【新卒採用】インテージの選考を徹底解説!
2024/8/10更新
はじめに
本記事では、マーケティングリサーチ業界で売上トップを達成する「インテージ」の新卒採用で実施される選考について解説しています。
- インテージってどんな会社?
- インテージの選考の特徴を教えて!
- インテージが実施する選考の具体的なフローを知りたい!
そんな様々な悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
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株式会社インテージの概要
出典
株式会社インテージ の 日本 での給与 | Indeed (インディード)
株式会社インテージは、1960年に創業した「マーケティング支援事業」を中心に事業を展開する企業です。
創業当初は「株式会社社会調査研究所」という法人名でしたが、2001年の社名変更を経て現在はNTTドコモの連結子会社となっています。
消費・販売両方のパネル調査網を持ち、クライアントと消費者の架け橋になれる点を強みに、国内外の企業5,000社以上との取引実績を誇る日本最大級のマーケティングリサーチ会社に成長。
また中国を中心にアジアの市場にも積極的に進出し、国内外における「よりよい社会の実現」に貢献しています。
会社概要
社名 | 株式会社インテージ 英文社名:INTAGE Inc. |
代表者 | 代表取締役社長 檜垣 歩(ひがき あゆみ) |
従業員数 | 1,340人(2024年6月末) |
事業概要 | マーケティング・リサーチ、データ解析、デジタルマーケティングなどにより、生活者と顧客企業をつなぎ、マーケティング活動を支援。 |
事業所 | 本社 〒101-8201 東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル TEL:03-5294-0111 ひばりヶ丘事業所 〒188-8701 東京都西東京市谷戸町2-14-11 東久留米事業所 〒203-8601 東京都東久留米市本町1-4-1 西日本支社 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町3-5-7 NREG御堂筋ビル 札幌事業所 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西8-1-1 朝日生命札幌大通ビル2階 |
主な事業内容
小売店パネル調査 | スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約6,000店舗より販売データを収集。 「どのアイテム」が「いつ」「いくつ」「いくら」で、「どのような業態・店舗」で販売されたのかを把握し、店舗タイプや商圏に応じた配荷や品揃え、価格の設定をサポートします。 |
メディア接触 | 全国のモニターを対象に、PC、モバイル、TVなどのメディア接触ログ、属性や意識調査アンケート、購買履歴ログを収集。 広告を見てどんな印象を持ったか、何に興味を持ってどんなライフスタイルを送っているのか、最終的に購買に結びついたか、などの消費行動を時間軸で把握して、企業のマーケティング活動をサポートします。 |
スマートテレビ | 日本全国24時間365日を対象に、「どこのエリア」で「どの番組/CM」が、「各年代・各性別」で「何人」に見られているか、もしくは「何台の端末」で見られているかを精緻に計測。 テレビ番組やCMが、「見てほしい人」に「最適なタイミング」で、「嗜好に合った内容」として届くように、データを活用しています。 |
全国消費者パネル調査 | 全国5万人以上のモニターを対象に、「どんな人」が「いつ」「どこで」「何を」「いくつ」「いくら」で購入したかといった、日々の買い物データを継続的に収集。 自社商品購入者の特徴を把握してターゲット戦略を考える、売上があがった/下がった要因を分析して対策を考えるといった生活者起点のマーケティングを可能にします。 |
海外調査 | アジアNo.1のリサーチ会社であるインテージグループ。 9か国・地域に自社拠点を有し、年間400本以上の海外調査をしています。 市場規模や競合企業の動向、現地生活者の実態といった事前リサーチから、マーケティング活動の効果測定や自社ブランドの強み弱みの分析など市場参入後のサポートまで一貫して対応しています。 |
