建築業界が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

2024/4/22更新

はじめに

本記事では建築業界のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。

結論から言うと、建築業界はインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。

特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。

  • 建築業界の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
  • 建築業界の選考対策を知りたい
  • 建築業界のインターンについて詳しく知りたい

 

そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。

また建築業界の企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください

【業界研究】建設業界について徹底解説!特徴や向き不向きは?

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建築業界の基本情報

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土地や建物、道路などの建築に携わるのが建築業界です。建築業界と建設業界は少し意味合いが違います。

建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することを建築といいます。建設は、建物の建築だけでなく、土地の改良や造成をはじめ、橋や堤防、道路なども含めた建設を行う業界です。

建設業界の中に建築業界が含まれる形となります。

建築業界の業種には、設計、土木、エンジニア、営業、事務などがあります。建築業界に興味がある人が自分の特性に合わせて職種の選択が可能。建築業界の企業は大手も多くあります。企業の理念や方針などに賛同できるところに応募しましょう。

建築業界に必要とされる人材像

建築業界の採用情報では、未来の建築業界に必要な人材像として多少ですが、共通の項目を挙げています。

それらの内容から、「成長」「忍耐」「チャレンジ」「コミュニケーション能力」など、上昇志向の強い人材を求めてることがわかります

そして次に、「未来の建築業界」が求めている人物像を予測しましょう。これは、希望の企業の公式ホームページなどを確認するのが1番手っ取り早いと思います。建築業界をまとめたホームページなども参考になると思います。

建築業界が今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考えるとキーワードとなりそうな言葉は以下のようになります。

  • 環境維持
  • 持続可能社会
  • テクノロジー
  • データ分析
  • IT

 

他にも調べればもっと出てくるはずですので、ぜひ読み込んで自分なりに箇条書きにしてください。

最終面接では役員や社長が面接官になる場合が増えますが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちです。そういった方々に自身をアピールする際には、自分がこの会社に入ることで未来に変化を与えることができるとイメージさせることが大事です。

ですので、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいか、ではなく、「この学生は未来の企業にとって必要か」で判断されることがあると思っておいたほうがいいです。

建築業界のインターンに参加するメリット

建築業界のインターンに参加するメリットを紹介します。建築業界のインターンに参加するメリットは次のとおりです。

  • 本選考に向けた予行演習になる
  • 内定に直結しやすくなる
  • 建築業界や企業についてさらに知れる

本選考に向けた予行演習になる

建築業界では、本選考の際、複数面接やグループディスカッションが行われることもあります。

つまり、建築業界の採用試験を受けるのであれば、いずれは経験することとなる本選考の課題をインターンシップで事前に経験することができるため、本選考に向けた予行演習になるというメリットになります。

内定に直結しやすくなる

建築業界のインターンシップは内定に直結していると言われています。

インターンシップ参加者の中で特に優秀だと判断された場合、本選考でも有利とされています。

しかし、そもそもの目的は自社や業務内容の理解を深めてもらうことですので、ここですぐ内定が出なくとも参加すること自体が採用担当者へのアピールになるのです。

ここでインターンに参加してない学生より業界理解・企業理解を深めて、志望動機や自己PRの質を高めることで十分に内定率は高まるでしょう。

建築業界や企業についてさらに知れる

建築業界や企業についてさらに知れるということもメリットです。インターンに参加すれば気になっていた企業の説明会などに参加が可能。そのためその会社の運営方針を詳しく知ることができます。社員との座談会があるインターンもあり詳しく働き方などを聞くことが可能です。また、建築業界の最近の動向についてもインターンに参加すると教えてくれるところもあります。

建築業界の大手企業が行っているインターン内容

女性の横顔 就活生

建築業界の大手企業で過去に実施されていた6つのインターンについて、概要を紹介します。

  • 清水建設→施工系インターンシップ
  • 大成建設
  • 鹿島建設
  • 竹中工務店鹿島建設
  • 大林組
  • 大和ハウス工業

一つずつ、詳しく見ていきましょう。

清水建設→施工系インターンシップ

2017年度に行われた「施工系インターンシップ戦」の概要は、以下の通りです。

開催時期2017年9月4日(月)~9月21日(木)
開催時間不明
場所一部プログラム:首都圏・名古屋・関西 他
人数各ターム80名程度
報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

