ゼンリンのエントリーシートを徹底解説
2024年1月25日更新
はじめに
この記事では、株式会社ゼンリン(以下ゼンリン)への就職を目指す学生に向けて、エントリーシートの作成方法を解説していきます。
さらに、ゼンリンが求める理想の人材像と必要なスキルにもとづき、エントリーシートにおける効果的な自己アピールのテクニックや具体的な記述例も紹介します。
採用選考のプロセスと重要なポイントに関しても丁寧に解説するので、ゼンリンの内定を目指す就職活動中の学生は必見です!
ぜひ、最後までお読みください。
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ゼンリンの概要
引用元:企業情報 | 株式会社ゼンリン
まずは、ゼンリンについて紹介します。
ゼンリンとは
株式会社ゼンリンは、1948年に設立された日本の地図情報サービスをリードする企業です。
本社は福岡県北九州市に位置し、地図情報事業と不動産情報事業を主要な業務としています。
とくに、高精度な地図情報の提供で知られるゼンリンは、紙の地図からデジタル地図、カーナビゲーションシステム用の地図データまで、幅広い製品を市場に供給しています。
また、不動産市場に関連するデータサービスも提供しており、住宅地図や市場データがその一例です。
ゼンリンの顧客層は多岐にわたり、一般消費者から企業、政府機関に至るまで広がっています。
自動車業界、不動産業界、広告業界など、さまざまな分野でゼンリンの地図データが活用されています。
テクノロジーの進展に伴い、同社は自動運転車の開発やスマートシティプロジェクトへの参加など、先端技術分野での活動にも積極的です。
企業理念として「地図を通じて社会に貢献する」を掲げるゼンリンは、高品質な地図情報の提供を通じて人々の生活やビジネスの便利さを向上させることに注力しています。
災害時の支援活動においてもその精密な地図情報が有効活用されています。
また、デジタルトランスフォーメーションの進展に伴い、AIやビッグデータ分析を活用した新サービスの開発や、空間情報技術の進化による新しい市場の開拓にも意欲的です。
これらの取り組みは、ゼンリンが未来志向の事業展開を進めていることを示しており、社会のニーズに応えるための革新的な技術力をもつ企業としての地位を確立しています。
長年にわたる実績と革新的な取り組みにより、ゼンリンは地図情報分野でのリーダーとしての地位を築き上げています。
今後も高品質なサービス提供を続けることで、その地位を維持し、さらなる成長を遂げていくことが期待されている企業です。
ゼンリンの採用難易度
ゼンリンの採用難易度はやや高いといえます。
ゼンリンの採用実績をみると、直近3年間の採用人数が少なく、とくに理系の採用人数が少ないことが要因です。
リクナビ2024のプレエントリー数が3,421人だったことから算出すると、採用倍率は約85倍になります。
とくに理系の採用実績がすくないことから、理系の学生は採用難易度がさらに高くなります。
- ゼンリン採用実績
採用年度 | 人数 | 理系・文系 |
2022年度入社 | 40名 | 理系9名・文系31名 |
2021年度入社 | 33名 | 理系11名・文系22名 |
2020年度入社 | 34名 | 理系12名・文系22名 |
参考ページ
ゼンリンの採用大学
ゼンリンの採用大学の実績は以下の通りです。
国公立大学や有名私立大学だけでなく、中堅大学も含めた幅広い大学からの採用実績があり、学歴フィルターはないといえるでしょう。
<大学・大学院> 愛知大学、青山学院大学、茨城大学、愛媛大学、大分大学、大阪経済大学、大阪大学、岡山県立大学、お茶の水女子大学、鹿児島大学、神奈川大学、関西外国語大学、関西大学、関西学院大学、環太平洋大学、学習院大学、北九州市立大学、九州工業大学、九州国際大学、九州大学、京都外国語大学、京都女子大学、京都大学、近畿大学、熊本県立大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学 |
採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。
ゼンリンが求める人材とは?
ゼンリンでは「Maps to the Future 地図情報で未来を創造する」をスローガンにしています。
一緒に働く仲間として、既成概念に囚われず、新しい発想を実現するための行動力を持った人物を歓迎しています。
つまり、求める人材像としては、積極的に行動し、失敗を恐れずにチャレンジを続けることができる人物です。
主体性を持ち、現代の変化を予測し対応できる能力も重要とされています。
また、ゼンリンでは社員の成長を支援するために、新入社員から管理職までさまざまな教育研修をしており、キャリアアップを目指す方にとっては良い環境といえるでしょう。
参照ページ:
ゼンリンの採用方向性の違いは?
