【企業分析】ビジコネットの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/04/09更新
はじめに
株式会社ビジコネットは2020年に設立され、東京都港区に本社を置く人材サービス業界に属する会社です。
デジタルメディア事業を中心に人の役に立つ情報メディアを複数運営しており、人材を欲している企業と人材を提供できる企業の中継を担うマッチングサービスを取り扱っています。
今回はそんなビジコネットへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に企業分析を行っています。
ぜひ最後までご覧ください。
- ビジコネットの仕事内容が気になる
- ビジコネットの就職難易度を知りたい
- ビジコネットの選考対策として何をすれば良いのか分からない
また、人材サービス以外の業界については、以下の記事で概観していますので、ぜひ参考にしてください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、ビジコネットの就職難易度は高いと考えています。
以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参照すると、高めの難易度と言えるでしょう。
また、採用大学については公表がないため詳細は不明ですが、ビジコネットのインターンシップの採用実績は早稲田大学や慶應義塾大学など高学歴の学生が多い他、ビジコネットの在籍社員も8割が早慶出身とされているため能力の高い人材が多いことが考えられます。
ビジコネット自体は採用するボーダーは設けていないようですが、応募してくる学生の多くが早慶以上の学歴を持っているため、どうしてもレベルの高い学生が集まりがちです。
学歴フィルターが設けられている可能性は高いので、誰でも内定を獲得できるとは限らないでしょう。
選考対策としては、インターンシップに参加することです。
ビジコネットはインターンに力を入れており、公式サイトでも就活生の採用に関するページには学生インターンの枠が最優先で設定されています。
インターンにも選考があり、面接を重視する選考をしているので、自己分析と企業研究を徹底して面接に臨むようにしてください。
また、職種としては企画営業職となっており、自社運営メディアの広告掲載やWebメディアを扱う業務に従事することになります。
主な内容は新規ターゲットとなる顧客の調査と購買意思のアプローチ、顧客先の新規開拓などが挙げられます。
次の章から各内容や、その他就職活動に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
参照ページ:ビジコネット株式会社の長期インターンシップ|インターンシップガイド (internshipguide.jp)
ビジコネット株式会社について
会社概要
ビジコネット株式会社は、人材紹介、Webマーケティング、広告事業などを主な事業内容としている企業です。
2020年の創設以降、少人数ながら成長を続け、2023年にはアジアトップクラスのPR会社ベクトルグループに加わったことで業務の幅も広がっています。
ベクトルグループは10社以上のグループ企業を持ち、それぞれがコンサルティング事業やマーケティング事業を手掛けて成長中です。
ビジコネットはWebマーケティングに力を入れており、どのようなビジネスモデルでも重要な仕入と販売分野を拡大し、支援しています。
デジタルメディア事業では、お役立ち情報メディアを複数運営しており、「自分に合う仕事や職場を見つけたい方」や「自分に合うパートナーの探し方」など要望に合わせた依頼を解決すべく、役立つ情報やおすすめのサービスなどを調べあげ、ターゲットに伝わるコンテンツ記事を作成します。
ビジコネットが運営するメディアの登録者数は年間5万人以上で、BtoBのマッチングサービス事業も提供中です。
個人だけでなく、人材を求める企業と人材を提供する企業を繋ぐマッチング事業も行っています。
また、ビジコネットは行動経済学に基づいた交渉術をしながら営業活動を実施しており、ごり押しをしない営業を推進しているのも特徴です。
無理に勧めるのではなく、企業が自然とサービスを受け入れてくれるように交渉し、顧客との繋がりを形成していく企業と言えるでしょう。
参照ページ:
各事業セグメントの解説
