第一印象に勝つ!就活スーツ選びの最新ルールを解説
2024/8/25更新
はじめに
就活用のスーツを購入する際に、どのようなスーツを選べばよいか迷うもの。
自己分析や企業研究など就活の準備を念入りにしているにも関わらず、スーツの色が原因で印象を悪くしたくないですよね。
- じゃあ、何色のスーツを購入すればいいの?
- 業界ごとに適したスーツの色ってあるの?
- スーツの着こなしで注意すべきことは?
この記事を読めば、失敗しないスーツの色の選び方や印象が良くなる着こなし方、印象が悪くなるNG例なども含めて面接官目線で対策できるでしょう。
【言語/非言語/英語完全網羅】SPI初心者でも対策できる資料配布中!
SPIなどに自信がない。
SPIが原因で選考に進められない。
そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。
SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。
丁寧な解説付きなので、今から勉強する人でも安心して取り組めます!
就活用スーツの定番カラーと選び方
就活のスーツは、黒・紺・グレーが定番です。
2000年代以降は“黒スーツ”が主流となり、現在も多くの就活生が着用しています。
黒スーツがスタンダードとなった背景には、「冠婚葬祭にも使える汎用性」や、2000年代以降の「就活=黒」が定着した文化があります。
一方、欧米、特に英国では、グレースーツは実用的・知性的な色として高評価です。用途も幅広く、スラックス単体で着回せる点も重宝されています。
スーツの色を選ぶときに大切なのは、次の2つです。
- 面接官にどんな印象を与えたいか?
- 志望する業界に合った色かどうか?
たとえば、金融業界を目指す人は「清潔感」や「誠実さ」が伝わる色が大切です。人が勝負の金融業界では信頼感が何よりも重視されるため、落ち着いた黒や紺がおすすめです。明るすぎる色や派手な柄は避けた方が安心でしょう。
また、スーツは無地が基本です。ストライプやチェックなどはビジネスの場で使うことはあっても、就活では避けた方が無難です。
スーツは自分の好みで選ぶものではなく、「業界に合っているか」「面接官からどう見えるか」を第一に考えて選びましょう。
下記の記事では女性用スーツの選び方について詳しく解説しています。
就活では見た目が重要視される
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したメラビアンの法則によれば、人間の第一印象は3~5秒程度で決まるとのこと。
そして、最初に与えてしまった印象を変えようと思っても、覆すのにはとても時間がかかるそうです。
心理学では初頭効果と呼ばれ、第一印象がその人の評価や好感度を大きく左右することが分かっています。
あなたが今まで出会った人の中で「この人、なんか苦手だな」と第一印象で感じた場合、その印象を覆すのは、よほどのことがない限り難しいですよね。
それだけ第一印象は強烈で、面接でも評価に強い影響を及ぼします。
たとえば、スーツが肩から着崩れていて、寝ぐせが付いた髪型で、ネクタイもヨレヨレで、という就活生がいたとしたら、内定を得ることは難しいでしょう。
さらにメラビアンの法則によれば、最初に会った際に視覚、聴覚、言語のどの要素で優先的に第一印象を決めているかを数値化しています。
実に、見た目55%、話し方38%、言語7%という衝撃的な結果が公開されています。
出典元:求人ボックスジャーナル
「えっ!話す内容って、たった7%しかないの?」「見た目で6割決まっちゃうの!」と感じた人もいるかもしれませんね。
それだけ人間は視覚を使って物事を判断しているというわけです。
つまり、スーツ一つをとっても大事な判断材料になりますので、慎重に選ぶことが大切です。
参考:就活の未来
【カラー別】就活用スーツで相手に与える印象
スーツの色によって与える印象は大きく違うものです。
