通信業界のエントリーシートの対策法を徹底解説

通信業界のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024年1月22日更新

はじめに

この記事では通信業界への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

選考を進めるに当たって必須であり、多くの学生が困難に感じ、苦戦するのがエントリーシートです。

通信業界ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

さらに、通信業界が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしています。

通信業界を目指す就活生必見の記事ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

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通信業界の概要

通信業界

出典元

3大通信キャリア「採用大学」ランキング2022最新版【全10位 …

はじめに通信業界とはどんな業界なのか紹介します。

通信業界とは

みなさんは、通信業界と聞いてどのような業界を思い浮かべますか?

インターネット・スマートフォンやWi-Fiなど、今や我々の生活に欠かせません。その身近さと、知名度の高さから、就活人気ランキング上位には通信業界に属する多くの企業が名を連ねています。

しかし漠然としたイメージはできても、実際に定義やビジネスモデルを理解するのは困難に感じている就活生もいるのではないでしょうか。

実は、通信業界の定義は幅が広く、とても複雑なビジネスモデルをしています。

まず、通信業界とはどんなものなのか理解していきましょう。

通信業界とは、簡単に説明すると「私たちがインターネットサービスを使う際に必要な通信インフラを設置・運用する業界」です。

総務省では「日本標準産業分類」で情報通信業界について以下のように記しています。

この大分類には、情報の伝達を行う事業所、情報の処理、提供などのサービスを行う事業所、インターネットに附随したサービスを提供する事業所及び伝達することを目的として情報の加工を行う事業所が分類される。

上記の内容では、インターネット回線などの通信インフラを扱う「通信業界」のみではなく、テレビやラジオの放送も行う「放送業界」も含まれています。

では、更に絞って「通信業界」のみについて見ていきましょう。

この中分類には、有線、無線、その他の電磁的方式により情報を伝達するための手段の設置、運用を行う事業所が分類される。

上記において、中分類は通信業界のことを指しています。

とても難しく聞こえるかもしれませんが、簡単にまとめると「我々が、スマートフォンやパソコンなど、インターネットサービスを使う際に必要な通信インフラを設置・運用する業界」という事になります。

引用ページ

大分類G−情報通信業 総説

通信業界の採用難易度

通信業界の就職難易度は、非常に高いと言われています。

知名度の高さ・高年収で好待遇という面から、高学歴かつハイスペックな学生が多く志望します。

新型コロナウイルスの影響で、多くの業界が大打撃を受けた中で好調だったのが通信業界です。

テレワークやオンラインでの授業が増えており、今後もこの傾向は続くことが予想され、需要はさらにさらに高まっていくことでしょう。

通信業界の採用大学

通信業界を代表する3社(ドコモ・KDDI・SoftBank)では下記の大学が採用されていました。

難関大学が多い印象であり、学歴フィルターはあると考えられます。

内定者の多くはMARCH以上ですので、ボーダーラインはMARCH以上と思って良いでしょう。

docomo 

早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、大阪大学、法政大学、電気通信大学、同志社大学、東京理科大学、立命館大学、中央大学

 

KDDI

早稲田大学、上智大学、慶應義塾大学、横浜国立大学、法政大学、北海道大学

東京大学、一橋大学、明治大学

 

Softbank

慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、東京理科大学、法政大学、明治大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学、九州大学、立教大学

 

参照ページ

3大通信キャリア「採用大学」ランキング2022最新版【全10位 …

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

求める人物像とは?

通信業界ではどのような方が適しているのか、求める人物像を紹介していきます。

就職活動において、求める人物像を把握しておくことはとても重要です。

理解を深めておくことで、エントリーシートを書く時や面接に非常に役立ちますので、ぜひご活用下さい。

責任感の強い人

通信というインフラを支える非常に重要な業界ですから、問題なく運用することが求められます。通信障害が起きてしまうと、インターネットが使用できなくなったり、電話回線がつながらなくなったりと、日常生活に支障をきたします。

たとえコツコツと地味な作業であっても、社会を支えていくには欠かせない仕事です。そのため、責任感をもって最後までやり遂げなければなりません。

常に進化し続ける技術を身につけることが好きな人

通信技術は日々進化し続けています。そのため、どんな職種であっても最新情報や最先端テクノロジーにアンテナを張り、キャッチアップする必要があります。

好奇心を持ち、専門技術や知識はもちろん、トレンドにも目を向けて学び続けられる人は向いているといえるでしょう。

採用活動を行う際、企業は特定のスキル・性格や特性を持ち合わせた人材を求めています。

みなさんがマッチした企業を探しているように、企業側も戦力となるような適した人材を探しているのです。

社会貢献意欲の高い人

我々の生活に欠かせないインフラを支える通信業界ですから、求められるのが社会貢献意欲の高さです。

大手企業であるNTTでも、「「自分がこの地域を支えるんだ」という強い想いを持つ人」という理念を打ち出されています。このことから、通信業界では社会や地域のために役に立ちたいという強い思いがある方を求めていることがわかります。

企業が求める人物像であることをアピールするために、有効的な方法は「具体的な経験や実績を挙げる」です。実体験から、この業界に適したスキルで、活かせそうなエピソードを話すことによって、

将来貴方が活躍している姿を想像しやすく、信憑性も高めることができます。

企業が求める人物像であるか確認するには、やはり「自己分析」が必要です。自己分析を詳細まで行っているというアピールにも繋がるでしょう。

通信業界各社の採用の方向性の違いは?