ビジコネット株式会社の主な事業セグメントは以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
ハイクラス向け転職サービス | プロのエージェントによる密接なカウンセリングと質の高い求人紹介をするストライドエージェントにより、ハイクラス層の転職をサポート。転職メディア「EvoWrok」を運営しており、転職をサポートするパートナーを見つけるために転職サービス情報を発信。EvoWorkには求職者の価値観やキャリアに関する膨大なデータがあり、ハイクラス層の要望と管理職クラスの人手不足に悩む企業の課題解決に貢献する。 |
転職派遣メディア | 「CareeReco」という転職派遣メディアを運営しており、「あなたの新しい一歩を応援」をテーマに転職と派遣に関する情報を発信。1,100記事を超えるコンテンツ情報が掲載されており、現在まで継続して情報発信を実施中。 |
BtoBマッチングサービス | 顧客の「人手不足のお悩み」を解消するためにオンライン上で無料で支援。人手不足で悩む企業の派遣発注に関する相談や求人企業の要望をヒヤリング、最適な派遣会社の紹介。 |
3つの事業がありますが、売上高の詳細な情報は発表されていないようです。
人材サービスに力を入れているだけあり、各事業も人材紹介に関する内容が多いです。
また、独自サービスをいくつか提供しており、他社にはないサービス展開で差別化を図っています。
個人向けの転職サービスのサポートから企業間同士のサポートまで幅広く展開しており、ベンチャー企業ながら取り扱うサービスの豊富さが見てとれます。
ベクトルグループに加わったことで、ストライドエージェントなどベクトルのノウハウも取り入れることに成功しており、今後もさらなる事業展開が見込まれるでしょう。
以下、参照ページを紹介するのでぜひ確認してみてください。
参照ページ:
転職・派遣メディア『CareeReco』が友人・知人におすすめしたい転職・派遣メディアNo.1を獲得! | ビジコネット株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
ビジコネットで働いている社員は?
平均勤続年数は?
ビジコネットの平均勤続年数ですが、ビジコネット自体が2020年に創設されたばかりのため、平均勤続年数がまだ公表されていません。
人材サービス業界の平均勤続年数が6.3年とそこまで長くないため、2026年までに退職者がほとんど出なければ勤続年数は一定以上あると言えるでしょう。
また、ビジコネットは社員の数自体が14人と少ないため、小数の退職者が出ると平均勤続年数にも大きな影響が出ます。
社員数が少ない故に数人の退職者でも左右されやすいですが、数値だけを鵜呑みにせず、企業全体の在籍社員の割合も見ていきましょう。
平均年収は?
ビジコネットの平均年収は約531万円でした。
全国平均の年収が461万円であることを考えると、全国平均よりも高い年収となっています。
株式会社マイナビの平均年収が533万円のため、大手人材サービス企業と比較しても見劣りしない年収と言えるでしょう。
しかし、人材サービス業界全体の平均年収は約559万円あり、人材サービス業の中では少し低めとなっています。
ビジコネットは創業したばかりで、企業の規模もこれから大きくなっていく会社なので、平均年収も今後上昇する可能性があるのです。
今の時点での年収だけでなく、将来を見据えてみると決して悪くない平均年収と言えるでしょう。
平均残業時間は?
ビジコネットの従業員の平均残業時間は1か月あたり20〜30時間です。
人材サービス業界の平均残業時間が26.5時間のため、業界内でも残業時間は平均であると言えるでしょう。
人数が少ない分、一人一人にかかる負担は多少あると考えましょう。
平均ボーナス額は?
Web上では公表されていないため、詳細な情報は不明です。
しかし、ビジコネットの平均年収から、ビジコネットの平均ボーナス額は約85万円と推測されます。
理由は、国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与の割合は約16%だからです。
もちろん、企業によって賞与の割合は変動するため、あくまで参考程度に留めておいてください。
また、ビジコネットでは毎年2月と8月にボーナスが支給されます。
どんな文化なの?
