SPIの青本は難しいって本当?買うべき?青本の特徴や買うべき人の特徴を解説!
2024年2月19日更新
はじめに
この記事では、SPIの青本について詳しく解説しています。
SPIの青本に関する解説のほか、SPIの青本を買うべき人の特徴や、状況別のSPI対策方法についてご紹介します。
特に次のような就活生の方へ向けて、SPIの青本に関する解説をしています。
- SPIの青本とはなにかを知りたい
- どこまでSPIの対策をするべきかわからない
- 自分に合ったSPIの対策方法を知りたい
この記事を最後まで読むと、SPIの青本とはなにか、自分は青本を買うべきなのかといったことがわかります。
SPIの青本を買うべきかどうか迷っている人や、SPIの対策方法がわからなくて困っている人は、ぜひ最後までお読みください。
※情報は執筆時点でのものです。最新情報は公式サイトをチェックしてください。
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この記事の結論
結論から述べると、SPIの青本とは、「これが本当のSPI3テストセンターだ!」と「史上最強 SPI&テストセンター超実戦問題集」の2つの問題集のことです。
いわゆる赤本と呼ばれる問題集や、そのほかの問題集と比べると難易度が高いため、よりハイレベルで本格的なSPI対策をしたい方にオススメの問題集です。
反対に、「SPI対策はそこそこでよい」「SPI対策にそれほど時間をとれない」と考えている方には、青本は向いていないかもしれません。
SPIは、多くの企業が採用活動の中で採り入れている適性検査です。
そのため、就活生であればほとんどの方が対策する必要のある適性検査です。
ここでは、SPIの青本とはなにか、SPIの青本を買うべき人の特徴とはなにか、といったことを詳しく解説しています。
また、状況や目的別に、オススメのSPI対策方法をご紹介しています。
SPIの青本について詳しく知りたい方や、SPIの対策方法について迷っている方は、ぜひご一読ください。
そもそもSPIとは
そもそも、SPIとはなんなのでしょうか。
SPIとは、Synthetic Personality Inventoryの略です。
多くの企業が採用活動の中で活用している適性検査で、就活をしていれば一度は受検する機会があるでしょう。
就活といえば、エントリーシート対策や面接対策に意識が向きがちですが、実はSPI対策も非常に重要です。
SPIには、大きく分けて、能力検査と性格検査の2種類があります。
また、SPIの受検方法は、主にテストセンター型とWebテスト型の2種類があります。
SPIの分類①能力検査
能力検査とは、受検者の能力を測る検査のことです。
「SPI対策」と言われるとき、主に指しているのはこの能力検査です。
能力検査では、言語分野(国語)と非言語分野(数学)が出題されることが多いです。
ただし、まれに、英語や構造問題などが追加で出題されることもあります。
ほとんどの企業では、言語分野と非言語分野を対策しておけば大丈夫ですが、一部の企業においてはそれだけでは足りない場合があります。
多くの場合、出題分野は事前に通達されるため、エントリーした企業でどの分野が出題されるのか、しっかりと確認しましょう。
SPIの分類②性格検査
性格検査とは、受検者の性格タイプや適性をチェックするための検査です。
性格検査では、正直に回答することがなにより大切です。
自分を良く見せようと思ったり、都合の悪いことを隠そうと思ったりしてウソをついてはいけません。
SPIの性格検査では、同じ、または類似の質問が何度か繰り返され、ウソをついていないかどうか(回答に揺れや矛盾がないか)もチェックされています。
そのため、ウソをつくと高確率でバレてしまうからです。
ウソをついたり適当に答えたりせず、正直に回答しましょう。
SPIの受検方法は2種類ある
SPIの受検方法には、テストセンター型とWebテスト型の2種類があります。
自分で選べるのではなく、企業から指定されるため、指示に従いましょう。
テストセンター型は、各地域にあるSPIテストセンターへ受検しにいく方法です。
それに対して、Webテスト型は、自宅で自分のデバイスを用いて受検します。
SPIの対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。
SPIの青本とは
引用ページ
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一般的に「SPIの青本」と呼ばれているのは、以下の2つの問題集のことです。
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青本は、いわゆる「赤本」と呼ばれているものよりも難易度が高いのが特徴です。
青本を使うと、赤本よりハイレベルなSPI対策が可能です。
SPIの青本を買うべき人の特徴!
