【質問例あり】面接は準備したほうがいい?準備のやり方を解説
2024/10/24更新
はじめに
就活生の方は「今週大切な企業の面接があるけど、何を準備したらいいのか、やり方がわからない」という悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか。
特に、自分の志望度が高い企業は力を入れて準備をしたいと思うものの、実際に何をすればいいのかやり方がわからず、うまくいかないケースも少なくありません。
- 面接に練習は必要か
- 面接準備でやること
- 面接で必要な持ち物
そこで本記事では、就活生に向けて、面接の準備のやり方や面接のマナーをわかりやすく解説していきます。
本記事をしっかりと読み込み実践することで、第一志望の企業から内定を獲得しましょう。
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面接は準備で決まる!なんで?
面接がうまくいくかどうかは何で決まると思いますか?
その人の能力でしょうか、やってきたことでしょうか、実績でしょうか、はたまた人格でしょうか。
確かに、どれも大切な要素であることは間違いないのですが、就職活動の面接で本当に大切なことは「どれだけ本気で準備を行ったか」です。
というのも、大学生レベルではそれほど能力や話し方、実績に差はありません。
あったとしても本当に小さな差ですし、社会人になればすぐに巻き返すことができるでしょう。
そのため、企業研究や自己分析をきちんと行うなど、面接の準備にかけた時間が勝敗の差を分けます。
本当に内定が欲しければ準備をすればその可能性が高まりますし、逆に準備をしていないとどんなに優秀でも落ちることもあるでしょう。
次の項目からは、そんな大切な準備のやり方について解説していきたいと思います。
面接の練習は必要
面接に何の準備もせず臨むのは危険です。
なぜなら、面接官といざ顔を合わせてみると、緊張して頭の中が真っ白になったり、話がまとまらなく長々と話してしまったり、思わぬ失敗につながるからです。
初対面の相手に短時間で自分を「分かりやすく」伝えるにはコツが要ります。
ましてや、面接は一発勝負でプレッシャーもかかってくるので、力を発揮するためには面接練習など前もって対策しておく必要があります。
面接の練習をする4つのメリット
面接の練習をすることで期待できる4つのメリットについて紹介していきます。
まずは、メリットを把握することで練習する意義が見えてくるでしょう。
- 自然な受け答えができるようになる
- 事前に回答を準備しておける
- 落ち着いて本番を迎えられる
- 話し方の改善ができる
自然な受け答えができるようになる
面接練習では、頭の中で考えるだけでなく、本番で想定される質問の回答を繰り返し声に出して練習すると良いでしょう。
伝えたい内容を何度も発することで話の展開や間合いが身に付きやすくなります。
本番で角度を変えた質問がきても、要点が頭に入っているので臨機応変に対応しやすくなります。
事前に回答を準備しておける
伝わりやすい回答を準備しておくことも面接練習をするメリットの一つです。
「自分の意見を人に分かりやすく伝える」というのは簡単ではありません。
言葉選びや話す順番を間違えると、うまく伝わらなかったり、別の意図で伝わってしまったりするため、同じ内容でも聞き手の感じ方でポジティブにもネガティブにもなります。
限られた時間の中で自分の伝えたいことをスムーズに回答できるように、適切な構成・一文の長さなどにもこだわって面接に挑みましょう。
落ち着いて本番を迎えられる
本番での緊張を緩和するためにも面接練習は有効です。
例えば、本番さながらに以下の方法を試してみるのもおすすめです。
いざ、しっかりやろうと思っていても緊張していると、思い通りにいかないことも多くあります。
- 入室〜退室まで流れで立ち居振る舞いのシミュレーションを行う
- 回答を口述する
このような疑似体験になり、心に余裕が生まれ本番で落ち着いて振る舞えるようになります。
また、練習を繰り返すことで成功イメージを持てるため面接に対する苦手意識が薄れていくことも期待できるしょう。
話し方の改善ができる
面接では「話し方」も評価の対象となります。
ビジネスシーンでも商談や電話応対など他者とのやりとりがあり、聞きとりやすい話し方が求められるからです。
もちろん、正しい言葉遣いができているかも重要です。
