【企業研究】さくら情報システムの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024年1月26日更新
はじめに
さくら情報システム株式会社は、東京都港区に拠点を構える企業で、情報処理、専門コンサルティング、ソフトウェアの分野で事業展開しています。
東京都内には3か所、大阪府内には2か所の事業所があり、合計で1,120名の従業員が活躍しています。
この記事では、さくら情報システム株式会社に興味を持つ就活生を対象に、以下の悩みや疑問を解決します。
- さくら情報システムの仕事内容が気になる
- さくら情報システムの就職難易度を知りたい
- さくら情報システムの選考対策として何をすれば良いかわからない
また、情報処理・専門コンサルティング・ソフトウェア以外の業界については、以下の記事で紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
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この記事の結論
さくら情報システムの就職は、やや高めだと考えています。
採用大学はさまざまな偏差値帯や種類の学校で構成されているため、しっかりと選考対策をすることで、内定を獲得する可能性が十分にあります。
選考対策のポイントは以下の通りです。
- はじめに動画を視聴して、コースを選択する
- テクニカルコースの選考では、プログラミングテストがある
- アクティブコースの選考では、アルゴリズム理解度チェックがある
- テクニカルコースの選考では、制作物プレゼンテーションが行われる
- 選考終了後にフィードバックがある
さくら情報システムは、情報処理やソフトウェア開発、システムコンサルティングなど、IT分野で広範な業務を手がける企業です。
1972年に設立され金融機関や企業のITシステムに関する経験が豊富です。
システムコンサルティングから開発、保守・運用までを一貫して手がけ、クライアントのニーズに対応しています。
業界の中で経験豊富で一貫性のあるサービスを提供し、グローバルに展開するなど、さまざまな点で高く評価されています。
さくら情報システムで行う仕事は、システムエンジニアとして業務アプリケーションの設計・開発やシステム導入時の企画・立案・サポートなどです。
さくら情報システム株式会社について
出典
会社概要
1972年に始まったさくら情報システムは、いろんな会社の財務や社員の情報を管理する会社です。
さくら情報システムはシステムを作ったり、アプリケーションを考えたりして、企画や提案もしています。
それに、長い間の経験を生かして、最新の技術にも力を入れています。
さくら情報システムは、大きなグループの中で中心的な存在で、システムの相談から作り方、そしてしっかりと動くように保守まで、全部を一貫して行っている会社です。
さくら情報システムは、ただ性能を大事にするだけでなく、クライアントがどんどん成長できるような新しいアイデアも考えています。
さくら情報システムは最初は銀行やお金関係のシステムからスタートして、セキュリティに力を入れながら、クラウドやAI、IoT(モノのインターネット)などの最新技術にもチャレンジ中です。
世界中の企業で使えるような、海外でも使いやすいアプリケーションを作っています。
さくら情報システムの国産ERPパッケージは、世界24か国、600社に対応していて、お金の単位やルールも気にせずに、どこでも使用可能です。
日本の企業がもっと世界に進出できるように、役に立っています。
参照ページ
各事業別の売上規模
さくら情報システム株式会社の2022年度の第4四半期の総売上高は211億8100万円で、純利益は5億1400万円でした。
事業別の売上は公表されていませんでしたが、安定した売上をあげていることがわかりますね。
参照ページ:
各事業のセグメントの解説
株式会社さくら情報システムの主な事業セグメントは以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
システムコンサルティング事業 | 経営戦略の考案やサポート、そしてそれを実現するためのシステム導入計画の策定・決定 |
システムインテグレーション事業 | 金融、会計、人事などの業務アプリケーションを構築・開発し、財務会計や給与計算を提供するASPのアプリケーションの設計と開発 |
さくら情報システムは、様々なITの仕事をしています。
経営戦略のアイデアを考えたり、サポートしたりするシステムコンサルティング事業では、企業の計画を手伝ったり、システムを使った計画を考えています。
同時に、システムインテグレーション事業では、金融や会計、人事などのアプリケーションを作ったり、ASPと呼ばれるアプリケーションをデザインを展開中です。
さくら情報システムは、経営の専門的なサポートから、企業がスムーズに働くためのアプリケーションを作るまで、たくさんの仕事が行われています。
柔軟で効果的な方法で仕事を進めて、変わりゆくITの世界に合わせている会社です。
さくら情報システムで働いている社員は?
平均勤続年数は?
さくら情報システムの平均勤続年数は18年です。
システムエンジニアの平均勤続年数は約12年のため、業界平均よりも人の出入りが少ない職場といえます。
平均年収は?
2022年度のさくら情報システムの平均年収は、491万円でした。
全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。
また、同じ「システムエンジニア」の平均年収は403万円でした。
平均残業時間は?
さくら情報システムの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり10.7時間でした。
同業界であるシステムエンジニアの平均残業時間は23.2時間のため、業界内では平均よりも少ない残業時間といえます。
平均ボーナス額は?
