【エニアグラム】タイプ8の人が向いている仕事を徹底解説!
2024/4/14更新
はじめに
みなさんは、エニアグラムをご存じでしょうか?
ここでは、エニアグラム、9つのタイプの中の「タイプ8」について、詳しく解説していきたいと思います。
また、タイプ8の強みや弱点、向いている仕事についても徹底的に解説していきます。
ここでわかることは以下の通りです。
- エニアグラム タイプ8の特徴
- エニアグラム タイプ8の強み
- エニアグラム タイプ8の弱点
- エニアグラム タイプ8に向いている仕事
それでは、詳しく解説しますので、就職活動をこれから始める際の参考になれば幸いです。
エニアグラムについて、詳しくは以下を参照してください。
参照ページ:エニアグラムについて | 日本エニアグラム学会
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本記事の結論
エニアグラムのタイプ8の人は「挑戦する人」と言われています。
自己主張が強く、何事でも第一人者であることを望んでいます。
他人に頼らず、自分の正しいと思ったことを次々に進めることができるでしょう。
エニアグラムのタイプ8の人の特徴は、自己主張が強い、自信・エネルギーがある、困難に立ち向かう、不正が嫌い、仲間意識が強い、思ったことは口にするなどが挙げられます。
リーダーシップを取ることが得意なので、仕事上では指導者の立場として立ち回ることも多いです。
エニアグラムのタイプ8の人に向いている仕事は、医療・福祉、法律関係、消防士、スポーツ選手、政治家、教育関係、警察官などが挙げられます。
いずれも、正義感が強く、面倒見の良いこのタイプには向いている仕事でしょう。
エニアグラムとは
エニアグラムとは、人間の思考や行動パターンを9つのタイプに分類する性格類型のことです。
エニアグラムとはギリシャ語で、エニアは「9」、グラムは「図」のことです。
エニアグラムで調べると、9つの点を持った円と、それらを繋ぐ線を表した図がヒットします。
この性格論は1960年代に作られたもので、1970年代にアメリカで精神医学、心理学者の注目を集め、研究が進められました。
現代は、新しい人間学、心理学として世界に広がっており、多くの人に知られているものです。
世界的な大手企業(トヨタ、Amazon、Googleなど)が、エニアグラムを会社に取り入れており、特定の社員に研修を行うなどしています。
また、エニアグラムを活用することで、その人の得意なこと、苦手なことが理解でき、人材育成がスムーズにできるツールです。
【エニアグラム】挑戦する人の特徴
挑戦する人
エニアグラムのタイプ8の人は「挑戦する人(The Challenger)」と言われています。
自己主張が強く、何事でも第一人者であることを望んでいます。
他人に頼らず、自分の正しいと思ったことを次々に進めることができるでしょう。
周りに影響力を与えたり、人を動かすことが好きなタイプです。
挑戦する人の特徴
エニアグラムのタイプ8の人の特徴は以下の通りです。
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自己主張が強い
自分なりの方針を常に持っています。
自分がこうと決めたら、それに向かって突き進むのも特徴です。
強い意志と自信に満ち溢れています。
勝ち負けにこだわりをもっています。
自信・エネルギーがある
自分に自信があり、人を引っ張るエネルギッシュな面があります。
カリスマ性があり、存在感が凄まじく、活動的な印象を持たれます。
困難に立ち向かう
難しい問題に対して、臆することなく立ち向かっていけます。
周りの人には頼らず、自分の力で解決しようとします。
不正が嫌い
自分なりの方針をもち、芯の強さを持ち合わせているタイプです。
ルールから外れたことは、断固として許しません。
好き嫌いがはっきりしている面も持ち合わせています。
仲間意識が強い
自分のことを頼ってくれる人が困っていたら助けたいという考えの持ち主。
面倒見がよくて、自分の仲間を守ろうと努力します。
思ったことは口にする
さっぱりとした性格でもあるので、素直に思ったことは口にします。
時折、人を敵に回してしまうこともあります。
【エニアグラム】挑戦する人の強み
エニアグラムのタイプ8の人の強みは、以下の通りです。
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正義感がある
仕事上で自分がリーダーの立場であれば、責任をすべて負う責任感があります。
不正は嫌いで、物事に筋が通っているかを冷静に判断することができるでしょう。
本能的な直感力がある
本能的な直感力によって、思い切りのある行動を取ることができるでしょう。
直感で得たことから思考し、判断力があるタイプです。
自立心が高い
物事を解決しようとする時は、自分には力があると信じているので、何でも
自分でやり遂げようとします。
人が曖昧な態度を取ると、何を考えているのか不安になるという、少し弱い面も持ち合わせていますが、そのようなところは人には見せようとはしません。
面倒見がいい
仲間意識が高く、課題に対して真摯に向き合っている姿に付いていきたいと、自然と人が集まってきます。