SPIの青本を買うべき人の特徴を3つご紹介します。
①テストセンター型のSPIを受ける
SPIの青本を買うべき人の特徴として、まずご紹介したいのは、テストセンター型のSPIを受ける人です。
SPIの青本はどちらもテストセンター型の受検に対応しており、Webテスト型には対応していません。
そのため、Webテスト型のSPIを受ける人にとってはあまり意味がないでしょう。
SPIの青本は、テストセンター型のSPIを受ける人にオススメの問題集です。
②SPIで高得点を狙いたい
SPIの青本を買うべき人の特徴2つ目は、SPIで高得点を狙いたいと考えている人です。
青本は、赤本と比べて非常にハイレベルな内容です。
そのため、SPIで高得点をとりたいと考えている人には青本のほうがオススメです。
反対に、SPIの得点はそれなりでよいと考えている人にとっては、青本は難しすぎるため、無駄な対策になってしまうでしょう。
SPIの青本は、SPIで高得点を狙いたい方に向いている問題集です。
③万全にSPI対策を行いたい
最後に、SPI対策を万全に行いたいと考えている人も、SPIの青本を買うべき人だといえます。
青本は赤本より難易度が高いため、青本を用いて対策することによって、赤本の内容もカバーできるでしょう。
そのため、「SPIで絶対に失敗したくない」「SPI対策を万全に行いたい」と考えている人には、青本を使った対策がオススメです。
また、SPI対策にじゅうぶんな時間をとれる人も、青本を使うと良いです。
反対に、「SPI対策はそれなりでよい」「SPI対策にそこまで時間をとれない」という人には、青本はオススメできません。
SPI対策のポイント
SPI対策のポイントは、以下の4つです。
青本や赤本に関わらず、すべてのSPI対策に共通して大切なことのため、ぜひ参考にしてください。
ポイント①自分に合った参考書を選ぶ
まず大切なのは、自分に合った参考書や問題集を選ぶことです。
自分に合った参考書や問題集を選ぶためには、次のようなポイントを押さえましょう。
- 自分の目的をチェックする:SPIで高得点をとりたいなら青本を選ぶ、SPIはそこそこでよいなら赤本を選ぶなど。
- 自分の状況を把握する:SPI対策に時間をとれるなら青本を選ぶ、SPI対策にそれほど時間をとれないなら赤本を選ぶなど。
- 内容が読みやすいかチェックする:自分にとってフォントが読みやすいか、テキストのデザインが直感的にわかりやすいか、言葉が理解しやすいかなど。
特に、実際に書店などへ行って内容を確認するのはとても大切です。
中をパラパラとめくってみて、自分にとって「なんとなく理解しやすい」「なんとなく読み進める気になる」と思えるものが、自分に合ったテキストです。
反対に、たとえ評判のよいテキストだったとしても、中を見てみて「なぜか頭に入ってこない」「なんとなく読みづらいと感じる」というような場合、そのテキストは自分と相性が悪いテキストだといえます。
一般的にはよいテキストだったとしても、自分にとってはよいテキストだとはいえないため、なんとなくよくないと感じるテキストは避けましょう。
テキストとの相性は、実際にいくつかの参考書・問題集の中身をめくってみないと、なかなかわからないものです。
ぜひ書店などへ行って、いくつかの参考書・問題集を読み比べてみてください。
ポイント②時間を気にしながら解く
大切なポイントの2つ目は、時間を気にしながら解くということです。
SPIの問題は、基本的にそれほど難易度が高いわけではありません。
ゆっくり時間をかけて解けば、多くの人がそれなりに点数がとれます。
しかし、実際のSPI受検時にはタイトな時間制限があります。
時間制限が原因で最後まで問題を解けず、SPIの結果が振るわなかったという人は毎年大勢います。
そのため、時間制限を意識して問題を解くことが大切です。
もし問題集の内容が自分にとって難しすぎる、と感じる場合は、1周目は時間制限を気にせずじっくり解くのがオススメです。
2周目以降で時間制限を設定し、少しずつスピーディに解けるようになっていくでしょう。
ポイント③わからない問題は少し考えてすぐ飛ばす
大切なポイントの3つ目は、わからない問題は少し考えてすぐ飛ばすことです。
SPIにおいては、スピード感が非常に重視されます。
そのため、少し考えてもわからない問題は、どんどん飛ばして次へいきましょう。
そのスピード感を身につけておくと、本番のSPIでも役に立ちます。
また、SPIの問題は、一般的な大学受験の問題などとは少し毛色が異なります。
そのため、たくさんの問題に触れて、SPI独特の雰囲気や問題傾向に早く慣れることが大切です。
ですから、SPIの勉強をする際は少し考えてもわからない問題はどんどん飛ばして次にいきましょう。
ポイント④何冊も中途半端に解くより1冊をじっくり仕上げる
最後に、1冊の問題集をじっくり仕上げることも大切なポイントです。
SPIの問題集は大量に出版されているため、複数の問題集に取り組んだほうがよいのではないかと迷ってしまいがちです。
しかし、複数の問題集を中途半端に解くより1冊をじっくり仕上げるほうが効果的です。
なぜなら、問題集によって内容が大きく異なることはあまりなく、複数を中途半端に解くとSPI対策を網羅できないからです。
