【不安解消】転職前提の新卒就活はOK?成功させる5つの方法を解説
2024年9月10日更新
はじめに
近年、自分らしい働き方を大事にする傾向にあり「転職前提」で新卒就活をしている方が増えています。
今回は「転職前提の就活」の真相について、成功させる方法やメリットも徹底解説していきます。
- 転職前提の新卒就活をしても問題ない
- 転職前提の新卒就活を成功させるなら転職前提の理由を明確にする
- 転職前提の新卒就活は将来の視野が広がり自己の可能性が見つかる
- 転職前提の新卒就活をするならジョーカツ・スタキャリを利用しよう
従来は「できれば1社で長く働きたい・転職は難しい」など、転職に対してネガティブなイメージを抱いている風潮がありました。
そのため、現在新卒就活している人の中には「転職するつもりで就職しても良いのか」「辞める前提で正社員として入社しても良いか」と不安を感じている方は多いです。
みなさんがよく抱く質問も解決していますので、ぜひ参考にしてください。
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そもそも転職前提の就活をしてもいいのか
「転職前提の新卒就活はありなのか」その疑問に対する結論は『あり』です。
現在では、就職前から転職を考えながら就活している人は多数おり、何も問題はなく、むしろ当たり前な風潮になってきています。
しかしながら、新卒で入社する会社には長く在籍している傾向にあります。
これは社会人としての経験がなく、仕事や自分のポテンシャルについて理解できていないからです。
自分に適した職種や業界は何か、入社を決めた企業で自分が成長できるかどうか分からないからこそ、長く働くことが推奨されています。
一昔前の印象では、転職は「転職は長続きしないだけで甘えだ」という考え方もありました。
しかし、近年ではキャリアアップのため・チャレンジ精神旺盛・スキルアップに繋がる、と前向きに捉える方が増えています。
そのため、転職することに対して抵抗がなくなってきているということです。
こうした傾向が新卒の考えにも反映しており、転職を前提に就活することが当たり前になっています。
上記の内容を踏まえると「転職前提の就活」はありということになります。
転職前提の就活を成功させる5つの方法
誰しも転職を考えつつも、新卒就活は成功させたいですよね。
通常の就活と少し異なってきますので、詳しく解説していきます。
転職前提の就活を成功させる方法は以下の5つです。
転職前提であることは隠す
選考では「転職前提であることは隠す」ようにしましょう。
前述しているとおり、転職前提で就活を行うことは可能です。また、転職することが増加傾向にあることは企業側も理解しています。
しかし、転職することが明らかになっている就活生を内定にすることは少ないでしょう。
企業側としては、長く働いてほしいと考えていますので、やはり採用されるのは「一緒に働きたい」という熱意のある学生です。
多くの志望度の高い学生がいる中で、転職前提の学生を採用することはまずないと考えてください。
ですので、選考を受ける際には転職前提であることは隠すことが最善です。
のちに転職する際に「転職するなんて聞いていない」と退職させない企業はありませんので安心してください。
転職前提である理由を明確にしておく
転職前提の就活を成功させるためには、なぜ転職したいのかを就活を開始する時期から明確にしておくことが大切です。
なぜ今の段階から転職を考えているのか、将来のキャリアプランはどうしたいのかを明確にしておきましょう。
転職前提とは、これから受けていく企業がゴールではないということになります。自分のキャリアのゴール、つまり目標がはっきりとしていないと就活はスムーズに進みません。
目的を明確にさせることは、転職活動に必要なことはもちろん、新卒就活する際にも必要です。
今一度、自分の将来像を想像し、どのような過程を踏むべきなのか考えましょう。そうすることで、転職前提である理由が見えてくるはずです。
新卒入社する企業で習得したいことを明確にしておく
転職前提の就活をする際、大切したいことは「新卒入社する企業で何を身につけたいか」を明確にしておくことです。