さくら情報システムの平均ボーナス額は113万円です。
あくまで参考程度にしておいてください。
どんな文化なの?
部署によって違いはありますが、全体的に優しい雰囲気で、安定志向な社風です。職場では、声を荒げたり激しい動きは少なく、部下や後輩が質問すると、優しく教えてもらえる雰囲気があります。
また、定期的に若手社員と上司が面談する機会があり、社内のコミュニケーションが円滑に進んでいます。
上下関係を気にせず、質問しやすくキャリアを積める環境です。
参照ページ:
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しい情報処理・専門コンサルティング・ソフトウェア業界で、さくら情報システムはどの位置にいるのか解説します。
他の会社と比べて、さくら情報システムは売上高でトップです。
理由は以下のとおりです。
- 長い歴史がある老舗企業で、安全なシステムを作る力があり、最新技術にも果敢に挑戦しているため。
- お客さんと真剣に向き合って、お客さんや会社だけでなく、社員自体も成長できる働き方を大切にしているため。
- DaigasグループやSMBCグループとの大きな取引があって、システムの相談から開発、保守・運用まで全部をやっているため。
これらの理由で、さくら情報システムは業界のなかでも売上高が高いと考えられます。
他の競合する3つの企業も紹介します。一緒に見てみてください。
会社名 | 売上高(2022年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
さくら情報システム | 202億円 | 491万 | 55 | 真面目で優しい雰囲気 |
メック・ヒューマンリソース | 非公開 | 593万 | 54 | のびのび穏やかで上司と距離が近い |
現代文化研究所 | 7億1900万円 | 500万 | 56 | 保守的で安定性を重視する |
ディップ | 395億円 | 490万 | 55 | 風通しがよく上司に相談しやすい |
参照ページ
さくら情報システムの新卒募集要項について
新卒でさくら情報システムに入りたいと考えている人へ、新卒募集要項をまとめてみました。
福利厚生が充実しているのが、嬉しいポイントです。
研修制度がしっかりしていて、自分の成長をサポートしてもらえて、自己啓発支援やメンター制度もあります。
事業所は東京と大阪の2か所だから、全国転勤の心配はいりません。
東京や大阪間の転勤の可能性はあるため、気になる人は面接や説明会で確認してみてくださいね。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | システムエンジニア |
給与(2023年4月入社 初任給実績) | 大学卒:215,500円 大学院了:225,500円 |
賞与 | 年2回(6月/12月) |
研修制度 |
マネジメント強化育成研修 |
福利厚生 | 年金基金 財形貯蓄 社員持株会 結婚祝金支給 出産祝金支給 企業年金基金 →海外借上保養所(ハワイ) 、「えらべる倶楽部」利用 確定拠出年金 マネープラン社内説明会 借り上げ社宅制度 リゾートマンション利用(当社所有/スキー場直近) 東急ハーヴェストクラブ利用 ラフォーレ倶楽部利用 ベネフィットステーション クラブ活動(参加自由) フレックス制度 時短勤務 資格取得支援 |
求める人材
株式会社さくら情報システムでは求める人材として下記のものを公表しています。
1.専門スキルや知識がある
大学でプログラミングやITについて学んだ人、特に金融に詳しい人は歓迎されます。
実務経験があるとなお良く、金融系アプリケーションやシステムの経験があると評価されるでしょう。
2.積極的に資格取得に取り組む
自分の得意なことや特技をアピールし、仲間と協力して活気ある雰囲気を作る人が求められます。
技術や知識を示す資格を取ることも評価され、特に金融システムに関する資格は良いでしょう。
みんなとコミュニケーションを大切にし、新しいアイデアを生み出す力が求められます。
3.個性をアピールできる
プロジェクトやチームでの協力が求められるため、円滑なコミュニケーションと協力が得意な人が良いです。
4.チームワークを大切にする
技術やプロジェクトについて好奇心を持ち、しっかり理解することが大切です。
チームワーク力は問題を解決したり新しいアイディアを出すのに役立ちます。
5.探求心が強い
好奇心が旺盛で、プロジェクトが進む中で問題が出た時には冷静に判断できることが大切です。
プレッシャーの中でも冷静に作業できる人が求められます。
6.冷静に物事を判断できる
トラブルやタスクで忙しいときでも冷静に考えて、うまく判断できる人が良いです。
新卒採用のフロー
さくら情報システムの採用選考は、以下のとおりです。
面接やエントリーシートでは、志望動機や自分の性格などを聞かれるから、しっかり準備しましょう。
入社したい気持ちや将来の夢をハッキリ伝えるために、早めに進めておきましょう。
①新卒エントリー
さくら情報システム公式サイトの新卒エントリーボタンを押すと、マイナビにアクセスします。
マイナビでエントリーボタンを押して、マイページ登録まで完了させます。
②会社説明会
マイページにある会社の紹介動画を4本中、最低1本視聴しなければいけません。
