東京エレクトロンの採用大学ランキング!学歴フィルターの有無と文系からの内定戦略を徹底解説
2025/12/23更新
東京エレクトロングループは、半導体製造装置の分野で国内外トップクラスのシェアを持つグローバル企業です。就活生からの人気も高く、毎年多くの応募者が集まります。
本記事では、東京エレクトロングループの採用大学一覧を中心に、就職難易度や採用人数、求められる人物像、選考フローを詳しく解説します。東京エレクトロンへの就職を目指す方はぜひ参考にしてください。
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この記事の結論
東京エレクトロングループは、採用大学が幅広く、特定の大学だけを優遇する学歴フィルターは設けていません。難関国公立から私立大学まで多様な出身者が活躍しており、人物重視の採用方針が特徴です。
一方で就職人気は高く、採用倍率は30倍を超える年があるなど就職難易度は高めです。選考では志望動機の明確さや、独自のPR動画提出が大きな評価ポイントになります。
傾向を押さえるだけでなく、人物像や選考対策まで理解して臨むことが、内定獲得につながるでしょう。
東京エレクトロングループ概要

出典元:東京エレクトロングループ公式HP
東京エレクトロングループは、本社を東京都港区に置く半導体製造装置メーカーです。半導体の量産に必要な装置で国内トップクラス、世界でも上位に位置するグローバル企業として知られています。
事業展開は、世界18の国と地域、95拠点にのぼります。研究開発から製造・販売・サポートまでを一貫して手がけ、AIや自動運転、IoTなど先端分野に欠かせない半導体の供給を支えています。
また「ONETEL,DIFFERENTTOGETHER™」をスローガンに掲げ、グループ全体で人材やノウハウを共有し、会社の垣根を超えた異動や協力体制を整えている点も特徴です。
各事業別の売上規模
東京エレクトロングループの2025年3月期の連結売上高は2兆4,315億円と、過去最高を更新しました。事業別の内訳は以下のとおりです。
- 半導体製造装置(SPE):約1兆8,600億円(全体の約76%)
- FPD製造装置:全体の約1%台(数百億円規模)
- その他事業:全体の1%未満(数十億円規模)
売上の大半をSPE事業が占めており、AIサーバーや先端分野向けの投資拡大を背景に大幅な増収となりました。FPDやその他事業は規模が小さく、東京エレクトロングループはSPEに経営資源を集中していることがわかります。
さらに、海外需要が強く、中国・台湾・韓国などアジアを中心にシェアを拡大している点も特徴です。東京エレクトロングループはグローバル市場での存在感を一層高めています。
東京エレクトロングループで働いている社員は?
東京エレクトロングループは、平均年収や勤続年数などの数値面でも高い水準を誇り、社員が安心して長く働ける環境が整っています。
企業文化としても挑戦やチームワークを重視しており、個々の成長を支える仕組みが充実している点も特徴です。ここでは、最新のデータと社風の両面から社員の姿を紹介します。
社員データ(年収・勤続年数など)
東京エレクトロングループの平均年収は2025年3月期で1,354万円と、国内メーカーの中でも非常に高い水準です。前年の1,273万円から上昇しており、安定的に高収入を得られる環境といえます。
同業の主要メーカーとの比較は、以下の通りです。
| 企業名 | 2025年3月期連結売上高 | 平均年収(2025年3月期) |
| 東京エレクトロン | 2兆4,315億円 | 約1,354万円 |
| アドバンテスト | 7,797億円 | 約1,049万円 |
| SCREENホールディングス | 6,253億円 | 約1,062万円 |
出典元:株式会社アドバンテスト有価証券報告書、SCREENホールディングス有価証券報告書
東京エレクトロンは売上規模・給与水準ともに業界トップクラスであることがわかります。
平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は14.9年と、社員が長く定着して働ける職場であることがうかがえます。