インテージの新卒採用における選考の特徴
先ほどは株式会社インテージの基本事項や概要について紹介しましたが、ここではインテージが実施する「新卒採用」の特徴について詳しく紹介していきます。
採用人数・就活難易度
採用人数は「50~100名」を予定しており、2023年度は「93名」、2024年度は「97名」とここ数年は100名近い採用を継続しています。
また就活サイト「キャリアパーク」では国内リサーチ・マーケティング会社売上ランキングを紹介しており、インテージは1位を達成していることから人気企業になると予想。
就活サイト「就活の教科書」ではインテージの採用倍率が「60~70倍」と紹介されているため、就活難易度は難しいといえるでしょう。
採用大学
インテージの採用大学は以下の通りです。
<採用大学> 青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、埼玉大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 など |
上記で記載した採用大学はあくまで代表例で、難関大学~中堅大学まで幅広い出身大学の学生を採用しているため、インテージは「学籍フィルタ-無し」の選考を実施しているといえるでしょう。
そのため、選考では「志望度の高さ」と「高いポテンシャル」を明確に表現できた学生に内定獲得のチャンスがあるといえます。
インターンシップ・早期選考について
インテージは下記3種類のインターンシップを実施しています。
- マーケティングリサーチ1Dayコース
- マーケティングリサーチ3Days・5Daysコース
- テクノロジー4Daysコース
いずれのインターンシップの場合も「応募者多数の場合は選考有」という内容でしたが、複数日程のインターンの場合の定員は「20名」しか枠がなく、応募者多数になる可能性が高いです。
そのため、インターンシップ参加のためには選考を通過する必要があると考えることができます。
また就活サイト「就活の名人マガジン」はじめ、複数のサイト・口コミで「インテージのインターンシップに参加すると早期選考への参加が確約される」と記載されているため、早期選考に参加して優遇ルートで選考に参加したい場合はインターンシップに参加するべきです。
求める人材
インテージはビジョンや行動指針を示した「THE INTAGE GROUP WAY」を策定し、求める人材に直結する内容のため下記で紹介します。
THE INTAGE GROUP WAYで紹介されている「行動指針」
- 最適を探求せよ!
- 品質にこだわれ!
- 責任を全うせよ!
- 変化に柔軟であれ!
- 挑戦を楽しめ!
上記のように、「知る、つなぐ、未来を拓く」というグループビジョン実現のために必要な能力がある人材を求めています。
また社内では様々な視点や知恵・創造性などが最先端の技術を生むという考えから「多様性」を尊重する社風があります。
そして個々の能力を伸ばすための「多様な働き方を叶える制度」も充実しているため、伸び伸びと働ける職場づくりができているといえます。
インテージの選考に参加する前に確認すべき「募集要項」について
上記では、インテージの選考の特徴を紹介しました。
新卒採用においては倍率が高いことが予想されますが、学歴フィルターなしのため、時間をかけて対策を練ることで多くの学生に内定獲得のチャンスがあるといえます。
またインターンシップに参加することで「優遇ルート」にのることもできるため、インテージを志望する学生は積極的にインターンシップに参加するようにしましょう。
そこでここでは、インテージの選考参加を検討している方向けに新卒採用ホームページに記載されている新卒採用の募集要項を紹介します。
インテージの新卒採用・募集要項(26卒向け)
雇用形態 | 正社員※試用期間あり(入社後3か月間) |
募集職種 | 総合職(マーケティングリサーチコース・テクノロジーコース) ・マーケティングリサーチコース ・テクノロジーコース データサイエンス、デジタルマーケティング、ITエンジニア(フロントエンドエンジニア・アプリエンジニア・システムエンジニア等) |
