NTTデータのエントリーシートの対策法を徹底解説

NTTデータのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024年1月21日更新

はじめに

この記事ではNTTデータへの就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

特にNTTデータならではのエントリーシートでのアピール方法から実際の記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

また、NTTデータが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、NTTデータの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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NTTデータの概要

豊洲センタービル

建物記録: 豊洲センタービル(NTTデータ本社) (tatemonokiroku.com)

初めにNTTデータとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

 

NTTデータとは

NTTデータは、1967年に設立された日本最大手のITサービス専業企業です。

国内外300社を越える傘下企業を持つ世界有数のIT企業で、世界6位のシェアを誇ります。

データ通信やシステム構築事業を担うシステムインテグレーターで、NTTグループ主要5社の1つで、東京証券取引所第1部に上場する公開会社です。

ITコンサルティングやITサービスなどをクライアントに提供しており、気象庁地域気象観測データ通信システムや、全国銀行データ通信システム、郵便貯金システムをはじめとした、官公庁・金融向けシステムの開発など、国内外において欠かすことができない多岐に渡るシステム構築を行っています。

ライフラインに伴うシステム構築も積極的に行い、顧客が希望するITシステム・ITサービスを提供し続けるグローバルリーディングカンパニーです。

NTTデータの採用難易度

NTTデータの採用難易度は比較的高いとされています。

東洋経済が行った「入社が難しい有名ランキング200社」では、就職難易度が50位/200位であることからも人気の高さがうかがえます。

東京大学、慶応義塾大学、早稲田大学など高学歴大学からの採用率・応募率も非常に高く、採用倍率は例年約60倍ほどです。NTTデータでは働き方改革を積極的に導入している部分もあり今後も需要が高まることが予想されるため、競争率は上がる可能性が高いでしょう。

参照ページ:「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社 外資コンサルや商社が上位、右肩上がりの業種は | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

NTTデータの採用大学

NTTデータの採用大学の実績は以下の通りですが、難関大学以上の採用実績となっており、所謂学歴フィルターは存在していると考えられます。

<大学院>

早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、千葉大学、北海道大学

<大学>

上智大学、立教大学、明治大学、一橋大学、東京大学、日本大学、大阪大学、立命館大学、東北大学

採用実績のある大学を見ると、特定の大学からのみ採用されているわけではなく、さまざまな大学から採用をしていますが、比較的偏差値の高い大学の出身者が多いため選考難易度は高いです。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

参照ページ

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

NTTデータが求める人材とは?

結論から言うと、NTTデータの新卒採用のほとんどが、営業もしくはシステムエンジニアとしてキャリアをスタートするため、それぞれのニーズに沿った人材が求められます。ベースとなる部分は変わりませんが、順番に見ていきましょう。

営業職の場合はシステム改善提案をはじめ、課題整理や進み方の検討を顧客と共に行うなど、クライアントへの営業活動を中心に業務を任されます。またシステムエンジニアに関しても、新卒採用者の場合は技術力よりも営業と共に顧客先に出向いてシステム提案を分かりやすく説明する機会が多いのが特徴です。

NTTデータは今後顧客に価値提供できる人材を求めている

これらからNTTデータでは、顧客をはじめとした関係者と信頼関係を構築するコミュニケーション力と、提案・実行・説明力を満たしている人材が求められる傾向にあります。価値観や立場の違う人間と協力して成果を上げられるかが業務において重要となるため、エントリーシートにもこれらの強みをアピールするといいでしょう。

国内に限らず、世界各地のイノベーションセンターで顧客と共に研究開発を行う場が増えていることから、グローバルな視点も重要視されます。NTTデータはグローバルリーディングカンパニーとして高い技術力が評価されており、性別や年齢、国籍を問わないお客様に対して成果を提供できるよう、向上心を持ちながら業務に臨む人材も重宝されるでしょう。

固定観念に囚われることなく、人・企業・社会に寄り添い、時代と共に進化し続けられる人材かどうかもポイントです。

NTTデータが求める人材として最も重要な部分は、強い意志と情熱を持つことです。

強い意志と情熱をベースに、最新の技術や仕組みに積極的に携る変革力、社会のために自発的に考え動き周りを巻き込む孝導力、性別や年齢国籍などを問わず多様な仲間と共通の目標を成し遂げる共創力の3つをバランス良く持った人材であることが強く求められるため、エントリーシート作成時はその点も踏まえた上で作成を進めましょう。

参照ページ

求める人財像 | 採用情報 | NTTデータ新卒採用サイト (nttdata-recruit.com)

NTTデータの各社の採用方向性の違いは?