東京エレクトロングループの賞与は、年に2回です。過去には業績好調を理由にグループ社員全員に上積みされたこともあり、今後も大幅な年収増が期待できます。
企業文化・働き方
東京エレクトロングループの文化は、チームワークと挑戦を重んじる点が特徴です。「企業の成長は人。社員は価値創出の源泉」との考え方により、、社員一人ひとりの挑戦を後押しする制度や研修機会が整備されています。
社内は風通しがよく、部門や会社の垣根を越えて協力し合う雰囲気があります。働き方においては忙しい部署もあるものの、総じて社員の能力を発揮しやすい環境づくりが意識されています。
東京エレクトロングループの新卒募集要項について
下記は、東京エレクトロングループ総合職の募集要項です。
| 募集学科 | 全学部全学科 |
| 募集職種 | 装置開発/設計/要素研究、メカエンジニア、ソフトエンジニア(AIエンジニア含む)、エレキエンジニア、プロセスエンジニア、フィールドエンジニア、セールスエンジニア(営業)、製造エンジニア、管理・間接系職(人事・総務・経理・法務・輸出物流管理・情報システム・生産管理・資材管理・品質保証・業務改革推進など) |
| 基本給 |
|
| 諸手当 | 通勤手当、時間外勤務手当、地域手当(勤務地・社宅制度に応じ月約17,000〜95,000円) |
| 昇給・賞与 | 昇給原則年1回(7月)、賞与年2回(6月・12月) |
| 休日休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、有給休暇(初年度12〜15日)、慶弔・リフレッシュ休暇など |
| 福利厚生 | 各種社会保険完備、退職金制度、企業年金、企業年金基金、財形貯蓄制度、持株会、住宅資金融資斡旋(利息補給)、社宅/独身寮制度(適用条件有)、産前産後休暇、育児休業、育児支援制度、介護休業、総合福利厚生サービス、持家援助制度など |
| 保養所等 | ニセコリゾート、軽井沢クラブ、箱根クラブなど |
東京エレクトロングループの新卒採用における総合職の初任給は、修士了で月額約291,000円、大卒で約275,800円と、いずれも業界内で高水準です。
福利厚生や諸手当も充実しており、安心して働ける環境が整っています。
求める人材
東京エレクトロングループが採用で重視しているのは、学歴よりも人物像です。特に以下の3点は、評価されやすいポイントとして挙げられます。
- 積極的にコミュニケーションを取れる人
- 新しいことへの挑戦を楽しめる人
- 変化に柔軟に対応できる人
東京エレクトロングループでは人権を尊重し、人材の多様性を認め、評価と処遇において公正を期すと同時に、従業員の安全と健康を守り、ワーク・ライフ・バランスを重視した人材マネジメントを実施しています。
これらの方針は、働く環境が従業員の能力発揮に適していることを確保するためのものです。
東京エレクトロンは、2024年4月から新入社員の初任給を大幅に引き上げ、外資系企業と同等の水準を目指し、より優秀な人材を引き寄せるための具体的なインセンティブを提供しています。
このような投資は、グループ全体の競争力を高め、業界内での地位をさらに固めることにつながるでしょう。
面接中は、これらの意識を持っている人材かどうかを見られるため、意識して選考に臨むことをおすすめします。
東京エレクトロンは文系でも採用される?職種と求められるスキル
「東京エレクトロン=理系の会社」というイメージが強いですが、文系学生にも採用の門戸は開かれています。 もちろん採用の中心は技術系の理系学生ですが、文系学生はグローバルな事業活動を支える重要な役割を担います。
文系学生が活躍できる主な職種
- セールスエンジニア(営業): 技術的な知識を基に、国内外の顧客へ最適な装置を提案・販売します。理系の知識と文系のコミュニケーション能力の両方が求められる花形職種です。
- 管理・間接系職: 経理、法務、人事、輸出物流管理、資材管理など、会社の根幹を支える部門で専門性を発揮します。
文系学生に求められるスキル
文系から内定を勝ち取るには、ただ応募するだけでは不十分です。「なぜメーカー、なぜ半導体業界、そしてなぜ東京エレクトロンなのか」を論理的に語れるだけの深い業界・企業研究が不可欠です。