ビジコネットでは「Yes or Yes!」という「やるならやる」「やらないならやらない」スピードを重視した決断力と実行力を尊重する文化が根付いています。
成長を楽しむ社員が多く、成長スピードは他社の3倍以上を自負しており、3年かけて学ぶ内容を1年で身に付けることもあるそうです。
現状維持は衰退を意味する理念を持ち、常に成長し続け、新しいことに挑戦する精神が芽生えていると言えるでしょう。
成長するのに抵抗がない方や、新しいことに取り組みができるチャレンジ精神のある方、少数精鋭なことから自分がプロジェクトの主体となって行動できる方に向いています。
参照ページ:
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
人材サービス業界の中でのビジコネットの立ち位置を紹介します。
売上高を参照するとビジコネットは決してトップクラスの企業というわけではありません。
理由としては
- 創設からまだ4年目で成長過程であり、会社自体が成熟しきっていません。
反対に言えば、まだまだこれからの企業であるため、企業の努力次第で大きく業績を伸ばすことも可能だと考えられます。
小さい企業でありながら、前述した独自サービスやノウハウを持っているため、ビジコネットならではの強みは明確にあるのです。
今後、事業の幅が広がっていくことは間違いないでしょう。 - 小人数でプロジェクトを進めるため、大手企業のような大人数で事業を手掛けることは難しいです。
その分、社員一人一人の仕事に対する価値は大企業と比べても勝っていると考えられます。
これから従業員が増えていけば、それに応じて会社の業績と立ち位置も向上していくことでしょう。
以上の要素によりビジコネットは人材サービス業界の中では、現時点で立ち位置は低いものの、今後の成長次第で大きく飛躍する可能性を持っているのです。
参考までに人材サービス業界の情報もまとめましたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
ビジコネット | 7億4,200万円 | 531万円 | 高学歴多め | 成長速度が速く、新しいことに取り組む社風 |
リクルートホールディングス | 3兆4,295億円 | 1,138万円 | 採用倍率約25倍 | 圧倒的当事者意識な社風 |
マイナビ | 1,861億円 | 533万円 | 採用倍率約11倍 | 先見性と想像力を重視する社風 |
ジェイエイシーリクルートメント | 344億円 | 664万円 | 採用倍率13倍 | 志をつなぎ、世界各国で発展を担う人材を作る社風 |
ネオキャリア | 496億円 | 401万円 | 採用倍率14倍 | ぜんぶ自分ゴト化など7つの価値観を育む社風 |
ビジコネットの新卒募集要項について
2024年現在、ビジコネットは新卒採用を一時停止しているため、最新の募集要項については情報がありません。
代わりに過去の新卒募集要項についてまとめました。
基本給は平均といえる金額で、残業代は1分単位で支払われるので働けば働くほど収入は増えるでしょう。
福利厚生は整っている他、オフィス内にフリードリンクやスナックがあり、働く環境に恵まれています。
年間休日日数も123日あり、ワークライフバランスを考えながら働くことが可能で、年末年始休暇や夏季休暇が取れるのでまとまった休みも取れます。
東京本社のみの勤務のため転勤もなく、適性に応じて以下の業務に着手可能です。
- 新規サービス企画開発
- 既存事業領域の課題抽出/企画/実行
- 経営戦略の立案~実践
- メディア編集長
- デジタルマーケティング
各項目 | 詳細 |
職種 | 総合職 業務内容:新規サービス企画開発やデジタルマーケティング |
給与 | 基本給:231,000円 備考:残業手当、交通費、住宅手当別途支給有 |
賞与 | 年2回(2月、8月) |
研修制度 | セールスプロモーション職による研修 |
福利厚生 | 各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、書籍代補助制度、オフィス内フリードリンク&スナック、住宅補助、服装自由 |
求める人材
ビジコネット株式会社では求める人材として、面白く働き、前向きに悩める人材を求めています。
どうせ働くなら楽しく働ける人がビジコネットには集まっており、悩んでも立ち止まらずに前進するために悩める人たちが会社を引っ張っているのです。
特別なスキルは求めておらず、チャレンジ精神があり、企業とともに成長していける学生が必要とされているでしょう。
設立からまだ4年ほどですが、企業は着実に成長しており、この先も会社を大きくしていこうと考えています。
その初期メンバーになってくれるバイタリティのある人材は求められやすいです。
