日立製作所のエントリーシートの対策法を徹底解説

2024年1月21日更新

はじめに

この記事では日立製作所への就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特に日立製作所ならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、日立製作所が求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、日立製作所の内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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日立製作所の概要

日立ロゴ

日立製作所

初めに日立製作所とはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

 

日立製作所とは

日立製作所は、1910年創業、1949年に株式上場し、開発、設計、製造サービスまでトータルに展開している日本の電機メーカーです。

国内にかぎらず全世界へ製造・販売拠点を拡げる多国籍企業であり、世界有数の総合電機メーカーとして知られ、各種業務システムをはじめとしたデジタルシステム&サービスを提供すると共に、エネルギーソリューション製品、エレベーターなどのビジネスサービス、オートモティブシステム事業まで、ありとあらゆるサービスやシステムを提供しています。

日立グループの中核を担う重要な位置づけの企業としても親しまれ、日本の全業種中、1、2を誇る規模の従業員数を誇ることでも有名です。

日立製作所の採用難易度

日立製作所の採用難易度は業種によっても大きく異なる点が特徴です。

技術系の場合、理系学部に所属する学生であればそこまで難易度が高くありませんが、事務職の就職難易度は非常に高く、倍率が高い傾向にあります。

採用倍率は技術系の場合平均20倍、事務職の場合は平均50倍です。事務系は特に技術系とは異なり文系でも応募対象のため、採用倍率が高い傾向にあるといえるでしょう。ただし技術系は理系学部限定での募集となるため、そもそも理系学部に通っていない学生は門外漢である事を頭に入れておかねばなりません。

日立製作所の採用大学

日立製作所の採用大学の実績は以下の通りですが、難関大学以上の採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在していると考えられます。 

<大学・大学院>

早稲田大学、東京大学、東京工業大学、慶応義塾大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、東京理科大学、上智大学、北海道大学、京都大学

 

採用実績のある大学を見ると、特定の大学からのみ採用されているわけではなく、さまざまな大学から採用をしています。他の大手企業に比べると採用人数も非常に多く、学歴フィルターも強くない傾向にあるのが特徴です。

国公立大学や難関私立大学に入社できるわけではなく、中堅大学からの採用も多い傾向にあります。ただし日東駒専以下の大学は採用率が急激に減少するため、ある程度の学力があるに越したことはありません。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

 

参照ページ

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

日立製作所が求める人材とは?

日立製作所では“「意志」と「覚悟」のある人材”が求められています。

日本で合っても海外であっても環境に左右されることなく憶せずに物事に取り組める人材である事はもちろん、求める人物像として4つの柱が掲げられているのが特徴です。

 

“柔軟な頭で物事の全体像を捕えられる人材”、“あらゆる人に心を開き、心を開いてもらえる人材”、“常に自分の意志を持ち、それを明確に示せる人材”、“困難に立ち向かい、最後までやりとげられる人材”この4つを持ち合わせる人材こそ、日立製作所が求める人材として提示されています。

年齢や背景、価値観が異なる人と同じ会社で働くことはもちろん、お客様も様々な人がいるからこそ、どんな人とも向かい合っていけるバイタリティが必須です。

そんな中でも自分の意志を持ち明確に示せる人材でありながらも、意固地になることなく、目の前にある事実を客観的に捉え柔軟に物事を考えながら最後まで困難にも立ち向かえる人材こそが求められています。国内外問わずにビジネスを展開している企業だからこそ、広く物事を考え積極的に自身の常識や価値観をアップグレードしながら成長を続けることが必須です。

これら4つの要をバランスよく持ち合わせた人材かを判断してもらうためにも、エントリーシートにもこれらの強みをアピールするといいでしょう。

 

参照ページ

求める人財像:採用・インターンシップ:日立 (hitachi.co.jp)

日立製作所の各社の採用方向性の違いは?

