【企業分析】日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年2月27日更新
はじめに
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(Japan Tata Consultancy Services, Ltd.、以下:日本TCS)は、タタ・グループに属する世界的なITサービスおよびコンサルティング企業の日本法人です。
インドにあるタタコンサルタンシーサービシズ(TCS)と三菱商事との合弁会社でもあり、国内の東京・大阪・名古屋にオフィスを構えています。
また、インドや中国などのデリバリーセンターとも連携してITサービスを提供しています。
今回はそんな日本TCSの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
日本TCSへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの仕事内容が気になる
- 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの就職難易度を知りたい
- 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの選考対策として何をすれば良いかわからない
ITサービス業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
結論からお伝えすると、日本TCSの就職難易度は平均的な難易度です。
以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度といえるでしょう。
また、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分にあります。
公式サイトに「求める人物像」の特徴が5つ記載されているため、選考対策としてアピールできるエピソードを用意しましょう。
そのほか、グループディスカッションでの立ち回り方を練習しておくといいです。
また、インターンシップ(1Day Internship)への参加や公式サイトに掲載されている日本TCS採用ブログを確認しておくと、オフィスの雰囲気や先輩社員の人柄を知るきっかけにもなるのでおすすめです。
募集職種は、ソリューションエンジニアとなっています。
しかし文理不問としており、IT先進国であるインドの学習環境でスキルや知識を習得できます。
必須スキルは設けられていませんが、歓迎スキルとしてビジネスレベル以上の英語力や、プログラミング経験が記載されています。
これらを保有している人は積極的にアピールすると有利でしょう。
次の章から各内容やその他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社について
会社概要
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社は、ソフトウェア開発やシステム統合、データ解析やクラウドサービスなどのITサービスや、コンサルティングを提供している企業です。
親会社は、世界100ヵ国以上でビジネスをさまざまなビジネスを展開しているインドの大手企業タタ・グループです。
日本のクライアントに対してデジタルトランスフォーメーションを支援するだけでなく、グローバルに展開して世界中に多くの拠点を持っているのも特徴的です。
「テクノロジーで世の中を変える」と掲げているように、50年以上にわたってイノベーションをリードしてきた実績があります。
現在でも、海外拠点との協業によって世界のトレンドや思考を取り入れて柔軟に最適解を導き出しています。
グローバルビジネスの場において、将来を見据えたサービス提供に強みを持っています。
また、世界のテクノロジーと業界知識を蓄積しており、サービス提供する業界は金融や小売・消費財、ライフサイエンスや教育など多岐にわたります。
そのため、経営基盤も非常に安定しています。
さらに、創業以降から右肩成長しています。
現在でもAI活用やEVのグローバル展開の加速など、先進技術におけるビジネスにも取り組んでいるため、今後の発展が期待できるでしょう。
参照ページ
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各事業別の売上規模
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社の2024年度第1四半期決算によると、総売上高は731億2,500万円で前年同期比で6.6%増、純利益は約1,700億円と報告されています。
ITサービスにおいては、クラウドを活用したモダナイゼーション、サイバーセキュリティ、IoT、デジタルエンジニアリングが売上に貢献しています。
業界別に見ると成長幅は異なり、それぞれの売上状況は以下の通りです。
- ライフサイエンス&ヘルスケア(10.1%増)が最も大きく増収しています。
- 製造(9.4%増)、銀行・金融・保険(3%増)、小売・消費財(5.3%増)、テクノロジーサービス(4.4%増)、コミュニケーション&メディア(0.5%増)と各事業部も増収している状況です。
さまざまな業界へ事業を展開している日本TCSですが、多くの企業でIT導入の関心は高く、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連需要を取り込んでいます。
そのため長期的な成長が見込まれるでしょう。
参照ページ
各事業セグメントの解説
