伊藤忠紙パルプのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/20更新
はじめに
この記事では、伊藤忠紙パルプの内定獲得を目指しているものの、エントリーシートの書き方や企業研究の内容をエントリーシートに活かせないことに悩みを抱えている方へ向けて、倫理的な文章の書き方や企業研究の内容を上手く活かすためのをポイントについて解説しています。
伊藤忠紙パルプの企業の基礎的な情報や採用フローの内容を解説しつつ、エントリーシートを上手く書くためのコツを例文も合わせて紹介していきます。
また伊藤忠紙パルプの求める人材像や企業理念についての解説もしますので、伊藤忠紙パルプにエントリーシートを提出しようと考えている方は是非最後までご覧ください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
伊藤忠紙パルプの概要
出典元:
初めに、伊藤忠紙パルプとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
伊藤忠紙パルプとは
伊藤忠紙パルプは、紙・パルプ・加工紙の売買や輸出入、紙製品やパルプ製品の原料の取り扱い、印刷物の企画・製作などを行っている紙・パルプ業界に属する専門商社です。
伊藤忠グループの子会社の1つであり、伊藤忠グループで紙・パルプ業界に属しています。
伊藤忠グループの幅広い事業展開力と広範囲のネットワークを活かし、国内外の多くの企業と取引を行っており、紙・パルプ業界で中心的な影響力を持つほどの大手企業です。
紙・パルプ製品における原材料の調達から最終製品の取り扱いまで可能で、最終製品までにかかるトータルコストを算出した原材料の提供や納品まで可能にしています。
紙・パルプ業界の知識やノウハウを有しているのです。
365日対応の独自の物流体系も有しているため、商材のワントップサービスが可能です。
他の伊藤忠グループの企業と連携をとることで、多種多様な取引企業のニーズを満たしています。
このように国内外の多くの企業とかかわりがあるため、世界各国の市場や為替事情を考慮したグローバルな原料・商品調達が可能なのです。
多くの海外企業とも取引を行っており、グローバルな商圏を築いていると言えるでしょう。
その他にも、当社は業界のノウハウを活かし、印刷物の企画・製作も手掛けています。
自社で印刷物を製造・流通させるだけでなく、印刷に使用する機器の売買や賃貸なども行っており、紙・パルプ商材を活用した幅広い事業展開を見せています。
伊藤忠紙パルプは、「三方よしの精神で暮らしを豊かにする存在であり続けます」という企業理念を掲げており、その企業理念を実現させるために、以下のポイントに重点を置いています。
- 「売り手よし、買い手よし、世間よし」を実践します。
- 変化を先取りするソリューションパートナーを目指します。
- 社会と環境に貢献します。
上記のポイントに合わせて、近年では環境への取り組みや多様性への取り組みに力を入れており、世間に対する企業の責任をしっかりと果たそうとしている企業です。
参照ページ
伊藤忠紙パルプの採用難易度
伊藤忠紙パルプ株式会社の採用難易度は非常に高いです。
大手企業のグループ会社ということもあり、就活生から人気であり、非常に高いレベルの就活生達がエントリー登録する傾向があるでしょう。
伊藤忠グループで唯一、紙・パルプ製品を取り扱っている企業であるため、そのような要素もさらに人気を高める理由となっています。
採用実績のある大学は、どの大学も日本のトップレベルを誇る大学であるため、ある程度高水準の大学を卒業していることが必要になってくるでしょう。
内定を獲得するには、トップレベルの大学を卒業できる力を持つだけでなく、企業研究など選考フロー対策を講じる必要もあります。
参考ページ
伊藤忠紙パルプの採用大学
伊藤忠紙パルプの採用大学の実績は以下の通りです。
早慶、March以上の偏差値を誇る大学がほとんどの割合を占めていたので、学歴フィルターはあると考えられます。
<大学> 青山学院大学、大阪府立大学、岡山大学、学習院大学、関西大学、関西外国語大学、関西学院大学、京都産業大学、京都外国語大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、神戸女子大学、神戸市外国語大学、埼玉大学、上智大学、成城大学、聖心女子大学 |
選考では3回の面接があり、比較的オーソドックスな選考フローとなります。
ですら、レベルの高い就活生たちが同じくエントリーしてくると推測できるため、ライバルに勝つためには、選考を優位に進めるために企業研究をきちんと行うことです。
以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。
伊藤忠紙パルプが求める人材とは?
結論から言うと、伊藤忠紙パルプが求める人材とは、採用ホームページに公開している条件を満たし、企業理念を理解し、実現に向けて行動できる人です。
伊藤忠紙パルプの採用ホームページでは、求める人材像は以下のような形になります。
- 現状に満足することなく常に課題を考え続け、チャレンジ精神と成長意欲をもって、顧客のソリューションパートナーとなり、新たな価値を創出する人財
伊藤忠紙パルプの求める人材像は、チャレンジ精神が旺盛なことや成長意欲をストイックに持てる人です。
自身が学生生活で新たにチャレンジして行った物事や、成長するために心がけている行動や意識を重点的にまとめ、結論に説得力を持たせる根拠として述べることをおすすめします。
事前に企業理念である「三方よしの精神で暮らしを豊かにする存在であり続けます」の意味や、その企業理念を実現させるために行っている行動も把握しておきましょう。
それらを入社後のキャリアプランに取り入れておくと、他の就活生と差別化を図れます。
参照ページ
伊藤忠紙パルプ各事業の採用方向性の違いは?
