【コスパ重視の就活生へ】交通費・宿泊費を賢く抑えてお金のかけない就活を!
2020年7月10日 更新
はじめに:就活はお金がかかる
・今まさに就職活動を行なっている方、
・あるいはこれから就職活動をし始めようという方
このような方にとっての大きな不安として、
お金の面が挙げられるのではないでしょうか?
就職活動中にはその面接場所によって、
・交通費
・宿泊費
・食費
などなど、様々な費用が生じてくるため、
バイトがあまりできず、経済的に苦しい状況に置かれがちな就活生は、
常にコスパと効率を考える必要があります。
本記事では、就活生であれば抑えておきたい
就活費用を賢く抑える節約術について解説します。
1.就活費用はどのくらい?調査から見えてくる費用の実態
では、就活生は実際に
どのくらいの費用がかかっているのでしょうか?
人材に関する調査・リサーチを手がけるディスコが2019年10月、
キャリタス就活2020の学生モニター(20卒の学生)1,127人を対象に行った調査によると、
20卒の就活費用平均は13万6,867円となったことが明らかになっています。
ただし、この数字はあくまで平均のため
実際のところ地方によっては大きなバラつきがあり、
最高額は北海道の23万3,525円、
最低額は関東の11万3,868円となっています。
(出典:ReseMom)
北海道が高額である理由としては、
やはり交通費が挙げられるでしょう。
実際、就活費用で最も多く占めたのは交通費(6万2,407円)であり、
最高額の北海道では平均12万3,625円、
最低額の関東でも平均4万3,166円がかかっています。
(出典:ReseMom)
やはり、地方就活生が東京で就活を行うため、
何度も地元と東京の間を行ったり来たりすることにより
出費が大きくかさんでしまっていることが、
データにも如実に表れていると言えるでしょう。
なお、交通費以外では
シャツ・靴などを含むリクルートスーツ代(3万6,375円)、
宿泊費(1万1,663円)などが続いています。
例えば交通費を節約したり、
宿泊先をなんとか工面したり。
何も考えずに使うのではなく、
アンテナを巡らせてお得な情報をキャッチし、
少しでも工夫して費用を抑えることができれば、
浮いた費用を志望度の高い企業への選考費用に充てることは可能です。
続いて、
実際の節約術について見ていきましょう。
2.就活節約術3選【交通費・スケジュール管理・宿泊費】
就活費用がいくらぐらいかかるのか分かったところで、
実際にどのようにして節約することができるのか、
交通費・スケジュール管理・宿泊費という3つの観点から見ていきましょう。
2-1.交通費支給の企業を受ける
先ほども申し上げたように、
就活にかかる費用の中で大きく占められているのが「交通費」です。
特に地方学生の交通費負担は関東学生に比べて金額が多く、
負担も大きなものとなってしまっているので、
少しでも交通費を抑えるため「交通費支給」の企業を受けるようにしましょう。
企業の中には、学生が移動にかかった交通費の全額、
もしくは一部支給してくれる企業があります。
大きいサイトでは、リクナビ、マイナビあたりで検索すると、
「交通費支給」と書かれた企業がたくさん出てきますので、
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
そして、そのような交通費を支給してくれる企業を、
できれば一日に複数社受けましょう。
交通費5,000円支給の企業を朝昼夜3社受けてしまえば、
支給基準には引っかかっていない為、
それぞれの企業から5,000円ずつ、計15,000円を支給してもらえることになります。
もし交通費が5,000円だとしたら、10,000円手元に残ることになり、
節約どころかお金を稼ぐことさえできてしまうのです。
ただし、あまり派手にやりすぎると印象が悪くなってしまうので、
注意するようにしましょう。
詳しい方法はこちらで解説しています。
(その他の交通費節約の為には?)