応募は2017年7月10日(月)が締切でした。今回は施工系のインターンになっています。清水建設の施工系の仕事に興味がある人にはよいでしょう。

施工管理のインターンシップで、建設会社で働く上でのやりがいや、ものづくりに対する清水建設の社員の情熱を感じてもらえる実習型プログラムです。

施工管理の仕事について知りたい方や、清水建設ってどんな会社と疑問を持っている大学生や大学院生向けのインターン。

実施内容は次のとおりです。

  • 建設業界・清水建設について学ぶグループワーク
  • 建設現場を中心とした概要説明(1日の業務の流れなど)
  • 先輩社員によるパネルディスカッション
  • 技術研究所見学
  • 現場実習
  • グループワークや、概要の説明、パネルディスカッション、現場実習となっています。建設業界の企業について詳しく知れる機会です。

インターンの内容が本選考に響くときもあり、インターン参加に向けた対策は遅くとも大学3年の4月には始めておきたいところです。

大成建設→【ものづくり仕事塾】建築デジタルエンジニア(建築)2days仕事研究

2023年度に行われた「【ものづくり仕事塾】建築デジタルエンジニア(建築)」の概要は、以下の通りです。

開催時期2023年9月
開催時間不明
場所東京(新宿パークタワー デジタルプロダクトセンター)
人数各ターム80名程度
報酬なし
交通費・宿泊費支給なし

 

応募締切は8月28日(月)でした。大成建設のエンジニア系のインターンです。建築デジタルエンジニアは建設事業に関するデータのマネジメント業務が主体となっています。

BIMやセンシングデータの利活用、個別案件や部署間の連携を推進し、新たな建築生産プロセスの創出やデジタル技術導入による建設業の進化を担う仕事です。BIM/VR/AR/MR/BI/API/AI/ロボティクス/デジタルツインなど、様々な技術を駆使します。

内容は次のとおりです。

  • プロジェクト紹介・ディスカッション・ワーク実施
  • 先輩社員との座談会

プロジェクト紹介やディスカッション、ワークなどが行われます。また座談会もあり先輩社員の貴重な話が聞けるよい機会となっています。

インターンの内容が本選考に響く時もあり、なるべく早めに対策を始めておきましょう。

竹中工務店→技術系長期インターンシップ

2022年度に行われた技術系長期インターンシップの概要は、以下の通りです。

開催時期8月~9月、今後も開催予定あり
開催時間不明
場所全国各地にて開催
人数各ターム36名程度
報酬なし
交通費・宿泊費支給なし

 

募集締切は、6月13日です。技術系のインターンです。

自ら手を動かすことで当社のものづくりの最前線である作業所での業務の理解を深めていただきたいと思います。建設業界における建築施工管理・設備施工管理に興味を持っている方に最適です。

内容は次のとおりです。

  • 企業説明・事業所見学・技術部先輩社員キャリア紹介および座談会
  • 作業所施工管理・作業所見学・生産BIM講義
  • 木造木質プロジェクト見学・感想共有 他

インターンの準備は、かなり早い段階からの対策が求められるでしょう。

鹿島建設→【建築学生向け】建築技術系~1Day仕事体験~

2024年〜2025年度に行われていた「【建築学生向け】建築技術系~1Day仕事体験~」の概要は、以下の通りです。

開催時期2024年~2025年
開催時間1~2時間程度(アンケート記入含む)
場所オンライン
人数100人以上

オンライン開催は50人以上での開催を予定。リアル開催は約20人以下の少人数開催。

報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

応募は2025年2月28日が締切でした。鹿島建設の建築技術系のインターンです。次のような内容です。

  • 建設業界の使命や鹿島の理解を深めてもらうためのワーク
  • 建築技術系社員の安全管理、品質管理、工程管理等業務を現場や研修施設等で体験できるワーク
  • 現場はもとより様々な部署で活躍する社員とのディスカッション

建築技術系社員の仕事ってどんなことをするのだろう、建築現場を見るのは実は初めてという方でも参加が可能です。こちらはに時間程度のインターンですので仕事理解を深めるのによいでしょう。

インターン参加に向けた対策は、遅くとも大学3年の4月には始めておきたいところです。

大林組→【建築職生産系(施工管理)】夏期インターンシップ5days

2023年度に行われた「【建築職生産系(施工管理)】夏期インターンシップ5days」の概要は、以下の通りです。

開催時期2023年12月~2024年1月
開催時間不明
場所各本支店 工事事務所(施工現場)
人数不明
報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

建築系のインターンです。施工管理業務を通して、現場の規模の大きさやものづくりの醍醐味について体験が可能です。内容は次のとおりです。

  • 1日目 ガイダンス/座談会/現場訪問
  • 2~4日目 現場実習

建設現場にて、先輩職員とともに施工管理業務を体験します。

業務の例(※建設現場により異なります)