中途採用をしている企業は、これまでに得た経験やスキルを求めています。つまり、1社目でスキルや経験を得ておかなければなりません。
身につけたい事を明確にしていないと将来転職する際に活かせない可能性が出てきてしまいます。
はじめに入社した会社でどんなスキルを身に着け、将来的にどのように活かすのか、将来像を想像しながら考えてください。
早めの段階からインターンに参加する
転職前提の就活を成功させる方法は、早めの段階からインターンに参加することです。
インターンシップでは、異なる業界や職種の実態がわかり、実際に体験ができます。
自分の適性や興味を再認識できるため、転職する際の材料にもなります。
現在どの業界や職種にするか悩んでいる方は、少しでも興味のあるものには積極的に応募するようにしましょう。
また、以下の記事では、インターンシップについて解説していますので、併せてチェックしてください。
就活エージェントや逆求人サイトに登録する
転職前提の新卒就活を行う際は「就活エージェント」や「逆求人サイト」を利用してください。
転職前提の就活は先を見越して行動する必要があるため、普通の就活よりも困難に感じることが多々あります。
しっかりと対策をしておかなければ、転職するどころか、新卒就活もうまくいかなくなります。
そこで、頼りになるのが「就活エージェント」や「逆求人サイト」です。
「就活エージェント」では、学生の就活をサポートしてくれる存在であり、内定獲得する為に企業選びからエントリーシートの添削、面接対策などを行ってくれます。
適切な求人情報や、アドバイスを受けることは就活において有益です。
就活エージェントでは、新卒就活はもちろん、転職前提の学生に対してでもアドバイスをしてもらえます。
逆求人サイトは、企業からアプローチを受けられ、自身のスキル・価値・求められる分野が判断できます。
転職前提の新卒就活を考えているのであれば、早めの段階から上記のようなサービスを取り入れていくことを推奨します。
以下の記事では、就活エージェントにちて解説していますので、チェックしてみてください。
転職前提の新卒就活をするならジョーカツ・スタキャリに相談
転職前提の新卒就活をするなら、ジョーカツやスタキャリへご相談ください。
ジョーカツ・スタキャリは東京の企業700社以上と提携しており、その中からあなたの志望に合う企業を紹介します。
スタキャリでは専任のキャリアアドバイザーが付くため「転職前提の就活をしたい」と伝えると、キャリアプランに応じた企業のピックアップが可能です。
また、スタキャリはES添削や面接対策をサポートし、内定獲得まで丁寧に支援します。
ジョーカツは、東京の企業に就職したい地方学生の就活を応援するサービスです。
東京に無料で泊まれる就活シェアハウスを用意しているため、東京就活の宿泊費を抑えることが可能です。
さらに、15,000円分の交通費補助によって、地方から東京へ行く交通費を削減できます。
ジョーカツは東京の企業の選考に挑戦したい就活生におすすめです。
転職前提の新卒就活支援を求める人や、東京の企業に就職したい人は、ぜひLINE登録してジョーカツ・スタキャリにご相談ください。
転職前提の新卒就活の4つのメリット
転職前提の就活に対して、これまでの印象から疑問や不安感を抱いている就活生も多くいると思います。
むしろ転職を視野に入れながら就職することにより、メリットを得ることもできます。
ここでは、転職前提の就活のメリットを詳しく解説します。
「一生働かなければならない」というプレッシャーの軽減
転職前提で就活は、「一生働かなければならない」というプレッシャーから解放されます。
新卒で就活をする際の「この企業に決めたら、一生ここで働く」「辞められない」という考えは、大きなプレッシャーになるものです。
しかし、転職前提で就活を行えば「ここで一生働くわけでない」と晴れた気持ちで頑張れると思います。
このように、転職前提の就活は自身の精神を安定させるという点でメリットがあるといえるでしょう。
転職先が早く見つかる
転職前提として活動すると、あらかじめ転職に関する準備ができます。
入社後に転職を考えるより、転職活動の幅を広げることができるようになるため、次の転職先が見つかりやすくなるというわけです。
