【企業分析】株式会社マクロジの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/4/20更新
はじめに
株式会社マクロジ(以下、マクロジ)は、福岡県に本社を置くECコンサルティング事業を中心に手掛けるベンチャー企業です。
2017年、代表取締役の上田氏と副社長を務める赤松氏が2人で事業を立ち上げたのがマクロジのルーツです。
創業以降、EC事業のコンサルティング、ECサイト作成、ECサイト運営代行、SNSを活用した広告運用などを手掛け、顧客満足度を高めています。
マクロジはEC事業で収益を上げたい顧客に対し、ネットショップ運営の全工程をサポートしています。
そんなマクロジの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などを紹介していきます。
マクロジやコンサル業界、IT業界への就職を考えている以下のような就活生を対象に、企業分析を行っていきます。
- マクロジの業務内容が知りたい。
- マクロジの就職難易度が知りたい。
- マクロジの選考対策について、何をしたらいいかわからない。
その他の業界については以下の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。
【参照ページ】
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この記事の結論
マクロジの就職難易度は、コンサル業界の中ではやや高いといえるでしょう。
その理由は、難関のコンサルティング業界に属する企業であることや、EC事業のコンサルティングという人気分野を得意とする企業であることから就職難易度は高まっています。
また、マクロジの全体採用予定人数は5名程度で、非常に狭き門と言えます。
とはいえ、採用は学歴重視ではなく、幅広い大学、専門学校から採用しています。
マクロジに入社したいという強い気持ちと、明確な志望動機をアピールして選考対策を充実させれば、学歴を問わず、内定を獲得できるチャンスがあるでしょう。
コンサルティング関連、IT関連を志望する学生からも多くのエントリーが予想されるため、専門的な知識がない就活生は、特に自己分析や企業分析を徹底し、対策しておいてください。
マクロジの募集職種は以下のとおりです。
- コンサルタント
- ディレクター
- セールス
- デザイナーバックオフィス
採用職種が複数あるため、企業説明会への参加やOB訪問を行い、希望する仕事を明確にしておきましょう。
次の章からは、各事業内容やその他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【参照ページ】
株式会社マクロジについて
出典元:株式会社 マクロジ
会社概要
マクロジは、ECコンサルティング事業を手掛ける企業として2017年に創業されました。
「For Achievers(なにかを成し遂げたい人)」を企業理念とし、ECコンサルティング事業を展開しています。
代表取締役を務める上田氏と副社長を務める赤松氏の2人体制でスタートしたマクロジ(創業当初Maclogic)は、顧客の事業戦略等にアドバイスをするだけではなく、ECサイトの代行運営やECサイトのデザイン、SNSを活用した広告戦略やブランディングなどを総合的にコンサルティングすることで事業を成長させてきました。
現在は、従業員107名で年間約8億円の売上高を誇る企業となっています。
主な事業は以下のとおりです。
- ECコンサルティング事業
- WEBプロモーション事業
上記の事業内容については後ほど詳しく解説いたします。
マクロジの強みとして2点挙げられます。
1つ目は、ベンチャー企業ならではの「スピード感」です。
マクロジはクライアントへの提案から、戦略企画、ECサイトの運営までを一貫して、スピード感をもって手掛けることができます。
ビジネスの流行は刻一刻と変化していきます。
スピード感をもってクライアントの要望に応えてくれるマクロジのサービスは非常に魅力的です。
2つ目は、マクロジはEC事業運営のプロ集団であることです。
大手有名企業出身者が多数在籍しており、様々なアイデアをもっています。
それぞれの経験を活かし、大手から中小企業、個人事業主にいたるまで幅広くサポートすることが可能です。
次に、マクロジのECコンサルティング業界内での立ち位置について紹介いたします。
ECサイトの作成から、在庫管理・物流業務までサポートしてくれる「アートトレーディング株式会社」、ECコンサルティング、マーケティングを手掛ける「株式会社これから」、「ECマーケティング株式会社」などが競合他社です。
各企業は差別化を図るためにそれぞれ特色を出していますので、しっかりと業界分析、企業分析を行い、トレンドを押さえておきましょう。
【参照ページ】
各事業別の売上規模
マクロジの売上規模は、7億8,700万円です。(2023年実績)
事業別の内訳は公表されておらず、情報を得ることはできませんでした。
売上の詳細について気になる方は企業説明会などで質問してみましょう。
上記で説明しましたが、マクロジの事業の柱は「ECコンサルティング」です。
マクロジは中期経営計画で売上高100億円を目指すと宣言しています。今後もマクロジの躍進から目が離せません。
【参照ページ】
各事業セグメントの解説
マクロジの事業の柱は「ECコンサルティング」です。
ECコンサルティングといっても、戦略に関するコンサルティングや、WEBページ製作、ECサイトの代行運営など細分化されています。
それぞれの分野が非常に重要な役割を担っているので、事業内容について解説いたします。
事業部門 | 事業内容 | |
ECコンサルティング事業 | コンサルティング | EC事業の戦略の立案 効率的に商品を販売できる仕組みづくり。 |
EC運営代行 | クライアントのECサイトを代行で運営。 販売戦略の実行。 | |
ECサイト・ページ製作 | 商品を提案できるECサイトの設計・作成。 | |
広告運用・SNS事業 | 広告運用による集客。 | |
SNSマーケティング事業 | SNSを活用したマーケティング支援。 | |
ブランド事業 | マクロジのECサイトの運営 オリジナル商品の開発など。 |
マクロジでは、ECコンサルティング事業を事業の柱としています。
スタッフは有名企業に在籍していた経験を持つスペシャリストが揃っており、様々な角度から課題解決に向けた提案をしてくれます。
また、ECサイトのコンサルティングを一貫して任せることはもちろん、クライアントの課題が明確な場合は、ポイントを絞ってサポートすることができます。
マクロジは、自社でEC店舗を展開しており、実際にオリジナル商品の企画、販売、ECサイトの運営を行っています。
クライアントが直面するであろう問題点を自分たちで先に解決し、提案する内容に再現性を持たせています。
このような様々な取組みを融合し、クライアントにとって最も良いサービスを提供することで顧客満足度を高めています。
【参照ページ】
マクロジで働いている社員は?
