
【面接対策】学生営業マンの僕が教える、最強の時期別・面接対策!
はじめに
こんにちは、就活中落ちた会社は2社だけ。営業マン僕です。
とあることがきっかけで、
「今期も目標売上突破~~~~~~~~!!!」
とか
「週末目標届いてねえやんけ!!!!!!!」
とか。
ドラマの営業シーンに出てきそうなことを、大学1年生の頃からやってきました。
僕の得意なことは「興味のあること」、苦手なことは「興味のないこと」。
興味のあること「営業」においては、僕の商談トークが会社全体のお手本として選ばれたり、表彰されたり。皆の前でそのトーク手法を話したりしました。
逆に、興味のない「学校の定期試験」などはテスト3日前からしか手をつけず、最低限の点数だけ目指してやってました。
ですが、どんなに興味がなくても、結果は “そこそこ” を取ることが出来ていました。笑
というのも、興味のないことに対する “悪あがき” は、自分でも一流を自負するくらい効率よく、的確にやれていたからだと思っています。
この記事では、僕と同じような
・文系営業職希望
・なるべく努力したくない人
・これまでの定期試験を直前1週間でどうにかしてきた人
こんな人に向けて、就活の面接対策方法をご紹介します。
“悪あがき検定1級”の僕が、本気で考えて実践した “就活での悪あがき” を、面接前の時期ごとに3つ分けて(長期前・中期前・直前期)お届けします。
また、面接の必勝法については、下の別記事でも詳しく書いているので、興味があればぜひこちらも合わせて読んでみてください!
少しでも参考になれば幸いです!
1.長期前:面接までたっぷり時間がある時期
1-1. 何をどのレベルで仕上げなくてはならないのか?まずは『全体像の把握』
まず『悪あがき』で僕が最初に行うこと。
それは、『全体像の把握』です。
と言っても、いきなり何を言っているのか分からないと思うので、学校の定期試験を例にとって考えてみましょう。
考えてみてください。
あなたは大学生で、よく分からない、全く興味のない授業を取っています。
その定期試験が3日後に迫っていたとします。
まず、あなたは何をしますか?
って話です。
悪あがきエバンジェリストの僕はまず、
「最終的に『何を、どのレベルで』仕上げないといけないか」を分析します。具体的にいうと、過去問や授業の口コミによって推定します。
就活に置き換えてみると、これは
「どこを目指し、そのために何を身につけておかないといけないのか」
となります。
もっと簡単にいうと、
『夢を見つけましょう、そのために何が必要か考えましょう』
っていうことです。ゴールから逆算し、今何が必要なのかを考える思考法ですね。
例えば、『夢』の達成のために就職を目指す場合を、逆算してみると、下記のようになります。
ゴール:『夢』の達成
↑
『夢』の達成に必要なこと:『就職試験への合格』
↑
『就職試験への合格』のために必要なこと:『筆記で合格、面接で合格』(理系職、専門職は除く)
全て説明すると長くなってしまうので、この記事では、どうすれば『面接で合格』できるのかについて着目していきたいと思います。
この “どうすれば『面接で合格』できるのか” という「面接対策」が、なかなか厄介ですなんですよね。
ゴール達成するための第一歩ですから、しっかりと準備しなければならないのです。
ここまでで察しの良い方はお気づきかもしれませんが、
僕がこの記事で散々「悪あがき」という言葉を用いているように、僕は半年という長い期間を対策にあて、就職試験を乗り越えてきました。
1-2.しっかり面接対策をすること=手持ちの『武器を強化』し、きちんと武装すること
ゴール達成のためには、まず第一歩として面接対策をしっかりとし、きちんと”武装”することが大切であるということが、お分りいただけたかと思います。
もっと言えば、きちんと武装するためには、手持ちの『武器』を強化しなくてはいけませんね。でないと、しっかりと戦うことが出来ませんから。
この時に意識したいのは、「 “どの会社にも” 使える、または対応できる」こと、広く浅く、汎用性のある面接対策にすることです。
なぜ、この時期の面接対策は「広く浅く」でないといけないのか?