伊藤忠紙パルプは、紙・パルプ製品の既製品の大規模な売買や輸出入だけでなく、原料の仕入れや売買、さらには印刷物の企画・製作、販売など、多岐にわたる事業展開を行っています。
それらの事業展開に合わせて、第一グループ、第二グループ、ウッドチップグループ、大阪支店、名古屋支店、経営企画管掌、経営管理管掌のグループに分かれているのです。
それぞれのグループ内で複数の部署を管理しています。
しかし、募集職種は総合職しかありません。
総合職として入社した後に、個人の能力や希望に合わせて配属する部署が決まります。
そのため、伊藤忠紙パルプの事業ごとの採用方向性の違いはないと言えるでしょう。
ただし、選考対策として、志望理由を明確にした上で、あらかじめ希望する部署を決めておくことが重要です。
公式ホームページに組織体制が公開されているので、その情報を参考にして、希望する部署を考えてみることをおすすめします。
大学卒・大学院卒でも待遇や給与は共通しているため、エントリーをする前に確認してみると良いでしょう。
参照ページ
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
伊藤忠紙パルプの選考では、まずエントリーシートの選考が行われます。
エントリーシートの選考後に第三次まで面接を行い、それらの選考を突破すると内々定を獲得できます。
伊藤忠紙パルプの採用フローの内容は、他の一般企業とほとんど同じ形式と言えるでしょう。
選考を突破するためには、エントリーシートの対策と面接の対策の2つをきちんと行うことです。
エントリーシートの対策をする上では、以下のようなポイントを意識して志望文や自己PR文を作成すると良いでしょう。
- 「結論ファースト」を徹底する:エントリーシートの作成では、「結論ファースト」のアプローチが重要です。志望動機や自己PRなど、全ての項目で先に結論を示すことから始めましょう。その後、その結論に至った背景や根拠を詳しく説明することで、内容が明確で説得力のあるものになります。このアプローチによって情報を整理しやすくするだけでなく、面接官にとっても理解しやすい文章構成となるのでおすすめです。
- 根拠における物事の順序に気を遣う:結論を示した後の根拠では、その結論に至るまでの順序を分かりやすく示す必要があります。経験のあらすじと結果を述べた後に、その当時の状況や環境、行動した際に発生した課題、課題を解決するための工夫、工夫した結果の手順を述べることを意識しましょう。そうすれば根拠がわかりやすくなります。
- 具体的かつ端的を意識する:エントリーシートの記述においては「端的かつ具体的」な表現が求められます。特に数字を用いて事実を定量的に示すことが効果的で、経験や成果をより明確に伝えることができるでしょう。例えば「大会で優勝した」という表現を、「1000人が参加した大会で優勝した」と具体化することで、その成果の規模と重要性が一目でわかりやすくなります。具体的な数字を用いることで、企業の採用担当者にとって明確で理解しやすいエントリーシートとなるでしょう。
- 余裕を持ったスケジュール管理:エントリーシートの提出においては、質とスピードのバランスが非常に重要です。特に選考が進むにつれてエントリー数が増えてくると、スケジュールが密になって迅速に提出することが求められます。インターネット上にあるエントリーシートの具体例を参考にするなど、自分に合った質とスピードを両立できるようなコツを見つけておきましょう。
上記のポイントは他の企業のエントリーシートにも活用できるポイントになるので、是非参考にしてより良いエントリーシートを作ってください。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
ここでは選考を通過しやすいエントリーシートの書き方を紹介します。
選考を通過しやすいエントリーシートを書く際は、以下の順番を意識すると良いでしょう。
- 「結論ファースト」を徹底する
- 結論に至る根拠を分かりやすく書く
- 根拠は端的に具体例を用いる
- 再び結論を書き、採用担当者にアピールする
この方法で書けば、どの部分が一番重要かを分かりやすく提示できるでしょう。
以下の文章は、上記のポイントを実践した具体例になります。
結論:専門商社を志望する理由は、私の長所であるチャレンジ精神をより磨けると考えているからです。
理由:私は大学在学中にバックパッカーとして、オーストラリアを旅しました。
具体例:海外に行くことは初めての経験でしたが、より海外の文化を学びたいと思い、バックパッカーとしてオーストラリアを旅し、多くの現地の人々と友達になることができました。
結び:だからこそ、御社のチャレンジ精神を大切にする社風に惹かれ、自分の視野や知見をより豊かなものにしたいと考えています。
伊藤忠紙パルプの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
伊藤忠紙パルプのエントリーシートを書く際には、伊藤忠紙パルプの企業としての行動理念や社風を文章に取り入れる必要があります。
それらの要素を入れることで、採用担当者に企業と自身の性格がマッチしていることをアピールでき、選考を有利に進めることができます。