例を挙げると、ある企業に入社し、その業界についての専門知識を身につける際にも、将来を見据えた勉強ができます。身につけた力やスキルは転職活動にも必ず活かされます。
企業側が中途としてくる人材に求めていることは、これまでの経験やスキルです。
そのため一社目の企業で知識や力を得ておくことは、高く評価されます。
入社してギャップを感じてから、焦って準備をしても足りない可能性が高いです。また、準備が足りない転職は、転職を繰り返す原因となってしまいます。
早い段階から転職準備ができるということはメリットだといえるのです。
将来の視野が広がり、自己の可能性を発見できる
転職を前提に就活を行うことにより、将来の視野が広がり、自己の可能性を発見できます。
就職は1社目の企業にかかっていると思い、プレッシャーを感じていませんか?そうしたプレッシャーは選択ミスをまねく要因の一つになりかねません。
「失敗しても次がある」という気持ちになれば、選択ミスを恐れることはなくなります。
そうすれば、さまざまなことに目を向け、挑戦できるようになり、自分の可能性を広げられます。
実際に社会人としての経験のない学生にとって、自分の可能性を知ることは困難です。
いってみれば、新卒就活とは長い社会人生活のスタート地点を決める段階です。
就活生には大きなプレッシャーのかかる決断をしなければならないので、視野を狭めてしまってはもったいないです。
そのプレッシャーをなくすことで自分のことや、自分に適した仕事・企業などについて考え、冷静な判断によって視野が広がります。
可能性や選択肢が増える事は、就活成功にも将来の転職活動においても良い結果へとつながります。
自己成長に期待できる
多くの方が「一社目の企業で力をつけ、次に活かしたい」と考えていることでしょう。こうした仕事に対する前向きな姿勢は、自己の成長につながりやすいです。
ただ与えられた仕事を淡々とこなしている人と、自己成長や新たなスキルを身につけるために意欲的に仕事に取り組む人を比較すれば、いうまでもなく後者の方が成長スピードが早くなります。
つまり転職を前提に就活をしている人は、成長することに対して積極的であることから、入社後に力をつけやすいのです。
自身が成長し自信をつけておくことは、キャリアアップしていくにも、転職する際にもメリットになるでしょう。
転職前提の新卒就活の3つのデメリット
転職前提の新卒就活はメリットがある一方、もちろんデメリットもあります。
入社後の後悔を減らすために、どちらも理解しておきましょう。
早すぎる退職は転職する際不利になる可能性がある
早すぎる退職は転職の際に不利になる可能性があります。
転職前提の就活は増えていますが、短期間での退職や転職が続いていると、仕事が続けられない人だと認定されかねません。
次の転職先から、信頼性を得られない可能性があることを理解しておきましょう。
時間と労力がかかる
実際に転職をした方がよくあげるデメリットが、時間と労力がかかることです。
転職活動にはかなりの時間を割かなければなりません。仕事を続けながら転職活動を行うことになれば、休日を返上して面接に行くことになります。
さらに、昼間は働いて夜は転職先を探すという日々は、体力的にも精神的にも厳しい状況が続きます。
それに耐えかねて転職を辞めるという方もいるのが現実です。覚悟がかなり必要だということも理解しておきましょう。
給与や退職金の問題
最後に押さえておいていただきたいことは、給与や退職金の問題です。
まだ就活段階であるみなさんには、あまり想像がつかないかもしれません。
日本では、基本的に勤務年数に応じて退職金や給与が決まってきます。
1社目で働き続けるのであれば、問題はありません。しかしながら、転職を考えている方であれば大きく関わってくる問題です。
転職を何度も繰り返していると、将来的に給与面や退職金で苦しむ場合があります。
思い切って転職に踏み切ることもよいと思いますが、これらのデメリットがあることも理解しておきましょう。
転職前提の新卒就活に関する3つのよくある疑問
ここでは、転職前提の新卒就活をする多くの方がよく抱く疑問を解決していきます。
転職前提ならどんな業界を志望する?