また、海外売上比率が非常に高い企業のため、ビジネスレベルの語学力(TOEIC800点以上が目安)を身につけておくと、他の候補者と大きく差をつけることができるでしょう。
東京エレクトロンの採用大学ランキング
各種就職サイトや大学の公表データを基に、近年の東京エレクトロンの採用大学を人数が多い順にランキング形式でまとめました。理系の単科大学や工業大学が上位に名を連ねているのが特徴です。
【2023年度実績 参考】
| 順位 | 大学名 |
| 1位 | 芝浦工業大学 |
| 2位 | 東京理科大学 |
| 3位 | 東北大学 |
| 4位 | 早稲田大学 |
| 5位 | 慶應義塾大学 |
| 6位 | 九州工業大学 |
| 7位 | 大阪大学 |
| 8位 | 東京工業大学 |
| 9位 | 豊橋技術科学大学 |
| 10位 | 横浜国立大学 |
採用大学一覧【一覧】東京エレクトロンの採用実績校
東京エレクトロングループは、東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、芝浦工業大学など、全国の幅広い大学から採用実績があります。
以下は、東京エレクトロングループの採用大学実績(リクナビ2026掲載、2021年度実績)です。
| 早稲田大学、東京女子大学、実践女子大学、恵泉女学園大学、岩手大学、芝浦工業大学、東北工業大学、東北職業能力開発大学校、東京電機大学、明治大学、東京農工大学、山梨大学、関西大学、中央大学、福岡大学、東北学院大学、北見工業大学、佐賀大学、長崎大学、宮崎大学、青山学院大学、熊本大学、龍谷大学、漢陽大学校、亞州大学校、上智大学、愛媛大学、大妻女子大学、学習院大学、日本大学、埼玉大学、同志社大学、日本女子大学、東京海洋大学、法政大学、立教大学、東洋大学、成蹊大学、昭和女子大学、九州工業大学等 |
採用実績を見ると多様な大学出身の候補者が活躍しており、選考は個々の能力と人物を重視した公平なものと言えるでしょう。
東京エレクトロンに学歴フィルターは存在する?
採用大学ランキングを見ると「やはり高学歴でないと入社できないのでは?」と不安になるかもしれません。ここでは、学歴フィルターのリアルな実態について解説します。
明確なフィルターはないが「ボリュームゾーン」は存在する
結論から言うと、特定の大学名で合否を決めるような明確な学歴フィルターは存在しないと考えられます。その証拠に、採用大学一覧には全国の多様な大学が含まれています。
しかし、結果として採用者のボリュームゾーンが旧帝大や早慶、理科大、工業大学などになっていることは事実です。これは、半導体という高度な専門知識が求められる事業内容から、それらの分野の研究に強い大学の学生が自然と多くなっていると考えるのが自然でしょう。
MARCH・関関同立レベルから内定を勝ち取るための戦略
「自分の大学はボリュームゾーンではないから…」と諦める必要は全くありません。中堅大学から内定を勝ち取るためには、学歴以外の付加価値で勝負することが重要です。
| アピール方法 | |
| 「専門性」をアピールする | 自身の研究内容やゼミでの活動が、半導体業界や東京エレクトロンの事業とどう結びつくのかを徹底的に考え、専門性をアピールしましょう。 |
| 「熱意」を具体的に示す | なぜ競合の半導体製造装置メーカーではなく東京エレクトロンなのか。OB/OG訪問やインターンシップを通じて得た一次情報を基に、自分だけの志望動機を練り上げましょう。 |
| 語学力を武器にする | 前述の通り、高い語学力は文理問わず強力なアピールポイントになります。
「地頭の良さ」や「論理的思考力」は、学歴だけでなく、面接での受け答えやESの質で十分に証明可能です。 |
東京エレクトロンの就職難易度は「最難関」!偏差値と採用倍率から見るリアル
東京エレクトロングループは、人物重視の採用方針で学歴フィルターは明確に存在しませんが、応募者数が多く、高い倍率と偏差値があることから、選考の難易度は極めて高いレベルです。
2025年8月25日時点で、リクナビ掲載の「プレエントリー候補リスト登録人数」は11,640名、採用人数は301名以上。よって採用倍率は11,640÷301≒38.7倍です(リクナビ2026東京エレクトロングループ掲載値より)。なお他チャネルからの応募もあるため、実倍率はこれ以上となる可能性があります。
