オーダースーツが就活に有効なワケ|メリットデメリットとオーダーのポイント

オーダースーツが就活に有効なワケ|メリットデメリットとオーダーのポイント

2022年11月8日更新

はじめに:就活で大事な第一印象はスーツで決まる

学生が就活のために揃えるべきものの1つに、リクルートスーツがあります。

 

就活のためにスーツはそもそも買うべきなのか、

買うべきだとしたらいったいどんな基準でスーツを選べば良いのか、

悩む人は少なくないでしょう。

 

ここでは、就活のスーツがどれほど大切なのか、

特にその中でもオーダースーツを選ぶことに関してご紹介していきます。

1.就活におけるスーツの重要性

人間が受け取る情報の約8割が視覚だと言われています。

 

身に纏うものや身だしなみによって、

視覚的に相手に与える印象は大きく変わります。

 

身だしなみが整っているかどうかは、

人と関わる上でのマナーの問題です。

 

就活の面接では、短時間で相手に好印象を与えなくてはなりません。

 

つまり、就活では、自分の魅力を最大限に引き出す、

その場に適切な服装を選ぶことが求められているのです。

 

その中でも、

実際にリクルートスーツを着る機会はどの程度あるのでしょうか。

 

業界によっては、

面接や説明会で私服可または私服指定の場合があります。

具体的にはアパレル業界や広告業界などです。

 

さらに近年は私服を見たいという会社も増えてきています。

 

しかし、その一方で5割超の会社は依然として私服を認めていません

 

この場合、就活生はリクルートスーツを着用するよう求められていると

言い換えることができます。

 

就活は、説明会、面接、OB・OG訪問などのさまざまな場面が考えられます。

すなわち、就活生がリクルートスーツを着る場面は

かなりあると言っても良いのではないでしょうか。

 

そして、就活用のスーツが一着あれば、

私服とは違い、使い回すことができます。

 

私服であれば、

会社によってイメージや印象を変えることを考える必要があったり、

就活で使えそうな私服を新しく揃えなくてはならないこともあります。

 

スーツであれば、就活における制服化が可能になり、

スーツを着るだけでフォーマルな印象を与えることができます。

 

このように、

学生のうちはスーツを何着も購入して持つものではないからこそ、

どんなスーツを購入するかが重要となります。

 

それでは、どのようにリクルートスーツを選んだら良いのでしょうか。

 

まず大きな選択肢として、

レディメイドスーツオーダーメイドスーツがあります。

 

レディメイドスーツ(ready-made)とは既製品のことです。

 

すでにデザインやサイズが決まったものが大量生産されている商品であり、

洋服の青山やスーツのAOKIなどのスーツ量販店は、

レディメイドスーツを中心に販売しています。

 

レディメイドスーツのメリットは、安価であること選ぶことの手軽さです。

 

統一のデザインを大量生産するため、比較的安価です。

また、誰でも着やすいように工夫されているため、

選ぶ際に専門の知識がなくても選びやすいというメリットがあります。

 

デメリットは、個人にフィットしない可能性があることです。

一人ひとりに合うように作られていないため、

自分自身のサイズとフィットしない部分がある可能性があります。

 

それでは就活のために、

オーダースーツを選ぶメリットとデメリットとはなんでしょうか。

2.オーダースーツの3つのメリット

それでは、

オーダースーツのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

まず、オーダースーツのメリットは、

・自分の体型にフィットしたスーツにできる

・自分の好きなデザインを選べる

・体型が変わってもお直しがしやすい

が挙げられます。

 

 

2-1.オーダースーツのメリット① 自分の体型にフィットしたスーツにできる

 

オーダースーツは、自分の体型に合わせてスーツを選ぶことができるので、

自分としての着心地も良く、見栄えもとても良くなります。

 

背が高いなどの理由で、

既製品のサイズが合わないという場合にももちろんですが、

身体の細かいパーツごとの大きさにも合わせて商品を作ることができるのは

オーダースーツの大きな魅力と言えるでしょう。

 

体型にフィットしたスーツは、長時間着続けても疲れにくく、

型崩れもしにくいことが特徴です

 

 

2-2.オーダースーツのメリット② 自分の好きなデザインを選べること

 

生地やボタンの数、柄やカラーなど

細かい部分でも指定ができます。

 

自分らしさを服装でも表現できることは、

オーダースーツならではの特徴と言えます。

 

自分の選んだデザインであれば、気分も上がり、

自信を持って就活に挑むことができるのではないでしょうか。

 

 

2-3.オーダースーツのメリット③ 体型が変わってもお直しがしやすい

 

スーツは、ぴったりのサイズを着ることが一番スタイルがよく見えるため、

その時点で最も合うサイズのスーツを購入します。

 

しかし、体型が変わってしまって、そのスーツをもう着れなくなってしまっては、もったいないですよね。

 

例えば、仕立て時から太ってしまっても同じスーツを着続けたい場合、

オーダースーツは縫い代を調整してサイズを大きくすることができます

 

オーダースーツは作ってもらったテーラーでアフターサービスとして、

お直しを受け付けていることが多いです。

 

レディメイドスーツは、

コストを抑えるために縫い代に余りを持たせていないため、

基本的にサイズを変えることはできません。

 

つまり、オーダースーツの方が長く着続けられるのです。

3.オーダースーツの3つのデメリット

 

オーダースーツのデメリットは

・高価である

・デザインを選ぶ手間がかかる

・商品を受け取るまで時間がかかる

があります。

 