応募資格 | 2025年3月~2026年3月に大学・大学院を卒業見込みの方 ※2026年4月入社ができる方が対象 |
採用予定数 | 80名前後 |
給与 | 大学卒/修士:269,000円 ※別途、残業手当、諸手当が付与されます。 |
諸手当 | 通勤手当/時間外勤務手当/住宅手当/など ※当社規程に準ずる |
賞与 | 年2回 |
昇給 | 年1回 |
主な勤務地 | 東京、大阪 |
勤務時間 | フレックスタイム制・コアタイムなし 標準労働時間帯 9:00~17:30 標準労働時間 7時間30分 ※テレワーク制度有 |
休日・休暇 | 年間休日 123日(2023年度) 完全週休2日制(土曜・日曜)/祝日/年末年始休暇/年次有給休暇/特別休暇/慶弔休暇/リフレッシュ休暇/ワーケーション/介護休業/産前産後休業/育児休業/子の看護のための休暇/など |
教育制度 | メンター制度/新入社員研修/新入社員フォローアップ研修/階層別研修/各種社外研修 通信教育/資格取得支援制度/書籍購入補助/キャリアデザイン制度/能力開発ポイント/副業可(条件有) |
福利厚生 | 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)/共済会/契約スポーツクラブ/保養所/クラブ活動 社員持株制度/財形貯蓄/出産祝い金/慶弔見舞金/保存休暇制度/介護休業制度/介護時間制度 産前産後休業制度/育児休業制度/育児時間制度/子の看護のための休暇制度/定期健康診断/健康相談/など |
受動喫煙防止措置に関する事項 | 原則屋内禁煙(喫煙専用室内でのみ喫煙可能) |
インテージが実施する選考フローの解説
上記では、26卒の学生向けにインテージが公表している「募集要項」について紹介しました。
フレックスタイム制導入(コアタイムなし)・充実した研修制度・福利厚生など、インテージで働く上での魅力になるポイントが多数記載されているため、ぜひ詳細まで目を通してみてください!
ここでは、募集要項などを確認したうえでインテージの選考に応募したいと考えた方向けに、インテージが実施する選考のフローを紹介します。
①新卒エントリー
インテージの新卒採用サイトから各種必要情報を入力の上、エントリーします。
②エントリーシート提出
新卒採用からエントリー後、エントリーシートの提出します。
具体的な記載内容は以下になります。
- あなたが最も力を入れて取り組んだ学業について、どのように取り組み、あなたにとってどのような価値があったのか、具体的にご記入ください。
- 学業以外で長期間に渡って試行錯誤しながら成し遂げたことについて、何を課題と捉え、解決に向けてどのような行動を起こしたのか、具体的にご記入ください。
- あなたが仕事を通じて成し遂げたいことと、その理由を、過去の経験と結び付けたうえで、具体的にご記入ください。
③適性検査
エントリーシートの提出と同時に適性検査を受けます。
使用される適性検査は「SPI」で、インターネットやSNS上では「インテージのSPIの難易度が高かった」という内容は確認出来なかったため、難易度は「標準」と予想。
以下のページもぜひ参考にしてください!
④AI面談(1次面接)
インテージの1次面接は「AI面談」です。
名前の通りAIが面接官になって進められ、学生の中には「90分間」面談したケースも確認できました。
質問内容はエントリーシートの題目になっているようなオーソドックスな内容で、形式は面接官が人の場合と類似しているでしょう。
一方で、AI面談は応募者の回答内容や話し方、表情を分析して、様々な角度から総合的に評価するために導入されるため、普段の面接より細かい部分まで確認されます。
そのため、大きな声で話す・常に明るい表情でなど普段の面接で意識する内容は肝に銘じたうえでAI面談に臨みましょう。
⑤2次面接
学生1名に対して面接官は2名、所要時間は40分で実施されます。
質問内容も志望動機・キャリアビジョンなどが中心のケースが多く、また学生の中では「自分の強みをどう生かせるか」などパーソナリティに関する質問を受けています。
どんな質問に対しても一貫性が感じられる回答ができるよう事前に練習しておきましょう。
⑥最終面接
学生1名に対して面接官は2名、所要時間は45分で実施されます。
志望理由についてはもちろんのこと、インテージの業務内容がマーケティングリサーチということもあり、所属しているアルバイト先の強み・課題などについて質問されている学生も確認できました。
