zealsが行っているインターン内容とは？参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/22更新
はじめに
本記事では、zealsのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、zealsはインターンシップの選考であっても、本選考で内定が出るレベルまで対策を進める必要があります。
近年、ChatGPTなどのAIが注目され、その新技術を活かしたビジネスやサービスが注目されています。
zealsは、AIを利用したチャットボットサービスを展開しています。
インターンに参加すればAIやITについての基礎知識を学べるだけでなく、その応用の仕方や現実的な事業案を考案するワークができるでしょう。
しかし、まだまだ歴史が浅いため情報は少ないです。
- zealsの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- zealsの選考対策を知りたい
- AIをzealsはどう活かしてサービスを提供しているの？
AIについて深く学びたい、AIはこれからどう活かされていくのかを知りたい方はインターンに参加することをおすすめします。
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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株式会社Zealsの基本情報
| 社名 | 株式会社Zeals |
| 本社所在地 | 東京オフィス 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー6F |
| 主な事業内容 | IT |
| 主要取引先 | アパレル、自動車、不動産、エネルギー、銀行、教育など |
zealsは2014年4月に設立され、代表取締役の清水氏が2017年にForbesの「アジアを代表する30歳未満の30人」に選出されるなど、急速な成長を遂げています。
アメリカのサンフランシスコにも支店を構えるメガベンチャー企業です。
日本で最初にLINE上で対話型広告を導入したチャットコマースサービス「ジールス」を主力事業として展開しています。
アパレル、自動車、不動産業界などさまざまな分野で「ジールス」が採用されました。
これまで400社以上の企業が利用し、利用継続率は98.9%に達し、会話データ数は12億件に上っています。
コミュニケーションデザインとAIの力を活かし、顧客に前例のないコミュニケーション体験を提供し、画期的なデジタルマーケティングの実現を目指している企業です。
また、国内だけでなく海外においても、「おもてなし革命」として新たなマーケティングのあり方を確立し、「日本から世界へ」という使命を掲げています。
zealsに必要とされる人材像
zealsの採用情報では、未来のzealsに必要な人材像として複数の項目を挙げています。
zealは「熱」という意味を持ち、会社名やサービスから来ているように熱意を持って仕事に取り組めるメンバーを求めているでしょう。
以下は、zealが求める人材像としてよく出てくるキーワードです。
- 競争に勝て
- 時代を変えていく
- トライする、挑戦する
- 最高のおもてなし体験
- 日本から世界をぶち上げる
- 仕事にコミットしやり切る
- 熱狂、熱
2024年入社の新入社員に向けて、CEOの清水氏はメッセージを残しています。
「当社は『競争に勝つこと』を大切にし、その姿勢は “Win the Race” という価値観に表れています。
メガベンチャー企業らしく、挑戦し続けることを重視しています。
また、私たちの価値観である「全ては熱狂からはじまる」という言葉が示す通り、情熱を持つメンバーがチーム一丸となって、成果を出すことを重視しています。」
入社後は、仕事に全力で取り組み、時代の最先端技術であるAIに深く関わりたい方に最適な企業です。
また、海外の方もチームに所属しており、米国法人の設立も行っているため、グローバルな環境で働くことができるでしょう。
英語を習得し、将来海外で活躍したい方にとっては、高い柔軟性と適応力が求められます。文化や考え方が異なることは当然ですが、その違いを尊重し合い、相互理解を深める機会も多くあるでしょう。