スポーツを例にとって、考えてみましょう!
例えば、あるスポーツで世界大会を目指すことにした人がいたとします。
この人は、どのスポーツで世界を目指すのか、まだ決めていません。
野球かもしれないし、サッカーかもしれません。
このように、まだ思考が定まっていない状態でとりあえずバットの素振りを始めてみたとしても、あとになって「やぱりサッカーで世界を目指したい!」と考えが変わる可能性も、十分にあるわけです。
となると、せっかく長い時間バットの素振りを一生懸命やっていたとしても、その時間が無駄になってしまいますよね。
つまり、まだ思考が定まりきっていない状態では、どのスポーツにするか絞って練習するべきではありません。
この時期に注力すべきなのは、どのスポーツをやるにしても必要となってくる「基礎体力」を作ることなのです。
就活、ひいては面接対策にしても、全く同じことが言えます。
まだ面接本番までたっぷりと時間があるのに、第一希望の1社、あるいは専門的な業界にだけ通用する面接の練習だけしてしまっては危険ですよね。
希望の業界が変わった場合、あるいはそこにもし落ちてしまった場合、また最初からやり直さなくてなりません。
ですので、繰り返しにはなりますが、せっかく準備できる時間がたっぷりとあるこの時期には、どの業界にも通用する基礎的な面接スキルを身につけることが大事になってくるのです。
1-3.広く浅い面接対策=”自己分析”を極めること
それでは、広く浅い、汎用性の高い面接対策とは、一体何をすればよいのでしょうか?
答えは簡単。
『自分のことを話せるようになる』
これが出来れば十分です。
面接でよく聞かれる”自己PR”は、どこの会社でもしなくちゃいけませんし、「自己紹介をしてください」って聞いてくる面接官もいますしね。
志望動機でさえも、自分のことを分かっていないと書きづらいです。
つまり、自分のことを話せるようになることが、面接において基本となってくるのです。
そして、”自分のことを話せるようになる”ためには、逆算して考えると『自己分析』が必要になってきますよね。
やり方はシンプル。
次の3つを、ひたすら突き詰めて考えていきましょう。
自分は○○になりたい
↓
なんでなりたいんだろう
↓
なってどうするんだろう
↓
・・・
これを繰り返していくと、本当に自分の目標が○○なのかとか考える場になりますし、自身の深掘りができているので、面接で想定外の質問がきたとしても自然と答えられるようになります。
例)IT業界に憧れを持っている場合
「自己分析をしなさい」と言われることは多いと思いますし、いい加減聞き飽きた方もいるかもしれません。
やり方がよくわからず、嫌になってしまった方もいるかもしれません。
ですが、皆が口を酸っぱくして言うということは、それなりに意味のあること。
もっと言えば、
①自分の夢の再確認&具体化
②質問対策
という、明確な意味のあることなのです。
(自己分析の大切さについては、こちらの記事でも紹介されています。)
2.中期前:面接が少しずつ近づいてきた!
『ホットリーディング』で面接相手の情報を調べ上げる
納得のいくまで自己分析ができたら、次に必要なのは『ホットリーディング』。
簡単にいうと、相手をよく理解しておくことです。
面接に臨む前に、面接相手のことをしっかりと調べ上げましょう。
面接という試合に臨む前に、相手のことが少しでもわかっておくと、こちら側としても戦いやすいですよね。
“ホットリーディング”には、下記のように様々なメリットがあります。
・面接相手の会社への質問が、勝手に浮かんでくる
→ 「質問はありますか?」と突然聞かれても困らない
・自分の志望動機と相手の会社の優位性が結びつく
→より説得力のある志望動機が作れるようになる
特に、相手企業がベンチャーである場合や、企業風土がオープンな企業であると、このホットリーディングはかなり有効です。
というのも、自分の面接を担当する可能性のある社員の情報や、興味のある情報がFacebookやTwitterで推測できるので、
面接中に聞かれる可能性のある質問も、ある程度予測することが可能だからです。
つまり、どれだけ成功率の高い面接ができるかというのは、この『ホットリーディング』が肝になってくるのです。
3.直前期:いよいよ面接本番!