持ち前のリーダーシップで、チームを引っ張り、仕事上でも指導の立場になることもあります。
エネルギーに満ち溢れている
困難な課題に対しても、積極的に取り組むことが可能です。
困難な課題でも成功に導くために力を注ぐことができるでしょう。
【エニアグラム】挑戦する人の弱点
エニアグラムのタイプ8の人の弱点は以下の通りです。
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我が強い
自分の気に食わない人とは、敵対しがちで、そのような場合に我が強くなってしまいます。
自分には、力があると考えていたり、正義感も強いタイプですので、物事が収束するまで戦い続けます。
自己中心的
周りが自分の思うように行動できないと、不機嫌になったり自分がチームのすべてを把握していないと気が済まないタイプです。
近しい人、特に家族や友人、仕事の同僚などにその傾向は強く出ます。
なので、自分にとって身近で、信用している人たちが離れていってしまうこともあります。
協調性に欠ける部分がある
自分に自信があるタイプなので、その自信が空回りして、チームで行動する時に威圧的な態度を取ることがあります。
自分の自信を周りにも押し付けがちなので、周りの人たちはだんだんと意見が言えなくなってしまいます。
対立する人は、徹底的に排除しようとし、口調も攻撃的になりがちです。
人に厳しい面がある
上昇志向が強く、自分にも人にも厳しくなってしまいがちです。
自分への厳しさを、相手にも求めてしまいます。
周りには色々な人がいるのだと、受け入れることが難しいタイプなので、自分と同じことを押し付けてしまいます。
いきすぎると、人から恨みをかってしまい、立場が悪くなることも多々あります。
人に頼ることができない
自立心が強い傾向にあり、人に頼ることが苦手です。
特に自分が体調不良などで弱っている時や、病気になった時に周囲も困らせてしまうのです。
周囲は助けようと声をかけますが、本人は手出しされると怒るので周囲は困惑します。
素直に「助けて」と言えないタイプです。
人の気持ちを見落とす
周りがどう感じているのか、分からなくなることがあります。
これは上昇志向が強く、効率的に上昇していこうという思いが強いためです。
こうなると、周りが見えなくなり、時折自分のことも見えなくなってしまいます。
いつの間にか、周りに味方がいなくなっているということもあります。
また、思ったことは素直に口にしますが、お世辞を言うことは苦手です。
相手の気持ちを配慮することは苦手分野です。
指示されるのが嫌
自分が統率することは良いとしますが、逆に人から指示を受けて行動することは好まないタイプです。
人からの指示があいまいだったり、気に食わないと、上司や同僚に関わらず食ってかかる傾向があります。
人には従順なタイプではありません。
【エニアグラム】挑戦する人に向いている仕事
挑戦する人が能力を活かせる条件
- 素早い行動が求められる仕事
- 意思決定を求められる仕事
- リーダーシップが求められる仕事
- 競争が激しい環境
- チャレンジが求められる環境
決断力があり、人をひっぱる力がありますので、このような条件で能力を活かせるでしょう。
また、競争が激しくても、困難なことに対して臆することなく立ち向かうことができるので、このような環境にも適応することができるはずです。
挑戦する人に向いている仕事
エニアグラムのタイプ8の人に向いている仕事は以下の通りです。
医療・福祉
医療・福祉関係の仕事は、医師、看護師、介護福祉士等様々あります。
乳児から高齢者まで幅広い年齢層の患者や障がい者をケアすることが仕事です。
働く場としては、病院やクリニックはもちろんのこと、保健所や検疫所も該当します。
高齢者や障がい者をケアする施設も働く場としてあり、活躍の場は広いです。
時には、早い判断が求められることもありますので、素早く行動のできるこのタイプは向いている仕事です。
また、チームとして行動することが多いこの業界では、同僚を引っ張るリーダー的な存在になれるでしょう。
医療福祉業界について詳しく知りたい方は以下を参照してください。
参照ページ:
【医療業界】の職種とは?職務内容・応募条件・今後の動向について解説 | 就活HANDBOOK
法律関係
法律に関する仕事は、弁護士や裁判官、検察官などが挙げられます。
法律に則って、社会の公正を保つのが仕事です。
専門的な法律の知識が必要で、法律関係の多くの仕事には国家資格の取得が必須となります。
働く場所としては、弁護士事務所や裁判所、検察庁などが挙げられます。
不正を断固として許さず、正義感の強い性格の持ち主であるこのタイプには、法律関係の仕事はぴったりです。
また、意思決定を求められる場面が多いこの仕事ですが、決断力のあるタイプですので、適職と言えるでしょう。
参照ページ:法律事務所について徹底解説!特徴や向き不向きは? | 就活HANDBOOK
消防士
消防士は、消火活動や救急活動、救助活動を行う仕事です。
消火活動では、火災現場で消火を行いますし、救急活動では、救急車で急病人やけが人を病院に搬送します。
救助活動では、事故や災害において、対象者を救助します。
また、地域住民の防災意識を高めるために活動を積極的に行うのも仕事の1つです。
正義感が強く、困難な課題に対して取り組むことのできるこのタイプには適職です。
