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休みが多くて給料がいい仕事はこれ!メリット・注意点・採用されるポイントも
2024年1月24日更新
はじめに
休みをたくさん取りながら働きたい、でも給料はしっかりした金額をもらいたい…そんな希望を叶える仕事は存在するのでしょうか。
今回は、休みが多くて給料がいい仕事に関する記事です。
具体的に休みが多くて給料がいい仕事にどのようなものがあるかを中心に、メリットや目指す際の注意点、採用されるためのポイントなども解説します。
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休みが多くて給料がいい仕事は存在する?
休みが多くて給料がいい、そんな夢のような仕事が本当に存在するのかと疑問を抱く人も少なくないでしょう。
結論を言うと、休みが多くて給料もいい仕事は複数あります。
しっかりした業種なので、信頼性の高い仕事です。
ただし、誰でも簡単にその仕事に就けるわけではないので、自分が目指す仕事について深く研究し、選考対策を練る必要があります。
休みが多くて給料がいい仕事に就くメリット
まずは、休みが多くて給料がいい仕事に就くメリットを分析していきましょう。
ざっくりと魅力の大きい仕事だとイメージする人が多いかもしれませんが、具体的なメリットは次のようなものです。
コスパ良く稼げる
休みが多くて給料がいい仕事は、コスパ良く稼げると言えます。
休みが多いということは、働く日数・時間が短いということです。
少ない勤務で満足のいく給料を得られるなら、非常に効率的な仕事だと考えられます。
プライベートも充実させられる
休みが多くて給料がいい仕事は、プライベートを充実させやすいことも大きなメリットです。
休みが多ければ、その休みを使って仕事以外の好きなことができます。
家事をする、休息をとる、趣味に打ち込む、自分のしたいことをするだけの十分な時間を確保できるでしょう。
ポイントは、休んでもしっかりした収入が得られることです。
基本的に働く時間と給与は比例するパターンが多めです。
しかし、休みが多くて給料がいい仕事は、収入が乏しいという心配がありません。
経済的な不安なくプライベートも充実させながら働けるのは非常に魅力的です。
ライフステージの変化に対応しやすい
休みが多くて給料がいい仕事は、ライフステージのさまざまな変化に対応しやすいことも大きなメリットです。
例えば子育てとの両立がしやすいでしょう。
子どもを育てている間は、子どもの学校の行事への参加や子どもが病気・ケガをしたときの看病など、子どもを優先に考えなければいけないタイミングが多々あります。
このようなときに、休みが多く取れる仕事であれば、業務の調整もしやすいはずです。
また、家の購入・車の購入・子どもの教育費・老後資金など、人生には大きなお金を使うタイミングが発生する可能性もあります。
いい給料を得られることで、人生の大きな支出にも対応しやすいでしょう。
休みが多くて給料がいい仕事を目指す際の注意点
休みが多くて給料がいい仕事を目指す際は、次のような点に気を付けてください。
メリットが多い仕事ですが、大変な部分もあります。
簡単に採用は獲得できない
休みが多くて給料がいい仕事は、簡単に採用を獲得できるわけではないことを覚えておきましょう。
理由の1つは採用倍率が高いことです。
休みが多くて給料がいい、これだけ好条件が揃っていれば人気が出るのは当たり前です。
応募者が多ければ多いほど、採用倍率が上がり選考を突破する難易度も上がります。
また、業種や職種にもよりますが、一定のスキルや資格などを求められる可能性もあります。
就職したいなら、採用をつかみ取るための努力が必要です。
好条件ばかりではない
休みが多くて給料がいい仕事は、気持ち良く働ける好条件ばかりが揃っているとは限りません。
どのような仕事にも大変な部分はあります。
休みが多くて給料がいい仕事は、快適に働きやすい職場ではありますが、楽に簡単に稼げる職場というわけではないので注意が必要です。
例えば責任が非常に大きい業務を任される可能性もあります。
休みが多い分、勤務する日は激務になりやすい仕事もあるでしょう。