zealは語学力だけでなく、国際的なマインドセットや異文化理解を持つ人材も求めています。
参照ページ：
zealsのインターンに参加するメリット
企業の社風や熱量、仕事への向け方の真剣さを肌で感じることができる
zealsは、有名大手企業で役員経験を積んでいる社員や海外の社員も採用しているため、グローバルな環境で仕事に取り組めるでしょう。
zealsは2022年9月に米国法人を設立し、チャットコマースサービスを日本から世界へ事業展開を図っています。
世界のチャットコマース市場は2025年までに約35兆円規模までに成長し、アジア地域がその90%を占める可能性があると予想されるほど大きな市場です。
優秀なライバルに負けないためにも自らチャンスを見つけ、トライ&エラーを繰り返していく必要があります。
熱量の高いメンバーと真剣に仕事に取り組めるはずです。
チャットボットやAIの基礎知識を学ぶことができる
生成AI基礎知識のインプット、インプットした生成AIの知識を活用した社会実装におけるポイントについて講義をしてもらえます。
生成AIについて正しく要点・論点を学ぶことで、生成AIに対して過度に怯えることなく、使いこなせるようになるでしょう。
ただ学んで終了ではなく、実際にその知識を活かして企業活動を行ったり、仲間と建設的な議論を重ねたりなどのアウトプットをすることで、より理解が深まります。
選考に直結する
インターンに参加した方には、特典として本選考への案内や一部の選考を省ける可能性があります。
業界や企業の分析においては、一人で行うよりも、生成AI業界の最前線で活躍する社員から直接生の声を聞くことが重要です。
これにより、最新の情報や深い洞察を得ることができるでしょう。
社員から業界全体のトレンドやzealsの強み・弱みを理解することで、就活生自身の強みが企業と一致しているかどうか、自分がどのように貢献できるか考えることができます。
その結果、選考において有利になることがあるのです。
zealsに少しでも興味を持っている方は、ぜひインターンに参加することをおすすめします。
周囲と差をつけるキャリアを築きたい方
生成AIはまだ歴史が浅く、詳しい人材は希少です。
変化も激しいため、常に業界の動向にアンテナを張って勉強し続けないと置いてかれてしまうでしょう。
仮に生成AIの知識が将来使えなくなったとしても、業界の流れを敏感に察知できる能力や勉強し続けることは、どの業界や会社でも活かせるはずです。
120％の力で業務に取り組める人は、必然的に仕事で結果を残せたり、生成AIについて深い知識を持った人材となり、市場価値が高くなるでしょう。
そして順調にキャリアを積み上げることができます。
仕事で活躍したい人は、実際に結果を残している人の考え方を聞き、一緒に働くことで良い刺激となるでしょう。
zealsが行っているインターン内容
zealsで過去に実施されていたインターンについて、概要を紹介します。
過去には1Dayと3Dayの2種類のインターンが行われていました。
3Dayの方がより深くzealsや業界について知ることができますが、非常に倍率が高く参加できない可能性の方が高いです。
1Dayのインターンに参加できるだけでも有意義な時間を過ごせるので、チャンスを掴めるように備えておきましょう。
1Day インターン
2022年度に行われた1Dayインターンの概要は、以下の通りです。
| 開催時期 | 10月頃（秋） |
| 開催時間 | 10〜20:30 |
| 場所 | オンライン |
| 人数 | 不明 |
| 報酬 | なし |
| 交通費・宿泊費 | オンラインため、支給なし |
イントロダクションでは、チャットコマース®︎やコミュニケーションデザインの将来性やポテンシャルに関する講義を受けます。
その後、学んだ内容を活かして「企画」を考案し、最後にその企画を発表し、1Dayインターンは終わります。
オンラインで行われるため、パソコンとインターネットがあればどこでも参加できるでしょう。
インターンには、取締役やメンターなどが講師として参加し、参加者の質問に答えてくれます。
選考に関わるインターンなので、zealsの事業内容や将来の中長期経営戦略を理解し、社風や社員の働き方、価値観を肌で感じて、自分と企業が合致しているかを確認してください。たとえ1日の短い期間でも、生成AIの基礎知識を徹底的に学ぶことで、「AIに恐れを抱く人材から、AIを活用する人材」へと成長できるでしょう。