通信業界を代表する3社(ドコモ・KDDI・ソフトバンク)の採用の方向性の違いについて紹介します。

ドコモでは、求める人物像として「挑戦心」と「行動力」を兼ね備える人を挙げています。

なんでも一緒にオープンにやる社風と言われており、プロジェクトの立ち上げから課題解決まで全てオープンに協力して行うのが特徴です。

また、効率的な仕事をするには、ワークライフバランスのとれた充実した日々が必要だと考えています。そのため、社員のみならずその家族まで大切にしています。

KDDIでは、求める人物像として「あるべき姿に目を向け具体的な目標を立ててやり抜く力のある人」「周囲と真摯に向き合い、思いを一つにし変革していく力のある人」の2つを挙げています。

1人で仕事を抱え込み突っ走ってしまうより、チームで行うことで大きな成果に繋がると考えられているので、周囲と協力できるコミュニケーション力が重要のようです。

SoftBankでは、求める人物像に「ソフトバンクの変化を楽しみ、何事もチャンスと捉え挑戦する人」をあげています。

SoftBankは成長スピードが早く、常に進化し続けている企業です。また、規模が大きく課題も多いと思いますが、会社の未来を創るのは、そうした環境でも、チャンスと捉え挑戦して行く人です。SoftBankで求められているのは、社会に変革をもたらすような人物ということでしょう。

各社の選考フローなど詳細はマイページで案内があると思いますので、ご確認ください。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

エントリーシートでは、企業が応募者の能力や性格を重点的にチェックしています。

企業が知りたいことは、応募者がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮してくれるかです。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にマッチしているかを見ています。

その他重要なポイントとしては、応募者がその企業で働くモチベーションが十分かどうかもあげられます。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「他社ではなく、この企業でならければならない」という企業に対しての熱意も明確に示さなければなりません。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

自分の中で100点のエントリーシートを書いても、なかなか選考に通過しないという方いませんか?

エントリーシートには、作成する際にポイントがいくつかあります。

「結論ファースト」で書く

書く流れは、以下の順番を意識すると良いでしょう。

  • まず結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 最後に再び結論を強調する

この流れで書くと、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

「ポイントを絞る」こと

多くの就活生が陥る失敗例としてあげられるのが、企業にアピールしたい内容・経験をすべて盛り込んで書いた志望動機です。

焦点を絞らず、伝えたいことをすべて書きたい気持ちはわかりますが、それでは相手には何が本当に伝えたいメッセージなのかわかりません。

エントリーシートでは、限られた文字数の中で「自分がこれまで培ってきた経験やスキル、それらを裏付けるエピソード」で貴方という存在を理解し、会ってみたいと興味を持たせることが重要です。

そのためには、いくつも並べて書くより1つに絞り、それについて深く論じた方が相手は理解しやすくなるでしょう。

言葉遣いに注意する

エントリーシートは、応募者の人柄や能力が表れると言われています。

企業側は、相手と対面することなく書類上だけで判断しなければなりません。

そのため、言葉遣いには特に注意が必要です。以下の点は、多くの就活生がやってしまいがちなミスです。

  • 話し言葉や「ですます調・である調」が混在してい
  • 誤字脱字
  • 主語と述語の間に余分な情報を詰め込む
  • 不要な接続詞(そして、また、なぜなら等)がついている
  • 偽ったエピソードを書き、面接の深堀の際に嘘が露呈する
  • 一文が長すぎて読みにくい
  • 学生言葉
私は、どんな状況下でも通信障害のない社会を作りたいと考え、貴社を志望します。

私は幼い頃、東日本大震災を経験し、災害時の通信障害に悩んだ記憶が今でも忘れられません。

通信環境の異常で連絡が取れない時、大切な人の安否を確認できない等大変不安を感じることがありました。われわれの生活にとって、通信環境が如何にかかせない存在になっているかきづかされました。

通信回線トップシェアである貴社であれば、そのような通信による不安を解消し、人々により豊かな生活を提供することができると考えています。入社後は、大学時代研究したテーマを活かし、ネットワークエンジニアとして、いち早く基礎をインプットし、サーバーの保守などまずは自分の経験があるところから少しずつ貴社の戦力として働くことができればと思います。

