専門外に進む道もあり⁉️就活で専門外を選んだ場合の就活の方法と対策について解説!
2024/06/19更新
はじめに
就活を成功させるためには業界研究をしなければなりません。
その中で自分の専門外の道に進む選択肢も考えられるでしょう。
しかし、専門外の道に進んだときの将来の進路やキャリアについてしっかりと考えることも必要です。
そこで、ここでは専門外に進む場合のキャリアの考え方や就活での方法・対策についてご紹介します。
この記事は以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。
- 専門外に進むメリット・デメリット
- 専門外に進んだ場合の就活の方法について
- 専門外を目指す時の面接の対策について
専門外の進路に進むことに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、就職活動の際の業界研究については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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専門外の分野に挑戦する理由
専門外の分野に挑戦する理由として、今回は3つ紹介します。
今現在の時代背景や自分自身の専攻が影響する場合が多いため、自分自身が何をやりたいのかをじっくりと考えた上で専門外の分野に挑戦する人が多いでしょう。
キャリアの多様性を求める
専門外の分野に挑戦する理由として、キャリアの多様性が第一に考えられるでしょう。
現代の労働市場では、キャリアの多様性が求められており、必ずしも専門の分野でかつ一つの会社にずっと勤める終身雇用型の働き方だけではありません。
転職して多様なキャリアを築く傾向があることに伴い、専門外の分野に挑戦する人も増加傾向にあります。
一つの専門分野に縛られずに、複数のスキルや経験を積むことで、固有の強みや経験を持てるため、市場価値を上げることができます。
その結果、キャリアの幅を大きく広げることができるため、専門外の分野に挑戦するのも一つの選択肢としていいでしょう。
大学での専攻を活かした職種とは、異なるキャリアを歩みたい場合には、専門外の分野でまずはキャリアを積むことも選択肢の一つになります。
専門分野の限界を感じる
専門外の分野に挑戦する2つ目の理由としては、現在の専門分野に限界を感じる場合です。
市場は急速に変化しています。
そのため、大学入学時や研究など配属した際には、良いと感じていたことが社会に出た際には、なかなか成長が難しい業界であることもありえます。
また、大学で学ぶ中で就職先が限られてしまっていることやできることが限られてしまっていることに気づくこともあるでしょう。
そのような場合に、より新しい可能性を切り拓くために、専門外の分野に挑戦することで、自分自身の市場価値を大きくあげられる可能性があるでしょう。
専門分野を活かして頑張りたいけど、限界を感じている場合には、専門外の分野に挑戦してから自分の専門領域を取り入れることで新たな視点を得られるため、今まで見えていなかったキャリアを歩むこともできるでしょう。
そのため、専門分野に限界を感じている場合には、専門外の分野に挑戦して、視野を広げることもおすすめです。
自分の興味・関心を追求する
専門外の分野に挑戦する3つ目の理由としては、自分の興味や関心があることを追求する場合です。
大学での専攻が必ずしも将来自分が仕事としてやりたいことであるとは限りません。
専攻によっては、将来の選択肢が狭く、自分自身のやりたいことができない場合もあります。
そのような場合に、専門であることだけを理由に就職をしても、長期的にキャリアを積んで仕事にやりがいを持って働き続けることは難しいでしょう。
そのため、今までの大学生活や経験の中で自分の興味を持ったことや関心を持ったことがあれば、その興味や関心を仕事に活かせるような分野に新しく挑戦することで、情熱を持って仕事に取り組むことができるでしょう。
よりやりがいをもって働くことで、キャリアを積めるだけでなく、楽しみながら仕事に取り組めるためおすすめです。
専門外の分野に挑戦するメリット
専門外の分野に挑戦するメリットについて3つ解説します。
専門外の分野に挑戦することは、最初は大変な側面がある一方で、大きなメリットも数多くあります。
新たなスキルや経験を得られる
専門外の分野に挑戦するメリットの1つ目は、新たなスキルや経験を得られることです。
専門外の分野に挑戦する場合には、今まで学んできた分野ではない新しい分野に一から挑戦することになります。
そのため、日々新しい知識やスキルを学び、インプットした知識を使って、日々の業務でアウトプットする形になるでしょう。
そのため、新たに新しいスキルや知識を習得して、大学で学んできた専攻以外の専門を作り出すことができます。
その結果、将来的には複数の専門を持っていることは大きなアドバンテージとなり、キャリアアップや転職では、他の人にはない独自の強みにできるでしょう。
新しいことに挑戦することが好きな人や他の人とは異なるユニークな存在となって、社会に貢献していきたい人には最適です。