「自己分析」で自分を理解、そして「ホットリーディング」で相手を理解したら、いよいよ最後は面接本番での最強テクニック。(ようやく悪あがきっぽい内容になります。笑)
『ファーストインプレッション』(相手が自分へ抱く第一印象)を良くし、『オープナー』(相手と交わす初めての会話)の内容を記憶に残るものにします。
この2つを組み合わせ、 面接開始前~開始1分以内に発動させましょう!
3-1.身だしなみを良くし、『ファーストインプレッション』を良くしよう!
『ファーストインプレッション』とは “第一印象”の意味。
アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」によると、人間は初めて会った人間に対して抱く印象は、会ってから僅か3~5秒で決まると言われています。
つまり、相手が自分へ抱く印象は、その大半を視覚情報のみに依存している、ということになります。
話を面接に戻しましょう。
上記の法則に則って考えてみると、面接で大切なのは「面接官と顔を合わせてからの3〜5秒」ですよね。
視覚情報が全て、ということは既にお伝えした通り。
面接官の目に映るのは、就活生であるあなたの “身だしなみ” になるのです。
面接官にとってだらしない印象とならないよう、身なりをきちんと整えましょう。
・シャツのしわは伸びていませんか?
・ネクタイは印象の良いものを用意できていますか?
・匂いは気になりませんか?
・革靴は色が剥げていませんか?
・肌荒れは許容できるレベルですか?
・爪は清潔ですか?
・髪に清潔感はありますか?
・さかむけのケアは万全ですか?
・姿勢は背筋が伸び、胸を張っていますか?
ざっと思いついただけでも、こんなにたくさんの項目があります。
僕が就活していた時はここに書いた項目よりもっとたくさんのことに注意を払っており、”毎回最高コンディション” を作り上げていました。
ちょっと気をつけるだけでも、印象を良くすることが出来るのですから、やらないと損です。意識がけを習慣化するようにしましょう!
3-2. 笑顔でハキハキと話そう!初対面での会話が鍵『オープナー』戦略
『オープナー』、つまり”初めて会った時の会話”は、視覚情報と並んでとても重要です。
例え第一印象が良くても、声が小さすぎて何を言っているか聞こえなかったり、モゴモゴと何を言っているか聞き取れなかったら、印象が下がってしまいますよね。
しかも、状況は「就活」面接です。
初対面の友達と話しているのではなく、相手は面接官。こちら側が何をどのように話すのかを、シビアに観察しています。
就活面接である以上、会話のトピックは限られてしまいますが、少しでも「笑顔で」「ハキハキと」話すように心がけましょう!
自分のセールスポイントをどう置くかによっても変わりますので、この2つが逆効果になってしまうケースもあるかもしれません。
ですが、おそらく基本的に、この2つを意識することで最初のハードルはクリアするはずです。
企業からみた新卒の立ち位置は、基本その会社の下っ端になります。
右も左も分からないので、上司から色々と面倒を見てもらわなければならないのです。
可愛がってもらわないと、あとあと自分が辛くなります。無理に背伸びして内定もらえたとしても、入社後につらくなるだけです。
なので、少しでも可愛がってもらえるように好印象を残しましょう。
このように『ファーストインプレッション』と『オープナー』それぞれを極め、組み合わせることによって、初めて相手に話を聞いてもらえるのです。
考えてみましょう。
あなたが面接官だったらどっちの人の話を聞きたいですか?
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後にざっと内容をまとめておきます。
冒頭のとおり、僕は「なるべく努力したくない人」かつ、「これまでの定期試験を直前一週間でどうにかしてきたような人」です。
だからこそ、悪あがきを真剣に取り組んできました。
この記事も、向き不向きがあると思うので、読んでくれた皆さん全員のお役に立てるとは思っていませんが、誰かの参考になったら嬉しいです。