  1. 朝礼に参加
  2. 安全パトロール同行
  3. 配筋検査 
  4. 生コン受入れ検査立会、コンクリート打設前状況の確認
  5. 鉄骨工事品質確認、鉄骨建方状況確認
  6. 各種内外装工事施工状況の確認、仕上検査
  7. 生産設計業務

 

  • 5日目 報告会/座談会

インターン参加に向けた対策は遅くとも大学3年の4月には始めておきたいところです。

大和ハウス工業→ツギマチLAB-現場見学会-

「ツギマチLAB-現場見学会-」の概要は、以下の通りです。

開催時期不明
開催時間不明
場所オンライン
人数各ターム80名程度
報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

建築と住宅系のインターンになっています。大和ハウス工業の住宅系と建築系の、仕事に興味がある人にはよいでしょう。インターンの内容は次のとおりです。

  • 施工現場を見学
  • 施工職の先輩社員との座談会
  • グループワークで理解度を深める

戸建て住宅または賃貸住宅を手掛ける住宅系の現場と、商業施設などの一般建築物を手掛ける建築系の現場を2つの現場を見学することができます。プログラムには実際に現場で働く先輩社員も参加しますので、気になることを直接聞くことができるチャンスです。

施工管理の仕事や、現場の安全管理についてなど、より理解を深めるためにグループワークを行います。

インターンの内容が本選考に響くときもあり、インターン参加に向けた対策は遅くとも大学3年の4月には始めておきたいところです。

建築業界のインターン選考対策

面接を受ける就活生

建築業界はインターンが内定に直結する可能性があるため、夏のインターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。

通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、建築業界のインターンでは早期選考ルートに乗ろうとバッチリ対策してくる学生も多いです。

業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。

就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておきましょう。

また、建築業界の選考では複数回の面接や試験があるところもあります。

複数回の面接を突破するのは一握りですので、事前に入念な対策をしておかないと突破できません。

選考フローごとの選考対策選考

フローごとの選考対策を紹介します。

  • 自己分析
  • 業界研究企業分析
  • ES作成
  • 面接・GD対策

自己分析

自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。

それらの自身の特徴を理解した上で、建築業界の求める人物像にマッチするようにアピールすることを意識しましょう。

定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他の業界はなくて、なぜ建築業界なのか」を考え抜きましょう。

自分のスキルや特性もまとめ、自分が同企業に貢献が可能なのか書きましょう。自己分析を行うことで自分の見えなかったよい部分や起業に貢献が可能な部分がわかります。

業界研究・企業分析

業界研究や企業分析をすることで、建築業界の立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。

また建築業界以外の気になる業界も分析することで、建築業界を客観視できるため、その他の業界研究も行いましょう。

そうすることで、志望動機や自己PRなどエントリーシート・面接の受け答えをより一段とレベルアップできます。

ES作成

自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたエントリーシートをワンキャリアやユニスタイルなどで見つけて練習しましょう。

実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうのがおすすめです。

エントリーシートも第一関門で大切となってきます。志望動機などしっかりと考えて記載が必要です。

面接・GD対策

エントリーシートを突破したら、面接やグループディスカッション(GD)が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。

ここではエントリーシートで記載したことと一貫性をもたせつつ、具体的なエピソードを基に志望動機や自己PRを伝えます。

面接は複数回ある所も多いです。同じ面接官が聞いてもよいように一貫性をもたせつつ違う内容を答えましょう。

グループディスカッションでは他の参加者と協力しながら、どんな立ち位置で振る舞うべきかを意識しながら取り組みます。グループディスカッションも面接で重要な部分です。

いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。

 

以下の記事ではエントリーシートについて書いてあります。是非参考にしてみてください!

建設業界のエントリーシートの対策法を徹底解説

建築業界のインターン選考の流れ

建築業界のインターン選考の流れは以下の通りです。コースによって、内容が若干異なる可能性もあるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。

 

1.プレエントリー(マイページ登録)

2.エントリー(ES提出・Web適性検査)

3.書類選考

4.グループディスカッション

5.個人面接

6.インターンシップ合否通知

さいごに

いかがでしたでしょうか。建築業界のインターンについて紹介しました。近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。また、インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社が増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前の世界になってくると思われます。「所詮、インターンだ」という軽い気持ちで臨むのではなく、本番さながらの臨戦態勢でシッカリと準備して参加することが重要です。

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