平均勤続年数は?
マクロジは平均勤続年数を公開していませんので正確な情報を得ることはできませんでした。
マクロジは2017年に代表取締役の上田氏と副社長の赤松氏の2人で立ち上げています。ですので平均勤続年数は参考にならないでしょう。
参考までに、日本国内の民間企業の平均勤続年数は11. 8年とされています。
一方、日本国内のベンチャー企業の平均勤続年数は1年〜3年と非常に短いです。
会社自体の創業からの年数が短かったり、社員が独立したりするので、自身の目指す働き方とマッチするのかを確認しておきましょう。
平均年収は?
マクロジの平均年収は、約400万円〜450万円です。
全国平均の年収が433万円であることから、給与水準は平均的と言えるでしょう。
2017年に創業し、急激に事業規模を拡大している企業ですので、今後も給与水準は変化していく可能性があります。
給与体系などが気になる方は企業説明会などで質問してみましょう。
平均残業時間は?
マクロジの平均残業時間は、求人情報によると毎月平均26時間です。
厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査」によると、一般労働者の平均残業時間は13.8時間なので、マクロジの残業時間は平均より多いと言えます。
入社年次が低くても仕事を任せてもらえ、成長できるフィールドはありますが、その分、効率良く仕事をこなさなければ勤務時間が長くなってしまいます。
自己分析をしっかりと行い、自らが求める働き方を明確にしておきましょう。
平均ボーナス額は?
マクロジでは、賞与が年2回支給されます。
支給額について詳しい基準は不明ですが、業績などに応じて支給される可能性があります。
どんな文化なの?
マクロジは、明るくやる気のある人が多く、明るい雰囲気の会社です。
平均年齢は28歳と低めですが、有名企業からのキャリア採用組を含め幅広い年齢層や経歴をもった方が集まっています。
また、社長、副社長との距離が近く、アイデアを拾ってもらえたり、親身にアドバイスをしてくれたりと非常に雰囲気は良いようです。
ベンチャー企業ならではのスピード感がありますので、就活の際は自己分析をしっかりと行い、自身の求める働き方や労働環境を明確にし、選考に臨みましょう。
【参照ページ】
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
ECコンサルティング関連業界における、マクロジの立ち位置を紹介します。
売上高や就職偏差値などを参照し、競合他社と比較してみましょう。
まずは、以下の表をご覧ください。
会社名 | 売上高 | 平均年収 | 就職偏差値 | 社風 |
---|---|---|---|---|
株式会社マクロジ | 7.8億円 | 450万円 | 57 | 明るい雰囲気で経営陣と距離が近く風通しの良い社風 |
アートトレーディング株式会社 | 1億円 ※2016年実績 | 375万円 | 52 | ワークライフバランスが充実しており働きやすい社風 |
株式会社これから | 3億6,000万円 | 373万円 | 53 | 社員一人ひとりのキャリアを大切に考えてくれる社風 |
ECマーケティング株式会社 | 8億500万円 | 450万円 | 55 | 社員の成長のために様々な取組みを行う社風 |
どの企業もベンチャー企業のスピード感と風通しのよさがあります。
また、社員に対する教育制度が充実しており、未経験者であっても安心して働くことができるでしょう。
就職活動で選考に臨む際は、業界研究をしっかりと行い、なぜECコンサルティング業界を志望したのか明確にしておくことが重要です。
また、職種が細分化されている企業が多いので、その職種を志望した理由や、学生時代の経験をどのように活かすつもりか論理的に話せるように準備しておきましょう。
【参照ページ】
【最新版】25卒就活偏差値・難易度ランキング | 就活ハンドブック
マクロジの新卒募集要項について
以下に、マクロジの新卒募集要項についてまとめました。
2025年度の募集要項では、学部卒の初任給が220,000円となっております。
大卒の平均初任給228,000円よりも若干低い水準にあります。
固定残業代(52,381円)や役職手当、リモート手当(3,000円)等の手当が支給されますので詳しくは募集要項をご覧ください。
MVP賞と題した社員のモチベーション向上を目指す制度なども充実しており、安心して働ける職場環境と言えるでしょう。
各項目 | 詳細 |
応募資格 | 記載なし |
職種 | 総合職 |