内容的に素晴らしい回答だったとしても、極端に早口だったり癖があり過ぎたりすると面接官は懸念を抱くかもしれません。
話すスピード、声量、トーンなどチェックしておいたほうがいい項目は様々ありますが、こういった点がしっかりしていると、好印象を持たれやすくなるでしょう。
自分の話し方を客観的に観察し、課題を見つけ出し改善していくことで、面接本番までにより適切な話し方をできるようにしましょう。
一般的な面接の流れ
面接の準備をするためには、まず面接の流れを把握しておくことから始まります。
今回は、対面面接とWeb面接の2パターンについて解説していきます。
それぞれの流れを把握して本番に備えるようにしましょう。
対面面接の流れ
対面面接では、以下の流れで進んでいくのが一般的です。
- 入室
- 自己紹介
- 職務経歴
- 退職理由
- 自己PR
- 志望動機
- 募集内容の説明(面接官からの説明)
- 条件の確認(面接官からの説明)
- 面接官への質問
- 退室
入室は、応募者が先に面接会場に案内されて後から来る面接官を迎える場合と、面接官が先に待っていて応募者を迎える場合の2パターンがあることを頭に入れておきましょう。
どちらの場合でも、入室して最初に面接官と向き合った瞬間に第一印象が決まります。
話し掛けられるのを待つのではなく、自分からハキハキとあいさつするようにしましょう。
Web面接の流れ
一方のWeb面接では、以下の流れで進んでいきます。
- 事前にWeb面接用のURLを企業側から受け取る
- 開始時間に合わせてURL先で待機
- 面接官に最初の一言(入室のあいさつ)
- 自己紹介
- 職務経歴
- 退職理由
- 自己PR
- 志望動機
- 募集内容の説明(面接官からの説明)
- 条件の確認(面接官からの説明)
- 面接官への質問
- 締めのあいさつをして退室(終了)
Web面接の場合は、開始10分前にはWeb面接ツールにアクセスし、接続状況を確認しましょう。
対面面接とは異なり、ドアをノックして入室するといった動作がありません。
いつ面接官とつながるか分からないため、待機の時点で面接はすでに始まっていると考えましょう。
面接官が画面に表示されたら、「初めまして、本日面接を受けさせていただきます○○と申します。
お時間をいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします」と伝えます。
ここからは、通常の対面面接の流れとほとんど同じです。
面接終了時には、面接官の指示に従って退出しましょう。
面接準備のやり方
ここでは、面接準備で実行すべきことを具体的に説明します。
やることをしっかりと理解しておくことで効率的な準備をすることができます。
以下の項目を参考にして、入念な準備を講じてみてはいかがでしょうか。
自分のことを知る(自己分析)
自己分析はどんな面接の準備よりも優先度が高いです。
面接で聞かれることは「あなたはどんな人間ですか?」に関する質問です。
企業はその質問を通してどれくらい真剣に考えられているのか、自分の会社にあっているのか、考え方がマッチしているのかなどを見てきます。
そのため、自己分析が完璧に出ない状態は全く持って意味がありませんし、合格する可能性がグッと下がってしまいます。
受かったとしても偶然か、その企業が大量に採用している場合でしょう。
自己分析では、自分の経験に沿って「なぜその行動をしたのか?」「なぜその結果になったのか?」など、なぜやどうしてという質問を繰り返してみましょう。
そうすることで、深い自己への理解につながります。
自己分析は面接の受け答えの土台になる部分であるため、しっかりと時間を割いて振り返るように心がけましょう。
以下の記事では、自己分析のやり方やポイントを解説しています。
より自己分析を洗練させていきたい方は、一度チェックしてみてください。
相手の企業のことについて知る「企業研究」
面接の準備では、相手の企業のことを知る「企業研究」をすることが非常に大切です。
具体的に何を研究するのかというと、「どんな事業を行っていて、どれくらいの売り上げがあって」という、企業の実績や業務内容です。
さらに、「どんな人がいて、どんな企業文化を持っているのか」という社風や働く環境のことなど、企業に関するあらゆることを調べましょう。
では、なぜ相手の企業のことを知る「企業研究」が必要なのでしょうか?