定番の色である黒、濃紺、グレーの相手に与える印象を見ていきましょう。
黒色
黒色は現代の就活のスタンダードカラーであり、キリっとした凛々しい印象を与えます。
さまざまなアンケートでは、就活生全体の7割がブラックスーツを着用しているという結果も出ており、最も当たり障りのない安全な色だといえるでしょう。
就活の場で「変に目立ちたくない」と考えている人、は黒色を選ぶ傾向があります。
就活は何かとストレスが多いので、「服装で余計なストレスを感じたくない」ないという思いも黒のスーツを選ぶ理由になっています。
さらに黒色のメリットとしては、就活以外にも使え汎用性が高いことが挙げられます。
たとえば、冠婚葬祭に出席するときなど、黒のスーツを1着持っていれば、礼服として代用でき、コスパがいいです。
一方で、面接官側から見た黒のスーツの印象は「協調性」「素直」「自分の色を出さない」といったイメージです。
たとえば、コンプライアンスが厳格で協調性が重視されるような会社であれば黒だと無難です。
逆に黒色のスーツに対して「没個性」「周りと一緒」「堅い」など、マイナスイメージを持つ面接官もいるかもしれません。
求める人物像が「チャレンジ精神」「好奇心旺盛」「行動力」などを掲げている会社だと、黒色はネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
濃紺
スーツの中で最もフォーマルとされているのは「濃紺の無地」です。
この色は「誠実さ」や「さわやかさ」を相手に与えます。
特に40代、50代の面接官世代の定番色だったことを考えると、実は黒無地よりも好印象を与えることができます。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、人間は無意識に自分と似た特徴を持つ相手に親しみを感じやすい傾向があります。
この法則に基づくと、面接官に一番刺さる色は「濃紺」といえるでしょう。
「みんなが黒にしているから自分も…」という考えが必ずしも正しいとは限らないことがわかるでしょう。
なお、下記の記事では就活スーツで紺色を選ぶ際の注意点について解説しています。
【就職活動】就活スーツで紺色を選んでOK?メリットや注意事項も踏まえて徹底解説します!
グレー
グレーを選ぶ場合は、できるだけトーンの低いチャコールグレーを選んでください。
あまりライト過ぎるグレーは明るすぎて、カジュアルっぽく見えるので控えたほうがいいでしょう。
グレーは黒や濃紺よりも「落ち着き」や「知的」な印象を与えられます。
最近はグレーのスーツを着用している就活生をほとんど見かけなくなりましたが、会議やプレゼンの場にふさわしく、ビジネスマンには欠かせない色だといえるでしょう。
真面目で上品な印象に見えるチャコールグレースーツなら、就活の場でも全く問題ありません。
加えて、黒色や紺色と異なり、グレーならば汚れやホコリ、フケといった白い汚れが目立ちにくいため、お手入れが簡単というメリットもあります。
泊まりがけや夜間バスでの移動、連日の面談になった場合にこのメリットは大きいといえるのではないでしょうか。
「周りと同じはイヤ」「もう少し個性を出したい」「あまり気を使いたくない」という人は次の業界特性も加味しながら、決して失礼に当たらないチャコールグレースーツを選ぶのも一つの選択肢です。
業界ごとの就活用スーツの色の選び方
スーツの柄は無地が基本ですが、志望先によっては目立たないストライプ柄(シャドーストライプ)のスーツがOKな場合もあります。
区分 | 業界例 | 色の目安 | ポイント |
硬めの業界 | 銀行/証券/保険/ホテル/公務員 | 黒/濃紺が無難 | 形式を重視するため落ち着いた色が安心。企業の社風に合わせて調整するとさらに良い |
柔らかめの業界 | アパレル/IT/映画/ゲーム/広告/テレビ | 黒/濃紺/グレーも可 | 自由度が高め。清潔感を意識しつつグレーで柔らかさを出すのもOK |
就活用スーツの着こなしポイント