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社の主な事業セグメントは、以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
製造 | 変革を迅速に実現するため、グローバルでの研究開発への投資やスタートアップ企業・学術機関とのネットワークによるイノベーション実現を提供。 |
ユーティリティ | 公益事業(電力事業、ガス事業、水道事業)のお客様が常に業界の最先端を進み続けられるよう、ビジネスの効率向上に向けた施策の策定・展開を支援。 |
金融 | 全体売上の3割以上を占める最大の事業部門。金融業界のデジタルトランスフォーメーションをグローバルレベルで支援。 |
小売・消費財 | コンサルティングサービスや、システムの構築・運用・保守まで提供 |
ライフサイエンス | 最先端デジタル技術、IoT、ビッグデータ分析等の活用、開発リードタイムの更なる短縮化、営業マーケティング効率化を支援。 |
ハイテク | コンサルティングサービス、エンジニアリング&インダストリアルサービス、コグニティブビジネスオペレーション、デジタルトランスフォーメーションサービスという、幅広いサービスポートフォリオを展開。 |
通信・メディア・情報サービス | アーキテクチャのサービス化やネットワークスライシング、クラウドサービス導入などの要件へ対応。 |
保険 | アプリケーション開発・保守、ITインフラ監視・運用・保守、ITオペレーション・業務プロセスアウトソーシング、コンサルティング、AIやRPAを活用したデジタルトランスフォーメーションといった幅広いサービスを提供 |
旅客・運輸 | オペレーションコスト削減や新しいサービスの開発・提供、ビジネスモデルの変革。レガシー環境からクラウドやAI、IoTをはじめとする最新のテクノロジーまで幅広くサポート。 |
試験・教育 | 共通一次試験の時代から大学入試センター試験の採点。新しい時代の教育に対応するための包括的なソリューションの提供。 |
日本TCSはITサービスを提供しており、その事業はさまざまな業界へ展開しています。
現代ではIT技術は欠かせないものであり、日本TCSはトレンドにマッチした提案はもちろん、将来を見据えた技術提供やコンサルティングを行っています。
一般的にコロナ禍のように社会情勢によって売上は左右されますが、今後も需要が高まるITサービスの提供に加え、あらゆる業界に事業を展開していくでしょう。
安定した経営基盤を築いていることは注目すべきポイントです。
以下に参照ページを紹介するので、ぜひ確認してみてください。
参照ページ:
日本TCSで働いている社員は?
平均勤続年数は?
TCSの平均勤続年数は10年です。
2024年度 第1四半期決算報告にもあるように、ITサービス部門の離職率17.8%と公表されています。
一般的なIT業界の離職率が10〜15%であることから、業界平均よりも高い結果といえるでしょう。
平均年収は?
日本TCSの平均年収は公開されていませんが、大手口コミサイトによると649万円と言われています。
新入社員の場合、想定年収は470万円〜とされていますが、一般的な大卒の平均年収は200万〜250万円程度なので高い水準にあります。
参照ページ
平均残業時間は?
平均残業時間においても公開されていませんが、大手口コミサイトによると、日本TCSの平均残業時間は20時間です。
日本のIT業界の平均残業時間は23.2時間であることから、日本TCSの残業時間は標準といえます。
平均ボーナス額は?
新卒の採用情報にも掲載されているように、賞与の支給は入社2年目以降が対象です。
ただし、日本TCSでは入社一時金があり、入社初年度の12月に70万円支給されます。
2年目以降の支給額について、インターネット上には具体的な金額や割合は公開されていません。
しかし評価によるところが大きいため、気になる人はどのような評価制度が採用されているのか、面接や口コミ情報で確認しましょう。
どんな文化なの?
日本TCSは、タタ(インド)が日本に進出する際に、三菱系企業であるITフロンティアを合併してできた背景を持つ外資系企業です。
海外のメンバーと協力しながらプロジェクトを進めることも多いです。
そのため、単に英語ができるだけではなく、多様な文化や考え方を持つ人と働けるグローバルな感覚が求められます。
若手であっても意見を求められ、自己主張することに重きをおく文化です。
そのため、自ら手を挙げて積極的に行動することも重要です。
このように、日本人としての強みを活かしつつ、海外の多様な文化への理解や良いところを吸収できる環境なので、国や文化の違いを越えて挑戦したい人に向いています。
参照ページ
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しいITサービス業界の中での、日本TCSの立ち位置をご紹介します。
売上高を参照し他社と比較すると、日本TCSはトップクラスの企業だということがわかります。
理由として以下の要因があると考えています。
- ハイブリッド・デリバリー:海外拠点と協力してプロジェクトを進めていくため、世界のトレンドや文化・思考を柔軟に取り入れることができます。日本法人に対しても最適なサービスを提供しています。
- グローバル人材が多数在籍:日本語・英語でのコミュニケーション可能な人材が在籍しています。一般的なIT企業のように「要件定義は日本人、開発は現地拠点」といった分業・指令系統ではなく、提案段階から海外メンバーがクライアントと議論できるため、プロジェクトの意思疎通が齟齬なくできるでしょう。