就活サイト「就職偏差値.com」では、東京エレクトロンの就職偏差値は75(最高峰レベル)と掲載されており、学生の間でも「勝ち組企業」として高い人気を誇っています。
さらに、「マイナビ・日経2026年卒大学生就職企業人気ランキング」では、理系院生総合19位、理系総合49位にランクインしており、特に研究職や開発職を志望する学生からの支持が厚いことがわかります。
新卒採用のフロー
東京エレクトロングループの選考フローは、下記の通りです。面接では志望動機などのスタンダードな質問のほか、人柄をチェックする質問も多数あります。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されるでしょう。
STEP1:エントリー登録
公式採用サイトからマイページを作成し、エントリーを行います。マイページは会社説明会や選考案内を受け取るための必須ツールです。
早めに登録しておくと情報を取り逃すことなく、スムーズに選考へと進めます。
STEP2:説明会・イベント参加
会社説明会や座談会に参加し、事業内容や社風への理解を深めます。この段階で質問をして疑問を解消しておくと、志望動機の質が高まります。
なお、イベント参加は選考に進むための条件となるため、注意が必要です。
STEP3:応募書類提出
総合職は、学校推薦、自己推薦、⾃由応募の3種類、一般職は自由応募のみです。
- 履歴書(採用サイトより登録・要写真)
- 成績証明書
- 卒業・修了見込み証明書
- 推薦状(推薦応募の場合)
STEP4:書類選考
東京エレクトロンは、エントリーシートの提出による書類選考がありません。SPIの結果により、書類選考が行われます。
SPI対策には、下記ページもご活用ください。
STEP5:面接(複数回)
面接は基本的にオンラインで行われますが、変更の可能性もあります。
志望動機やキャリアプランなど標準的な質問に加え、人柄を重視した質問が多いのが特徴です。以下のページも確認し、理解を深めて内定を勝ち取ってください。
東京エレクトロンの選考に関するよくある質問
ここでは、東京エレクトロンの選考で特に疑問に思う点について回答します。
特徴的な「PR動画」選考では何を見られている?
東京エレクトロンの選考では、ESの代わりに自己PR動画の提出が求められることがあります。企業が動画選考を行う意図は、文章だけでは伝わらない「人柄」や「熱意」、「表現力」を見るためです。
以下のポイントを意識して、あなたらしさが伝わる動画を作成しましょう。
- 明るく、ハキハキと話す
- 結論から話す(PREP法を意識)
- 身振り手振りを交えて表現豊かに
- 背景は整理整頓し、清潔感を出す
完璧な内容であること以上に、自信を持って堂々と話す姿勢が評価されます。
東京エレクトロンデバイスとの違いは?
同じ「東京エレクトロン」の名を冠する「東京エレクトロンデバイス」とは、事業内容が大きく異なります。混同しないように違いを理解しておきましょう。
| 会社名 | 特徴 |
| 東京エレクトロン | 半導体を作るための「製造装置」を開発・製造するメーカー。 |
| 東京エレクトロンデバイス | 海外の半導体製品やITソリューションを国内企業に販売する技術商社。 |
名前が似ている2社ですが「作る側(メーカー)」と「売る側(商社)」という違いがあります。事業内容が異なるため、求められる人材や働き方も変わってきます。企業研究の際は、両社の違いを明確に区別しましょう。
まとめ
東京エレクトロングループの採用大学は幅広く、学歴フィルターが存在していません。多様な学生を受け入れており、人物重視の採用方針が徹底されています。
一方で就職人気は非常に高く、倍率は30倍を超える年もあるなど難易度は高水準です。就職偏差値も75と最高クラスで、入社には周到な準備が求められます。
志望者は、採用大学の傾向だけでなく、求められる人物像や選考フローを理解した上で、自分の強みを明確にアピールすることが重要です。人物重視の採用方針を意識し、自信を持って臨むことで内定への可能性を高めていきましょう。




