【企業研究】Zenkenの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年1月26日更新
はじめに
Zenken株式会社は、東京都新宿区に本社があり、沖縄にもオフィスがある会社です。
語学事業や、海外のIT人材事業、介護事業や、IT事業を行っています。
この記事ではZenkenに興味を持っている、以下のような就活生の悩みや疑問を解決します。
- Zenkenの仕事内容が気になる
- Zenkenの就職難易度を知りたい
- Zenkenの選考対策として何をすれば良いかわからない
情報・通信業以外の業界については、以下の記事で紹介しています。
ぜひご覧ください。
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この記事の結論
Zenkenは就職難易度が標準で、市場でも良い評価を受けている企業です。
この記事で紹介している「就職偏差値」を見ると、難易度は平均レベルといえるでしょう。
学歴フィルターもあまりなく、しっかりした対策をすることで内定を獲得できる可能性があります。
Zenkenでは、さまざまな職種があります。
例えば、Web編集者、Webデザイナー、動画クリエイター、ITエンジニアなどです。
また、海外からの人材の派遣業務や、語学教育システムの運営も行っています。
つまり、クリエイティブな仕事やインターナショナルな業務に携わることができるでしょう。
Zenken株式会社について
会社概要
Zenkenは、1975年に創業された企業で、本社が東京都新宿区にあります。
Zenkenは、伝統がある企業とベンチャー企業の良いところを組み合わせた、オリジナルでユニークなビジネスモデルを持っています。
メイン事業は、「ITソリューション」や「海外IT人材事業」、「海外介護人材事業」です。
そのほかにも広告・マーケティング、SEO、ソフトウェア開発、婚活支援、教育文化事業、ITコンサルティングなどを行っています。
40年以上の歴史で培ってきた語学教育のノウハウを使って、英会話を中心にした語学事業も積極的に行っている点も強みです。
Zenkenは独自の経験と知識をもとに、クライアントとの信頼関係を築きながら進化し続けているため、情報通信業、語学学校業界、人材派遣業界のいずれからも安定した地位を保っています。
参照ページ Zenken株式会社
各事業別の売上規模
Zenken株式会社の2023年度の6月の総売上高は70億5800万円で、純利益は11億4600万円でした。
この売上はIT事業、語学事業、不動産事業からの収益によって構成されています。
それぞれの事業分野での収益は以下の通りです。
- IT事業:売上の77%にあたる54億3700万円を占めており、利益は11億4600万円です。
特にコンテンツマーケティングは大切で、全体の売り上げの67%にあたる47億2100万円になります。
主力のIT部門では、クライアント支援するためのメディアを作っています。
たとえば、情報を発信するWEBメディアを運営したり、海外のIT人材を紹介したり、お客さんに合わせたAIサービス(例えば、チャットボット)を作ったり、コロナワクチンの予約システムも提供しています。
- 語学事業:語学事業では、全体の11%にあたる7億7600万円の売上をあげています。利益は7700万円になります。
主な仕事は、「法人向け語学研修」「留学斡旋」「日本語教育」です。
会社やお仕事に必要な言葉の勉強を手伝ったり、外国に行くサポートをしたり、日本の言葉を教えたりしています。
- 不動産事業:不動産事業では、全体の7%にあたる4億9450万円の売上をもらっています。
利益は3億3300万円になります。
不動産セグメントでは、オフィス用のビル2つを持っており、他の会社や人たちに貸して収益をつくっています。
参照ページ
20230810114201_7727.pdf (irdirect.jp)(36.40ページ)
各事業セグメントの解説
Zenken株式会社の主な事業セグメントは以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
IT事業 |
|
語学事業 |
|
グローバル教育事業 |
|
海外介護事業 |
|
Zenkenは、創業当初は語学事業が有名でしたが、今ではITや介護などの様々な事業をしています。
特にIT事業はとても大切にされており、コンテンツマーケティングやメディア、海外のIT人材、そしてAIなど、広い範囲で行われています。
Zenkenで働いている社員は?
平均勤続年数は?
Zenkenの平均勤続年数は5.3年です。
情報通信業の平均勤続年数は8.1年であることから、業界平均よりも社員の出入りが多い職場といえます。
平均年収は?
Zenkenの平均年収は、441万万円でした。
全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均とほぼ同じとなっています。
平均残業時間は?
Zenkenの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり38.0時間でした。
情報通信業で働く従業員の平均残業時間は16.5時間のため、業界内では平均よりも多い残業時間といえます。
平均ボーナス額は?
Zenkenの平均ボーナス額は71万円でした。
どんな文化なの?