インテージとしては「自社をよりよくしてくれる人材」を求めているため、人物像・能力のいずれもインテージにマッチしている点を明確にアピールできるよう準備しましょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑦内定
複数回の面接を突破して内定が決まります。
インテージの選考で内定を勝ち取るための志望動機の考え方
上記では、インテージの選考フローについて解説しました。
全体を通してオーソドックスな内容で選考を進めていくため、事前にいかに対策に時間を充てられるかが重要です。
またマーケティングリサーチ業界には優良企業が多数あることから、事前に対策する際には「競合他社ではなく、なぜインテージを志望するか」を他社と比較しながら、聞き手が納得できるような内容で十分に説明できるようになる必要があります。
そのためここでは、内定を勝ち取るために取り入れるべき志望動機の考え方を紹介します。
「なぜ」その業界・企業を志望するかを自分の経験や価値観をもとに説明する
就職活動をするうえで、「この企業良いな!」また「なんかこの企業には魅力を感じないな」など、企業ごとに抱く印象は細かく変わっていくものです。
そして一般的にはその志望度に基づいて、第一志望とする企業などの順序を自分なりに決めていきます。
そんな中で志望企業に内定をもらえる学生は、「なぜその企業が第一志望なのか」という点を明確に言語化できていることが要因になります。
最初は「なんとなく良い企業だなと思った」というような抽象的な理由がきっかけで興味を持つことも多く、それは全然問題ありません。
重要なのは、その普段言語化しないような「なんとなく」の感情や思考をしっかり説明できるように努められるかどうかです。
決断や思考の発生には必ず理由があるはずです。
そしてその感情や思考は、自分の経験やそれによって生まれた価値観が大きく関係しています。
そのため、志望理由の根拠となる部分は「自分の経験や価値観」を織り交ぜながら話すのがおすすめです。
また自分の経験や価値観をより知っていくためには、自分が思い浮かんだことに対して常に「なぜそう思った?」と質問していきましょう。
時間をかけて行けば、一貫性のある内容が見つかっていくはずです。
競合他社ごとで違いを理解する
志望理由を自分の経験や価値観をもとに上手く話せても、「それって他の会社でも実現できるよね?」と面接官に返されてしまうような内容だったら本末転倒です。
そのためビジネスモデルや社風、座談会やOB・OG訪問での社員の印象などで、競合他社ごとでその企業にしかない特徴を見つけ出しましょう。
企業ごとの特徴の見つけ方の一例は以下の通りです。
- 企業HPや就活サイト・転職サイトなどの情報で差別化できそうなポイントを洗い出す
- その内容をもとに自分なりに志望動機(エントリーシート)を作成
- 座談会やOB・OG訪問で社員の方に志望動機(エントリーシート)添削してもらう
ネットは情報があまりにも多く存在し、中には誤った内容が記載されている可能性もあるため、実際の社員の方に確認する機会を設けることがおすすめです。
自分の「良いところ」が会社でどう生かされるかを明確にする
どの企業にも共通している内容として、企業は「会社をよりよくしてくれる学生」の採用を希望しています。
そのため「強み」やガクチカを話すことで、面接官にしっかりと自分が将来会社で活躍していることを連想させられたら、内定が一気に近づくこと間違いなしです。
またエピソードに加え、話し方・話の聞き方や姿勢など外見的な要素も面接官に好印象を与えるうえで重要になります。
そのため「自分の良いところ」がいかに企業に合致しているかを、様々な形で表現できるようにしっかり準備しましょう。
まとめ
本記事では、【新卒採用】インテージの選考を徹底解説!というテーマで就活生に役立つ情報を紹介しました。
マーケティングリサーチ業界で売り上げトップを達成し、かつ魅力的な職場環境を体現していることからインテージは就活市場でも人気企業です。
一方で学歴フィルターなしの選考を実施しているため、どの学生にも内定獲得のチャンスがあるでしょう。
そのため、インテージからの内定獲得を狙う学生はぜひ本記事の内容を参考に対策を進めてみてください!