ゼンリンでは、総合職と技術系総合職の2種類の募集があります。
総合職は、営業職、制作職、間接職(人事、経理、法務など)として幅広い分野に配属される可能性があります。
一方、技術系総合職は、主に研究開発室や開発本部など技術職としての初期配属が行われます。
両職種とも全学部・全学科からの応募が可能ですが、技術系総合職ではプログラミング言語の経験などの歓迎要件が設けられています(必須ではありません)。
総合職はより多岐にわたる業務に関わり、技術系総合職は技術的スキルや専門知識を活かした職務に従事することが期待されるでしょう。
参照ページ:
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ここから、エントリーシートの具体的な内容や通過しやすいポイントを解説します。
ポイントの概要
企業がエントリーシートでチェックしている主なポイントは、以下の5つです。
- 志望動機の明確さ
- 自己PR
- 将来のキャリアビジョン
- コミュニケーション能力
- 入社後の活躍をイメージできるか
これらのポイントは、就活生が企業に適しているか、長く企業に貢献できるかを判断するために重要です。
企業は、就活生が自分自身の強みや目標をどのように効果的に伝えられるか、また企業のビジョンや目指す方向性にどのように貢献できるかを見極めようとします。
選考を通過しやすいエントリーシート(エントリーシート)の書き方
エントリーシートの書き方の手順は以下の通りです。
- 自己分析して、自分の強みを把握する
- 伝えたいポイントを絞り、とくに印象的で結果につながったエピソードを中心にする
- 自分の強みやスキルを、企業でどのように活かせるかを考えて書く。
- 「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」5W1Hを活用する
- 文法やスペルのミスがないか、全体の一貫性を確認する
このポイントに注意してエントリーシートを書くことで、内容が明確に伝わり、効果的な自己アピールができます。
以下が、情報・通信業への志望理由の例文です。
私は大学で情報技術を専攻し、とくにネットワークとデータ通信の分野に深い関心を持っています。 最新の通信技術がどのように私たちの生活とビジネスに革新をもたらしているかを学んできました。 貴社が取り組んでいる5GやIoTの先進的なプロジェクトに魅力を感じており、私の技術的な知識と熱意を活かして、貴社の技術革新に貢献したいと考えています。 また、私は大学でのプロジェクトを通じて、チームで協力しながら複雑な問題を解決する能力を養ってきました。 この経験を活かし、貴社のチームの一員として新しい技術の開発に貢献できることを楽しみにしています。 |
ゼンリンの企業風土を文章に取り入れる
ゼンリンは、現在未来に向けた革新的な取り組みを進めており、その中でとくに若手社員が重要な役割をはたしています。
ゼンリンでは、経験豊かな先輩社員による若手のサポート体制が整っており、新しい発想や行動力を仕事に活かす文化が根付いています。
情熱と行動力をもつ人々には、積極的にチャンスが与えられる社風です。
参照ページ:
ゼンリンのエントリーシートの位置付け、及び対策方法
ゼンリンでは、選考フローの最初にエントリーシートの提出があります。
情報・通信業界へのエントリーシートでは、以下の注意点も確認しておきましょう。
- 業界の最新の技術動向や、業界の発展に関する知識を反映させるいること
- 業界固有の専門用語を適切に使用し、専門知識を示すこと
- 自身の独自性や強みを明確にし、企業に貢献できる思考やアイデアをアピール
これらの点に注意し、自己の技術的知識や創造性を前面に出すことで、情報・通信業界の企業に適した就活生であることを示せます。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ゼンリンの選考においてエントリーシートで出た質問と、例文を紹介します。
志望動機
・志望理由と会社に入社してチャレンジしたいこと(400文字以内)
【記載例】(311文字)
貴社は地図情報サービスにおいて業界をリードする企業であり、その革新的な技術と社会への貢献に強く魅力を感じています 私は大学で地理情報システム(GIS)とデータ解析を学びました。その経験を活かし、貴社の地図製作プロセスに革新をもたらすことが夢です。 具体的には、新しいナビゲーションシステムの開発や、地理データを用いたマーケティングツールの構築、災害時の避難経路最適化などに取り組みたいです。 また、大学でのゼミ活動では災害時の緊急対応に関する研究をしたことから、貴社の災害対策や地域貢献プロジェクトに強い関心があります。 貴社でのキャリアを通じて、私は地図情報技術の新たな可能性を追求し、社会に貢献できると考えています。 |
ポイント:限られた文字数で、「志望動機」と「入社後のチャレンジ」の2つの質問に応える必要があります。
この例文では、自分自身が大学で学んだ知識と経験を、ゼンリンの仕事にうまく結びつけています。
求める人物像である「既成概念に囚われず、新しい発想を実現するための行動力を持った人物」に対応するため、具体的な提案も加えているところがポイントです。
信念・生き方(性格)
・あなたが人生で大切にしていること
【記載例】(179文字)