NTTデータが提供しているNTTデータリクルートサイトでは、新卒採用者と中途採用者に求める部分が異なります。ベースである意志と情熱を持ち続けるバイタリティが大切なことは変わりありませんが、こちらに加えて中途採用者の場合は、高い技術力と経験値が求められるのが特徴です。

NTTデータでは官公庁や自治体、教育に、医療ヘルスケア、銀行保険、通信放送、電力ガスなどライフラインにも関わる技術を多数提供している企業だからこそ、対応によっては国を揺るがす大変な事態になりかねません。大きな責任に見合うだけの技術と経験値を持ち合わせた人材こそが、NTTデータの中途採用者には求められるでしょう。

特に技術職の場合はシステム構築のベース部分となる知識を理解している点はもちろん、技術の進化に臨機応変に対応できる柔軟な発想を持ち合わせることが必須です。世界初の新たなサービスにダイレクトに携わる機会も多いため、相応の技術力のある人材が中途採用されやすいでしょう。エントリーシートには自身の技術力や経験がアピールできる実績部分を提示すると、担当者の心を掴みやすいです。

対して新卒採用者に関しては適性を入社後に判断する部分もあるため、経験や実績はほぼ求められません。インターン経験など何かアピールできる部分があればもちろん記載をするべきですが、突出して目を引くような経験や実績が求められることはないため安心してください。新卒採用者の場合は人間性や将来性の部分が特に重要視されるため、文章に書く際には自身の情熱や意志の強さをアピールできる部分を残すと好感をもたれやすいでしょう。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社にマッチしているかを重点的にチェックしています。

企業は、就活生がどのような人物であるか、そして自社でどのように力を発揮できるかを知りたがっています。

これは、個々の能力や性格が、企業の文化や仕事にどうフィットするかを見極めるためです。

また、就活生がその企業で働くモチベーションが十分かどうかも重要なポイントです。

常に高いモチベーションで働ける社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。

そして、「なぜ他の企業ではなくその企業を志望したのか」という点も明確に示す必要があることを覚えておきましょう。

 

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

 

 

  • まず結論を提示する
  • 結論に至った理由を書く
  • 理由を強調するために具体例を用いる
  • 最後に再び結論を強調する

 

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。 

 

結論:私がコンサルティング業界を志望する理由は2点ある。

理由:1点目は、周囲を巻き込みながら問題解決できる私の強みはコンサルティング業界で最大限に発揮されると考えるからです。

具体例:私はバイトリーダーとして塾の運営を行っている。運営においては、問題共有する場を設けたり、生徒との個人面談を担当することで諸問題を解決してきました。

結び:この強みを発揮できると考えコンサルティング業界を志望します。

理由:2点目は、幅広い業界に深く携わることにより様々なスキルを吸収し、成長したいと考えるからです。

具体例:現代ではコロナウイルスやIT、グローバル化により日々社会が激しく変化していいます。その変化に適応し、活躍していくためには自身の能力を高めていくことが不可欠です。コンサルティング業界では幅広い業界の企業をお客様とし、課題解決のための様々な戦略提案や、ニーズを満たすため日々インプットできる環境にあり、志望理由にマッチします。

結び:そのため、自身の成長できる環境があるという点からコンサルティング業界を志望します。

NTTデータの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「なぜこの会社を選んだのか」を明確にすると、通過率が上昇するでしょう。

例えばNTTデータであれば「強い意志と情熱」や、長期的に信頼されるパートナーとなるという意味が込められた「Trusted Global Innovator」というグループビジョンをはじめ、その他バリューや求める人材に関わる部分を文章の中で取り上げましょう。

もちろん上記のような基本理念が必ずなければいけないわけではありません。例えばNTTデータは働き方改革についても積極的に取り組みが行われており、出産育児に伴うサポート制度女性活躍支援を多数導入している他、テレワーク(在宅勤務)を就業制度として運用する「NewNormal」な働き方も積極的に取り入れていますので、自分のやりたいことや、将来像にマッチする形で文章を作成することも可能でしょう。

大事なのは数ある代替可能業界がある中で、なぜ「NTTデータコンサルティング」を選ぶのかを論理的に説明することです。

 

参照ページ

New Normal | 働く環境 | NTTデータ新卒採用サイト (nttdata-recruit.com)

 