適応力の向上
専門外の分野に挑戦するメリットの2つ目は、適応力が向上することです。
専門外の分野に挑戦すると、日々新しいことを学び、その中で仕事をこなしていかなければなりません。
その結果、日々膨大な量のインプットが必要になるだけでなく、高い適応能力が求められるでしょう。
そのような環境で柔軟に対応していくことで、最初はうまくいかないこともあるかもしれないですが、異なる分野での経験が適応力の向上に繋がり、困難にも対応できる力をつけられます。
ピンチに遭遇した場合でも今まで培ってきた問題解決力を活かして、ピンチを切り抜けられる社員へと成長できる点も専門外の分野に挑戦するメリットの一つです。
広い人脈の構築
専門外の分野に挑戦する3つ目のメリットは、広い人間関係を構築できることです。
大学の専攻を活かした会社に就職すると同じ業界で同じ職種の人と話す機会が多いため、人脈や人間関係もかなり限定的になってしまう側面があります。
しかし、専門外の分野に挑戦することで、新しい環境で異なるバックグラウンドを持つ人と交流する機会が増えるでしょう。
その結果、多くの刺激をもらえるだけでなく、視野も広がり、今までになかった多角的な視点も育てられます。
また、広い人脈は将来的にはピンチに陥った時に助けをもらえる場合や、頼れる人が多いことが強みにもなりうるため、自分自身の成長や助けをもらえる点で大きなメリットとなるでしょう。
専門外の分野に挑戦するデメリット
専門外の分野に挑戦するデメリットもいくつかあります。
専門外の分野に挑戦するメリット・デメリットの両方を理解した上で専門外に進むか選択できるといいでしょう。
今回は3つのデメリットを紹介します。
専門知識が不足しているため習得まで時間がかかる
専門外の分野に挑戦するデメリットの1つ目は、専門知識が不足しているため、専門知識やスキルの習得までに時間がかかってしまう点です。
専門を活かした職業についた場合は、専門知識を活かしてスムーズに業務に入れるでしょう。
一方で、専門外の分野に挑戦する場合は、専門知識がなく、一から専門知識を学んでいかなければなりません。
そのため、専門と専門外で比較すると、専門外の場合は習得までに時間がかかってしまう点はデメリットといえるでしょう。
しかし、最初の専門知識の習得さえできれば、専門にしていた社員と大きく変わらず業務ができるため、大きな差は見られなくなってきます。
さらには、自身が大学で専攻としている分野の強みを活かせる場面もある可能性が高いため、より活躍しやすいといえるでしょう。
キャリアパスが不透明
専門外の分野に挑戦するデメリットの2つ目は、キャリアパスが不透明であることです。
専門を活かした職業の場合は、多くの先輩が同じキャリアを歩んでいることからキャリアパスが明確になっている場合が多く、その中で自分自身がどのような道を歩むか選択する形になります。
しかし、専門外の分野に挑戦する場合は、キャリアパスが明確になっていない、もしくは先人が全くいないためキャリアパスを自分で切り拓く場合もあります。
そのような場合、自分自身の力でキャリアパスを描いていかなければなりません。
様々な人と話したり、専門外の分野での一般的なキャリアパスを参考に、自分自身がどのような道を歩みたいかをしっかりと考えておくといいでしょう。
このようにキャリアパスが自由に描けるメリットもある一方で、不透明になってしまう側面がある点はデメリットでもあります。
ストレスがかかってしまう
専門外の分野に挑戦するデメリットの3つ目は、専門を活かした仕事と比較するとストレスがかかってしまう点です。
専門外の分野は、最初は特に新しいことを学ぶことが多いため、専門とは異なるプレッシャーやストレスを受けることがあります。
未知の分野に挑戦することは、それなりにストレスが伴いますが、その分得られるものが大きいことを理解して、新しい環境や業務にうまく適応していきながら進んでいくことが重要です。
特に入社後のタイミングは、どうしても未知の領域への挑戦にストレスを感じやすいですが、乗り越えた先には大きな成長と多様なキャリアパスが広がっています。
しかし、慣れるまでの期間はストレスがかかってしまうため、デメリットといえるでしょう。
専門外の分野に挑戦する際の就活の進め方
専門外の分野に挑戦する際の就活の進め方について解説します。
全体の流れに違いはないかもしれないですが、各項目ごとに専門の分野とは異なるポイントも多くあるため、一つずつ説明していきます。
自己分析を徹底する
志望動機を書くためには、まず自己分析を徹底することが重要です。
自分の強みや興味関心、これまでの経験を振り返り、それをどのように専門外の分野に結びつけるかを考えてください。
専門外の分野の場合は、特に自身の専門を直接活かすことができないため、そのかわりに自分自身にどのような強みがあるのか。その強みを専門外の領域でどのように活かせるのかを明確にしていなければ選考を突破できません。
自分の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握することで、企業の求める人物像に自分をマッチするようにアピールできるでしょう。