参照ページ：内定直結 実践型1DAYインターン|Wantedly
3Day インターン
| 開催時期 | 6〜9月予定 |
| 開催時間 | 不明 |
| 場所 | 東京オフィス 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー6F |
| 人数 | 10〜15名程度 |
| 報酬 | なし |
| 交通費・宿泊費 | 別途支給 |
3Day インターンでは、ChatGPTの最新AIに触れながら技術革新やジェネレーティブAIの概論について学びます。
これまでのデジタルビジネスの変遷を整理し、未来の生成AIがもたらす世界の動向や生活への影響力について知ることができるでしょう。
その後、学んだ知識を活かしチャットコマース×生成AIを用いて新たなサービスを立案するグループワークを行います。
3日目の最終日にはグループで考えた内容を全体で発表し、課題特定能力や企業目線、消費者目線で事業案を考案したグループが表彰され、終了です。
発表後はメンターからテーマに対する模範解答として、業界全体の動きやジールスのお客様の特徴や状況を踏まえたフィードバックをしてもらえます。
「なぜそう思うのか」「なぜそうなるのか」という探究が重要です。
一つのテーマについて、深く詳細に追求することがポイントとなるでしょう。
学生からのフィードバックによると、「論理の整合性やファクトの取り扱い方が非常に重視される」「インプットとフィードバックによる着目点の共有があり、有意義な思考ができた」とのことです。
自己の成長や課題を見つけることができるインターンシップと言えるでしょう。
参照ページ：
zeals internship 2024 DEEP DRIVE|公式ブログ
zeals Internship 2023 DEEP DRIVE|公式ブログ
26卒 AIインターン|Wantedly
zealsのインターン選考対策
概要
zealsは生成AI業界（IT業界）に属していますが、まだ新しい分野のため、ほとんどの人がAIについて表面的な理解しかしていません。
就活生の中には、AIの可能性を感じ、最新技術に触れたくて最初から熱心にzealsで働きたいと考える方もいれば、会社や業界についてより理解を深めたいという理由から応募する方もいるでしょう。
zealsのインターンシップでは、3,300名以上の就活生の中からわずか26名しか選ばれません。
合格率が1%未満という超難関の選考を受けるためには、しっかりと対策を立てる必要があります。
採用説明会終了後は、本番の面接と同様に企業や業界の分析、自己分析、そして志望動機をしっかりと考えておくことが重要です。
また、選考プロセスにはグループワークも含まれているため、事前に練習しておくことをおすすめします。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自分が持っている長所や短所、価値観や考え方、志向性を洗い出しましょう。
企業は就活生の人柄やポテンシャルを評価する傾向にあり、それはzealsでも同じです。
zealsは今勢いのあるメガベンチャー企業であるため、以下のことをアピールすることが重要です。
- 挑戦をすることが好き
- 新しい技術に関る仕事がしたい
- 仲間と一緒に1つのことをやりきりたい
自分が今まで行なってきた経験をまとめましょう。
そしてその時に感じた感情や考え方、経験を経てどう成長したのか、どのような変化を得たのかを思い出し、まとめることをおすすめします。
楽しみながら自己分析をしたい方は、16パーソナリティ検定「MBTI」をおすすめします。
ご興味がある方は、以下のリンクから確認してみてください！
参照ページ：16パーソナリティの割合は？結果に対する比率と向いている職業を紹介
業界研究・企業分析
業界研究を行うメリットは以下の通りです。
- 自分が将来どんな仕事をしたいのか
- 自分の価値観が合っているのか
- 市場が拡大している業界なのか
業界研究を行うときはまず、広く浅く調べましょう。
GoogleやOpenAI/マイクロソフト連合などは生成AIを取り扱う団体なので、国内だけでなく海外にも目を向けて調べるとより深く構造を学べるでしょう。
