花王

面接情報

  • 27 年卒
  • 女性
  • 早稲田大学大学院

最終面接

基本情報

場所 オフィス
時間 60分
社員数 4
学生数 1
結果通知方法 メール

質問内容・回答

志望動機を教えてください。

私が貴社を志望した理由は、人々の生活の「当たり前の快適さ」を支える仕事に魅力を感じたからです。高校時代、〇〇部で副部長として、練習場所の確保や外部指導者との連絡など運営面を担当しました。目立つ役割ではないものの、部活動が問題なく続いている状態そのものにやりがいを感じ、日常を裏側から支えることの価値を実感しました。こうした経験から、生活の土台となる“清潔で健やかな状態”を支える仕事に関心を持つようになりました。中でも貴社は、ハイジーンリビングケアからケミカル事業まで幅広く展開されているだけでなく、生活者との接点を通じて得られるデータを価値創出に活かされている点に魅力を感じています。私も、デジタルの力でその基盤を支えながら、より高い水準の快適な生活を届けることに貢献したいと考え、志望いたしました。

【深掘質問】

数多くの日用品メーカーの中で花王を選んだ理由は何か

研究内容に近い事業の会社には行かないのか

【深堀質問回答】

日用品メーカーの中でも御社を志望した理由は、生活者起点を理念にとどめず、仕組みとして実装されている点に強く魅力を感じたからです。例えば「My Kao」や「キュレルROOM」のように、生活者と継続的に接点を持つプラットフォームを通じて、日常の使用実態や声を拾い上げて、それを商品開発や改善に活かされている点が特徴的だと感じました。単発の調査ではなく、生活者との関係性の中でデータを蓄積し、価値創出につなげている点に、御社ならではの強みがあると考えています。

私は制御系の研究室に所属していますが、実際に取り組んでいるのは、EVの環境負荷をデータから分析する研究です。研究を進める中で、個別の技術について追及すること以上に、データをもとに全体を俯瞰し、意思決定に役立つ知見を見出すことに面白さを感じるようになりました。実際に、前提条件やデータの置き方によって結果が大きく変わる中で、どのようにモデルを設計すればより実態に近い分析ができるかを考え続ける経験をしてきました。こうした経験から、技術そのものを使う・生み出すというよりも、データを活用して組織や事業全体の価値創出を支える仕事に関わりたいと考えるようになり、現在の志望に至りました。

学生時代に力を入れたことを教えてください

私が学生時代に最も力を入れたのは、中学生を対象とした無料学習支援教室でのアルバイトでの取り組みです。その教室には決まった指導要領がなく、指導の内容が先生ごとの経験や感覚に依存していたため、生徒によって進度や理解度にばらつきが生じていました。そこで私は、誰でも同じ方針で指導できる仕組みを作る必要があると考え、数学の各単元について「基礎・発展・受験対策」の3段階に分けたプリントを作成しました。さらに、元数学教師の指導者の方に内容を確認していただくことで、教材の正確性と信頼性を高めました。完成した教材は運営スタッフに提案し、教室全体で共有してもらうことで、指導方法の標準化を進めました。その結果、中学3年生9名全員の数学の定期テストの点数が15点以上向上し、教室全体として安定した指導ができるようになりました。この経験から、データに基づいて仕組みを作り、関係者の納得を得ながら実行することが成果を高めるうえで重要であると学びました。

【深掘質問】

「指導の属人化」が問題だと思ったのはなぜか

教材を作ったことで生徒から何か反応はあったか

【深堀質問回答】

当初は生徒の学力差が原因ではないかとも考えましたが、実際の指導の現場で指導内容を確認すると、担当する指導者によって扱う問題のレベルや演習量が大きく異なっていました。そのため、生徒の理解度というよりも、指導方法が個人に依存していることが成績差の要因ではないかと考えました。

「前は問題の難易度が急に飛んで解けないことが多かったけど、段階を踏んで解かせてくれるようになったから少し自信がついたよ」というような声をもらい、実際に勉強に取り組む生徒側からいい感想をもらえてやってよかったなと感じました。

チームで活動する中で課題解決をした場面があれば教えてください

中学の〇〇部で最高学年として活動していた際のことが該当します。上級生と下級生の間で練習への熱量に差が生じていた際、私はその背景に目標や練習の目的の共有不足があると考えました。また、練習時に学年ごとに固まりがちな雰囲気により、下級生が練習を進めにくい環境にあることも要因であると考え、顧問の先生に提案し、活動前に全体ミーティングを実施しました。共通目標である「市ベスト8」を再確認し、課題と練習の意図を共有するとともに、学年が混ざるようにグループを編成しました。その結果、部全体の一体感が高まり、練習への前向きさが生まれました。

【深掘質問】

チームではどんな役割を担うことが多いですか

【深堀質問回答】

今まではリーダーの役割を担うことが多かったと感じますが、先頭に立って引っ張るというより、メンバーの意見を聞きながら整理し、全体が同じ方向を向いて動けるよう調整する立ち位置になることが多いです。

ストレス耐性はありますか

ストレス耐性はある方だと思います。というのも、ストレスを溜め込む前に日常の中で適度に発散することを意識しているからです。例えば、忙しい時期でも運動をしたり、友人と話したりして一度気持ちを切り替えるようにしています。そうすることで、気づかないうちにストレスが蓄積してしまうことを防げていると感じています。実際に、大学院で研究やアルバイトが重なる時期でも大きく体調やパフォーマンスを崩すことなく取り組むことができており、仕事でも安定して取り組めると考えています。

入社後にやってみたいことはありますか

将来的には、データを活用して需要の不確実性を捉え、より精度の高い需要予測を実現することに挑戦したいと考えています。日用品は天候や地域特性だけでなく、生活者の行動や意識によっても需要が大きく変動するため、それらを統合的に捉えることが重要だと考えています。私は研究で、前提条件やデータの置き方によって結果が大きく変わる中で、どのようにモデルを設計すれば実態に近い分析ができるかを考えてきました。この経験を活かし、生活者データと外部要因を組み合わせながら、不確実性も考慮できるような需要予測に取り組みたいと考えています。

面接詳細情報

面接官の社員の特徴 人事 男性で30歳前後。スーツ
デジタル戦略部門社員(部長級) 男性で60歳前後。オフィスカジュアル
デジタル戦略部門社員 男性で50歳前後。オフィスカジュアル
デジタル戦略部門社員 男性で50歳前後。オフィスカジュアル
面接官の印象 全員相槌を打ちながらこちらの話を聞いてくださったり笑顔で質問してくださったりと、こちらに圧迫感を与えないように注意を払ってくださっている様子でした。
学生の服装 スーツ
面接の雰囲気 終始フランクな雰囲気で進みました。
評価されたと感じたポイント 自分の考えについての原体験を分析していた点が評価されたように思います。大学に入ってからの話だけではなく、これまでの人生でどんな経験をしたか、どんな風に考えて行動したかを聞かれることが多かったので、過去を振り返って一貫した自分の価値観を洗い出しておくとよいと思います。
対策やアドバイス すべてのエピソードについて、自分の考えとその考えに至った経験をセットで考えておくとよいと思います。