また、専門的な知識・技術が必要で、仕事に就くまでも就いてからも、常に勉強が必要な職業もあります。
休みが多くて給料がいい仕事は、楽に大金を稼げる仕事という意味ではありません。
休みが多くて給料がいい仕事9選
それでは、休みが多くて給料がいい主な仕事を紹介します。
もちろん企業によって、職場環境や勤務条件、待遇の違いなどはありますが、次に挙げる仕事はどれも休みが多く給料も一定水準以上という待遇が期待できます。
銀行員
休みが多くて給料がいい仕事で人気が高い職種が銀行員です。
銀行は手堅く安定した職場であり、常に理想の就職先のひとつに挙げられます。
銀行などの金融機関は基本的に窓口対応が平日のみなので、銀行員も土日は休みになります。
平均年収はおおよそ600万ほどです。
日本の給与所得者の平均年収が大体460万円と言われているので、水準はかなり高いでしょう。
なお、銀行の中でもメガバンクなどさらに大手になると、平均年収は約750万円でさらに高水準になります。
ただし、先に述べた通り銀行の求人には応募者が殺到するので、就職するには狭き門を突破する必要があります。
また、銀行は非常に信用性の高い仕事であるとともに、その信頼に応えるだけのクオリティの働きも求められる職場です。
近年は国内市場だけでなく、海外を舞台にした商品・サービスを展開している銀行も多く、職場で活躍するためには幅広いスキルが不可欠です。
公務員
休みが多くて給料がいい仕事としてよくイメージされるのが公務員です。
官公庁は基本的に土日が閉庁日なので、公務員も土日休みが取れます。
また、公務員の職場は行政機関ということもあり、福利厚生などは非常にホワイトです。
有給や特別休暇なども比較的取得しやすいため、これも休みが多い要因になっています。
給料については特別高いわけではありませんが、安定感があり賞与もしっかり出ます。
年功序列が基本の職場なので、勤続年数が長くなるほど徐々に給料も増えていきます。
勤めあげれば退職金ももらえるなど、トータルで見れば給料面は恵まれていると言えるでしょう。
給与は平均年収に到達しやすい
公務員の平均年収は約650万円です。
もちろん勤続年数や役職の有無などによって公務員の中でもバラつきはあります。
しかし、公務員の昇級は勤続年数などがベースになるため、真面目に勤務を続ければ、平均年収には誰でも到達できるでしょう。
中には変則的な休みの職種も
ただし、警察官や消防士などシフト制で休みが変則的な職種もあります。
また、それ以外の行政事務なども、時期や人員の状況によって業務量が増え休みがとりにくくなることも。部署によって休みの取りやすさに差もあるようです。
公務員のデメリット
また、安定した給料がもらえることはメリットですが、一気に給料をアップさせることはまず無理です。
担当した事業が成功しても、質の高い仕事を提供できても、その働きが大幅に給料に反映されることはありません。
そのため、実力主義の職場を希望する人などには向かない可能性があります。
また、公務員の中でも職種などによって転勤が発生します。
転勤の範囲は地方公務員なら対象地域内、国家公務員なら各エリアまたは全国などさまざまです。
IT系職種
ITエンジニアやプログラマーなどのIT系職種は、休みが多くて給料がいい状況をつくりやすい仕事です。
休みを多く確保できる理由は、開発や運用などのスケジュールに合わせて業務を行えることです。
ITエンジニアやプログラマーの業務は、システムに関する作業が多くを占めます。
作業については納期を意識しながら自分でスケジュールを組み進めればいいので、作業の進捗を踏まえつつ休みを多く設定することも可能です。
給料はIT系職種が専門性の高い職業であること、需要が大きい職種であることなどが要因となり、高めの傾向にあります。
平均年収は職種によってかなりばらついていて、400~1,000万円ほどです。
システムエンジニアやプログラマーなど、ITシステムに技術的に関わっていく職種はおおよそ600万円前後が平均年収です。
プロデューサー・ディレクター・マネージャーなどプロジェクトの管理が必要なポジションは、平均年収が800~900万円と高額になります。
なお、IT系職種ならではの大変さも理解しておくことが必要です。
