資格は就活に有利になるってホント?資格の活用方法まとめ

2024/8/24更新

はじめに

「〇〇の資格を持っていると強い」

「〇〇の資格を持っていたほうが優遇される」

こんな話をしたことがある就活生は多いのではないでしょうか?

もし、ある資格を持っているだけで就活が有利に働くのならば、ぜひとも取っておきたいところですよね。

ですが、残念ながら資格があるだけでは有利にはなりません。

なぜかというと、企業は就活生が持っている資格について、そこまでの強い関心がないからです。

ただし、専門職の場合や自己PRの仕方次第では、有利になるケースももちろんあります。

今回の記事では、「資格があると有利になる」という噂を徹底検証していくとともに、具体的な活用方法について紹介します。

この記事は、以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。

この記事を読むと分かること
  • 就活での資格について知りたい
  • 就活で資格はあったほうが良いのか
  • 就活におすすめの資格

就活での資格について知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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企業が採用時に重視している点とは?

資格があるだけでは、就活は有利になりません。

冒頭でもお話ししましたが、学生の保有資格を重視する企業は、全体のわずか8%です。

つまり、企業はそこまで資格に強い関心を持っていない、ということが伺えますね。

ただし、例えばエンジニアなど専門スキルを必要とする専門職の場合は、関連する資格を持っていたほうが、有利になるかもしれません。

では、企業が資格にそこまで興味がないとすれば、合否をどこで判断しているのでしょうか?

ズバリ、企業が重視しているのは、これから会社で活躍してくれそうかといった「ポテンシャル」の部分です。

入社時にそれほどの資格やスキルを有していなくとも、「今は業界未経験でスキルはないが、社風にマッチする人柄で入社後に頑張ってもらえそうだ」とポテンシャルを認めてもらうことができれば、内定につながるかもしれません。

実際に、企業が採用時に重視する点として、「人柄」が92%とダントツの1位。

その次に「企業への熱意」(78%)、「今後の可能性」(66%)と続いています。

つまり、資格の有無は採用にあまり関係がないということがいえます。

 

自己PRの方向性によっては資格が有利に働くことも

自己PRの方向性によっては資格が有利に働くことも

自己PRの方向性によっては、資格が有利に働くこともあります。

なぜなのかを解説します。

資格を取るまでの努力が評価される場合もある

前章で、「資格の有無は、採用にあまり関係がない」とお話ししました。

かといって、まったく意味がないというわけでもありません。

自分の性格や興味などを示す上で、資格は客観的な指標となるため、自己PRの方向性や使い方によっては、就活が有利に働くこともあります。

例えば、資格取得のきっかけや過程を示すことで、目標に対して適切に努力や行動ができることをアピールできます。

「英検◯級を取るために、このような計画を練り、日々このように努力を積み重ねることで、最終的に目標を達成することができました」というようなものです。

また、取得した資格が志望業界に関係があるものならば、業界への興味や志望度の高さをアピールすることができます。

このように、公的な資格を持っていると自己PRにより説得力が生まれ、面接官に強く訴求することが可能になるのです。

かといって、何も就活のためだけに慌ててその資格を取る必要はありません。

過程
  • なぜその資格を取ろうと思ったのか
  • 取るまでにどんな行動をとったのか

資格取得よりも、こういった過程のほうが、就活には大切です。

このことをしっかり整理・言語化して、自分の「人柄」や「企業への熱意」のアピールにつなげていきましょう。

就職後の仕事に使える資格を持っていると有利

資格は、就活や希望の仕事で使えないものを持っていても、あまり意味がない場合があります。

いまから資格を取ろうとするならば、就活や仕事で使えるものだと有利に働きます。

例えば事務職希望なら、PC関係のスキルや簿記など。

希望の企業がある程度距離があり車通勤が必要ならば、運転免許があると評価は上がるでしょう。

エンジニア職なら情報処理技術者試験などがおすすめです。

就活で特におすすめ資格

就活で特におすすめ資格

以上を踏まえた上で、就活においておすすめの資格を紹介します。

おすすめする観点
  • 現実的に取れるかどうか
  • それぞれの目的においてかなりメジャーなものかどうか

志望する業界や職種によっては、ここで紹介する以外にも持っていたほうが良いものはたくさんあります。

また逆に、ここで紹介するものがそこまで就活に役立たないケースもあります。

次のようなことを考えて取る資格を決めましょう。

決め手
  • 自分の志望する業界にとってはどのような資格が必要なのか
  • その資格はどのようなものなのか
  • 持っているとどんなメリットがあるのか

さまざまな側面から考えると良いでしょう。

普通自動車運転免許

普通自動車運転免許は就活にあったほうが有利でしょう。

現在は、取得率も高く、会社の用事で運転が必要なときにも重宝されます。

また、営業職や車での移動がある職業では、車の免許が重宝されます。

普通自動車運転免許は、仕事内容に車の使用ありとあった場合や、会社の場所が遠くて車通勤になる場合は、就活選考前に取得し、エントリーシートに書くと、印象が良くなるでしょう。