転職前提就活をする方によくある疑問の一つは「転職前提の新卒就活ではどんな業界を志望すればよいのか?」です。
転職前提の方がよく志望している業界には、以下のようなものが挙げられます。
コンサルティング業界
コンサルティング業界は、高いスキルや知識を身につけられます。
しかしながら、問題視されているのがプロジェクトによっては過酷な労働環境や長時間労働になってしまうことです。
そのため、コンサルティングの知識を活かして、他の業界や企業へ転職する方が多数います。
コンサルティングの知識は、さまざまな業界で活かすことができるので、転職前提の方におすすめな職業の一つだと考えてよいでしょう。
IT業界
技術革新や市場の変化の早いIT業界では、常に最新のスキルや知識が求められます。
また、一度得たITスキルは他の業界でも活用できるため、自分の適性やキャリアプランに合わせて、転職する人が多数います。
現在急激に成長している業界ということもあり、人手が求められている状況です。
得た経験や知識を多種多様な業界で活用できるという点や、これからの需要を考えると、IT業界は十分に選択肢の1つに入れてもよい業界でしょう。
医療業界
医療業界で働くには、専門的な技術や知識が必要です。
しかし、中には医療事務や営業など大学で専攻していなくても志望できる職業があります。
入社後に資格取得に挑戦する方も多数いるため、未経験からでも安心して志望できます。
つまり、1社目で知識や経験を得られるため、転職先も探しやすく、キャリア形成がしやすい業界であるということが魅力です。
また、現在の医療業界では人材不足が問題視されており、積極的に採用しています。
上記の点から、医療業界は転職前提の方におすすめな業界だと言えるでしょう。
1社目は何年働くことを目安に考えればいいのか
ほとんどの方が、新卒で入った場合に何年続けるべきなのか基準が分からず不安を抱えています。
一般的には、最低でも1年は働くべきだとされています。理由としては、以下のようなものがあげられます。
- 社会人としての基礎的なスキルやノウハウを身につけるため
- 転職先から信頼性を評価されるため
- 社会人としての経験や成果をアピール材料にできる
最低1年と述べましたが、長く続けることが必ずしも正解とは限りません。
自分に適していない環境で、自身が崩れてしまう場合や、成長できないと感じたときには早期に転職を検討することも重要です。
現在では、約2割の方が新卒で入社した会社を3年以内に退職しています。
興味本位だけで転職したいと考えているのであれば、長く働くことにメリットは多数あります。
しかし、本当に辛い時やご自身のキャリアをよく考えたうえでの判断であれば、すぐに辞めても構わないでしょう。
路頭に迷うことなく次につなげるためにも、事前の準備が大切になってきます。
なぜファーストキャリアが重要なのか
「ファーストキャリア」を重要視する理由は、1社目の企業があなたの社会人としての土台になるからです。
ファーストキャリアでは、社会人としての基本的なマナーや仕事の取り組み方を学べるほか、自分の適性について理解が深まります。
これらは、今後の成長やキャリアプラン・転職に大きく関わってきます。
なぜなら、ファーストキャリアで培った経験やスキルは、転職時の面接の自己PRの材料だからです。
転職市場で勝ち抜くためにも、ファーストキャリアは重要です。
転職するためにも1社目で知識やスキル、経験を得ておきましょう。
さいごに
今回は転職前提の新卒就活の真相について、成功させる方法からメリットやデメリットを含め徹底解説しました。
転職前提の就活は「あり」です。現在では、転職活動が増加傾向にあることから、新卒就活の段階から転職を考えることは普通です。
むしろ、転職を前提としていることにより視野も広がり「一生ここで働く」というプレッシャーもなくなるので、より良い就活ができる可能性があります。
ここまでメリットばかりを述べていますが、やはり印象面や給与面などデメリットももちろんあります。
さらに、先を見据えて行動しなければならず、普通の就活よりも難しくなるため、しっかりとした対策をしておかなければなりません。
ぜひ、この記事を役立てて内定獲得に励んでください。