簡単な例をあげると、例えば自分が「甘いものを食べたいな〜」と思っているときに、道でカレー屋さんから「美味しいから食べていってよ!」と話しかけられてもなかなか心には響かないでしょう。
逆にケーキ屋さんから「食べていって〜」と話しかけられたら、お店に訪れるかもしれません。
就活の面接も同じで、相手の企業がどんな人材を求めているかによって、自分が面接で話すエピソードや強みの側面を変えることが効果的です。
企業に合わせたアピールによって、同じ人でもより魅力的に見せる事ができます。
企業研究のやり方ですが、まず基本的な情報はインターネットを使って抑えておきます。
OB・OG訪問などを通して、実際に働いている人に会い、「どんな人材が活躍していますか?」「今後どんな人材が求められますか?」などの質問をしてみましょう。
もっとも手っ取り早く、企業が欲しい人材を知ることができます。
OB・OG訪問ができなければ、内定者の記事をインターネットのサイトで読むことや、決算書や人材募集要項などの情報を分析することも効果的です。
それらの情報から、「こんな人材が求められているんだな」と想像してみることが重要です。
以下の記事では、企業分析のやり方について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
志望理由を暗記してスラスラ言えるようにする
志望動機を暗記して、スラスラ言えるようにしておく事が大切です。
面接は志望度が高ければ高いほど緊張してしまいます。
緊張してしまうことでよくあるのが、頭が真っ白になってしまって、自分が履歴書に書いた志望理由と面接で、発言している事が違うという事です。
志望書とずれてしまう発言をしてしまうと、面接官からしたら「どっちが本当なのかな?」「一貫性がない人だな」と、疑いの念を持ってしまう事が考えられます。
もちろん、スラスラ言う事が大切ではなく、本質的なことはしっかりと自分がもともと志望して書いた履歴書やESの内容と相違がないようにする事です。
暗記したからと言って、棒読みしてしまったり、質問の趣旨から離れてしまった回答をしないように心がけましょう。
志望動機の書き方については、以下の記事をチェックしてみましょう。
業界ごとの例文も紹介しています。
想定される質問と回答を考えておく
事前に想定される質問と、答えを用意しておいて回答する練習をしておくのが準備としていいでしょう。
今回は、ガクチカ・自己PR・志望動機の3点の質問に関する質問例を紹介していきます。
ガクチカの質問例
企業側がガクチカを質問する理由は、経験自体のレベル・スペックを把握するため、自社に合う・マッチする人材かどうか知るためなどが考えられます。
面接という場でガクチカを深堀りすることで自社に本当にマッチする人材かを見極めようとしているわけです。
(1)自己紹介をしてください
(2)学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)を教えてください
(3)学生時代に取り組んだことについて、なぜ取り組んだのか教えてください
(4)学生時代に取り組んだことの魅力について、知らない人にも理解できるように説明してください
(5)取組における目標とその目標を設定した理由を教えてください
(6)取組における最大の困難について教えてください
(7)取組における課題について、それに気づいた背景やきっかけを教えてください
(8)取組における困難及び課題をどのように乗り越えたのか、結果も踏まえて教えてください
(9)取組における反省点と、当時に戻れるとしたら改善したいと思うことを教えてください
(10)取組における学びとそれを社会でどのように活かすか教えてください
自己PRの質問例
自己PRを面接で伝える際は、内容も重要ですが、マナーや表情などもチェックされています。
また、質問に答える際は、長くなり過ぎないように伝えることが大切です。
以下で自己PRに関する質問例を紹介します。
(1)あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。
(2)あなたは周囲の人からどのような人だと言われますか?
(3)あなたは集団や組織に置いてどのような役割・分担を担うことが多いですか?
(4)あなたの強みを社会・企業でどのように活かせるのか教えて下さい。
(5)あなたのモチベーションの源泉について教えて下さい。
(6)あなたの「喜怒哀楽」を教えて下さい。
(7)あなたの大切にしている価値観とそれが形成されたきっかけについて教えて下さい。
(8)あなたの長所と短所について教えて下さい。
(9)最大の挫折経験について教えて下さい。
志望動機の質問例
志望動機は、その名の通り応募者の志望度の高さを把握するために聞かれる質問です。
ここで、しっかりと自分の考えを伝えられないと、志望度が低いと思われ、よい印象を与えません。
他にも自社の仕事内容とマッチしているかを把握したいからだと考えることができます。
(1)志望動機を教えて下さい。
(2)将来の夢、成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
(3)5年後・10年後のビジョンについて教えて下さい。
(4)企業選びの軸について教えて下さい。
(5)他にはどのような業界を受けていますか。
(6)他業界ではなくこの業界を志望する理由について教えて下さい。
(7)具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。
(8)業界内でも当社の理由について教えて下さい。
(9)あなたにとって就職するとはどういうことですか?
(10)他社の選考状況について教えて下さい。
(11)内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?
