就活と恋愛のカンケイ。似ているって本当?お付き合いは上手くいく?

就活と恋愛のカンケイ。似ているって本当?お付き合いは上手くいく?

2020年3月6日更新

はじめに

「就活で出会った子と、お互いに励まし合いながら頑張っているうちに、好きになってしまった」

「一生に一度の就活。絶対に希望の企業で内定を取りたいけれど、お付き合いも蔑ろにしたくない、、」

 

この記事を読んでいる方は、

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?

 

確かに、

学生にとって最も忙しいタイミングである就活。

そのような余裕のない時期に、恋愛は時として、障害となりかねません。

 

ですが、そうもデメリットばかりではありません。

 

就活と恋愛は似ている

そんな話を聞いたことはありませんか?

 

OB・OG訪問や、社会人の方と会った際には

実際よく話題にのぼりますし、

 

そう言われてみると

就活と恋愛もしっかりとしてきた身としては、

「確かに、就活と恋愛って似ているなあ」

と実感します。

 

例えば

就活・恋愛におけるマインドセットや、

意中の相手を落とす方法と、内定を獲得する方法。

 

結びつきづらいかもしれませんが、

端的に言ってしまえば、原理的には同じであると言えるのです。

 

ですので、これらのポイントを理解しておくと、

就活のみならず、今後の人生においても非常に役立つ武器になります。

 

本記事では、筆者の実体験も交えながら

・「就活中に恋愛をしてしまったら?」

・「就活と恋愛が似ている理由と、押さえておくべきポイント」

について、解説していきます。

 

就活と恋愛がいかに似ているかがわかれば

うまくいかずに悩んでいたり、

就活に対しネガティブなイメージを持っていた方も

少しは気が楽になるはず。

 

また、ポイントを押さえることができれば、

就活・恋愛の両方が上手くいく可能性だってあります。

 

みなさんも、

自分の現在や過去の恋愛を思い出しながら

ぜひ参考にしてみてください!

1.就活中の恋愛のメリット・デメリット

恋愛するにしても、お休みするにしても、

その決断をする根拠がいるはずです。

 

それでは早速、

就活中の恋愛によるメリット・デメリットを見ていきしょう。

 

1-1.就活中の恋愛のメリット

 

就活中の恋愛、つまり就活中にお付き合いをすること(続けること)は、

大きく次の2つのメリットがあります。

 

・精神的な支えとなってくれる

・情報交換の精度が上がる

 

順に見ていきます。

 

 

◯精神的な支えとなってくれる

 

一番の大きなメリットは、自分が辛い時、

側で励ましてくれる、味方になってくれることでしょう。

 

ご存知のように、就活では多くの困難にぶち当たります。

ですが、そのような悩みは、誰にでも相談できる訳ではありません。

 

心配して気を揉んでいる親にはとても言えなかったり、

仲の良い友人でも、自分よりも先に内定をもらっていたり、選考が進んでいたりすると、気が滅入ってしまうもの。

 

そんな時、自分の悩みを聞いてくれ、

味方になって励ましてくれる、前を向かせてくれるような存在が側にいれば。

辛い時、精神的支柱となってくれるに違いありません。

 

もちろん頼りすぎ、甘えすぎは相手を疲れさせてしまうだけであり、

時には逆効果となってしまいますので、

相手の立ち位置を思いやることも必要です。

 

しかし、そのような心の支えがあるだけで

「辛いことがあったけれど、また明日も頑張ろう」

と、頑張るモチベーションになるはずです。

 

 

◯情報交換の精度が上がる

 

就活は、情報戦とよく言われますね。

 

「情報を制する者が、就活を制する」

とも言われるように、この情報社会では

「より多くの、正確な情報を得た者が得をする」

ように出来ています。

 

もちろん、友達や就活での知人と情報交換を交わすことは非常に大切ですが、

全てが正しい情報とは限りません

 

就活中は、

友達であり、ライバルであり。

同じ業界・業種であれば、特に顕著かもしれませんね。

 

