような印象を与えましょう。
そのためには、事前に面接対策を行い、チームでのワークに備えておくことが重要です。
大学のキャリア支援室での模擬演習や他の企業の選考やインターンでの経験を活かし、グループディスカッションの流れを把握し、本番に臨む準備を行ってください。
実際に経験を積むことで、グループディスカッションに対する緊張感が軽減されます。
ビズリーチのインターン選考の流れ
ビズリーチのインターン選考の流れは以下の通りです。
特にエンジニア・デザイナー職ではコーティングテストやポートフォリオの提出が求められるので、注意しましょう。
なお、ビジネス職のサマーインターン自体に合否判定はなく、期限内に応募さえすれば参加することができます。
ビジネス職
- エントリー(マイページ登録)
- エントリーシート(書類選考)
- グループディスカッション
- Webテスト
- 個人面接
エンジニア・デザイナー
- エントリー
- 書類選考
- コーディングテストorポートフォリオ
- 面接
- インターン合否判定
参照ページ:
さいごに
ビズリーチのサマーインターンは本番の選考の一環として実施されるため、参加が必須です。
しかし、本番の選考に向けて準備や対策を行わないと、実力を発揮できないでしょう。
ポテンシャルや熱意を持っているにも関わらず、場慣れが不足してしまい、結果的に落選してしまっては非常にもったいないです。
ビズリーチのサマーインターンは、募集期間内に応募すれば参加できるので、少しでも興味があるなら積極的に応募することをおすすめします。
サマーインターンでは、メンターとの1対1の面談や実際の業務を通じて、より説得力のあるエピソードを得ることができます。
この記事を参考にして、効果的なサマーインターンと選考対策の準備を行ってください。