日立製作所が提供しているリクルートサイトでは、スマートシティの実現に向けた都市開発やエネルギー事業など、ありとあらゆる社会イノベーション事業に対応しうる情熱を持った人材を採用しています。

時代に合わせた多種多様なプロジェクトが展開され、AI、交通、ファイナンス、ヘルスケアなど生活を支えるサービスやシステムも多数提供しているからこそ、新卒採用時にもありとあらゆる分野の人間を採用する傾向にあるのが特徴です。

とくに技術系募集では、探究心と行動力で世界中をリードし続けるイノベーション創生が求められ、理系学部のみが採用対象です。基本的な知識はもちろんのこと、自身の脳内を形にするための研究力を持ち合わせるために、日々努力し続ける技術者が求められます。

自身が研究したい分野、新しく開発したい何かがある場合、全力でサポートする環境が整っている点も日立製作所の魅力の1つです。

そのためエントリーシートには自身の技術力や経験がアピールできる実績部分を提示すると、担当者の心を掴みやすいでしょう。

事務職の場合は倍率が高いからこそ、インターン経験など何かアピールできる部分があればもちろん記載をすると共に、自身が日立製作所の求める人材と合致しているかをアピールできるポイントを掲載するのがポイントです。新卒採用者の場合は人間性や将来性の部分が特に重要視されるため、文章に書く際には自身の情熱や意志の強さをアピールできる部分を残すと好感をもたれやすいでしょう。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

 

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

 

 

  • まず結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 最後に再び結論を強調する

 

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。 

 

結論:私がコンサルティング業界を志望する理由は2点あります。

理由:1点目は、周囲を巻き込みながら問題解決できる私の強みはコンサルティング業界で最大限に発揮されると考えるからです。

具体例:私はバイトリーダーとして塾の運営を行っている。運営においては、問題共有する場を設けたり、生徒との個人面談を担当することで諸問題を解決してきました。

結び:この強みを発揮できると考えコンサルティング業界を志望しています。

理由:2点目は、幅広い業界に深く携わることにより様々なスキルを吸収し、成長したいと考えるからです。

具体例:現代ではコロナウイルスやIT、グローバル化により日々社会が激しく変化していいます。その変化に適応し、活躍していくためには自身の能力を高めていくことが不可欠です。コンサルティング業界では幅広い業界の企業をお客様とし、課題解決のための様々な戦略提案や、ニーズを満たすため日々インプットできる環境にある、志望理由にマッチします。

結び:そのため、自身の成長できる環境があるという点からコンサルティング業界を志望します。

 

日立製作所の価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えば日立製作所であれば「「意志」と「覚悟」のある人材」や、“柔軟な頭で物事の全体像を捕えられる人材”、“あらゆる人に心を開き、心を開いてもらえる人材”、“常に自分の意志を持ち、それを明確に示せる人材”、“困難に立ち向かい、最後までやりとげられる人材”など、4つのポイントに沿った人材であることをアピールできるよう、文章の中で取り上げましょう。

もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念に着目して作成することはもちろん、日立製作所は研究開発や設計開発などの技術職の他にも、文系理系を問わず、幅広い募集学科を定めていることから、自身が特化している部分を積極的にアピールするのも1つの方法です。国内大学だけではなく海外の大学からも採用をしており、海外派遣も積極的に行われていることから、グローバルな観点に着目してエントリーシートを作成するのも良いでしょう。

大事なのは数ある代替可能業界がある中で、なぜ「日立製作所コンサルティング」を選ぶのかを論理的に説明することです。

ネガティブさを出さないように、前向きで情熱的な部分を文章に取り入れてみてください。

 

参照ページ

求める人財像:採用・インターンシップ:日立 (hitachi.co.jp)

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に企業理念でもある意志と覚悟や情熱を問われるセクションが多い傾向にあります。

勿論文章の内容も評価の対象になっているものの、企業理念にもある意志と覚悟に関する姿勢をはじめ、あらゆる事柄に目を向け積極的に取り組む前向きな姿勢や情熱があるかを判断されます。そのため、企業に提出する前に必ず見直しを行い、企業理念がきちんと含まれているかを確認することを推奨します。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情熱など)

(b) 過去の経験系(見られている点:積極性、企業理念と合致した経験をしているか)

(c) セールスポイント系(見られている点:企業に対してどのような利をもたらせるか)

(d) 価値観系(見られている点:社会貢献、柔軟性を持ち合わせているかなどの適正)

(e) その他(長所など)

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

日立製作所の選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

 

事務職のエントリーシート

 

参加希望理由(400文字)

セールスポイント(400)

日立製作所に応募した参加希望理由と、自身のセールスポイントを400文字で答えてください。

 

【記載例】

・参加希望理由(400文字)