面接に受かった人の記事を見ておく
面接の準備として、面接に受かった人の記事を見ておくことも有効です。
大手企業の場合などは、毎年多くの就活生が面接を受けているため、その経験談をインターネットで調べると、出てくることが多いです。
例えば、A社を受けようとしている場合に、「A社 内定」「A社 ES」「A社 面接」などで検索してみましょう。
内定者や面接を受けた人の体験談や、具体的にどのような流れでどのような質問を受けたのかに関する、ブログ記事やウェブサイトを見つける事ができます。
それらの経験談や情報を参考にして、傾向と対策を練りましょう。
インターネット上の情報を参考にすることで、効果的に企業ごとの対策を行う事が可能になります。
面接でのマナーを確認しておく
面接時に必要なこととしては態度や、挨拶や部屋の入り方など基本的なマナーです。
身だしなみも大切なので、しっかりと準備を整えておきましょう。
ロールプレイングをする
ここまで準備してきたことを一度本番形式でやってみるということも大切です。
自分が練習して完璧だと思っていても、実際の場面になったら頭が真っ白になってしまったり、思っている以上にうまく話せていなかったりするものです。
友人や先輩、もしくは転職エージェントなどにお願いして、ロールプレイング(本番同様の環境での練習)をしてもらいましょう。
もし可能であればスマホなどで、その時の様子を録画しておいたり録音しておくと、あとで自分の様子をみたり聞いたりして修正することができます。
また、その時に付き合ってもらった人からも、正直なフィードバックを受けてみましょう。
フィードバックしてもらうことで、自分が気がついていなかった欠点や癖などを客観的に指摘してもらえます。
ロールプレイングすることで、どんどんと面接の質が上がってきます。
面接に必要な持ち物
面接では、自己分析や企業研究など内面的な準備も多く必要ですが、持ち物もきちんとそろえなくてはいけない点にも注意しなければいけません。
持ち物をきちんと準備しているか、持ち物に不備がないかなども面接官がチェックするポイントです。
持ち物に不備があると、ビジネスマナーを疎かにしていると判断されてしまい、面接官からの印象が悪くなるきっかけにもなりますので、注意しましょう。
鞄
鞄の種類は、シンプルでフォーマルなデザインのビジネスバッグが最適です。
色は黒、濃紺、ダークブラウンなど落ち着いた色にすると良いでしょう。
女性の場合、シンプルで落ち着いたデザインのトートバッグも選択肢に入ります。
ただし、いずれの鞄も派手な色やデザインは避け、シンプルな無地のものを選びましょう。
素材は革やナイロンなど、質の良い素材を選びましょう。
安っぽい素材や傷みやすいものは避け、耐久性のあるものを選ぶようにすると良いです。
サイズとしては、A4サイズの書類がしっかり入る大きさが理想です。
面接時に配布される資料や提出書類を折り曲げずに収納できるサイズを選びましょう。
加えて、必要な書類や筆記用具、携帯電話などを整理して収納できるように、適度な数のポケットがあると便利です。
鞄を使用する際には、カバンが汚れていないか、ほつれや傷がないか確認しましょう。
カバンがへたっていたり、形が崩れていたりすると、だらしない印象を与える可能性があります。
鞄の中に必要最低限の荷物を入れ、形状が維持できるようにしましょう。
ハンカチ
ハンカチのデザインは、無地や控えめな柄のハンカチを選びましょう。
派手な色やデザインは避け、白、淡いブルー、グレー、ベージュなどの落ち着いた色が無難です。
また、ブランドのロゴが目立つハンカチは避けた方が良いです。
ブランド物であっても、控えめで目立たないデザインのものを選ぶと良いでしょう。
ハンカチは清潔感を示すアイテムですので、使用感が出ているハンカチやシワが寄っているものは避け、アイロンをかけピンとした状態のものを用意しましょう。
ポケットやバッグに入れる際にきれいに折りたたみ、シワが目立たないように、丁寧に折り目を付けておくことがポイントです。
印鑑
面接で使用する印鑑は、認印で十分な場合が多いです。
実印や銀行印は不要ですが、認印であっても丁寧に管理されているものを選びましょう。
なお、シャチハタ(スタンプタイプの印鑑)は、通常の手続きや書類には使えますが、重要な書類には不適とされる場合もあります。
面接では認印を持参するのが無難です。
面接にもっていく印鑑の印影がかすれていたり、古くて潰れていたりしないか確認しましょう。
印影がはっきりと押せる、きれいな状態の印鑑を用意してください。
加えて、インクが十分に染み込んでいるか確認し、必要に応じて補充しておきましょう。
面接に持っていく際は、印鑑ケースに入れて持ち運びましょう。
鞄の中で汚れたり、失くしたりしないように、専用のケースや袋で管理することが大切です。
朱肉が必要な印鑑の場合、念のために小さな朱肉を持参すると安心です。
企業によっては朱肉が用意されていないこともあるため、自分で準備しておくことをおすすめします。