- 教育環境が充実:IT先進国であるインドの高度な教育プログラムを受けられます。優秀な人材が育ちやすい環境なので、提供するサービスの質も高まります。
以上の要素により、日本TCSはITサービス業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。
参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高(2023年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
日本TCS | 852億7,500万円 | 649万円 | 60 | グローバルで積極性を重視する社風 |
日本アイ・ビー・エム | 6,493億円 | 920万円 | 68 | リーダーシップを発揮し論理的な発言や行動が評価される社風 |
アクセンチュア | 616億USドル (日本単独非公開) | 798万円 | 69 | 出る杭は伸ばす社風 |
富士通 | 2兆6,427億円 | 878万円 | 59 | 挑戦も学びも自分で選択できる社風 |
日本TCSの新卒募集要項について
以下に日本TCSの新卒募集要項についてまとめました。
23年卒から月1万円のベースアップが行われた点や、福利厚生がかなり整っている点は非常に嬉しい点です。
賞与は4分割制で、他社と比較すると珍しいです。
研修制度も新人に対するオンボーディングはもちろん、年次毎や役職毎に設けられたカリキュラムがあり、かなり充実しています。
転勤については、新卒に関していえば通勤可能県内と記載があるため可能性は低いでしょう。
ただ、年次が上がるにつれて転勤の可能性はあるので、気になる方は面接や説明会などで確認しましょう。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | 職種:ソリューションエンジニア 業務内容:主に日本企業における情報系および基幹系業務システムの開発に伴う「要件定義、設計、開発、テスト、保守運用」などの各フェーズにソリューションエンジニアとして参画します。 |
給与 | 大卒:月給 274,000円 (見込年収 3,988,000円+時間外手当※) 院卒:月給 287,000円 (見込年収 4,144,000円+時間外手当※) ※月額賃金×12か月+入社一時金(入社年度支給分) ※時間外手当は標準勤務時間を超過した分を別途支給 |
賞与 | 年2回(6月、12月) ※入社2年目より対象(入社1年目には入社一時金を支給) ※入社一時金 一律1,000,000円 (入社初年度の12月に700,000円、入社翌年度の12月に300,000円) |
研修制度 | ・Initial Learning Program (ILP) ・Continuous Learning Program (CLP) ・Emerging Skill Development (ESD) ・English Booster Program (EBP) ・Digital Learning Platform |
福利厚生 | 各種保険完備(健康・厚生年金・雇用・労災保険)、財形貯蓄、確定拠出年金、転居サポート、カフェテリアプラン(選択型法人会員福利厚生サービス)、法人会員施設の利用(スポーツクラブ、温泉保養所、ホテル他)、同好会活動 |
参照ページ
求める人材
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社では、求める人材として下記のものを公表しています。
Flexibility(柔軟な発想)
状況に応じて現在の仕事のやり方や方向性を変える能力
Leadership(リーダーシップ)
メンバーを効率的に共に働くように導き、動機づける能力
Logical Thinking(分析的思考力)
原因と結果の因果関係をつきとめ、対応策を練る能力
Impact & Influence(人を巻き込む力)
論理的、感情的な影響力を意図的に活用して相手に影響を与える能力
Achievement Orientation(目標達成に向けて粘り強く行動する力)
目標に執着し、それを超えることやそのために計算されたリスクを取る能力
以上の5つは日本TCSの実務面だけではなく、海外メンバーとのコミュニケーションや異なる文化に対する理解に必要な要素です。
エントリーシートや適正受験選考で確認されるほか、面接中に質問される可能性もあります。
回答できるようにエピソードを用意して選考に臨みましょう。
新卒採用のフロー
日本TCSの選考は、下記の通りの選考フローです。
ソリューションエンジニアという職種でもコンサルティング力が必要であるため、論理的思考力や課題解決力が求められます。
英語力を活かしたエピソードや、グローバルに働くことに対することを随所で尋ねられるでしょう。
そのため選考対策として、臨機応変に回答できるように自分なりの答えを持ち、柔軟に対応できるようにしておきましょう。
①新卒エントリー
日本TCS公式サイトの採用情報に掲載されている新卒エントリーのボタンから、必要事項を入力し、登録します。
登録内容は住所や連絡先をはじめとする基本情報や、大学や簡単なアンケートのみなので問題ありません。
②エントリーシート提出、適正受験選考
英語についてのこれまでの活用場面、自己啓発の取り組み、研究・ゼミ以外で学生時代に熱く取り組んだこと、グローバル化の状態など、日本TCSで働くうえで求められる要素が確認されます。
適性検査はヒューマネージが提供するTG-WEBで、計数・言語・英語・性格などが出題されます。