「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念に強く惹かれたからです。私は、多くの人々に安心をもたらし、社会貢献の一環となる存在になりたいという目標を持っています。卓越した技術力を有し、堅固なシステムを構築している貴社では、私の目標を達成するための経験ができると考えています。このインターンシップを通じて貴社の事業を実際に学ぶ中で、スキルや知識を向上させ、チームメンバーや他職種との連携を築くことで広範な視野を持ち、社会貢献の一翼を担う力を身につけたいです。そして、長い歴史の中で培ってきた世界トップクラスの事業を展開している貴社の社員の方々の想い、やりがいを知ると同時に貴社に対する理解を深めたいと考えました。さらに、実際に活躍する社員の方との交流を通じて、具体的に貴社で働くイメージを掴めることに期待を抱いています。

・セールスポイント(400文字)

私は未知の分野に積極的に挑戦し、成長することができます。そのエピソードとして、公認会計士試験の勉強に取り組んだことがあります。所属する経営学科では、経営戦略、マーケティング、会計学を学ぶことができます。しかし大学の講義のみで全てを深く学ぶことは難しいため、会計学のみ独学で勉強する道を選んだ。そこで、会計学を調べていく過程で公認会計士という職業を知ったことが、この試験合格を目指すきっかけとなりました。それから大学生活と並行して、予備校のテキストを使い、徹底的に学習しました。自己学習の過程で、理解が難しい部分や苦手な分野に直面したのですが、諦めずに進んだところ、結果として、合格基準の95%程を取ることができました。この経験から、自ら積極的に行動し努力を続けることの重要さを実感しました。そして、この過程で得た愚直さと会計の知識を最大限に発揮することで、貴社、そして社会に貢献したいです。

ポイント: こちらの文章では企業理念に絡めながらも自身のエピソードの中に、意志と覚悟が感じられるエピソードを取り入れている他、チームメンバーとのやり取りも踏まえて4つの求める人材にも着目しながらエントリーシート作成をしている点が特徴です。

日立製作所の場合、他の企業でもよく見かける質問が多いからこそ、日立製作所に特化したエントリーシートを作成しないと高倍率を勝ち進むのが難しいでしょう。自身の経験を踏まえて数値や具体的なエピソードを盛り込みながら1つ1つの質問に回答すると共に、日立製作所が求める人材の内容も考えた上で盛り込む内容を検討することを忘れてはいけません。

また日立製作所のエントリーシートの質問内容は例年急遽新しい問題が提示されることも多く、事前にいくつか答えられる引き出しを用意しておかないと困惑する可能性があります。基本的には日立製作所の求める人材と絡めながら作成すれば問題ありませんが、ほとんどの質問が400文字前後を対象としていますので、ある程度の経験を積んでおくと書く内容に困らないでしょう。

インターンシップ選考を行っている年度も多いため参加できるようであれば参加した際の経験を踏まえ、実際に働いている従業員の特徴なども文章に取り入れると好感を持たれます。

ただしインターンシップ選考の場合はエントリーシートと合わせてWEBテストが行われる場合もあるため、最低限の学力を身に付けてテスト対策を行うことも忘れてはいけません。

まとめ

この記事では、日立製作所の会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

日立製作所は国内外を問わず、生活の基盤となるITシステムやサービスを提供すると共に、イノベーション創生に特化した事業展開を行っています。

日々の生活のみならず国を支え続ける歴史ある会社だからこそ、社会の変革を肌で感じ取れる人材、「意志と覚悟のある人間」が求められており、20倍~50倍の高倍率から振るいにかけられるのです。

特に、日立製作所ではグローバルな視野が重要視されており、社内はもちろん顧客に対しても最高品質のサービスやシステムを提供できるよう日々尽力しています。

 

  • 自身の考えに固執、捕らわれること無く柔軟な頭で物事の全体像を捕えられる人材
  • あらゆる人に心を開き、心を開いてもらえる人材
  • 人の言うことを聞くだけではなく常に自分の意志を持ち、それを明確に示せる人材
  • どんな困難にも立ち向かい、諦めずに最後までやりとげられる人材

 

この4つのポイントを押さえている人材が、日立製作所では求められています。

エントリーシートを書く際は、自身の経験を踏まえた上でこれらのポイントに沿った人間であることをアピールすることを忘れてはいけません。

年度によっては突発的に新しい質問が提示されるケースもありますので、柔軟に対応しましょう。

この記事が、日立製作所の内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

 

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