スーツの色が問題なくても、適切な着こなしができていないと一気に第一印象が悪くなります。
たとえば、濃紺のスーツでもサイズが体型と合っていなかったり、ボタンを外してダランとしていたりしたら、減点要素になり得ます。
メラビアンの法則では『第一印象は「見た目」で55%決まる』でした。
これは単にスーツの色だけではなく着こなし方も含まれますので、着こなしについても5つほど大切なポイントを解説していきます。
体型に合ったサイズのスーツを選ぼう
体型に合っていないスーツを着ると、ダブダブでだらしなく見えますし、きついと窮屈な印象を与えます。
出典元:京都発のスーツブランド ONLY
あなたの体にスーツがフィットしていないと「入社への意欲が低いのではないか」と面接官が感じて評価が不利になる可能性もあります。
ネットでのスーツ購入だとはっきりとしたサイズが分からないので、可能であればお店で店員さんに採寸してもらい、あなたにピッタリのスーツで選考に臨むようにしましょう。
ボタンなら男性は1つ掛け、女性なら2つ掛け
男性のスーツで2つボタンの場合、上をとめ、下のボタンは外したままにします。
現在ではスーツのラインが崩れないように、下のボタンはとめないことがマナーとなっているため、就活の際もそれに従うようにしましょう。
女性は2つボタンをどちらともとめることがマナーです。
しかし、ボタンがとまっていると座りにくい、シワになりやすいなど、着心地の悪さが出る可能性があります。
スーツを購入する際は立って試着するだけでなく、座り心地も試してみると安心です。
ワイシャツとジャケットのバランスできれいに
スーツに合わせるワイシャツはレギュラー、またはワイドカラーシャツがおすすめです。
ジャケットの袖口から1.5cm、襟部分からは1.5~2cmほど出すようにしてシャツを見せることで、スーツ全体の印象に立体感が出るため格好良く着こなすことができます。
ネクタイの幅と長さ
ネクタイを着用する際には、ジャケットのラぺル(ジャケットのカラー(上襟)に続く下襟部分を「ラペル」という)とネクタイの大剣の幅を同じにすることで、バランス良く見えます。
また、ネクタイの長さもベルトのバックルに剣先がくる程度の長さのものを選びましょう。
ワイシャツの襟とズボンの折り目
次に注目すべきポイントは、「ワイシャツの襟元とズボンの折り目」です。
これらにシワがあったり、だらしなかったりすると、全体的に整っていない印象を与えるもの。
こまめにクリーニングに出すか、自分でアイロンをかけるなどして、きちんとした外見と清潔感を保つようにしましょう。
就活にはオーダースーツがおすすめな5つの理由
第一印象が大切な就職活動。印象を大きく左右するスーツは既製品でも十分と思われがちですが、実はオーダースーツには就活生にとって大きなメリットがあります。ここでは、オーダースーツがおすすめな理由を5つご紹介します。
体型に合ったシルエットで好印象
オーダースーツは自分の体型に合わせて仕立てるため、ジャストフィットな着こなしが可能です。肩や袖丈のズレがなく、清潔感と誠実さを与えられます。
長時間着ても疲れにくい
面接や説明会は一日中スーツで過ごすことも多いですが、自分に合ったサイズは動きやすく、着心地も快適。集中力を保つことにもつながります。
細部までこだわって清潔感を演出
襟やポケットのデザイン、生地の風合いなどを選べるため、就活にふさわしい「控えめながら清潔感のある」仕上がりが可能です。
社会人になってからも長く使える
オーダースーツは品質が高いため、就活が終わっても入社後のビジネスシーンで活躍します。コストパフォーマンスの面でも優れています。
自信を持って面接に臨める
「自分だけの一着」を着ることで自然と姿勢が良くなり、自信を持って面接官の前に立てるのも大きな魅力です。
下記の記事ではオーダースーツについて詳しく解説しています。
就活生におすすめのオーダースーツ店4選
店名 | 特長 | リンク |