例えば開発スケジュールの進捗によっては、休みがなかなか取れない状況になることもあり得ます。
クライアントが開発途中で仕様変更を求めてきた場合、対応してスケジュールが過密になることも。
また、開発中にバグが見つかり、修正対応でスケジュールが一気にタイトになるなどもあります。
開発スケジュールは計画を立てられるとはいえ、イレギュラーなことも多く、必ず希望通りの休みを取れるとは限りません。
MR
MRは、日本語では「医薬情報担当者」と呼ばれる職種です。
製薬会社などに勤務し、医師・薬剤師などに向け、薬剤の紹介・情報提供などを行うことが主な業務です。
取引先である病院の開院時間に合わせて主に動く仕事なので、外来が閉まってる土日などはMRも休みであることが多く、休日を取得しやすいと言えます。
MRは高給な仕事としても知られていて、平均年収は700万円を超えます。
MRは資格職ではないものの、薬剤や医療にかんする高度な専門知識が求められるため、実質全く知識がない状態から働くのは不可能です。
就職を目指す前にMRとして必要な最低限の知識や技術は身に付けておく必要があります。
また、MRは営業を行う仕事なので、取引先との関係構築のためのコミュニケーションスキル、常に新しい情報を吸収しアップデートする向上心など、幅広いスキルを要します。
工場スタッフ
工場で製造作業などに関わる従業員は、休みが多くて給料がいい仕事と言えます。
工場勤務というと、休みなく働く職場のイメージを持っている人もいるかもしれません。
確かに多くシフトに入れば休みはその分少なくなります。
ただし、工場勤務は自分の希望のシフトで働きやすいので、休みを多く取る働き方も可能なのです。
また、工場の仕事は高い収入を得やすいことも特徴のひとつ。
大きな要因は手当です。
工場は夜間に稼働しているところも珍しくありませんが、夜間に働くと夜間手当が出ます。
このような手当が積み重なり、収入がアップしやすいのです。
注意したい点は、工場によって稼働の時間帯が違うことです。例えば日中だけ稼働している場合などは手当などが少ないため、高い給料を目指すのは難しいでしょう。なお、大手や有名メーカーなどの工場は、相場より給料が良い傾向もあります。工場を運営している企業についてもしっかり研究が必要です。
コンサルタント職
コンサルタントは、クライアントが抱える課題について、解決策の提案や改善のサポートを行う職種です。
クライアントの営業日などに合わせて稼働することが多く、土日休みの事業者と取引を行っていれば、自然と土日休みが多くなると考えられます。
コンサルタント職の平均年収は500~800万円ほどです。
これは経営コンサルタントの平均年収であり、コンサルタントをする分野によってまた少し異なります。
ただし、一般的な年収より良い水準だと言えるでしょう。
コンサルタント職は、特別な資格が必要な職種ではなく、未経験からでも目指すことが可能です。
先述の通りコンサルタントは携わる分野によって種類が分かれていて、医療・IT・シンクタンクなどさまざまです。
また、コンサルタントを行う事業・業務についても、経営・戦略・総合などの区別がなされます。
企業とともに、課題解決を目指し達成していく醍醐味が味わえる仕事です。
なお、コンサルタント職には、論理的思考力や課題解決力が欠かせません。
また、クライアントの課題を的確に理解するため、またクライアントと二人三脚で改善を目指していくためのコミュニケーションスキルも必要です。
営業職
自社の商品・サービスを顧客に紹介し、購入・契約につなげる職種です。
営業職はさまざまな業界に存在するので、自分の興味のある業界を選択しやすい仕事とも言えます。
営業職の働き方は、取引先の働き方にもリンクします。
取引先が休みの多い業種であれば、自分も休みの多いスタイルになるでしょう。
給料は属する業界によってもさまざまですが、おおよそ500~550万円ほどが平均です。
ただし、営業職は営業成績が優秀であれば、給料に反映されます。
そのため、企業のエースであるトップセールスマンともなれば、平均を多く上回る収入を得ることも可能です。
実力主義の職場で働きたい人には適した職種かもしれません。
必要な資格は?