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、就活生の自発性や企業理念である”孝導力、共創力、変革力”のある人材かを判断する設問が多いです。

文章の内容も評価の対象になっているものの、一番は企業理念に沿った人材をアピールする文章が含まれているかどうか、自身で考えて行動できる人材かという点に注目しています。そのため、企業に提出する前に必ずこれらの部分を確認することを推奨します。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、自発性)

(b) 企業理念に沿った人材かを測る設問(見られている点:企業理念である孝導力、共創力、変革力がアピールできているか

(c) 将来の展望系(見られている点:熱意、将来性)

(d) 客観視(見られている点:自身の特性を把握し盛り込めているかどうか)

(e) その他(長所・研究内容)

設問で見られている点を意識して、エントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報がエントリーシート対策記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

NTTデータの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

 

SE・営業コースのエントリーシート

志望動機

  • NTTデータでは求める人物像として、次の3つを定義しています。この中でご自身に最も当てはまるものを選択してください。(孝導力、共創力、変革力)
  • 上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください(200文字以内)
  • 以下コース(SE・営業コース、建築系FMコース、電力系FMコース、法務スタッフコース、財務スタッフコース、人事スタッフコース)の中で、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(200文字以内) 

【記載例】

私はWebベンチャー企業でインターンとして働く中で、課題の解決のためには自ら考え、仮説を周囲や意思決定者に働きかけることによって物事を前進させる、「プロジェクトを動かす力」をつけてきたつもりです。貴社を志望した理由は大規模なシステムのソリューションを提案、開発、実装していくSIerに魅力を感じたことと、情報技術の開発をリードし、世界をより良くしていく貴社の姿に大きな可能性とやりがいを感じたためです。(196 文字)

・以下コース(SE・営業コース、建築系FMコース、電力系FMコース、法務スタッフコース、財務スタッフコース、人事スタッフコース)の中で、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(200文字以内)

私が入社後にチャレンジしたいことはSEとして顧客の課題解決にチームの一員として貢献することで実力を付け、将来的には社会的に対する影響が大きい大規模システム開発をリードする人材になることです。具体的には日本企業のグローバル事業展開をシームレスに且つシンプルな操作で行えるシステムの開発や、AIやRPA技術を駆使して、業務効率の向上と人間が行うべき創造性を支援する業務システムの開発にチャレンジしたいです。(197文字)

ポイント: こちらの文章では自身が実際に参加したインターン経験と絡めながら3つの定義の中から1つを選択したことで、他者にはない自分だけのエントリーシートを作れています。入社後にチャレンジしたい点についても、他2つの求める人物像と絡めながら文章を作ることで、3つの求める人物像に当てはまる人材であることをアピールしている点が特徴です。

NTTデータの場合、200文字以内で文章作成を求められる過去問が多いため、文章作成時には注意が必要です。文字数を誤って超えないように気を付けることはもちろんですが、短い文章でいかに伝えたいことをまとめるか、文章を要約する能力も問われます。指定された文字数で伝えたい様子を全て詰め込めるように、日頃から文章構成力を鍛えておくといいでしょう。

記載する文字数が少ない分、誤字脱字などのチェックが細かく行われる傾向にあるため、作成後は必ず見直しを行い誤字脱字がないかも合わせて確認するクセをつけると安心です。

まとめ

この記事では、NTTデータの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。

NTTデータは顧客のITシステムやITコンサルティング、IT戦略策定などのITサービスを顧客に支援し続けており、現在国内外を問わず、生活の基盤となるITシステムを多数構築し提供しています。

日々の生活のみならず国を支え続ける歴史的企業だからこそ、求める人材のコアとしてもNTTデータでは、「強い意志と情熱」が肝心要であり、この各部分に紐付いた変革力、孝導力、共創力が求められる企業です。

特に、NTTデータではどこまでもお客様に寄り添い、お客様の豊富なアイデアを形にできるよう「Trusted Global Innovator」というグループビジョンを掲げ、ITビジネスにおける中心的なイノベーターとしての役割を担うことで、お客様自身が思い描く夢を提供しています。

  • 「社会のために自律的に考え、自ら動き周りを巻き込む「孝導力」
  • 最新の技術や仕組みに興味を持ち、変化を起こすことを楽しむ「変革力」
  • 多様な仲間と共通の目標を創り成し遂げる「共創力」

そしてこれらを突き動かすコア(核)となる強い意志と情熱を持った人材が評価されるため、エントリーシートを書く際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、NTTデータの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

 

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