教えてもらった情報が間違っていたり、古かったり、

中には、故意に誤った情報を言われるケースも、実際にはあります。

 

ですが、健全なお付き合いをしているパートナーであれば、

やましい損得感情は低くなるはず。

上記で挙げたようなことは、まず無いでしょう。

 

どちらかが年上で、既に社会人経験があれば、

「実際のところ」を詳しく教えてくれるでしょうし、

 

同い年や、双方ともに社会人経験が無くとも、

どちらかが得てきた情報は「正確に」教えてくれるはずです。

 

お互いを想っているのであれば、

当然のことですね。

 

 

 

1-2.就活中の恋愛のデメリット

 

続いて、

就活中の恋愛のデメリットを見ていきます。

 

大きく分けて、

・就活に手がつかなくなる

・余裕の無さから、お互いの欠点が浮き彫りになる

これら2つがあります。

 

 

◯就活に手がつかなくなる

 

想像に難くない人も多いはず。

付き合ったばかりの頃って、本当に楽しいですよね。

何もかもが、全く変わって見えるはずです。

 

そんな毎日が楽しい状態で、

就活に一生懸命取り組むため、スイッチを切り替えることは

並大抵のことでは出来ません。

 

「デートの計画ばかり頭をよぎってしまい、

就活が手につかなくなってしまう」

 

こうなってしまっては、本末転倒です。

 

 

◯余裕の無さから、お互いの欠点が浮き彫りになる

 

就活は、これ以上出来ないぐらい、頭がちぎれるぐらい

自分自身と徹底的に向き合うことになります。

 

当たり前ですが、精神的に大きな疲労を伴い、

心に余裕がなくなっていきます。

 

そのような状況下では、

何の気もなしに言った小さな一言でさえも、

トラブルの元になり兼ねません。

 

また、そのような小さなストレスが積み重なって行くと、

お互いを思いやる気持ちも薄くなっていき、

相手の欠点ばかり気になるようになってしまうかもしれません。

 

例え気心が知れているパートナーでも、

甘えてしまっては、関係にヒビが入ります。

就活中こそ、相手への思いやりを忘れないようにしましょう。

2.就活と恋愛のテクニック ①まずは自分のことを知る!(自己分析)

ここまで、

就活中の恋愛におけるメリット・デメリットについて解説してきました。

 

経験がある人は、共感してくれたかもしれませんし、

これからの人は、良い勉強になったのではないでしょうか。

 

 

さてここからは、

そのような皆さんどちらにも知っておいてほしい

就活と恋愛が似ていると言われる所以について、

4つのポイントに分けてご紹介します。

 

このポイントを押さえれば、

就活と恋愛、両方で結果を出すことも夢ではありません。

 

それではまずは1つ目、

「自分を知る(自己分析)」について見ていきましょう。

 

 

 

 

恋愛で大切なことと言えば

「自分とはこういう人で、異性のタイプとしてはこういう人が好きだ!」

という、自分がどういう人間かを理解し、どんな人が好きなのかを

理解しておくことなのではないでしょうか?

 

例えば、それは身体的な特徴(身長、顔、顔のタイプなど)かもしれませんし、

性格のような内面的なものかもしれません。

 

どちらにせよ、

まずは自分、ひいては自分の好きなタイプを知ることは、

恋愛をする際にたくさんの恋愛の対象がいる中で、

効率的に自分の好きな人へアプローチする際に大切な要素となってきます。

 

少しわかりにくいかと思いますので、

筆者の身近な経験を例にとってみますね。

 

 

数年前に、私は友人に

「俺はこういう顔で、こういう性格の人が好きなんだよね〜」

と話していたところ、ちょうどそのタイプに当てはまっていた女性が

「彼氏が欲しい」

と言っていたらしく、紹介してもらい、後々付き合うことになった経験があります。

 

つまり何が言いたいかというと、

自分のことと自分の好きなタイプを言語化しておくことで、それに当てはまる異性が明確になり、マッチングがしやすくなるのです。

 

 