一般的な形式ですが、制限時間があるので時間内に回答できるよう練習しておきましょう。
エントリーシートの書き方は以下の記事でも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
参考ページ
③グループディスカッション(GD)
「地方大学が抱える運営課題の解決」「ある大学の登校時の渋滞を解決する方法」など、出題されたテーマについて回答することになります。
お題が書かれた資料が配布されるので、そちらを読み込み、その後グループで課題解決に向け話し合い、最後に発表します。
選考官から話の展開の仕方や発表方法についてフィードバックがもらえるため、今後に活かしましょう。
グループディスカッションでは担当する役割も非常に重要であるため、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
参考ページ
グループディスカッションにおける役割とは?役割の特徴と注意点を徹底解説
④一次・二次面接
一次面接では提出したエントリーシートに基づき、「なぜ取り組んだのか」「モチベーションを維持できたのか」など、自分が記述した内容を深掘りされます。
学生時代の自分をどれだけ分析できているかがポイントです。
二次面接では、面接官への質問を求められることもあります。
そのため事前に質問内容を考えておくとともに、話が広がった際にも対応できるように予測を立ててシミュレーションしておきましょう。
また、23卒ではオンラインで面接が実施されるため、通信状況に問題がないことを事前に確認しておきましょう。
声の聞こえ方や画面に映る自分の姿も確認してください。
面接については以下のページでも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
参考ページ
⑤内定
以上の選考フローを経て、無事に内定を獲得できれば就職活動は終了です。
参照ページ
【言語/非言語/英語完全網羅】
SPI初心者でも短期間で対策できる資料配布中!
SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。
「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。
SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。
この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。
この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。
採用大学
日本TCSの採用大学の実績を確認すると、難関大学や有名大学、中堅大学など幅広い大学から採用されています。
海外大学が実績に含まれているのも、グローバルな外資系企業ならではといえるでしょう。
公式サイトの採用情報にも記載されているように、選考対象は「国内外の大学・大学院、高専専攻科を卒業予定の方」としているため、学歴フィルターはないといえます。
<大学・大学院> 青山学院大学、青山学院大学大学院、茨城大学、茨城大学大学院、宇都宮大学、愛媛大学、愛媛大学大学院、大阪大学、大阪大学大学院、お茶の水女子大学、お茶の水女子大学大学院、金沢工業大学、金沢大学大学院、関西大学、関西大学大学院、関西学院大学、学習院大学、九州工業大学、九州大学、京都大学、京都大学大学院、熊本大学大学 |
偏差値が高い大学も採用大学にありますが、日本TCSは多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。
このような背景から、学歴が原因で不採用になることは考えにくいです。
とはいえ、応募する学生のレベルは決して低くないため、どの会社でも使える汎用的な対策ではなく、日本TCSの選考内容に合わせたエントリーシートや面接対策をしておきましょう。
参照ページ
就職偏差値・難易度
ここまでの内容を踏まえて、日本TCSの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は標準的です。
その理由として以下の3点が挙げられます。
- 採用フローとして特別なステップがない
- 採用大学を見る範囲では幅広く採用されており、学歴フィルターがあまりない
- 文理不問で応募可能
ただし、応募するライバル就活生のレベルは決して低いものではありません。
歓迎されるスキルには、「英語(ビジネスレベル以上)」「プログラミング経験」が含まれています。
これらをアピールすることで差別化を図ることができるでしょう。
選考対策を行うことで十分内定獲得を狙えるため、しっかり事前準備をしていきましょう。
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(日本TCS)は、インドの大手企業であるタタ・グループの日本法人です。
海外拠点と協力したハイブリッド・デリバリーに強みを持っています。
日本TCSでは海外メンバーと頻繁にコミュニケーションを取るため、英語力はもちろん、海外の文化や思考についての理解が求められるでしょう。
IT技術や英語でのコミュニケーションに向けた研修制度も用意されています。
しかし、選考段階からある程度のスキルを身につけていると有利でしょう。
そのほか、企業分析や選考対策を十分に行うことで内定獲得の確率が高まります。
ぜひこの記事を参考に、内定の獲得を目指してください。
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