メモ帳
メモ帳はビジネスシーンにふさわしい、シンプルで落ち着いたデザインのものを選びましょう。
派手なデザインやカジュアルすぎるものは避け、黒、紺、グレーなどの落ち着いた色が無難です。
サイズは、5サイズかB5サイズのメモ帳が一般的です。
小さすぎると書きにくく、大きすぎると扱いにくいので、適度なサイズを選びましょう。
A4サイズの資料が多い場合は、少し大きめのものでも良いです。
加えて、面接で使用するメモ帳は清潔で、端が折れ曲がっていないきれいな状態のものを使用しましょう。
面接時に取り出すアイテムが整然としていると、細部に気を配る姿勢が評価されます。
使い古したページや不要なメモがある場合は、面接前に整理しておきましょう。
なお、面接中にあまりにも多くメモを取ると、面接官の話を聞き逃したり、相手に集中していない印象を与える可能性があります。
重要なキーワードや、後で確認したい点をメモするのが良いです。
メモを取る際は、面接官に「メモを取らせていただいてもよろしいでしょうか」と一言確認すると、礼儀正しい印象を与えられるのでおすすめです。
腕時計
面接にはシンプルでフォーマルなデザインの腕時計を選びましょう。
過度に装飾された時計や、スポーティーすぎるデザインは避け、ビジネスシーンにふさわしいクラシックなデザインを選ぶと良いです。
時計の色は、スーツやビジネスウェアに合わせた、落ち着いた色合い(黒、シルバー、ゴールド、ネイビーなど)を選びましょう。
派手な色や目立ちすぎるデザインは避けるのが無難です。
加えて、面接時には針で時間を表示するアナログ時計が一般的に好まれます。
逆にデジタル時計はカジュアルな印象を与えることが多いので、避けた方が良いでしょう。
面接前にガラス面を拭いて指紋や汚れを取り除き、バンドや本体も清潔にしておくことをおすすめします。
傷が目立つ時計や、汚れたバンドは避けるべきです。
なお、一部の時計は秒針の音が大きい場合があります。
面接の静かな環境では、この音が気になる場合があるので、可能なら音が目立たない時計を選びましょう。
面接で大切なポイント
ここでは、面接で大切なポイントを紹介します。
面接の準備をする際にも、以下のポイントを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
相手の質問の意図を汲んで答える
面接では、相手の質問の意図を正確に理解して、適切に答えるという事が大切です。
ここで考えるべきことは「相手が今何を言っていて、どんな答えを知りたいか」ということです。
例えば、面接官が「自己PRをしてください」と言われた時に、以下のような回答をします。
「私は大学生の4年生の時にサークル長をやっており、新入生を100人勧誘した実績があります。また大小さまざまなイベントを開催し合計で1000人を1年間で動員した実績があります」
面接官の意図としてはどんな人間的な特性があるのかを聞きたかったのに対し、自分の実績だけを誇張して話されてしまうと、「この就活生は出来ないな。コミュニケーションが下手だな」という印象を与えかねません。
他にもさまざまなケースが考えられますが、基本的には常に相手がどんな意図で、なぜその質問をしているのかを考ることが重要です。
質問の意図を考えて答えることで、面接官にスマートな印象を与え、有効なアピールとして効果を発揮できるでしょう。
正直に答えて誇張しない
面接で、もっとも大切なことは正直に答えて誇張しないことです。
就活生は、自分の実績や特徴に魅力がないと感じていたり、集団面接などで他の就活生のすごい実績を聞いたりすると不安になることもあるでしょう。
そのようなときに、自分をより良く見せようとして誇張をして答えてしまうなど、嘘をついてしまう場合があります。
しかし、面接官は毎年多くの就活生や大学生、社会人と接してきているため、嘘や誇張は、顔の表情や答え方、話のつじつまが合わないことからバレてしまいます。
新卒の面接で面接官が何を知りたいのかといえば、あなたがどんな人間なのか、ありのままの姿なのです。
実績などは関係なく、どういう思考を持っていて、好きな事があって、強み、弱みがあるのかを知ろうとしています。
だからこそ、変な誇張や嘘は逆効果になってしまうのです。
さいごに
この記事では、面接の準備や面接にうまく対応するためのポイントを解説しました。
この記事を参考にすることで、面接の準備の仕方がわからないと悩んでいた就活生は、少し前に進む事ができるのではないでしょうか。
結論をいうと、新卒の就活生のレベルでは実績やスキル、思考のレベルでそれほど大差はありません。
内定をもらえる、もらえないの勝敗を分けるのはどれだけ本気になって準備したかです。
準備をすると自分に自信が湧いてきますし、受け答えもしっかりとします。
もし本当に面接に受かりたいのであれば、この記事で解説した準備のやり方を試してみてください。
皆さんの就活がうまくいくことを願っております。