コーセーのES(エントリーシート)の抑えるべきポイントを徹底解説

コーセーのES(エントリーシート)の抑えるべきポイントを徹底解説

2023年12月30日更新

はじめに

この記事では株式会社コーセーへの就職を目指しているものの、エントリーシート(以下ES)の書き方や対策に不安を感じている方へ向けて、ESの書き方のポイントについて詳しく解説しています。

コーセーのES対策のために必要な事前知識から振り返り、これまでの採用実績もわかりやすく紹介しています。

また、コーセーが求める人材の特徴や、選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしていますので、コーセーの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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コーセーの概要

コーセー

初めにコーセーとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

コーセーとは

株式会社コーセーは1946年に設立され、現在では多様な販売チャネルを通じて展開する日本の大手化粧品メーカーです。

「美しい知恵 人へ、地球へ」という企業理念のもと、美にまつわるあらゆる知恵を出し合う姿勢を取っており、人々のため・地球の未来のために、役立てていこうという企業姿勢を示しています。

コーセーの製品面での活躍は目覚ましく、化粧業界初の美容液とパウダーファンデーションのカテゴリーを成形し、ファンデーションとスキンケアの両方に力を入れた会社です。

また、夏用リキッドファンデーションや水あり水なし両用2ウェイファンデーションを作り出した会社でもあり、企画・開発の両面において業界を牽引するリーディングカンパニーとしての役割を果たしています。

中長期的な会社の経営戦略として、新規事業と海外事業拡大を柱とする「成長ドライバーへの注力」、セレクティブブランド事業とコンシューマーブランド事業を軸とする「基幹ブランド事業収益拡大」、コスト競争力・企業保有資産のパフォーマンスの工場による「経営基盤の強化」の3つの基本戦略に取り組んでいます。

コーセーの採用難易度

コーセーの採用倍率は150倍程度で、採用難易度は高いといえるでしょう。

採用倍率が高くなってしまう要因として、知名度が高い割に6〜10名程度と採用人数が少ないことにあります。

また、採用大学についても偏差値の高い一流大学が上位に上がっており、早稲田大学や東京大学、東北大学などレベルの高い就活生が多くエントリーしていることも採用難易度が高い理由の一つです。

採用大学

採用大学を見ると、院生からの採用実績が多いです。そのため、学歴フィルターは存在していると考えられます。以下に採用実績を掲載します。

<大学院>

大阪大学、京都大学、金沢大学、京都府立大学、慶應義塾大学、香川大学、岐阜大学、東京大学、東京農工大学、立教大学、立命館大学、日本大学、法政大学、一橋大学、長岡技術科学大学、長崎大学、東洋大学、東北大学、東邦大学、東京都立大学、東京工業大学、東海大学、東京薬科大学、東京理科大学、信州大学、上智大学、埼玉大学、神戸大学、明治大学、北海道大学、電気通信大学、山形大学、広島大学、京都工芸繊維大学、学習院大学、関西学院大学

<大学>

早稲田大学、青山学院大学、慶應義塾大学、多摩美術大学、長岡造形大学

採用実績のある大学を見ると比較的難関大学が多く、偏差値の高い出身者が多いことから選考難易度は高いといえます。

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

引用:マイナビ

コーセーの新卒採用・会社概要

【徹底解説】学歴フィルターはどこから?実態(エピソード)と突破方法

コーセーが求める人材とは?

結論から言うと、柔軟な発想で臆せず挑戦し、独自の個性を活かせる多様な個性を持った人材を求めています。

コーセーの存在理念では「英知と感性を融合し、独自の美しい価値と文化を想像する。」を提示しており、グローバル戦略にも力を入れているため、柔軟な対応や挑戦した経験、海外を視野に入れた思考を持った人物像が望ましいといえます。

詳細な製品情報や知識が必須というよりかは、どれだけコーセー愛が強く、組織のため・世界のために挑戦し続けられるかが重要な要素となります。

ホームページのTOPメッセージでは、真摯に「化粧品」に向き合う姿勢や情熱、前例や常識にとらわれないチャレンジ精神がこれまでのコーセーを支えてきたと言及されています。

そして、これからのコーセーもその精神を重要視しているため、コーセーで働きたい人は、自分の挑戦へのあくなき姿勢や化粧品に対する情熱について分析・理解しておくと良いでしょう。

株式会社コーセー各社の採用方向性の違いは?