基本給 | 220,000円〜 |
昇給 | 年2回 |
賞与 | 年2回(業績による) |
福利厚生 | ・育児休暇 ・特別休暇(結婚、出産、忌引) ・各種社会保険完備 ・企業型確定拠出年金制度 ・定期健康診断 ・リモートワーク制度(※研修期間は要出社) ・時差出勤制度 ・社員紹介制度(正社員のみ) ・MVP賞(年間) ・オフィスグリコ ・ウォーターサーバー完備 ・慶弔見舞金制度(正社員のみ) ・各種割引クーポン検索利用可 |
勤務時間 | 9:00〜18:00 |
勤務地 | 福岡本社(転勤なし) |
募集人数 | 16名〜20名程度 |
求める人材
マクロジが求める人材は、以下のとおりです。
- ベンチャー企業で圧倒的成長をしたい方
- 野心のある方
- 達成したい夢がある方
- 素直な方
- 根拠のない自信のある方
代表取締役社長の上田氏は新卒の学生向けに「マクロジというロケットに飛び乗ってほしい。」とメッセージを発信しています。
このメッセージからわかるように、会社や仲間と共に歩んでいける人材を募集しています。
新卒採用のフロー
マクロジの選考は、下記のとおりの流れです。
※採用年度によって変更がある可能性があるので注意が必要です。
①エントリーシート提出
ECマーケティング業界はベンチャー企業が多い業界なので、採用人数が少なくなる可能性があります。
特にマクロジの総合職については、採用実績数が5名〜7名と非常に狭き門です。
高倍率な中で面接選考に進むためにも、なぜ「マクロジ」を志望したかを明確にしておきましょう。
②複数回面接
マクロジでは、合計3回の面接選考が行われます。
一次面接は人事担当か先輩社員、二次面接は副社長、最終面接は社長が面接官を務めます。
人物重視の採用を行っているため、就活生の人柄を掘り下げていく質問が多いと予想されます。
選考が進むにつれ、学生時代の経験や考え方を深堀りされるのでしっかりと自己分析を行っておきましょう。
面接では下記のような質問が多いので準備しておくことをオススメします。
- なぜこの会社を選んだのか?
- なぜこの業界を選んだのか?
- 学生時代のエピソードについて
- 自己PRについて
企業説明会への参加やOB訪問などを行い、業務の内容をイメージしておくと回答しやすいでしょう。
また、マクロジは就活生向けにブログを発信しており、内定を得るためのヒントを公開しています。以下に参考リンクを記載しておくので、選考を受けられる方はぜひ参考にしてください。
面接で学生を評価するのはどこを見ているの?新卒採用担当者の考えを公開!24卒採用の中間報告
③内定
複数回の選考を突破すると内定が決まります。
【参照ページ】
採用大学
マクロジの過去の採用実績を見ると、大学、専門学校を問わず、幅広く採用しています。また、海外の大学からも採用実績があります。
採用実績は以下のとおりです。
【採用実績】
<大学院> 九州大学大学院 <大学> 上智大学、早稲田大学、立命館大学、九州大学、福岡大学、西南学院大学、神奈川大学、東京工芸大学、山口大学、京都大学、関西学院大学、佐賀大学、九州工業大学、大阪府立大学、同志社大学 <短大・高専・専門学校> 麻生建築&デザイン専門学校 <海外> 香港中文大学 |
採用大学のランクに関しては、以下の記事を参考にしてください。
就職偏差値・難易度
ここまでの内容を踏まえて、マクロジの就職偏差値・難易度を見ていきましょう。
結論として、マクロジの就職偏差値・難易度はやや高いと言えます。
その理由としては以下の3点が挙げられます。
- 採用実績が少なく、高倍率になる傾向があるから
- 就活生に人気のベンチャー企業だから
- 若手のうちから仕事を任され、成長できる環境があるから
マクロジには学歴を問わず、様々な学生を採用している実績があります。
マクロジは採用予定数が少なく、選考倍率が高くなる傾向があります。
数多くの学生と差別化を図るためにも、企業分析を充実させ、面接などの準備を整えておきましょう。
まとめ
企業研究として、マクロジの就職難易度・採用大学・選考対策などについてご説明しました。
マクロジはECコンサルティング業界に属する企業で、EC事業のコンサルティングやECサイトの運営事業などを展開しています。
採用予定数が少なく、選考は高倍率になる可能性があるため、注意が必要です。
ただし、学歴を重視する企業ではないので、全員に等しくチャンスがあるでしょう。
選考を突破するためにも、自己分析と企業分析は入念に行ってください。
ぜひこの記事を参考にし、内定を獲得できるように頑張ってくださいね。