そのため問題集を選ぶ際は自分に合ったものをしっかりと選び、その1冊を最後まで仕上げましょう。
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この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。
この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。
【時間がない人向け】SPIのオススメ対策方法
ここでは、SPI対策にそれほど時間をとれない人に向けて、オススメのSPI対策方法をお伝えします。
手順①時間を気にしながら解く
SPI対策に時間をとれない人は、1冊の問題集を最後までやりきることを目標にしましょう。
そのため、最初から制限時間を意識して解くことが大切です。
少し考えてもわからない問題はどんどん飛ばし、制限時間内に解くように心がけましょう。
手順②間違えたところを、解説を見ながら解く
1つのセクションを解き終えたら、答え合わせをし、間違えたところを解き直します。
まずは解説を読んで、間違えた理由や正しい解き方を理解しましょう。
そのうえで、間違えた問題だけをもう一度解き直します。
記憶が新しいうちに解き直すことで、しっかりと正しい手順で正解を導き出せるはずです。
手順③もう一度すべて解く
間違えた問題だけを解き直したら、もう一度、そのセクションの問題をすべて解き直してみましょう。
正答した問題も間違えた問題もすべて含めて解き直すことで、理解の定着率が上がります。
また、ケアレスミスや勘違いの防止にもつながります。
手順④最後にもう一度、間違えたところだけ解く
①〜③の手順をセクションごとに繰り返し、問題集をすべて解き終わったら、最後にもう一度、間違えた問題だけを解いてみましょう。
期間があいて記憶が薄くなっているタイミングで解き直すからこそ、自分がその問題を本当に理解できているかを確認できます。
また、受検前の最後の復習としても役に立つでしょう。
【高得点を狙う人向け】SPIのオススメ対策方法
ここでは、SPIで高得点を狙いたい人へ向けて、オススメのSPI対策方法をご紹介します。
手順①1周目はじっくり解く
SPIで高得点を狙いたい人は、問題集を3周することを目標にしましょう。
同じ問題集を3回繰り返すことで、定着率が上がり、高得点が狙えます。
1周目は、制限時間を気にせずじっくり時間をかけて解いてみましょう。
制限時間を気にせずじっくりと解くことで、自分の本当の実力を測れます。
わからない問題にも、粘り強く取り組んでみましょう。
1つのセクションを解き終わったら答え合わせをし、間違えたところを解き直します。
手順②2周目は時間制限をつくる
手順①の方法で問題集を1冊解き終えたら、次は2周目に入ります。
2周目は、時間制限を自分で設定し、時間を気にしながら解き進めましょう。
このとき、実際の時間制限より長めに制限をとるといいです。
2周目は、わからない問題は粘らず、少し考えてもわからなければどんどん飛ばして次へいくようにしてください。
1つのセクションを解き終わったら答え合わせをして、間違えたところをやり直してください。
手順③3周目は本番と同じ時間制限で解く
手順②の方法で2周目を終えたら、いよいよ3周目に突入します。
3周目は、本番と同じ時間制限で解くようにしてください。
そうすることで、本番と同じスピード感をもって問題に取り組めるでしょう。
3周目も2周目と同様、わからない問題は粘らず、少し考えてもわからなければ次へ進んでください。
3周目もこれまでと同じように、答え合わせと間違えた問題のやり直しを行います。
ここまで繰り返せば、SPIで高得点を狙えるはずです。
この方法は高得点を狙いたい方だけでなく、SPIに自信がない方や、万全のSPI対策をしたい方にもオススメの方法です。
自分の目標や現状に合わせて3周ではなく2周で終わるようにするなど、工夫してみましょう。
まとめ
SPIの青本とはなにか、SPIのオススメ対策方法はなにか、ということについてご紹介してきました。
SPIの青本とは、「これが本当のSPI3テストセンターだ!」と「史上最強 SPI&テストセンター超実戦問題集」の2つの問題集のことです。
赤本と比較すると難易度が高いため、SPIで高得点をとりたい方や、万全のSPI対策を行いたい方にオススメの問題集です。
反対に、SPIの得点はそこそこでよいと考えている方や、SPI対策に多くの時間をとれない方には、青本はオススメできません。
SPIは多くの企業が採用活動で取り入れている適性検査のため、ほとんどすべての就活生が対策を迫られています。
大切なのは自分の目標や現状を把握し、自分に合った対策方法を選ぶことです。
自分はSPIでどれくらいの得点をとりたいのか、自分はSPIにどれくらいの時間をかけられるのかをしっかり吟味し、問題集選びや勉強計画に役立てましょう。
ぜひこの記事を参考にして、SPI対策の計画を立ててみてください。
この記事が、SPI対策の一助となれば幸いです。
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