MOS(PCスキルの証明)

MOSはパソコンスキルの証明に良いでしょう。

特に今は、事務職はパソコンを使う仕事です。

また、ほかの職種であってもパソコンは必須なことが多いです。

そのためMOSの資格を取っておくと良いでしょう。

MOSワードとエクセルの2種類あり、両方取っておくとパソコンスキルの証明になる資格です。

秘書検定

秘書検定も持っておくと就活で有利です。

秘書検定は、ビジネスマナーや作法なども学べます。

そのため、社内での接客マナーが分かる人として重宝されます。

高い級ですと、実際に試験官がいて話す試験(お辞儀の角度などを見られる)もありますので、さらに印象は良くなるでしょう。

日商簿記

会計系の資格です。

特に、経理や財務などの専門的な職種につきたいと考えている人におすすめの資格です。

簿記とは、簡単にいうと、帳簿にお金や財産の取引の記録をつけ、企業活動をお金の流れから把握するもの。

1級、2級、3級、初級、原価計算初級と5つの階級に分かれているため、低級は、社会に出るにあたっての教養として取得するのが良いでしょう。

専門的な職種を目指す方は、2級以上をおすすめします。

さらに、1級を持っていると、企業からかなり評価されます。

というのも、学生で1級を持っている方はあまりいないからです。

しかし、非常に難易度が高いので、相当な勉強時間と計画性が必要になるでしょう。

TOEIC/TOEFL

英語系の資格です。

知名度が高く、受けたことがあるという就活生も多いのではないでしょうか。

TOEICとTOEFLは、どちらも英語コミュニケーション能力を測定するためのテストです。

おおまかには、測定される技能数、出題範囲、受験者の目的といった点が異なります。

TOEIC
  • リスニングとリーディング(各495点)、990点満点
  • 出題範囲は、日常生活やビジネスの場面
  • 就活や、昇進のために利用する人が多い
  • 日本での知名度が高い
TOEFL
  • リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング(各30点)、120点満点
  • 出題範囲は、日常生活やビジネスの場面に加え、人文科学などアカデミックな問題
  • 海外留学のために利用する人も多い
  • 世界的に広く利用されている

どちらの資格も、全就活生におすすめです。

受けている人が多く、勉強の方法も確立されてきているので挑戦しやすく、適切に努力できることをアピールすることが可能です。

企業によっては、点数が採用要件となっていることもあります。

志望業界や職種にもよりますが、TOEICならば600点以上を目指すと良いでしょう。

海外で働きたい就活生は、世界的に利用されているTOFELもあわせて挑戦すると良いでしょう。

漢字検定

漢字検定も就活におすすめの資格です。

漢字検定であっても「資格がある」ということで、印象が良くなる場合があります。

大学生の就活なので、書くのであれば、ある程度高い級(大学生レベル)のものを取りましょう。

就活で持っていて良い資格

必須ではありませんが、持っていると良い資格を紹介します。

難しい資格もあり、勉強期間を要しますが参考にしてみてください。

基本情報技術者(IPA)

エンジニア職を目指す人なら持っておくと良いでしょう。

プログラミングなどの知識の証明になってきます。

情報系の大学でしたら、問題なく受験が可能です。

また、商業高校出身の方も比較的取りやすいでしょう。

しかし、今までプログラミングに触れてこなかった人には難しい資格です。

今までプログラミングに触れてこなかった人は、資格のスクールに通うなどして対策を行うと良いでしょう。

宅地建物取引士

不動産関係の仕事につく人には良いでしょう。

不動産関係の知識が身につく資格です。

資格習得は難しく、合格率も低い資格といわれています。

すぐ取れる場合もあれば、長い時間を要することもあるでしょう。

就活期間に取るのはあまり現実的ではありませんが、興味がある方は勉強を始めてみても良いでしょう。

ファイナンシャルプランナー

金融関係や保険関係の仕事を目指している人には良い資格です。

お金の知識が身につく資格です。

3級は1~2カ月程度で取れる資格となっています。

しかし、2級になると難しく、取得まで時間がかかる場合があります。

日経TEST

経済学が身につく資格です。

持っておくと、経済に強い人と思われて有利に働く場合があります。

 