Zenkenは歴史がありながらも、強いベンチャースピリッツを持つ企業です。
社員たちが新しい挑戦をすることを奨励していますが、無謀なことでないと考えられています。
Zenkenでは、新しいプロジェクトが成功するためには、しっかりとサポートできるだけの資金力やリソース、ノウハウ、そして各分野でのプロフェッショナルな人材が揃っているからです。
これによって、社員たちのアイディアや情熱を実現し、スピーディーな事業展開が可能になっています。
参照ページ
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
Zenkenは、競争が激しい情報・通信業界でどのような位置にいるのか、ざっくりと紹介します。
Zenkenは他の企業と比べても、売り上げがしっかりしていて、安定している企業です。
理由は以下のとおりです。
- 新規事業への積極性とM&A:Zenkenは新しいことにチャレンジする元気な姿勢と、他の会社と統合したり新しく買収したりすることも積極的に行っています。
これにより、いろんなおしごとに柔軟に対応できる強みがあります。 - 50年の語学研修実績:50年もの間、言葉の勉強をサポートしてきた歴史があり、その実績からたくさんの人たちに信頼されています。
- 専門性の高いメディア制作・運営: ネットのマーケティングに詳しいことを生かして、独自のメディアを作ったり運営したりしています。
これにより、お客さんのウェブ上での戦略をサポートしています。 - クライアント商材とユーザーのマッチング仕組み:お客さんの商品やサービスをよく理解し、その特徴を活かすために、徹底的に調べたり分析したりしています。
その結果、クライアントの商品がどんな人にピッタリなのかをしっかり伝えることができ、クライアントとの信頼関係を築いています。
これらのポイントから、Zenkenは情報・通信業界でしっかりとした売り上げを維持していると考えられます。
参考までに競合4社の情報をまとめてみたので、紹介します。
会社名 | 売上高(2022年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
Zenken | 70億5800万 | 441万 | 56 | 様々な国籍の人が働いており、男女平等 |
メンバーズ | 170億6620万 | 479万 | 55 | 時代に臨機応変に対応する |
インクル | 48億400万 | 383万 | 54 | 風通しの良さを大事にする |
ブランディングテクノロジー | 51億6300万 | 410万 | 53 | 失敗を恐れずに チャレンジする |
参照ページ
Zenkenの新卒募集要項について
Zenkenでは、東京都内の本社で総合職を募集しています。
そして、沖縄オフィスではWEBサイト製作スタッフを募集中です。
給与は勤務地によって異なるから、確認してみてください。
働く人たちのための福利厚生や研修制度が、とってもしっかりしています。
出産祝いや結婚祝い金が10万円以上もらえるのは、他の企業と比べても非常に手厚いでしょう。
もし詳しく知りたいことがあれば、説明会や面接で質問してみてくださいね。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | 本社:総合職 配属は本人の希望と適性に基づき、以下のいずれかの職種(異動あり) コンサルティング営業(WEBマーケティング領域、海外人材領域、SEO領域、健康美容) フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、WEBデザイナー、WEB、編集者、動画クリエイター、広報、留学カウンセラー、日本語学校スタッフ、法人向け語学研修コンサルティング営業 【沖縄オフィス】WEBサイト製作スタッフ |
給与(2023年4月入社 初任給実績) | 月給:24万~35万円 役割給:15万4000~24万8000円 みなし残業手当:3万6000~5万2000円 ライフプラン手当:5万円 その他の手当:交通費:別途支給、出張手当、 沖縄オフィス:月給:17万円 役割給:9万5000円 みなし残業手当:2万5000円 ライフプラン手当:5万円 その他の手当:交通費:別途支給、出張手当 ※みなし残業手当は、月21時間分、役職に関わらず支給 月21時間を超える時間外労働分の割増賃金は追加で支給 |
賞与 | 賞与 年2回(6月・12月) ※業績・個人評価に応じて支給 |
研修制度 | ビジネスマナー研修 マーケティング研修 SEO研修 PCリテラシー研修 プロジェクトマネジメント研修 Web制作、ライティング基礎研修 実務研修(試用期間3ヵ月間) |
福利厚生 | 社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金) 表彰制度 社員紹介制度 社内イベント多数(参加は任意) 従業員持株会 選択制確定拠出年金(選択制DC)制度 WEBスクール受講制度(一部費用負担) 結婚祝金(10万円) 出産祝金(1人目:10万円 / 2人目:20万円 / 3人目以降:30万円) ※在籍条件:1年以上 |
求める人材
Zenken株式会社では求める人材として下記のものを公表しています。
IT事業や語学事業を主力としていますが、やる気がある人は未経験者でも歓迎されるため、興味がある人はチェックしてみてください。
1.好奇心旺盛
幅広い分野に対する好奇心や新しいことに挑戦する積極性が大事
2.チャレンジ精神