株式会社コーセーとコーセー化粧品販売株式会社は、基本的には新卒採用における「求める人物像」は同じですが、具体的な事業内容や今後の展望は異なっています。

株式会社コーセーは、コーセーグループの中核企業であり、化粧品の研究開発、製造、販売を主要な事業としています。

同社はスキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランスなど、幅広い製品を開発して国内外の市場に供給しており、国際的な事業、特にアジア市場に向けた市場拡大と販売戦略を練っています。

化粧品や美容に対する好奇心を持ち、成長意欲がある人材を求めているため、自身が「美」に対して追求できる人材であればやりがいを持ちつつ成長が可能な環境です。

一方コーセー化粧品販売株式会社は、主に株式会社コーセーが製造する製品の国内販売を担っており、具体的にはコーセー製品の小売店への卸売りや、小売りチャネルでの販売促進活動などが主な業務となっています。

また、コーセー化粧品販売株式会社は、国内市場に注力しているため、国内での販売チャネルの充実と販売促進に重点を置いています。

やりがいや成長環境は株式会社コーセーと大きく異なることはないため、自身が携わりたい領域が国内か国外かで判断する必要がありそうです。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

株式会社コーセーがエントリーシートで重視するポイントは、応募者が持つ多様な文化への理解や取り組み意欲、企業への貢献度です。異文化経験を通じて得た教訓や、従来の枠を超えた挑戦にどのように取り組んできたかが評価の対象となるでしょう。

これは、応募者がグローバルな視野を持ち、多様性を尊重できるのかを見極めるためです。

また、これまでの常識にとらわれない革新的なアプローチや問題解決能力があるかも見極めのポイントとして挙げられますが、これは応募者が未来に向けて企業に対してどのように貢献できるかを探るためです。

コーセーではこれらの要素を通じて、応募者の個性やスキルが企業文化や目標と合致するかを判断するため、どのような考えを持っているかを明確にしておくことが重要です。

さらに、コーセーの良い点だけでなく弱点も理解した上で質問に答えられると良いでしょう。

コーセーは業界を牽引する大手化粧品メーカーですが、花王や資生堂に比べてブランド力やグローバルな展開力で劣る部分もあります。

このような弱点をどのように払拭していきたいのか、どのようにして自身が貢献していけるのかをアピールできるとより良いESとなります。

選考を通過しやすいESの書き方

ESは結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  • 結論の提示
  • 結論に至る理由
  • 具体例
  • 最後に再び結論を強調

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

この方法で結論から書き始めることで、どんなテーマについて焦点を当てているかが伝わりやすく、読み手が理解しやすい構成となるため順序立てて理解しやすくなります。

特に具体例では、これまでの経験や自分の考えを述べることで、そのテーマについてどのような体験をしていて何を学びとしているのかが重視されます。

その人自身の人間性も見えてくる箇所となるため、自己アピールも含まれているという認識のもと文章を構成していくと良いでしょう。

また、ホームページ上のコーセーの採用基準では「人物採用」と明記してありますが、鵜呑みにするのもおすすめできません。

全く知識がない状態では企業側も良い印象が持てないため、業界の知識や特にコーセーに関する知識は言語化できるようにしておくことが大切です。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

コーセーのES作成時に気をつけた方が良い点として、コーセーに対してどれだけの熱意をもっているのか、「美」に対する高い意識があるのか、「凄い」と思ったコーセー主催の企画など、 コーセーに対して高い関心を示す必要があります。

コーセー(KOSE)の社風として、各コーセーの社員はコーセーブランドに対する愛着が強いといえます。

言い方を変えると、自社製品に絶対的な自信を持っています。また、コーセーの売上は化粧品業界で国内3位ということもあって、競合の「資生堂」や「花王」に人材を取られたくないという背景があることも念頭においておくと良いでしょう。