2-2.滞在費の工面
交通費に加えて、コスパをあげる為に考えなければならないのは
「滞在費の工面」です。
選考で一日中動き回った身体をしっかりと休められる場所を、
安価かつ確実に確保する必要があります。
しかし、ホテルを自分で借りるのには、
一泊でお金がかかりすぎてしまいますよね。
こういった悩みに対しての解決策を少し紹介します↓
滞在場所については自分が受ける企業だけでなく
就活サービスを提供している会社が用意してくれるものがあります。
もちろんそれらのサービスは、企業の協賛金などで成立していることが多く、
学生に無料あるいは安価で宿泊先を提供してくれます。
ホテル一泊(東京なら5000円〜くらい)することを考えれば、
かなりのコスパで就職活動を進めることができます。
その上、シェアハウス(個室or相部屋)・ドミトリー式などと
好みに合わせて選べるので、
節約しつつ、自分に合った環境でリラックスして滞在することが可能になります。
またシェアハウスですと、
就活仲間なんかも滞在期間中にできたりするので、
人脈も広がるという特典付きです。
1-3.面接日程の調整
就活生にとって大事なものとしてスケジュールの管理があります。
自分の受けたい会社や、興味のある会社へ
いかにして日程を合わせるかは重要ですよね。
しかし日程を変えてそれぞれ面接を受けていたら、
時間もお金もかかってしまいます。
コスパを重視するのであれば、
短期間で選考を進める方法を模索しましょう。
例えば、企業がESなどを提出させる際、
選考日程などを記載している場合があります。
自分の受けたい企業のものは真っ先にチェックして、
1日に3社くらい詰められそうな時は一気に調整してしまい、
無駄な交通費等を減らしてコスパを上げましょう。
(ただし、詰めすぎて身体を壊すなんてことは無いようににしてくださいね。)
内定までの最短プロセスを経るためには、早めの仕掛けが大切です。
選考を受けるかまだ迷っているけど、
もしかしたら受けるかもしれない企業の面接日程や説明会日程は、
早めにスケジュール帳に書き込み、
日程を確保しておくようにしましょう。
まだ予定が何もわからなければ、
どこに予定を入れるべきか判断がつきづらいですが、
予定が立ちそうなものがあれば、何となくスケジュールが把握できますよね。
予め、その前後に予定を固めてしまうことも出来ますので、
可能性のあるものからどんどん書き込んでいくようにしましょう。
3.おすすめ就活支援サービス
3-1.交通費支給のあるサービス
(出典:サポーターズ)
地方学生にとっては痛い出費である交通費の一部を支給してくれる、
ありがたいサービスです。
サイトには様々な企業の選考情報が日程別に掲示されているので、
登録した説明会や選考会に行き、
企業の説明を受けると支援金がもらえるようになっています。
受けることが出来る回数に上限も無いので、
都合がよければ1日に複数社の選考に参加することも可能。
また、支給額は在住地域によって異なり、
遠方に住んでいる学生ほど支給されるようになっています。
もちろん、お金欲しさにむやみやたらと受けること良くありませんが、
志望度が高い企業の選考にはどんどん参加しましょう!
2-2.宿泊費免除の太っ腹サービス
地方学生にとっては交通費に次いで大きな負担となりがちな、
宿泊費を免除してくれるサービスを見ていきましょう。
シェアハウスを「無料」で就活サービスとして提供している企業は主に2社、
「地方のミカタ」とご存知「ジョーカツ」があります。
サービス利用にあたっては、就活イベント等に参加する必要がありますが
これらのイベントでは様々な企業と巡り会える場が提供されているため、
交換条件というよりも、
むしろ就職活動を加速させてくれるような出会いが広がっています。
さらに、宿泊費が無料になるだけではなく、
例えば「ジョーカツ」では
・親身なキャリアアドバイザー
・交通費支給
などを受けることができ、宿泊費のコスパが上がるだけでなく、
就活生にとってもかなりありがたいサービスもたくさん提供されています。
これらを上手く活用し、賢く利用するようにしましょう。
2-3.スケジュール調整しやすいサービス
「突然面接が入った、、、」
「選考の日程が急に変更になった」
みたいなことって、よくありますよね。
難しいとは分かっていながらも、
できれば選考日程は後で柔軟に調節できる方が便利なはず。
面接日程など、基本的に調整が難しいものもありますが、
例えば先ほど紹介した
ジョーカツ
や
ビヨンドカフェ
(出典:ビヨンドカフェ)
などの企業は、
キャリアアドバイザーの質も高かったうえ、
学生の都合も出来る限り優先してくれる、学生本位の印象を受けました。
また、イベントの日程がホームページに掲載されているので、
早い段階からスケジュールがわかりやすいのも嬉しいポイントでした。
一方、学生であれば誰もが利用する超大手就活サービス、
などは、利用者数も多いため、日程調整も難しい場合が多いようです。
アドバイザーに相談しようと考えている方は、
一度様々なサービスを利用して見て、自分にしっくりくるものを探してみるのもありかもしれませんね。
おわりに:就活はコスパが命!
確かに、就活にはお金がかかりがちです。
しかし、無思考に費用をかけてしまうよりも、
コスパを重視した行動をすることで回避できる部分も少なくありません。
「就活はコスパが大事」
これはお金の面だけでなく
身体的、精神的にもコスパのいいサービスを利用することで
賢い就活ライフを過ごしていきましょう!