エネルギーが必要となる仕事ですが、活動的なタイプですので、仕事もなんなくこなすことができるでしょう。
消防士について、詳しく知りたい方は以下を参照してください。
参照ページ:人のためになる仕事 | 就活HANDBOOK
スポーツ選手
スポーツ選手は、スポーツをすること自体を仕事としています。
野球、サッカー、ラグビー、テニス、ボクシングなど多くのスポーツにはプロの世界があり、観客を楽しませてくれるのです。
試合に出ることももちろん仕事の1つですが、マスコミやファンとの交流に対応することも大切な仕事となります。
フリーとして活躍する人もいますが、多くの人がチームや運営団体、スポンサーとなる企業に所属しています。
日々、競争の激しい世界ですが、このタイプにはエネルギーがあり、困難に立ち向かう力もありますので、ぴったりの仕事と言えます。
また、仲間をまとめる力もありますので、リーダー的存在として活躍できるでしょう。
政治家
政治家は、国や都道府県、市町村の政治を行います。
国会議員がその代表と言えるでしょう。
地方でも県議会議員や市議会議員が政治活動を行います。
主な仕事は、国や地域がよりよくなるための法律や条例を時代の変化に合わせて作り出すことです。
国会議員であれば、国の予算を決めたり、諸外国との交渉も重要な仕事になります。
国会議員の中からは、国のリーダーである内閣総理大臣も選ばれます。
自分の判断が、人々の生活に大きく影響することもありますので、責任の大きな仕事です。
リーダーシップを取るのが得意で、時には大きな決断力も必要になる仕事ですので、このタイプには適職になります。
正義感が強く、自己主張がしっかりできるタイプですので、この仕事では存分にその能力を活かすことができるでしょう。
教育関係
教育関係の仕事には、小学校・中学校・高校教諭、養護教諭、スクールカウンセラー、大学教員、幼稚園教諭、予備校講師、児童指導員などが挙げられます。
多くは学校などが働く場となりますが、塾や予備校などの教育系のサービスを提供する場でも働くことができるでしょう。
人を引っ張って行くことが得意ですので、教育関係の仕事には向いているタイプです。
教育業界について詳しく知りたい方は、以下を参照してください。
参照ページ:【例文付き】教育業界の就活必須知識を徹底解説! | 就活HANDBOOK
警察官
日々、地域の暮らしを守り続けているこの仕事は、私たちの生活にも身近な存在でイメージしやすい仕事になります。
警察官は、人々を混乱や危険から守り、社会の安全を維持することが仕事です。
犯罪の調査、防犯指導、交通安全指導、パトロールなどを行い、生活を守ります。
一口に警察官といっても、地域警察と刑事警察、公安警察といった職種があるのです。
地域警察は、地域の安全を守りますし、刑事警察は、いわゆる「刑事」で事件を調査します。
また、公安警察は国家の安全を守ることを仕事としています。
正義感があり、不正を許さないこのタイプには適職です。
解決しないといけない課題が次々と出てきますので、困難なことに燃えるこのタイプは、課題をどんどんこなすことができるでしょう。
警察官の仕事について、詳しく知りたい方は以下を参照してください。
参照ページ:人助けができる仕事徹底分析 | 就活HANDBOOK
挑戦する人が避けた方がいい仕事
- チャレンジが求められない環境
- 自由に意見を言えない環境
- 自発的な行動ができない環境
- 決められたルール・規則・指示を守る必要がある環境
- 上下関係が厳しい環境
困難に立ち向かうことに燃えるタイプですので、これといって変化の少ない環境では、タイプ8の能力を発揮することは難しいです。
また、自己主張が強く、活発なタイプなので自分の意見が反映されない環境は苦痛になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はエニアグラムのタイプ8の人の特徴、強みや弱点、向いている仕事について解説しました。
- エニアグラム タイプ8の特徴
→自己主張が強い、自信・エネルギーがある、困難に立ち向かう、不正が嫌い、仲間意識が強い、思ったことは口にするなど - エニアグラム タイプ8の強み
→正義感がある、本能的な直感力がある、自立心が高い、面倒見がいい、エネルギーに満ち溢れているなど - エニアグラム タイプ8の弱点
→我が強い、自己中心的、協調性に欠ける部分がある、人に厳しい面がある、人に頼ることができない、人の気持ちを見落とす、指示されるのが嫌など - エニアグラム タイプ8に向いている仕事
→医療・福祉関係、法律関係、消防士、スポーツ選手、政治家、教育関係、警察官など
エニアグラムで自分のタイプを知ることで、自己分析がしやすくなり、自分の得意なこと、苦手なことを洗い出すことができるはずです。
また、自分の得意分野を知ることで、どのように能力を伸ばしていくか考えるきっかけにもなります。
さらに、自分のことだけでなく、相手がどのような価値観を持っているのかを理解するツールにもなります。
苦手なことがあれば、自分の苦手なことが得意なタイプに、改善方法を問うこともできるので、人間として成長することもできるはずです。
ぜひこの記事を就職活動の参考にして、自分にぴったりの仕事ができることを祈っています。