就活の場合も同様。

「自分を知る」ということがいかに大切で、俗に「自己分析をしろ」という風に言われますよね。

 

「自分はどういう特徴があって、将来どう生きていきたいのか」

ということを理解しておくことで、たくさんの企業の中から、効率的に自分の進みたい企業を見つけることができます

 

就活の自己分析では、過去の自分の体験から

「なぜ自分はそうしたのか?」

「自分の何がそのような結果をもたらしたのか?」

“なぜ”を繰り返していくことで、「自分とはどんな人間なのか」を分析することができます。

 

 

3.就活と恋愛のテクニック ②相手のことを知る(リサーチ・業界/企業分析)

恋愛において自分のことを知ることができると、

自分の知り合いの中で「自分の好きなタイプ」という軸の中に当てはまる人が浮かび上がってきますよね。

 

すると次にすることは、

友人などから「あの人どんな人?」のようにきてみたり、SNSを覗いたりして、

その人がどういう趣味を持っているのか、どういう交友関係があるのかをチェックし、情報収集を進めます。

 

就活でもこの過程は一緒です。

 

自己分析で自分の特徴がわかって、仕事の軸が決まったら、自分が行くべき業界や企業に関して調べます

そのことを業界分析や、企業分析と言います。

 

業界分析では、

 

・その業界ではどのような文化や風習があるのか

・どのような流れで商売をしているのか

・企業分析ではどのような人が働いているのか

・どのような職種、事業があるのか

 

など、数字や文字でを情報収集したり、先輩やOB訪問などを通して理解を深めていきます。

 

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恋愛でも就活でも、

付き合ってから(または入社してから)初めて分かることがあるのは当然ですが、

事前にわかることを調べておいたほうが、後々のミスマッチが少なくなるので大切なことです。

 

筆者も、恋愛であまりお互いのことを知らずに付き合ってしまったことがありましたが、

価値観の違いや、趣味の違いなどからうまくいかず、すぐに別れてしまった経験があります。

 

できればこのような事態は避け、お互いに長く良好な関係を築いていくためにも、情報収集をしっかりとしておくことは大切なことなのです。

4.就活と恋愛のテクニック ③対面で感覚を確認(デート・面接)

相手のことを少し知ったら、恋愛ではデートをしますよね。

 

ご飯に行ったり、

映画を見に行ったり、

遊園地に行ったり、

お酒を飲みに行ったり。

 

そのデートにて、事前にわかっている情報以外のこと、相手の考え方や雰囲気、話してみた感じなどを確認するはずです。

 

デートの際に質問をすることで、相手への理解をより深めることができますし、

「自分はこういう人間なんだ」と主張することで、自分のことアピールすることができます。

 

 

就活でのデートの場面は、面接に当たります。

 

面接では、企業側が質問を通して「企業と就活生との相性」を確認しています。

特に、就活の面接でみられている事は雰囲気、考え方、価値観などです。

 

そこでいいなと思ってもらえれば、二次面接や最終面接に進んだりします。

 

また、自分でもOB訪問や企業説明会などで質問をして、

 

・この企業がどんな特徴があるのか

・自分にあっているのか

・将来充実感を持って働くことができそうか

 

など相性の最終確認をしていきます。

恋愛の場合は、2回目以降のデートに繋がったりといった具合ですね。

5.就活と恋愛のテクニック ④次のステップへ進む(付き合う/結婚・内定/入社)

もし、デートでお互いの感覚が合ったり、

居心地がよく「この人いいな!」と思えば、

どちらかが告白をしてめでたく付き合うことになったり、結婚することになりますよね。

 

筆者もこれまで5人くらいの女性とお付き合いしたことがあるのですが、

やはりこの瞬間がもっともドキドキし、将来に対してワクワクします。笑

 

付き合ってみてから

「あれ、この人こういう一面あったんだ!」

とより好きになったり、

「こういうところは自分とは違うな、ここはこう変えていこう」

と寄り添っていきます。

 