社員の「やりたい!」を実現し、迅速な事業展開が可能
3.探求心
初めての挑戦に不安や疑問を感じる方も歓迎し、未経験者を積極的に採用
4.チャレンジ精神
一歩を踏み出す勇気があるなら、どんなに小さな一歩でも歓迎
5.長期ビジョンがある
成長と努力に焦点を当て、今できることよりも将来の成長や挑戦の意欲を重視
6.学習意欲がある
広い年齢層が在籍し、8割がIT業界未経験者で、学びながら成長できる環境。
特に沖縄オフィスでは「人は成長する」「何にでもなれる」との信念のもと、経歴やスキルに関係なく未経験者が歓迎されている
新卒採用のフロー
Zenkenの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。
面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。
今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。
1.新卒エントリー
公式サイトからエントリーすると、エントリーが完了したら、採用の担当者から選考のスケジュールが案内されます。
2.会社説明会、テスト選考
説明会に行く日は、履歴書と筆記用具が必要です。
説明会後は筆記テストや適性検査が待っているため、気をつけてくださいね。
3.複数回面接
社員の面接から、役員の面接までが普通の流れです。ですが、一人一人のいいところや個性を知りたくて、通常フローでないこともあり得ます
4.内定
無事に面接がおわったら、内定です。
採用大学
Zenkenが採用する大学は、難しい大学から普通の大学まで、いろんな種類の大学生がいます。
学歴フィルターだけで選ぶことはないはずです。
<大学> 慶應義塾大学、国際基督教大学、東京都立大学、上智大学、信州大学、中央大学、筑波大学、東海大学、東京女子大学、同志社大学、東洋大学、獨協大学、日本女子大学、フェリス女学院大学、福島大学、北海道大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学、多摩美術大学、東京造形大学、武蔵野美術大学、ソールズベリー大学、チュービンゲン大学、ニューヨーク大学、パリ第13大学、香港中文大学、ワシントン大学、他 沖縄オフィス 琉球大学、沖縄国際大学、筑波大学、沖縄県立芸術大学、岐阜女子大学 |
Zenkenは、語学が得意な大学や美術大学、キリスト教系の大学、そして海外の大学から多くの人たちを採用しています。
採用される大学の偏差値は高いものもありますが、いろんなバックグラウンドを持つ学生たちも歓迎しているので、学歴フィルターが不採用の理由にはなりにくいです。
採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。
就職偏差値・難易度
ここまでの内容をふまえて、Zenkenの就職難易度は普通だと考えられます。
理由は以下の通りです。
採用大学の幅広さ: Zenkenは、難しい大学から普通の大学まで、いろんなところの学生を採用しています。
そのため応募する学生もいろんなバックグラウンドを持っています。
就活生は多様で、だれでもチャンスがあるでしょう。
Zenkenは、学歴だけでなく学生の実力や個性を大切にしています。
就職するときに学歴だけが大事なわけではなく、いろんなバックグラウンドを持つ人たちもいいチャンスをもらえるはずです。
多様な職種の募集: Zenkenはいろんな事業をしています。
語学事業やコンテンツメディアの運営などです。
様々な事業があるためチャンスが広がっており、自分にピッタリな仕事が見つかるでしょう。
Zenkenは学歴だけでなく、実力や個性も大事にしています。
語学やIT分野のどんなことに興味があるか、入社後にどんなビジョンをもっているかなどを整理して伝えるようになれれば、内定をもらえる可能性が高まります。
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
株式会社Zenkenは1975年に創立された会社です。
語学、海外IT人材、海外介護、ITソリューションを提供している企業で、東京と沖縄にオフィスがあります。
主な事業はIT、語学、海外介護で、2023年6月の総売上高は70億5800万円です。
IT事業が全体の77%を占め、主力はコンテンツマーケティング。語学事業は全体の11%、不動産事業は7%です。
サービスにはクライアント支援のための集客メディア提供、海外IT人材の紹介、AIサービス開発、コンテンツ制作などが含まれます。
平均勤続年数は5.3年で、平均年収は441万円。平均残業時間は1ヵ月38.0時間。企業文化は挑戦を奨励し、資金やリソース、ノウハウを提供して社員のアイディアを実現しています。
東京では総合職が募集されており、入社後に希望や適性をみて、コンサルティング営業、エンジニア、デザイナー、広報、留学カウンセラーに配属されます。
沖縄オフィスではWEBサイト製作スタッフを募集しています。
給与は月給24万円から35万円で、賞与は年2回(6月・12月)です。
好奇心旺盛で幅広い分野に挑戦する意欲があり、チャレンジ精神や探求心、長期ビジョンがある人材を求めています。
選考フローは一般的であり、難関大学から幅広い大学から採用されています。
採用大学をみると美大やキリスト教の大学、海外の大学が並んでいることが特徴的です。
就職難易度は標準で、しっかりと対策を行えば内定獲得が可能でしょう。
この記事を参考にして、ぜひ内定を勝ち取ってくださいね。