業界の特徴と各社の生成AIの特徴を把握することで、zealsがどのように生成AIを事業に活用しようとしているかが理解できるはずです。
AIの活用といっても、zealsはECサイトやSNSに導入されているサービスであることを覚えておく必要があります。
エントリーシート作成
自己分析や業界・企業研究が進んだら、その時点で自分の価値観や考え方、そして自分が活かせそうな経験を中心にエントリーシートを書き始めましょう。
情報収集をするほど、より質の高いエントリーシートを作成できます。
しかし、提出期限に間に合わせるためにも調査にかける時間を制限し、いったんエントリーシートの骨組みを作成した後は、情報を追加・修正するように心がけましょう。
特に重要なのは、志望動機に熱意を込めて記述することです。
企業は就活生の人柄を重視する傾向があるため、自身の性格や強い志望度が伝わるよう、エントリーシートを書く際には工夫を凝らしましょう。
面接・グループディスカッション対策
エントリーシートを突破したら、面接やグループディスカッション対策を行いましょう。
エントリーシートでどんな内容を書いたかすぐに確認できるように、データは紙で保管しておくといいです。
一次面接では、以下のことを答えられるように準備をしましょう。
- 就職活動の軸や企業選びの軸
- 学生時代に力を入れてきた経験がzealsのビジョンや価値観と合致しているか
- 自分の人柄を説明できるか
一次面接では、採用担当者や現場の比較的年齢の近い人との面接が一般的です。
企業によって質問内容は異なりますが、自己分析や学生時代に取り組んだことなどを通じて就活生の人柄をアピールしてください。
面接官に、就活生がインターンに参加したいという熱意を伝えるためには、具体的なエピソードを挙げ、そこから得た学びとその活かし方を簡潔に説明しましょう。
次に、二次面接に向けて以下の対策を立ててください。
- 将来、どんな仕事をしたいのか
- 10年後、自分がどうなっていたいのか
- 生成AIにどんな興味があるのか、どうしてその仕事をしたいのか
最終面接や二次面接になると、より経営目線の質問が増えてきます。
企業や業界についての理解がないと、深掘りされた時に回答できないため、時間をかけて準備してください。
一人で質問を考えるだけでなく、友人や大学のキャリア支援室、OBなどに面接練習を依頼し、フィードバックをもらうことで、自分が気づかなかった矛盾点や課題を発見できます。また、zealsのホームページやブログをチェックして、経営陣が自社や業界に対してどのような考えを持っているかを把握するとさらに良いでしょう。
グループディスカッションでは積極的に発言することが求められますが、同時に周囲の状況を把握し、全体の進行を見据える視野の広さも必要です。
他の参加者がどのように行動しているかや、制限時間内にまとめられるかどうかなど、ゴールに向けて柔軟に対応しましょう。
インターンシップでは、グループワークが行われるため、予行練習を行い、採用担当者に自分がインターンでどのように活躍するかをイメージさせることが重要です。
グループディスカッションに苦手意識を持つ人は多いですが、以下のリンクを参考にして、グループディスカッションの注意点を確認し、対策を立てましょう！
zealsのインターン選考の流れ
zealsのインターン選考の流れは以下の通りです。
コースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
- プレエントリー（公式ホームページ）
- エントリー（エントリーシート提出）
- 説明選考会（オンライン）
- 書類選考
- グループディスカッション
- 1次面接
- 2次面接
- インターンシップ合否通知
さいごに
zealsの3Daysインターンは通過率1％と非常に低いため、しっかり対策を立てる必要があります。
しかし、基本的なことはどの企業とも変わりません。
1Dayのインターンシップでも参加できれば、一部の選考が免除される可能性があります。
インターネットや書籍だけでは得られないzealsのメンバーからのリアルな声を聞くことができれば、インターンシップに落ちても本選考で良い結果を残せるでしょう。
チャットコマースサービスをさらに発展させ、日本から世界をリードするメンバーとしての意欲や熱意を伝えることができます。
ぜひこの記事を参考にしていただき、皆様のご活用になれれば幸いです。