就活の場合は内定がでたり、入社という一つの段階が就活と恋愛が似ていると言われるポイントの一つです。

 

事前に確認した情報通りで、しっかりと自分の予想通りに働けることもあれば、そうでないこともあるでしょう。

 

やったことのない業務や高い目標に、くじけそうになることもあるかもしれません。

ですが、会社というパートナーと共に目標に向かって仕事をする事で、充実感を得ることができます。

 

 

 

【番外編】お互いの方向性のズレ(解雇、転職)

 

恋愛では、もちろん付き合った相手と長く、

問題もなく一緒にいられれば良いのですが、、

 

付き合ってみたり、結婚してみて

 

「あれ、もしかしたら違うかも」

「この人とは、やっぱり合わなかったのかもしれない」

 

と思うことは、残念ながらもちろんあり得ます。

そんな時は、距離をおいてみたり、別れたみたり、離婚します。

 

もしかしたら相手が浮気してしまったり、

自分に他に好きな人ができたりするのも、また事実です。

 

確かそれはすごく悲しいことですが、

そこで学んだことや一緒に過ごした時間は、何にも代えがたい思い出や経験となり、次の恋愛に繋がってきます。

 

筆者も5人の女性との出会いをし、5回の別れを経験しました。

ほとんどがお互いの価値観の違いで別れてしまったのですが、、、笑 

 

もちろん別れた際は悲しい気持ちになりますが、

それ以上に学ぶことがあったり、新しい出会いに期待したりと

決して悪い事ばかりではありません。

 

就活でも同じです。

 

相手のことを頑張って知って、自分のアピールをして、

なんとか勝ち取った内定、そして入社。

 

でも実際に入ってみたら、自分のやりたい事はそこになかったり、

それ以上の成長が見込めなかったりするかもしれません。

 

そんな時は、企業側から解雇されたり、自分で新しい地を求めて転職する、という流れが一般的であると言えるでしょう。

6. 就活と恋愛で大切なことは"数"

よく友人からの恋愛相談では

「彼氏(彼女)ができない」という悩みを聞きます。

就活の場合では「内定が出ない」という悩みに当てはまりますね。

 

どちらの場合でも共通している問題は、「圧倒的に出会いの数が足りていない」ということです。

 

例えば、、、

恋愛の場合で言えば、知っている異性が100人の人と1人の人では、どちらの方が彼氏、彼女ができる確率が高いと思いますか?

 

もちろん清潔感を出したり、ファッションに気を使ったりという努力は大切ですが、

それ以上に、知り合いの数が100人もいた方が、自分が好きな特徴を持った人がいる可能性が高いはずですよね。

また同様に、100人もいれば、1人くらいは自分のことを好いてくれる異性がいるはずです。

 

逆に、1人しか知り合いがいなければ、

付き合ったり、結婚したりする可能性は非常に低いのは明白ですね。

 

 

就活も同じで、

例えば1社しか受けていなかったら、自分の中に就活の経験値もたまりませんし、

その1社が自分に最も合っている企業であるという可能性は非常に低くなります。

 

なので、

就活でも恋愛でも、上手くいかせるために言えることは

「出会いの数を増やし続けよう!」

ということなのです。

まとめ

就活と恋愛は非常に似ている!

 

ここまで就活と恋愛の共通点を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

みなさんがここまで記事を読んでいただいて、感じることができたように

就活と恋愛は結構似ているので、就活は恋愛に例えられやすいのです。

 

就活も恋愛も、

同じように自分を知ることから始まって、相手の分析をし、お互いの感覚を確かめ合い結ばれます。

 

もちろんタイミングという問題もありますが、

手順をしっかりと押さえておき、各過程でやるべきことをしっかりとやっていけば、

就活も恋愛も自分の努力次第でどうにでもなる、というのが筆者の感じていることです。

 

なのでもしこれから

 

「就活を始めていこう!」

「内定をゲットしよう!」

「彼氏、彼女を作ろう!」

 

と思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

みなさんの就活と恋愛が上手くいくことを願っております!

 

 

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