エントリーシートや面接中に企業の求める人材に当てはまる人材がどうかを見られますので、求める人材像を意識して臨んでみましょう。
新卒採用のフロー
ビジコネットの過去の選考では、下記の通りの選考フローが実施されました。
選考における詳しい詳細は公表されていませんが、自己PRや志望動機などオーソドックスな質問はされると考えて良いでしょう。
過去には自分の技術力や業務をどこまでできるか、といった切り込んだ質問もされたようです。
技術力は一部の業種を応募した際に必要とされる可能性が高いですが、原則人柄を重視しています。
自分の良さを伝える準備をして、選考に臨んでいきましょう。
①説明会兼1次選考会
選考を受けるには、まず説明会に参加して企業の詳細を知ることから始まります。
ちなみに事前に書類提出が求められるため、場合によっては説明会より先にエントリーシートのような書類を提出する可能性が高いです。
自己分析をして強みや学生時代に頑張ったことなど、就職活動でよく聞かれる質問に回答できるようにしておくと良いでしょう。
志望動機もこの段階で聞かれる可能性があるため、Web上などで企業研究を進めていきましょう。
説明会では、企業の求める人物像や志望動機になりそうな部分を見つけて面接で役立てていくのがおすすめです。
②適性検査
1次選考会を通過した後は適性検査に進みます。
詳細は公表されていないですが、SPI対策をしておけば対応できるでしょう。
ただし、ビジコネットの選考を受ける学生は高学歴も多いため、適性検査の足切りラインも高い可能性があります。
高得点を狙うためにも、最低でも選考の2か月前から対策を進めることがおすすめです。
③最終面接
ビジコネットでは適性検査まで終わった後、すぐに最終面接へと移行します。
職種によっては複数回行う時もあるようですが、新卒の採用時は一度のみでした。
エントリーシートに沿った内容や学生の業務への姿勢なども聞かれる可能性があります。
エントリーシートの記載内容について詳しく質問されるケースも考えられますので、自分の体験エピソードや自己分析をもう一度深掘りしておきましょう。
以下のページも確認し、ぜひ内定を勝ち取ってください。
面接 | 上京を志す、就活生へ。ジョーカツ (jo-katsu.com)
④内定
最終面接を突破すれば内定が決まります。
採用大学
ビジコネットの採用大学は公表されていませんが、インターンシップには東京大学といった最難関大学から比較的難関クラスの大学の学生が多数応募しています。
それに伴い、企業側も採用をかなり厳選していると説明がされているため、本採用でも採用大学はトップクラスの大学が中心になっていると考えられます。
このことから学歴フィルターが設定されている可能性は高いでしょう。
〈大学〉※インターン採用 東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、学習院大学、横浜市立大学 |
少人数のため、どうしても一人にかかる能力の期待値は大きくなりがちです。
多様性の意識はしていますが、適性検査で足切りもあるように一定の学力も必要と言えるでしょう。
しかし、面接まで進めば学生の内面や人柄を見て採用される可能性もあります。
まずはエントリーシートで企業側の興味を引く内容を作成していきましょう。
採用大学のランクに関しては以下の時期を参考にしてください。
就職偏差値・難易度
ここまでの内容を踏まえて、ビジコネットの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は高いと言えるでしょう。
理由としては以下の3点が挙げられます。
- 20人以下の少数精鋭のため一人一人の能力が優秀でなければならない
- インターンシップの採用者のレベルが高く、選考も非常に厳しい
- 創設4年目の新興企業にしては年収、福利厚生が充実している
よって、就職活動の選考で出題されやすいガクチカや志望動機、自己PRなどの設問を対策するのはもちろんですが、SPIといった適性検査の対策も進めた方が良いでしょう。
エントリーシートや面接は、添削や相談を就活サイトや大学の相談窓口に依頼して完成度を高めてください。
対策を徹底して、内定を獲得していきましょう。
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
ビジコネットは、デジタルメディア事業を中心に人の役に立つ情報メディアを複数運営している企業で、人材を求める企業と提供する企業を繋げる役割を担っています。
ビジコネットは創設間もないベンチャー企業ながら、急速に成長している企業で若いうちから大きな仕事を任せてもらえる可能性も高いです。
選考にはレベルの高い学生が多いと思われますが、対策次第で可能性は残されています。
ここで紹介した内容を元に対策を進めて選考に臨んでください。