自己分析を通じて、自分が本当にやりたいことや目指すべき方向性を明確にできます。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、なぜ専門外の分野を志望するのかまで徹底しましょう。
自己分析のやり方がわからない人は、以下のリンクを参考に行ってみてください。
業界・企業研究を行う
志望する業界や企業についてしっかりと調査することが重要です。
専門外の分野である場合は、専門の分野と比べて基礎知識もない場合が多く、より入念に調べる必要があるでしょう。
業務内容や雇用形態、キャリアアップも業界によって変わってきます。そのため、志望する業界の特徴や動向を確認しておくことが大切です。
企業研究は念入りに行いましょう。
企業研究では各会社の立ち位置や競合他社との違い、そして他業界との比較をすることで志望企業を客観視するために、業界や企業の理解を深めることは大切です。
そうすれば、後々具体的で説得力のある志望動機を作成できます。
また、業界全体の動向や主要な企業についての知識を深めることで、自分の志望理由に説得力を持たせることができるでしょう。
専門外の分野に挑戦する場合には、面接では、「なぜ専門を活かした職種ではなく、専門外の分野を選んだのか」「数ある専門外の分野や企業の中でもなぜ自社を選んだのか」を聞かれることが多いです。
面接官が納得できる業界・企業理由を話すことができるように業界・企業研究は念入りに行いましょう。
直近の業界研究のやり方をまとめた方法については、以下のリンクから確認してみてください。
志望動機を実際に書いてみる
自己分析と業界研究を終えたら、実際に志望動機を書いてみましょう。
自己分析や業界・企業研究、今までの経験をもとに作成してください。
まずは自分の思いや考えを自由に書き出し、その後に整理していく方法が効果的です。
自分1人だけだと視野が狭くなってしまい、最初は書くのが難しいでしょう。
そのため、大学の教授や身近な人に添削を依頼することをおすすめします。
他にもOB・OGにみてもらうのも効果的でしょう。
特に専門外の分野を目指す学生であれば、志望する分野の先輩や社員で添削して貰える人がいればお願いできると志望動機の精度を上げることができます。
このような人たちに見てもらうことで、客観的な視点から見てもらえるため、自分では気づけなかったことやわかりにくい表現を指摘してもらえます。
そのため、周囲の人に協力してもらいながらブラッシュアップしていきましょう。
客観的な視点から志望動機を書いてみて、ブラッシュアップを続けることで、選考では担当の人にしっかりと自分自身の志望動機を伝えやすくなるため、ESや面接の通過率も高まるでしょう。
専門外の分野に挑戦する際のポイント
周囲のサポートやネットを活用する
専門外の分野に挑戦する際に、周囲のサポートやネットを活用することは特に重要です。
多くの人は、専門を活かした職業につくことを考えるため、就活を一緒に頑張る仲間が見つけにくいことが多いです。
そのため、家族や友人、同期などの助けを借りて、挑戦していくことで、就職活動の際には新しい仲間を作ることができ、内定に近づけることができるでしょう。
また、最近ではネットでのつながりも選択肢としてはありでしょう。
インターンシップに参加した仲間やOB・OG訪問などネットを介して多くの人のサポートを活用することも可能です。
専門外であってもネットを介してOB・OG訪問による情報収集や、SNSを通じた情報収集も可能です。
業界や職種の理解を深めることや、選考対策を進めることができます。
情報収集を行う
専門外の分野に挑戦する際には、情報収集は念入りに行う必要があるでしょう。
専門外の場合は、知識の面でも知らないことが多いです。
そのため、企業や業界の情報はもちろん、実際に社員に話を伺える機会があれば積極的にわからないことを聞くことで、より専門外の分野に対して理解を深めることができるでしょう。
情報収集を念入りに行うことで、専門外の分野であっても自分にあった職種や企業を見つけることができるでしょう。
活かせるスキルを磨く
専門外の分野に挑戦する際に、活かせるスキルを磨くことも大切です。
例えば、経理や財務を目指している際には、簿記などのスキルを磨くことで、その分野での内定がもらいやすくなる場合や入社後に活躍しやすい場合があります。
他の分野でも事前にスキルや知識を磨いておくことで、専攻に活かせることが多くあります。
専門の分野と専門外の分野の共通点を見つけて、そこを見つけていくのもおすすめです。
英語力やプレゼンなど汎用性のあるスキルは、磨いておくと専門外であっても活かせる場面が多くあるため、自分が目指す方向性に必要なスキルは事前に磨いておくといいでしょう。
まとめ
本記事では専門外の道について解説しました。
専門外の分野を選択することは、キャリアの多様性を広げ、新しい知識や経験を得ることで将来の可能性を広げることが可能です。
一方で、専門外である場合に、一からキャリアを積むことになるため、他の人に負けない自分自身の強みを明確にしたうえで、選考に臨むようにしましょう。
新しい挑戦に対して、自信を持って取り組むことで、希望の企業の内定も勝ち取れるでしょう。