明確な志望動機がない場合は、OB・OG訪問するのが最も手っ取り早い方法です。

実際の仕事内容や雰囲気などに触れることでネットの情報や会社説明会だけではわからなかった細部まで見れるので、できるだけ訪問はしておくようにしましょう。

また、コーセーの文化として「少数精鋭」が求められるため、「リーダーシップ能力」や「プロジェクトマネジメント能力」の2点が重要となります。

自身の経験をもとに、「リーダーシップ能力」や「プロジェクトマネジメント能力」に紐づくエピソードがあればコーセーのES対策としてはグッと良くなります。

過去のESの質問内容と記載例

コーセーの選考においてESで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

どれも頻出な質問のためぜひ参考にしてみてください。

あなたがこれまでの人生において異文化に触れた経験を教えて下さい。また、その経験からあなたが大切にしていることを教えてください。(400文字以下)

20歳の時にイギリスとフランスに2週間旅行に行った。街を歩きながら、日本とは違い、様々な人種の人が様々な格好をして生きているところを見て、自分自身の外見に対するコンプレックスがとても小さなものに思えた。また、自分とは異なる文化の中で生きている人たちのことをもっと知りたいと思った。このことから、他人と比較して一喜一憂するのではなく、自分自身が持っている美しさ(内面も外見も)を見つけて、それを活かす努力をすることを大切にしている。また、自分自身を小さな世界に閉じ込めるのではなく、より広い世界を知る努力をして多様性を感じることも大切だと思った。広い世界を知り、自分自身を好きになり大切にできるようになることで、他人の美しさにも気づく事が出来ると思う。イギリスとフランスに行ったことで、自分の美しさを信じ、自分の感覚を信じることを大切にしたいと強く思うようになった。

ポイント:旅行の経験やそれによって得られた教訓が、具体的でわかりやすい言葉で表現されています。異なる文化や人種の人々との出会いから、多様性の重要性と自分自身の世界観を広げることの大切さを理解した点で、企業の文化にマッチしている文章といえます。

常識にとらわれず挑戦したことを教えて下さい。(400字)

『アルバイト接客リーダーとして、【店舗の接客意識を改革した】こと』私の店舗ではアルバイト未経験者が多かったため、接客がきちんと行えずお客様から多くのクレームをいただく事が多かった。私はまず、接客の基本をしっかりと個々に教えていったが、老若男女様々なお客様が来店されるため、お客様一人一人に合った接客をしなければ満足度は上がらないと考えた。そこで接客の理論をひたすら教えるのではなく「もし自分がお客様だったらどうだろうか」などお客様目線に立つ考え方をさせ、接客に対する意識を変えさせた。また、疑問に思っていることがあれば意見を積極的に言ってもらい、嫌々「やらされる」のでは無く相互が納得してお客様のために気持ちよく働ける様に尽力した。これを行った事により全従業員がお客様のことを常に考え、自主的に行動してくれる様になった。結果として、お客様から嬉しい言葉をかけてもらえ、店舗の売り上げ向上にも繋がった。

ポイント:お客様からの肯定的なフィードバックと売り上げ向上という、具体的かつ測定可能な成果を挙げています。具体性は必ずしも数字だけで表現できるわけではありませんが、可視化できるエピソードがあればそちらを用意しましょう。

あなたは、コーセーのどのような点に共感し、10年後どのように活躍していたいか教えて下さい。。(400文字以下)

【化粧品で自信と幸せを届け、夢を叶えさせる】という理念に強く共感した。私は、化粧というのは、人の見た目だけでなく、考え方も変えると思う。化粧を考えるというのは、機能性だけでなく、良いところも足りていないところもある自分自身を見つめ直す過程の一つだと考える。どのような自分を表現したいかというところまで考えさせてくれるのが化粧だと思う。コーセーで働き、人々が、自分自身をどのように定義するのか、どのような自分でありたいのかを表現する手助けをしたいと思った。10年後は、英語力とコミュニケーション能力を生かし、日本にとどまらず、世界にコーセーの素晴らしいブランドを広めるグローバルな仕事がしたい。また、コーセーが力を入れているサステナビリティ分野でも、自分の専門性を活かして、社会に貢献して働きたいと思う。

ポイント:化粧品が外見だけでなく、自己認識や自信にも影響を与えるという洞察は、この業界に大して興味を示していることを表現できています。またグローバルへの関心も、コーセーが叶えていきたい目標にマッチしています。