営業職に特別な資格は要しませんが、良い成績を収めるためにはさまざまなスキルが不可欠です。自社の商品・サービスに関する深い知識はもちろんのこと、コミュニケーションスキルや課題発見力、ヒアリングスキルなどが求められます。
また、フットワークの軽さも営業職の大きな武器です。選ぶ人は多い職種ですが、活躍するためには工夫が欠かせません。
研究開発職
研究開発職はメーカーなどの企業に勤務し、商品の研究開発を行う仕事です。
メーカーは土日が休みの企業も多く、研究職も土日休みを確保しやすいと言えます。
また、研究開発職は自分の裁量でスケジューリングが可能な業務も多々あり、比較的自由に休みを取得しやすいことも特徴です。
平均年収は大体500~550万円で、一般的な年収と比較すると高めの水準と言えます。
なお、大手メーカーなどは平均よりさらに高めの給与を設定しているケースもよく見られます。
応募条件が厳しい
研究開発職は選考時に学歴の条件が設けられている場合が多いため、これも注意点です。専門的な理系のスキルが必要な業務なので、学部や専攻などの要件が示されていることもあります。また、業務内容によっては院卒などの指定がされている場合もあります。
フリーランス
フリーランスは会社に雇用されるのではなく、取引先と契約を結び業務を請け負いながら働く自営業です。
会社の休日ルールに沿う必要がないため、自分で休みを多く設定しながら働けます。
また、フリーランスは売れっ子になれば、会社勤め以上の収入を得ることも不可能ではありません。
会社勤務の場合は基本給ベースで給料を受け取っている人が多く、会社の受注が増え業績が伸びたとしても、それがすぐ自分の給料に反映されるとは限りません。
しかし、フリーランスは取引先からの報酬がすべてダイレクトに自分に入ってくるため、仕事が増えればそのまま自分の収入が増えます。
また、フリーランスは幅広い業種に存在するので、自分の得意分野を活かしながら働けることも魅力です。
自分の裁量次第で、休みが多くて給料がいい状態にすることも可能でしょう。
ただし、自分の裁量が大きいことはデメリットにもつながります。
会社であれば営業・企画・開発・制作・事務など、すべて部署や担当者に割り振られていて、それぞれが自分達の業務を行えば成り立ちます。
しかし、フリーランスはこれらをすべて自分でしなければいけません。
直接事業に関わることだけでなく、幅広い業務をこなすための知識やスキルは必要です。
また、フリーランスで難しいのは仕事の確保の仕方です。
知名度のある企業などと比較して、フリーランスはクライアントからの認知や信頼性を高めていくのに時間がかかります。
そのため、依頼の獲得が簡単でないことも覚えておきましょう。
休みが多くて給料がいい仕事に採用されるためのポイント
休みが多くて給料がいい仕事が数多く存在することを解説してきました。
ただし、これらの仕事は人気も高く、簡単に採用が獲得できるとは言えません。
そこで最後に、休みが多くて給料がいい仕事に採用されるため、意識したいポイントを紹介します。
休みが多い・給料がいいことを志望動機にしない
休みが多くて給料がいいことをそのまま志望動機にしてしまうのはおすすめできません。
このような待遇面を重視して、仕事探しをすること自体は悪いことではないでしょう。
しかし、企業側としてみれば、仕事に対する意欲を第一に持っている人材を採用したいというのが正直なところです。
そのため、志望動機に真っ先に休みの多さや給料の良さを置いてしまうと、仕事の内容は二の次なのかとマイナスなイメージを持たれてしまいます。
志望動機のポイントは?
志望動機はあくまで仕事の内容にフォーカスしたものが良いでしょう。
その中で、仕事と自分の時間をどちらも大切にしやすいことや、生活を安定させやすいことなど、表現を変えながら魅力の一部として伝えていけばあからさまになりません。
十分な選考対策を行う
休みが多く給料がいい仕事に限らず、新卒選考を突破するためには、念入りな選考対策が必要です。
例えば企業研究は、企業の基本情報だけでなく、事業の詳細、組織構成、業務内容、加えて企業の属する業界や業界内での立ち位置なども調べます。
また、新卒採用で求める人材や選考フローなど、企業の採用活動についても十分確認します。
就職難易度については、今回紹介した休みが多く給料がいい仕事は、高い傾向にあると推測できます(業界や企業によって数値は異なります)。
就職難易度が高いということは、採用されるのが難しいということです。
就職難易度の高い人気企業の中にも、学歴フィルターなどは通さず人柄やスキル、適性重視で選考を行うところが多くあります。
ただし、応募者が多ければ採用倍率は高くなるので、大勢の中から選考の狭き門を突破するため、入念な自己分析の上でしっかり自己アピールの方法を考えることも重要です。
まとめ
休みが多くて給料がいい仕事は数多くあります。
ただし、実際に目指すなら良い面だけでなく、大変な面も把握した上で、働き続けられるか検討が必要です。選考対策のポイントなども押さえながら、自分に適した仕事探しをしましょう。