ORIHICA(オリヒカ) | 学生割引や就活特典あり。リーズナブルな価格で初めてのオーダーにも◎ | ORIHICAの就活&インターンスタイル |
Global Style(グローバルスタイル) | 幅広い生地選びができ、老舗ならではの品質と価格が魅力 | Global Style公式サイト |
麻布テーラー | 一着約4万円〜。生地やモデルの選択肢が豊富で初オーダーにも安心 | 麻布テーラーのオーダースーツ |
KASHIYAMA(カシヤマ) | 最短1週間で仕上がるスピード対応。リーズナブルで手頃な価格帯 | KASHIYAMA公式サイト |
オーダースーツは決して敷居が高いものではなく、就活生にとってむしろコスト以上の価値を持っています。第一印象を制するために、ぜひ一度検討してみてください。
自分で選ぶポイント
自分でスーツを選ぶ際は、自己分析・パーソナルカラーを活用して選びましょう。
以下のようなポイントを押さえておくことが重要です。
- 色白の人にはスモーキーブルーや明るめグレーが透明感を引き立てます。
- 健康的な肌色の方には、アースカラーやチャコールグレーが似合いやすく、洗練された印象に。
自分の肌色や雰囲気に合った色を選ぶことで、自然な印象アップにつながります。
就活スーツのトラブルとリスク管理
次に面接前にスーツでのトラブルがないように、事前にリスク管理しておくべきポイントを2つ紹介します。
移動中のシワ
就活中はスーツを着たまま電車やバスなどの交通機関を利用することが多く、長時間かけて移動することが多くなります。
スーツを着たままの日常の動作(階段の上り下り、座る・立つ、歩行)もシワの原因になります。
面接の前日にはスーツに着替えられる場所を調べて、私服で移動することをおすすめします。
急な天候の変化
面接当日の天気にも注意が必要です。
スーツの生地が雨に濡れると、シワが残りやすく型崩れの原因になります。
また、雨に濡れたスーツで面接を受けると、悪い印象を与える可能性があります。
そんなときに備えて「折りたたみの傘」を常に持っているとよいでしょう。
折りたたみ傘であれば、面接会場で傘の置き場に困ったり、雨が止んだ後に持って帰るのを忘れてしまったり、という事態も防げます。
スーツに関するQ&A
次にスーツに関してよく出る質問についてQ&A形式で整理しておきます。
ぜひ、参考にしてください。
Q1. スーツはどこで買えばいいの?
- 洋服の青山・AOKI・ユニクロ → 安くて品質も安心
- マルイ・パルコ → 種類豊富なおしゃれ系
- 高島屋・伊勢丹など百貨店 → 高品質で選択肢が広い
Q2. スーツの価格相場は?
- 就活用なら 3〜5万円程度 が目安
- 3万円前後あれば必要な機能性をカバー可能
- ツーパンツスーツなど機能性によって価格が変わる
Q3. 何着持っておけばいい?
- 最低2着 は必要
- 片方をクリーニング中でも安心
- 修理やトラブル時の予備としても役立つ
Q4. 夏はクールビズでも大丈夫?
- 原則NG(企業が指定しない限り避ける)
- 就活中はジャケット+長袖白シャツが基本
- 暑い時期でも「社会人マナー」として我慢
Q5. ストライプ柄はダメ?
- 光沢感やハッキリしたストライプはNG(カジュアルに見える)
- シャドーストライプ(近くで見ると分かる程度)ならOK
Q6. ネクタイはどんなものがいい?
- 無地・ストライプ・小紋柄 → 安心感を与える定番柄
- 避けるべき:紫やピンクなど派手色、広い間隔のストライプ、ペイズリー、ポップ柄
- 清潔感と落ち着きを意識した色柄を選ぶのが無難
まとめ
就活では第一印象がとても大切で見た目がその後の評価に大きく影響します。
スーツの色や着こなし方を知っておくことで面接でも自信を持って臨むことができるでしょう。
また 業界や会社によって雰囲気は少しずつ違うので志望先に合わせたスーツを意識することも重要です。
せっかくのチャンスを逃さないためにも自分に合ったスーツを選び 清潔感を意識していきましょう。