・あなたの一番のPRポイントを1つお選び下さい。

  • 誰よりもコスメ好きなこと

上記PRポイントが最も伝わるエピソードを詳しく教えて下さい。

日本化粧品検定の1級を独学で取得した経験だ。私は中学生の頃から、ファッション雑誌の影響で化粧品に興味を持ち始めた。その奥深さを魅力に感じていたため、コロナ禍でできた時間の活用方法を考えた際、化粧品について勉強しようという考えが真っ先に頭に浮かんだ。せっかくなら目標を定めようと考え、日本化粧品検定の1級合格を目指して学習をすることに決め、学習方法を工夫した。具体的には自分が使用中の化粧品の成分を調べたり、学んだばかりの知識を活かして友人の肌悩みの解決につながる化粧品を提案したりと、実践的で柔軟な学習方法を取り入れた。学習を通し、自分に合った化粧品の選び方を学ぶことができ、肌の調子が改善した。また、身体の仕組みや成分ごとの効果、香りの効果や化粧品販売に関する法律など、化粧品に関連することを幅広く学ぶことができた。さらに、不適切な化粧品の使用が体に及ぼす悪影響などを学び、化粧品と健康が密接に関わり合っていることに気が付いた。こうした経験から、表面的に美しくしてくれるだけでなく、私たちの健康的な生活を支えている化粧品の魅力を再認識し、日々のスキンケアやメイクアップをさらに楽しめるようになった。

ポイント: 自分が使用している化粧品の成分を調べたり、友人の肌悩みに応じた化粧品を提案するなど、学んだ知識を実生活で応用する積極性は評価ポイントになります。これ以外の設問で相手に伝えたいイメージ像とズレないよう意識してください。

あなたの特徴を表すキャッチフレーズを2つ挙げ、それぞれを裏付けるエピソードと合わせて教えて下さい。(500文字)

【不撓不屈精神の実現者】不撓不屈とは、諦めないで困難を乗り越えることだ。私はこのように「目標達成を重視し、最後までやり遂げる」人間だ。高校では、○○部に入部し全国大会金賞を目指した経験がある。本部活は、経験者が9割であったことから、初心者の私が練習についていけるか不安であった。入部して半年間は、練習についていくことができない日々が続いた。練習に追いつけず辛い日々はあったが、「厳しい環境で自己成長したい・感動を与える演技に挑戦したい」という思いから入部を決めているため、退部する選択肢は一切なかった。そしてレギュラーチームに入るために、2つのことに意識して取り組んだ。1つ目は、誰よりも早く来て練習し休みの日も自主練習することで、練習量を多く確保した。その際に、動画撮影や上手な仲間に頼みアドバイスをもらうなどして客観的な視点から練習を行うことを意識した。2つ目は、練習のためのノートを作り「長期目標、毎日の目標、練習後のアウトプット」を記録したことだ。そして、2年生からレギュラーチームに選ばれ全国大会金賞に貢献した。このように私は、目標を成し遂げるために最大限努力する。

ポイント:高校の部活動で初心者としてスタートし、経験豊富な仲間に囲まれる中で、目標達成のために挑戦し続けたことは、強い意志と決断力を伝えることができます。また前に進むだけでなく反省とそれに対するPDCAを回す点も計画性のある人物像を相手に印象付けることができます。

まとめ

この記事では、コーセーの会社概要やエントリーシート(ES)の書き方について解説しました。

コーセーは1946年に設立され、現在では多様な販売チャネルを通じて展開する日本の大手化粧品メーカーです。

コーセーでは柔軟な発想を持った人、挑戦し続けられる人、美を追求できる人を求めており、業界3位という立ち位置であることから特に競合他社に負けないという熱意がある人が評価されます。

さらに、グローバル戦略にも力を入れているため、海外を視野に入れた思考を持った人物像であればより評価ポイントとなるでしょう。

ESを書く際は、コーセーの企業風土、求める人物像に合致するようなエピソードを記述するようにしましょう。

この記事を参考に、コーセーの内定を勝ち取るための対策を早い段階から行っていきましょう。

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