 

3-1.オーダースーツのデメリット① 高価である

 

学生である就活生にとって、

最も大きな障壁となるのが値段が高いことではないでしょうか。

 

現実的にスーツに大金を使う余裕がない学生も多くいるでしょう。

「就活の時点で高価なスーツを買う必要はない」

と感じてしまう可能性はあります。

 

 

3-2.オーダースーツのデメリット② デザインを選ぶ手間がかかる

 

自分の体型に合わせて作るため、

身体を採寸してもらう必要があります。

 

また、細かいデザインをいくつもの選択肢から選ばなければなりません。

複数の選択肢から選ぶことが大変で、手間もかかります。

 

 

3-3.オーダースーツのデメリット③商品受け取りまで時間がかかる

 

レディメイドスーツであれば、店頭またはオンラインショップでも

すぐに商品を受け取って使うことができます。

 

しかし、当然のことながらオーダースーツは

注文してからスーツを作り始めるため、

商品を受け取るまでおよそ3〜4週間はかかります。

 

すぐにスーツを使わなければならない人にとっては、不向きと言えるでしょう。

 

 

オーダースーツのメリットとデメリットを踏まえ、

実際に就活用のオーダースーツを選ぶにはどうしたら良いでしょうか。

4.オーダースーツの3つの仕立て方

オーダースーツには、

パターンオーダーイージーオーダーフルオーダーの3種類があります。

 

この3種類は、

以下の希望ごとに選ぶことができます。

 

・安価にオーダースーツを作りたい→パターンオーダー

・比較的安価に体型の補正をつけたい→イージーオーダー

・作るなら最高峰のオーダースーツにしたい→フルオーダー

 

 

4-1.パターンオーダー

 

「オーダースーツにした方が、自分らしさの魅力を引き出すことができるのはわかっているけれど、値段が高そうで手を出せない…」

と思っている学生にオススメなのが、パターンオーダーです。

 

最も安いものであれば2万円程度から、

高くても5万円程度でオーダーすることができます。

 

日本のオーダースーツの中でも最もポピュラーな方法なので、

オーダースーツを作るのが初めてでも挑戦しやすいことが特徴です。

 

パターンオーダーのお店では、

身体を採寸し、ゲージ服と呼ばれる型紙を元にスーツを作成します。

 

そのため、お店である程度用意されたデザインから選ぶので、

細かいデザインの希望がない人には向いている方法だと言えます。

 

 

4-2.イージーオーダー

 

「自分自身の体型の特徴がかなりあるため、その癖を直したオーダースーツを作りたいが、高すぎると困る…」

という人にオススメなのがイージーオーダーです。

 

イージーオーダーは、パターンオーダーとは異なり、

身体を採寸したのち型紙から作ります。

 

そのため、パターンオーダーよりも少し値段は上がり、

平均で5万〜20万円となります。

 

いかり肩やなで肩を補正したいという人はイージーオーダーでスーツを作ってみましょう。

 

 

4-3.フルオーダー

 

「値段は問わないので、とにかく最高に自分にあったスーツが着たい!」

という人にオススメなのはフルオーダーです。

 

手書きで型紙を作るので、

理論上はどんなデザインでも作ることができます。

 

もちろん自分自身の作って欲しい理想の形のスーツがある人は、

理想を作ってもらうことも可能ですが、

フルオーダーを引き受けてくれるテーラーであれば、

ほぼお任せにしても自分自身にあったスーツを作ってくれます。

 

カウンセリングを行いながら作成されるため、

満足度は最も高いスーツに仕上がります。

 

 

この3種類から、好みや希望、予算によって自分にあったオーダー方法を選ぶことができます。

5.オーダースーツを選ぶ際の注意点

 

 

最後に、さ就活に使用するスーツとして、

オーダースーツを選ぶ際に気をつけた方が良い点をご紹介します。

 

5-1.スーツの色

 

まず、スーツの色です。

就活として最も無難なのはやはり、です。

 

選んだとしても濃紺や濃いグレーにしましょう。

濃く暗い色であれば、

基本的に就活のようなフォーマルな場でも使用することができます。

 

 

5-2.柄

 

柄は無地のものを選びましょう。

無地のスーツを一着持っていると入社後にも使用できるため、

汎用性が高いです。

 

どうしてもこだわりたいのであれば、

ピンストライプという細いストライプ柄にしましょう。

 

 

5-3.前ボタンの数

 

ボタンは前ボタンが2つのタイプにしましょう。

現代の日本ではほとんどが2つボタンのスーツですが、

3つボタンのクラシックなタイプも存在します。

 

2つボタンであれば、ビジネスでも冠婚葬祭でも使用できる定番なので、

迷った場合は2つボタンを選んでおけば間違いないでしょう。

 

 

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まとめ:就活は第一印象が勝負

就活は第一印象が大切です。

そして、その大切な構成要素となっているのが身につけているものです。

 

レディメイドスーツもオーダースーツも一長一短ですが、

オーダースーツには自分の魅力を何倍にも見せる力があります。

 

やはり自分自身に合わせて作られたスーツにしか出せない、

自分らしさを演出してくれるはずです。

 

オーダースーツはハードルが高いと感じている人も、パターンオーダースーツであれば

思っているより安価で試しやすいのではないでしょうか。

 

自分に合ったスーツを手に入れて、

就活へのモチベーションと自信を手に入れてみませんか。

 

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