面接突破のカギは模擬面接|️模擬面接のポイントやメリットを解説
2024/10/8更新
はじめに
就活において、面接は避けては通れない重要な選考プロセスです。
無事にESを通過した後、次なる就活の壁は面接になります。
ESは提出以前にしっかりと時間をかけて内容を整えることができます。
一方、面接は、即座に質問に対して適切に回答することが求められるため、事前準備が大切です。
しかし即座に適切な回答をすることに苦手意識を持っている人も多いでしょう。
その際に役に立つのが「模擬面接」です。
模擬面接を行うことで本番に近い形で面接練習をすることができるため、面接当日でも高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
しかし、選考対策する上で模擬面接を知る場合も多く、模擬面接に関して多くの不明な点があるのではないでしょうか。
そこで本記事は、模擬面接に関する次のような悩みを持つ就活生を対象としています。
- 本当に模擬面接は役に立つのか
- 模擬面接はどこで練習できるのか
- どのような点に注意して模擬面接をすればいいのか
模擬面接の基礎知識やメリット、そして確認するべきポイントや注意点を詳しくご紹介します。
これから面接対策を始める人や模擬面接について詳しく知りたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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模擬面接とは何か
模擬面接とは、本番のような環境で行う面接練習を行う場のことを指します。
これは事前質問のような形で一つの質問だけを切り取って行うのではありません。
最初から最後まで、本番同様の流れで行うため、本番に近い環境を経験できる面接対策になります。
模擬面接の目的は、ただ質問に答える練習をするだけではありません。
面接の場で、あらゆる質問に対してしっかりと自分自身の回答を引き出せるように、また表情や姿勢、声のトーン、話し方といった細かい部分まで模擬面接で練習できます。
本番同様の流れで行う模擬面接では、客観的な評価を得られることや面接の緊張感に慣れることができる点で大きなメリットがあります。
これらのメリットにより、面接本番でのパフォーマンスの向上につながるのです。
模擬面接のメリット
模擬面接を行うことは、面接を突破する上で大きなメリットがあります。
ここでは、模擬面接のメリットを4つ紹介します。
面接の雰囲気に慣れることができる
1つ目のメリットは、面接の雰囲気に慣れることができる点です。
面接の場では、日常とは異なる独特な緊張感のある空気の中で自分の実力を発揮しなければなりません。
面接に慣れていない場合、空気に飲み込まれて頭が真っ白になってしまい、何も話せなくなる場合や自分が伝えたいことを伝えられなかった場合も少なくありません。
そのような場合に、模擬面接を繰り返し行い、面接の雰囲気を体感しておくことは非常に重要です。
模擬練習を繰り返して徐々に雰囲気に慣れた結果、面接本番ではリラックスして臨むことができるでしょう。
想定外の質問にも対応できる
自分自身で想定質問を用意し、回答案を作ることは面接対策において重要です。
一方で、面接本番で全く想定していなかった質問をされる場合も多くあります。
そのような場合に、まったく答えることができなかったということを避ける必要もあるでしょう。
模擬面接では、他者から自分では予測できない質問を受けることがあります。
そのため、模擬面接を通して、自分の視野を広げ、どのような質問にも柔軟に対応できる力を養うことができるでしょう。
適切な長さで回答するスキルがつく
面接の場では、簡潔に答えることを求められます。
そのため、短すぎる回答も長すぎる回答も好ましくありません。
結論ファーストで結論から話して、そのまま面接官が次の質問にいってしまう場合や、理由まで添えて長く話しすぎてしまう場合など、最適な回答の長さが分からないと悩む学生も多いでしょう。
模擬面接を通して、第三者の視点から適切な回答の長さを知ることができます。
第三者視点で自分の回答の長さを把握できるため、適切な長さで回答ができるようになり、面接官とのコミュニケーションの質を上げることができるでしょう。
自分の癖や修正すべき点を改善できる
模擬面接では、客観的なフィードバックをもらえるため、今まで見つけることができなかった自分の癖や改善点を見つけることができます。