私が人生で最も大切にしているのは「常に学び続ける姿勢」です。 大学時代にボランティアとして参加した海外支援プロジェクトでとくに鮮明になりました。 文化や言語の違いを乗り越え、現地の人々とコミュニケーションをとる中で、新たな視点や多様性の重要性を学びました。 この経験から、常に新しい知識を求め自分の限界を超えていくことの大切さを実感し、私の人生の指針となっています。 |
【記載例】(174文字)
私は「挑戦する勇気」を大切にしています。 大学時代にプログラミングコンテストに挑戦した経験から生まれました。はじめてのプログラミングに苦戦しながらも、夜遅くまで研究し、新しいソリューションを見つけ出せました。 この経験は、困難な状況でも諦めずに解決策を探し続ける大切さを教えてくれました。 この挑戦する精神は、今後のキャリアにおいても私の指針となります。 |
ポイント:個人の価値観と成長への意欲を示し、具体的なエピソードを交えながら簡潔に記述することが重要です。
自己PR
・失敗の経験から学んだことを具体的に書いてください。
【記載例】(459文字)
高校の部活動に全力で取り組まなかったことが、大きな失敗でした。 私は高校の陸上部に所属していましたが、体格に恵まれていたためか良い結果が出やすく、練習や大会において本気で取り組むことを怠っていました。 しかし、ある高校最後の大会で自己ベストの記録を達成できるはずだったのに、十分な練習が出来ておらず、結果、競技中に力尽き、思うような成績を収められませんでした。 私が落ち込んでいたとき、監督から「本気で悔しいのか自問自答しろ。自分ができることに妥協せず、全力で取り組むことで、夢や目標を達成できる」と言葉をいただきました。 その言葉で今までの自分の奢りや、全力を出さないことが成功の障害となることを痛感しました。 その後、大学でも陸上競技に取り組み、徹底的なトレーニングと準備をしました。これにより、自分の限界を超えて成長し、大会で良い成績を収められました。 失敗から学んだ教訓は、どのような仕事やプロジェクトにも全力で取り組むことの重要性です。成功を収めるためには、常に最善を尽くし、努力を惜しまない姿勢が必要だと感じています。 |
ポイント:この質問では、失敗の経験から何を学んだかや、自分の失敗と真っ向から向き合うメンタルの強さをチェックされています。
例文では陸上部での経験から、他人の言葉で自分の失敗に気づけたことや、他人の言葉を受け止めた素直さが感じ取れます。
最後に失敗の経験を仕事に結びつけるアピールも加えているのも良い点です。
自己PR
・あなたらしい写真とそのエピソードを教えてください。
【記載例】(459文字)
私の大好きな趣味はハイキングです。 この写真は最近のハイキングの一場面で、長野県の美しい山岳地帯にて友人たちと楽しんでいる様子です。この瞬間は、大自然と一体になり、新たな発見と冒険が待っていることを感じられるとても特別な瞬間でした。 ハイキングは私にとってストレス解消や健康への配慮、自然とのつながりを感じる機会です。 山頂に立つと、日常の喧騒から離れ、新鮮な空気と壮大な景色に包まれます。この趣味を通じて、自己発見や新しい友人との出会いもあり、私の人生に多くの豊かさをもたらしています。 また、私はハイキングを通じて、困難な山道を登る決断力や、チームで協力する能力を培いました。 この経験は、仕事においても役立つと信じています。新しい環境や課題に立ち向かう姿勢と、自然との共感を大切にし、仕事においても同じ情熱を持ち続けたいと思っています。 この写真は私の趣味とその素晴らしい経験を象徴しており、自分自身の成長と未来への意欲を示しています。 自分を発見し、新たな高みを目指す過程が、私にとっての喜びと誇りです。 |
ポイント:この質問は、就活生の人柄を知る目的があります。
例文では、趣味のハイキングからアクティブで健康的なライフスタイルが印象付けられます。
文章の表現からも、ポジティブで明るい性格が想像できるのも好印象です。
また、ハイキングを通じて得られた価値観やスキル(決断力やチームでの協力能力)を強調しています。
仕事においても活かせる強みも伝わるでしょう。
まとめ
この記事では、ゼンリンの企業情報やエントリーシートの書き方を解説しました。
ゼンリンは、1948年に設立された日本の地図情報サービスをリードする企業です。
とくに、高精度な地図情報の提供で知られるゼンリンは、紙の地図からデジタル地図、カーナビゲーションシステム用の地図データまで、幅広い製品を市場に供給しています。
ゼンリンでは「Maps to the Future 地図情報で未来を創造する」をスローガンにしており、求める人物像として、既成概念に囚われず、新しい発想を実現するための行動力を持った人物を歓迎しています。
エントリーシートでは、「あなたが人生で大切にしていること」「あなたらしい写真とそのエピソードを教えてください」など、人柄を知る質問も問われます。
エントリーシートでは、就活生が企業に適しているか、長く企業に貢献できるかを判断されます。
自己分析をおこない、自分の強みやスキルを、企業でどのように活かせるかを考えて書くことで、ゼンリンの内定に近づくでしょう。
また、情報・通信業界は技術の急速な進化が早く、移り変わりが激しい業界です。
ゼンリンの公式ウェブサイトや業界関連のニュースをチェックして、エントリーシートに書く情報が最新のものか確認をするのがおすすめです。
情報・通信業界で成功するためには、常に学び続け、変化に適応する能力が不可欠です。新しい技術やトレンドに対する洞察力を持ち、クリエイティブな問題解決能力を発揮することが求められます。
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