資格を取る際の注意点

資格を取る際の注意点を紹介します。

スケジュールを考え計画的に取得する

スケジュールを考え計画的に取得しましょう。

大学生は、授業や就活、バイトなど忙しいと思いますが、資格を取る際は合間に時間を取らないといけません。

また、資格によって必要な日数も違います。

1日1~2時間ほど、資格の勉強に当てられるように調整しましょう。

希望する仕事の業務に使える資格を取る

受ける仕事に関係のない資格を取ると、あまり役に立たない場合もあります。

そのため従事したい仕事に関係のある資格を取るようにしましょう。

例えば事務職希望なら、簿記やPC関係の資格など。

仕事で役に立つような仕事でしたら、資格を活かすことが可能ですし、就活でも有利です。

エントリーシートの記載方法

エントリーシートへの資格の記載方法

エントリーシートへの資格の記載の仕方を紹介します。

資格の有効期限に気をつける

資格の有効期限には気をつけましょう。

資格には有効期限があるものもあります。

そのため有効期限が切れているものを記載していると、悪い印象につながりかねません。

有効期限が切れているものがあったら、更新を行ってからエントリーシートに記載するようにしましょう。

取得予定や勉強中の資格も記載が可

取得予定や勉強中の資格もエントリーシートに記載しましょう。

例えば、簿記2級勉強中などと書くことが可能です。

取得中の資格を書くことで、努力していることが企業先の面接官に伝わりますし、入ってから取得したら業務にも使える資格だと判断されます。

しかし、1~2個に絞り、あまり書きすぎないということも大事です。

取得目的や過程などを書く

取った資格をただ書くのではなく、取得目的や過程を書くと良いでしょう。

採用担当者もこういう目的で取ったということや、こういうふうに努力して取ったのかということが伝わり印象が良くなる場合があります。

資格をどのように活かせるのかを書く

資格をどのように活かせるのかを書くのも良いです。

資格を仕事にどのように活かしていきたいのか、ということを書くと良い印象につながります。

例えば、業務内容の◯◯に活かしたいなど、具体的に書いてみましょう。

資格についての記事をほかにも書いていますので、ぜひご覧ください。

書く資格がない場合は嘘を書いても良い?

ここまで、資格が就活にもたらす効果、おすすめの資格についてご紹介しました。

「この資格持ってる!」という方から、「一つも持っていない.. 今からでも勉強したほうがいいのだろうか」と焦ってしまった方もいるでしょう。

確かに、資格を一つも持っていないと履歴書の欄がぽっかり空いてしまうため、何か適当にそれっぽいことを書いて埋めたくなってしまいます。

当たり前ですが、嘘をつくことは良くありません。

道徳的なことだけではなく、虚偽の資格であることが企業にバレてしまったら、信用できない人間であると判断され、「入社後に不祥事があった際も、虚偽の報告をして誤魔化そうとしてくるかもしれない」と思われてしまうでしょう。

会社の信頼を落としかねない存在として、不合格になってしまうことは間違いありません。

また、内定をもらっていた場合、最悪のケースでは内定取り消しになってしまう恐れもあります。

何もこれは資格に限った話ではありません。

例えば、学歴。

いくらあまり評判の良くない学校や大学だからといって、嘘を書いてしまえば、それは立派な「経歴詐称」に該当します。

当然、不合格ですね。

また、仮に嘘がバレず運良く合格できたとしても、最終的に苦しくなったり、損をするのはあなた自身です。

就活において、アピールする資格がないのであれば、履歴書やエントリーシートは空欄で構いません。

それ以外の面で、アピールすることを見つけましょう。

まとめ

就活のためだけに、資格を取得する必要はまったくありません。

まずすべきは、自己分析や業界研究、あるいは面接練習など、自分にとっての優先順位を決めることです。

この記事では次のことを紹介しました。

この記事で紹介したこと
  • 就活での資格について
  • 持っていると有利になる資格

資格がなくても不利にはならないが、業務に関するものだと良い印象になるものも資格は、興味のある分野のものがあり、時間に余裕があれば、勉強してみましょう。

もちろん、資格を持っていることがマイナスになることはないので、取得した資格を使って、上手に就活を進めていってください。

 

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