面接の回答では、回答内容を始め、回答の長さや話し方、目線、そして表情など気をつけるべき点は多くあります。
模擬面接では、それぞれのポイントにおいて、自分がどのような特徴があり、どのポイントを修正すべきか把握できる貴重な機会です。
そして、発見した修正点は、本番の面接に向けてさらなる模擬面接の練習も含めて改善していくことができるのです。
面接本番に向けて、あらゆる観点から準備を進められる点で大きなメリットになるでしょう。
模擬面接のポイント
模擬面接を効果的に行うためには、いくつかのポイントをおさえておくことが重要です。
ここでは、模擬面接の実践における効果的なポイントを4点紹介します。
面接官経験者の協力を得る
模擬面接において最も重要なのは、面接官役として経験者の協力を得ることです。
友人や家族に依頼するのはもちろん良いですが、面接官としての観点を持っていない人の模擬面接は正しい練習にならない可能性があるため、あまりおすすめできません。
そのため、面接官役は面接官経験者であることが望ましいでしょう。
大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用して実際に面接官経験のある人からアドバイスを受けることをおすすめします。
本番同様の流れで行う
模擬面接は、部分的な質問だけ実施するのでは意味がありません。
模擬面接では、必ず入室から退出を想定した、面接における一連の流れで実施しましょう。
一連の流れを体験することで、面接特有の緊張感を体験でき、全てのステップで自信をもてるようになります。
特に面接の開始と終了時は、面接官にとって就活生の印象が左右する重要なステップです。
必ず最初から最後まで行い、入室時や退出時のフィードバックも貰うようにすることが大切です。
途中で止めずに最後まで通す
模擬面接の途中で失敗を感じても、、途中で止めてしまうのはNGです。
本番の面接同様に、模擬面接でも同じ状況を再現することが重要です。
本番でも失敗を感じる場面は必ずあります。
しかし、もし模擬面接の途中で失敗を感じた場合は、そこからどのように回答すれば挽回できるかを考えながら練習できるといいでしょう。
また、失敗したと感じた部分は、模擬面接終了後にフィードバックを貰えると改善していけるためおすすめです。
自己評価とフィードバックを活用する
模擬面接終了後は、すぐに面接官役へフィードバックを求めるのではなく、まずは自分自身で感じたことを振り返り、言語化することをおすすめします。
模擬面接のメリットには、客観的な目線で自分を知ることができる点があります。
自分の意見を伝えた上でフィードバックを貰うと、自己認識と第三者目線のギャップを知ることができます。
もちろんフィードバックによって客観的な視点を知ることはできますが、自己認識との差分を明らかにした上でフィードバックを受けると、より改善点が鮮明になるためおすすめです。
模擬面接を受けられる場所と方法
模擬面接のメリットがわかり、模擬面接で練習したいと思っても、どこで模擬面接が受けられるのか疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
ここでは、模擬面接が受けられる場所を4つ紹介します。
大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターでは、就活支援の一環として模擬面接を提供していることが多いです。
これまで利用したことがない人や模擬面接を開催していることを知らなかった人も多いかもしれませんが、個別で対応してくれる場合もあるためおすすめです。
キャリアセンターでは、就職に関する内容を幅広く支援しています。
そのため、就活相談からESの添削や模擬面接などの選考対策まで行っているケースが多く、活用しない手はないでしょう。
大学によっては模擬面接のイベントを開催している場合があります。
しかし多くの場合は、学生の都合に合わせて実施してもらえるため、個別で具体的なアドバイスをもらうこともできます。
まずは自分の大学のキャリアセンターへ直接相談してみましょう。
就活エージェント
就活エージェントも、模擬面接を積極的に行っています。
就活エージェントとは、企業と学生を結びつける役割を果たすサービスです。
多くの場合、専任のキャリアアドバイザーが付き、就活状況のヒアリングやES添削、面接対策などを行ってくれます。