伊藤忠紙パルプの企業理念を取り入れることはもちろん、その企業理念を実現するために大事にしている以下の3つの考え方も参考にし、エントリーシートを書きましょう。
- 「売り手よし、買い手よし、世間よし」を実践します。
- 変化を先取りするソリューションパートナーを目指します。
- 社会と環境に貢献します。
逆に上記の企業理念や3つの考え方をエントリーシートに取り入れなければ、伊藤忠紙パルプを志望する根拠として説得力がないものになってしまうので、注意が必要です。
エントリーシートの位置づけ、及び対策方法
エントリーシートは、企業が就職活動を行う学生の基本的な情報、教育歴、職歴、志望動機などを事前に収集し、把握するために使用される書類です。
エントリーシートを活用することで、採用担当者は面接を始める前に就活生の志望動機や性格を大まかに理解することができます。
その理解をもとに、より効果的な採用進行をすることができるのです。
また、エントリーシートは就活生にとって、自己PRを記述し、自身の強みや企業とのマッチング度をアピールする手段としても機能します。
企業側は自己PRを参考にして、多数の就活生の中から企業のニーズに最も合致する候補者を効率的に絞り込めるのです。
エントリーシートは単なる情報提供のツールではなく、企業側と就活生の双方にとって有益なコミュニケーションツールとなります。
またエントリーシート対策では、以下の項目を意識するように心がけましょう。
- 結論から述べるなど、採用担当者が読みやすいような文章構成を心がける。
- その企業の独自の業務や社風を取り入れて、根拠に説得力を持たせる。
- 誤字脱字には注意し、文章マナーやルールを守る。
- 面接時の回答とエントリーシートの内容に一貫性を持たせる。
上記の項目をはじめ、対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
伊藤忠紙パルプの過去のエントリーシートの内容と具体例に関する情報は、インターネット上で公開されていませんでした。
ただ、他の伊藤忠グループの企業と質問内容が共通している部分もあると推測できるので、ここでは他の伊藤忠グループでされたエントリーシートの質問内容と、その回答の具体例を解説します。
・学生時代の経験の中で苦労したこと、そしてその経験をどのように乗り越えましたか。(400文字)
「学生時代に最も苦労したのは、大規模な学園祭の企画と運営をリードする役割を担ったことです。
予算の制約や参加者の調整、さまざまな意見の調整など、多くの困難が立ちはだかりました。
特に予期せぬ天候の悪化が最大の障害となり、イベントの中止も視野に入れなければならない状況でした。
この危機を乗り越えるために、私はチーム全体のモチベーション維持を最優先事項とし、柔軟な対応策を迅速に練り上げました。
具体的には、屋内で実施可能なプログラムの再編成や、雨天時でも楽しめるアトラクションの追加を行いました。
またすべてのチームメンバーと連携を密にし、情報共有の徹底を図りました。
結果として学園祭は成功を収め、来場者から高い評価を得ることができました。
この経験から、困難な状況でも冷静に対応し、柔軟な思考で解決策を見出す力を養うことができました。
この力はどんな職場でも必ず役立つと確信しており、貴社のチャレンジ精神を大事にする職場でもこの経験が活かせるのではないかと考えています。」
ポイント:根拠となる経験を、具体的な情景を交えつつ端的に説明できており、採用担当者にとって分かりやすく伝えられています。
乗り越えた経験からの学びも述べており、企業側の質問の意図にしっかりと対応できているでしょう。
・アルバイトはどんなことをしていましたか。また、その中でどんなことに気をつけていましたか。(400文字)
「大学生活の間はカフェでアルバイトをしており、接客・オーダー取り・ドリンク作りといった業務を担当していました。
特に重視していたのは、顧客サービスの質です。常に笑顔で接し、顧客のニーズを的確に捉え、迅速かつ丁寧な対応を心掛けました。
また、忙しい時間帯でも冷静に業務を遂行できるよう、効率的な作業手順の確立とチームメンバーとのコミュニケーションを常に意識していました。
例えば、オーダーが重なった際は即座に仲間に声をかけ、役割を明確に分担することで、顧客の待ち時間を最小限に抑える工夫を行っていました。
このアルバイト経験から、チームワークの重要性と、顧客満足を最優先に考える姿勢を学びました。
貴社においてもこの経験を活かし、顧客に対して最高の価値を提供することに貢献できると確信しています。」
ポイント:結論から導き出した学びを最後に記述することで、採用担当者に自身の長所を上手くアピールすることができています。
まとめ
この記事では、伊藤忠紙パルプの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
伊藤忠紙パルプは紙・パルプ業界の専門商社であり、伊藤忠グループの企業の1つです。
選考では3回の面接を突破する必要があるため、エントリーシートの内容をきちんと練っておく必要があります。
この記事を参考にして、採用担当者に伝わりやすいエントリーシートを書くことに挑戦してみてください。