動画を見た後は、マイページトップに出てくるアンケートに答えて、希望するコース、「テクニカル」か「アクティブ」かを選んで登録してください。
③適性検査
SPI非言語、言語、性格テストが出題されることがあります。
事前に勉強しておきましょう。
成績証明書をもとに、受験した授業や成績を登録し、エントリーシートも提出します。
④track受検(テクニカルコースのみ)
テクニカルコースを受験すると、プログラミングスキルテストがあります。
予想されるテスト内容は、以下の通りです。
- ITリテラシー、数学、セキュリティなどの知識問題
- HTML/CSS/JavaScript/SQLなどの言語やソースコードの入力や修正
- 関数を、好きなプログラミング言語で実装
⑤さくらコレクション(社員交流会)
実際に働いている先輩たちに仕事内容などを質問できる時間です。
アクティブコースを選んだ人たちにとって、システムエンジニアの仕事やさくら情報システムの業務はイメージしにくいことがあるでしょう。
座談会を通して、お互いの相性や入社後のビジョンを考えます。
テクニカルコース受検者はスキップ可能です。
⑥さくら塾(人事面談)
適性検査の結果のフィードバックと、最終選考に向けてのアドバイスがもらえます。
⑦最終面接(個別)
アクティブコースでは面接に加えてアルゴリズム理解度チェックがあり、テクニカルコースでは面接に加えて製作物プレゼンテーションがあります。
アルゴリズム理解度チェックや製作物プレゼンテーションに関する質問には、スムーズに答えられるように準備しておくと良いです。
⑨内々定
内定がもらえたら、社員交流会に参加して、選考のフィードバックをもらえます。社員交流会はオンラインか対面、どちらかを選べます。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
参照ページ tracks.run
採用大学
さくら情報システムが採用している大学は、以下のとおりです。
<大学院> 首都大学東京、千葉大学、東京工業大学、同志社大学、日本大学、早稲田大学 <大学> 青山学院大学、大阪経済大学、大妻女子大学、学習院大学、学習院女子大学、関西学院大学、共立女子大学、近畿大学、慶應義塾大学、國學院大學、芝浦工業大学、上智大学、昭和女子大学、成蹊大学、中央大学、東海大学、東京工業大学、東京女子大学、東京電機大学、東京理科大学、東洋大学、徳島大学、長崎県立大学、新潟大学、日本大学、日本女子大学、福岡大学、法政大学、武蔵野大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、他 |
さくら情報システムでは、様々な大学出身者を歓迎しています。
大学の難易度に関係なく、個々の実力ややる気が評価される可能性が高いです。
学歴よりも、しっかりとしたエントリーシートや面接の対策が大切でしょう。
自信を持って挑戦し、内定を目指してくださいね。
採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。
就職偏差値・難易度
さくら情報システムの結論の偏差値・難易度はやや高めといえます。
理由は、以下のとおりです。
- プログラミングスキルや知識がある人、もしくは向いている人が優先される
- 選考内容が事前に明示され、フィードバックももらえる
- 採用大学の範囲では、学歴フィルターがあまりない
選考対策として企業の理解を深めるために、はじめの採用動画をしっかり視聴しましょう。
テクニカルコースとアクティブコースで選考フローが異なるため、自分のスキルセットや志向に合ったコースを選ぶこともポイントです。
テクニカルコースは、プログラミングテストがあるため、基本的なプログラミングスキルやITリテラシー、セキュリティなどの知識がある人におすすめです。
制作物プレゼンテーションも行われるため、自身の制作物やプロジェクトについて明確に説明できるように準備してください。
アクティブコースは、アルゴリズム理解度チェックがあるため、アルゴリズムについて少し知っておきましょう。
選考途中でフィードバックがあるため、そのフィードバックを素直に受け止め、今後のキャリアビジョンも整理し直すと良いです。
さくら情報システムはチームワーク力がある人物を求めています。
エントリーシートや面接では、だれかと協力した経験やプロジェクトを具体的に挙げてアピールするのも良いでしょう。
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
さくら情報システムは様々なIT事業をしており、新卒のシステムエンジニアを募集しています。
さくら情報システムは、情報処理やソフトウェア開発、システムコンサルティングなど、世界の企業に使えるアプリケーションを作っており、特に金融アプリケーションの開発やサポートが得意な会社です。
さくら情報システムが作った国産ERPパッケージは、世界24か国、600社で使われており、お金の単位やルールを気にせず、どこでも使用可能です。
社風は優しくて安心感があり、チームワークを大事にして先輩や上司に質問しやすい会社であり、勉強熱心でチームワークを大切にする人が求められます。
福利厚生も充実していて、メンター制度などの研修制度もしっかりしているため、安心して成長できる環境だといえます。
選考の際は、企業の採用動画を見て、自分に合ったコースを選ぶことも忘れずに行ってください。