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は文章の構造に問題が見られないかであったり、論理展開に問題がないかを最も注目しています。そのため、企業に提出する前に必ず論理展開や文章構造の見直しをすることを推奨します。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、リーダーシップなど一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:大局観、未来志向、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:個性的か、コンサルタント適性があるか)

(e) その他(長所・研究内容)

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と志望動機を書く際のコツ

通信業界の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と志望動機を書く際のコツを紹介します。

KDDIで実現したいことを教えてください。(400文字以下)

通信を通して、彩り豊かな生活を作り出したい。私の活力の源は、非日常的な体験をして生活が彩られる瞬間です。

この経験を通して、私は人々の生活に非日常なワクワクを届けることで、平凡な日常生活に彩りを与えたいという思いを持っています。

そのため、貴社の「ワクワクを提案し続ける」というビジョンに共感しました。私はこの理念のもと、通信と多種多様な業界を融合させることで、心が躍るようなサービスを展開したいです。

貴社は、通信とライフデザインを掛け合わせることで、あらゆる生活シーンに豊かさを提供してきました。私は、このような通信×○○で生まれる可能性、貴社の事業の幅の広さから、創り出せる体験価値は無限にあると感じています。その無限の体験価値を生み出すために、まずは最前線の現場でお客様の声を聞き、顧客理解を深めたいです。そこで培ったお客様視点をもとに、これまで積み上げてきた貴グループのノウハウを活かして新たなワクワクの創造に挑戦したいです。

 

イント:今回は、KDDIのビジョンである「ワクワクを提案し続ける」というところに共感していることを書きました。そこに共感する理由をエピソードを踏まえて書くことで、より説得力が生まれると思います。

また、なぜそのビジョンを描くのにKDDIでないといけないのかも書くことで熱意が伝わる文章になっています。

必ずどの業界に志望するにも問われるのが「志望動機」です。

志望動機を書く際のコツは、4つあります。

1つ目は、「一文目は結論を簡潔に一言で書く」

通信業界は多くの就活生が志望しており、面接官が一つ一つにかける時間は短いことが考えられます。長すぎる文章では、その先を読みたいと思ってもらえないこともあるでしょう。

相手に興味を持たせる文章にするためには、分かりやすく簡潔に書くことがポイントです。

2つ目は、「なぜ通信業界なのか」を明確に示す。

明確でない志望理由は「他の業界でもできるのでは?」と思われてしまいます。

通信業界でないといけない理由を示すのに、有効的な方法は興味を持ったきっかけをエピソードを交えて書くことです。

3つ目は「なぜこの企業なのか」を示す

通信業界は、大手からベンチャーまで多数企業が存在します。その中でも、「この企業でなければならない」という熱意をアピールしなければなりません。

企業分析をしっかりと行い、他者との違いや魅力を伝えましょう。

最近でいうと、NTT東日本や西日本が「通信×〇〇」という領域での事業を広げていっています。こうした通信事業以外の部分にも注目するとよいでしょう。

例えば、「5Gの活用方法」や「電力負荷の対応方法」などです。

自分のやりたいことが、その企業だからこそできるという事を探してみてください。

4つ目は、「自分の企業選びの軸との一致点」を述べる。

これは、採用者もミスマッチは防ぎたいものです。就活生の企業選びの軸がわかることで、それらを防ぐこともできますし、企業研究しているアピールにも繋がるでしょう。

これら全てを考える際に有効的なのが、実際に働いている社員を例に照らし合わせてみることです。

採用サイトなどで、社員のスケジュールや業務内容、どのような活躍をしているのかというのが掲載されていることが多々あります。

これらを見ることによって自分の将来のビジョンも明確になり、イメージしやすくなるので志望動機が書きやすくなると思います。

書くことに悩んだときは、参考にしてみるのもおすすめです。

まとめ

この記事では、通信業界の概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

通信業界は、今やなくてはならない存在の1つです。 

身近さや将来性、知名度の高さから就活生からの人気は上がっています。

5GやAI技術など最先端技術の成長は、未だ途中であり、さらなる発展が期待される業界です。

特に大手企業は人気で、例年競争が激しい傾向にあります。

一方で、課題としてあげられるのが急成長と労働人口の減少による人材不足です。

一見難しそうに思える通信業界ですので、志望するのに躊躇する方もいるでしょう。

しかしながら通信業界は、多種多様な職種があり、文系・理系問わず志望することができる将来有望な業界です。

自身を知り、業界や企業を知る、これは就活においては必須です。

自己分析や業界・企業研究を行うことで、きっと素敵な未来が待っていますよ。

ぜひ、この記事も参考にしてください。

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