エージェントが持つ企業情報や今までの実績を元に、より実践を想定した模擬面接も得意としているため、活用するのがおすすめです。
企業内部の情報にも詳しいため、より具体的なアドバイスを受けることができるでしょう。
就活イベント
模擬面接を行う就活イベントも数多く存在します。
このようなイベントでは、多くの企業の人事担当者と直接面接の練習ができるチャンスがあります。
とにかく模擬面接で数多くの実践を行いたい場合、イベントに参加するのがおすすめです。
特に人事担当者からのフィードバックを受けられる機会が多いため、人事目線の実践的なスキルアップを狙えます。
また、周囲の学生の質問に対する回答も参考にできるため、他の学生を観察して自分の面接スキル向上にも繋げられる点でもおすすめです。
OB・OG訪問サービス
近年急速に普及しているOB・OG訪問サービスでも、模擬面接を実施してくれる場合があります。
実際に面接官経験のあるOB・OGと直接話す機会を得られ、模擬面接を依頼することができます。
立場が異なる様々な視点からフィードバックが貰えるため、模擬面接可能なOB・OGを発見した場合は積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
模擬面接でチェックするべきポイント
模擬面接では、次のようなポイントを意識して確認することが大切です。
ここでは、模擬面接でチェックするべきポイントを4つ紹介します。
身だしなみ
身だしなみは第一印象を決定づける、面接の場でも非常に重要な要素です。
模擬面接では、リクルートスーツの着こなしや、服のシミやシワ、汚れなどに気になる点がないかを確認してもらいましょう。
またリクルートスーツ以外の服装で参加する場合に備えて、面接に相応しい服装になっているか、不要な小物はないかなど、「社会人として相応しいか」という観点で確認してもらうのもおすすめです。
面接にふさわしい清潔感のある服装であるかが重要なポイントとなるため、模擬面接では身だしなみは確認してもらえるといいでしょう。
姿勢や表情
姿勢や表情は、コミュニケーションの要素として非常に重要なポイントです。
模擬面接では、自分の姿勢が正しいかや緊張による表情の硬さや目線の動きなどチェックしてもらいましょう。
姿勢は、自分自身では問題ないと思っていても、日常生活の癖がつい出てしまうことが多いです。
そのため、客観的な視点で指摘してもらうことが大切です。
また、表情は、緊張からつい表情が堅くなっていないか、目線が泳いでいないかなどを確認してもらうといいでしょう。
面接は日常の場面とは異なる独特な雰囲気があるため、いつも通りにいかないことが少なくありません。
模擬面接を通じて適切な姿勢やリラックスした表情で面接に臨む準備ができれば、面接本番にスムーズに臨むことができるでしょう。
話し方
面接において、言葉遣いや話の流れや内容は非常に重要なポイントです。
特に話し方は、無意識に自分の癖が出やすいです。模擬面接の機会を通じて、自分の話し方の癖を把握するだけでなく、敬語にも慣れておくことが大切です。
また、相槌や返事が適切であるかどうかもフィードバックを貰うようにしましょう。
自然で明瞭な話し方を身につける訓練ができれば、面接官にも良い印象を与え、スムーズに会話を進めることができます。
会話のテンポ
面接は、双方向でのコミュニケーションの場です。そのため、会話のテンポも非常に重要です。
模擬面接では、質問に対して適切に答えるだけでなく、相手の話を聞く姿勢や返答のテンポも重視されます。
特に質問にすぐ回答できない場合もあるでしょう。
そのような場合も想定し、どのような返答をするのが適切かを模擬面接で確認しておくことで、いかなる場合でもスムーズなテンポでコミュニケーションを取ることができます。
予想外の質問や考えをまとめる時間が必要な場合の対処法などは、面接官役の人にフィードバックをもらうことも一つの選択肢です。
さいごに
本記事では、模擬面接の基礎知識やメリット、確認するべきポイントや注意点を詳しく紹介してきました。
模擬面接は、単なる面接練習以上に、本番の面接を成功させるための重要なステップになります。
模擬面接を通して、面接の雰囲気に慣れるだけでなく、自分自身を客観的にみて、改善していくこともできます。
その結果、面接当日には、自信を持って面接に臨むことができるでしょう。
面接突破に向けて、模擬面接の機会を見つけて、ぜひ一歩踏み出してみてください。
志望企業に内定するための準備を今日から始めていきましょう。