説明会の服装に悩むのは終わり!パターン別にポイントを解説
2024年10月17日更新
はじめに
「会社説明会の服装は何を着ていけばいいのかわからない」と悩む就活生は非常に多いです。
服装自由と記載されていた場合、本当に好きな服装で行っていいのか悩みますよね。
- パターン別の服装
- 説明会の注意点
- よくある質問
「周りはスーツなのに自分だけ私服で来てしまった」なんてことにならないためにも、会社説明会で着ていくべき服装を解説しています。
会社説明会では何を着るかも大切ですが、正しく着こなして身だしなみを整えることも欠かせません。
会社説明会の種類や、業界・企業に合う服を把握したうえで参加しましょう。
また、自分はどんな業界に向いているのか悩んでいる方は以下の記事も併せて参考にしてください。
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会社説明会の服装をパターン別で紹介
会社説明会の服装は大きく分けると以下の4パターンに分類できます。
会社説明会で着ていく服装を間違えてしまうと、自分だけ浮いた存在になってしまいます。
服装選びで失敗しないようにパターン別でそれぞれの服装を見ていきましょう。
スーツの場合
会社説明会の服装で一番多いのがスーツです。
そのため、スーツの着こなし方はしっかりと熟知しておくことが大切です。
スーツを着用するときのポイント
スーツを着用すれば何を着ていってもOKというわけではありません。
スーツの色・柄・サイズ・合わせる小物など気を付けるポイントはたくさんあります。
気を付けるポイントは男女ともに似ていますが、異なる点もあるので男女別で見ていきましょう。
【男性の場合】
男性がスーツ着用時に気を付けるポイントは以下の通りです。
ジャケットのボタンは一番下を外して着るのがマナーです。
またYシャツは首元までボタンを閉めておくことが基本ですが、クールビズを採用している会社ではネクタイを外していても問題ない会社もあります。
しかしこの場合でも、第一ボタンは閉めておく方がいいでしょう。
真冬にコートを着るときは、ブラック・ネイビー・グレー・ベージュなど落ち着いた色を選びましょう。
【女性の場合】
続いて、女性がスーツ着用時に気を付けるポイントを見ていきましょう。
男性同様、真冬のコートはブラックやグレーなどを選択するといいでしょう。
夏場にジャケットを脱ぐ場合は、下着が見えないように必ず肌着を着用することを忘れてはいけません。
スーツで注意すべきこと
スーツはサイズ感が重要です。
そのため、スーツを購入するときは必ず試着しましょう。
スーツ選びを失敗しないためには、洋服の青山やはるやまなどの専門店で購入することをおすすめします。
しかし、専門店でスーツを購入すると費用が高くなってしまうというデメリットもあります。
スーツにあまり費用をかけずにそれなりのスーツを選びたい方は、ユニクロなどもおすすめです。
ユニクロでのスーツ選びについて詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
服装自由の場合
「会社説明会で着ていく服装は自由です」と記載されていると何を着ていけばいいかわからない就活生は多いのではないでしょうか。
服装自由のときは何を着ていけばいいのか見ていきましょう。
青山商事の共創コミュニティである「シン・シゴト服ラボ」が行った調査によると、3462名の内88%の就活生が服装選びに困っていることが分かります。
服装選びに困っているのはあなただけではなく、多くの就活生が困っているので心配いりません。次はどのような服を着ていけばいいか見ていきましょう。
「リクナビ」が500名の人事担当者に実施したアンケート調査によると55.6%の方がオフィスカジュアルで来てほしいと思っています。
次いで多いのが、スーツ(42.7%)、その次が普段着(34.5%)となっています。
出典:リクナビ就活準備ガイド
この結果をもとに考えると「服装自由」と記載してある場合は「オフィスカジュアル」で合同説明会に挑みましょう。
では、オフィスカジュアルとはいったいどのような服装なのか説明します。
以下の記事では、「服装は自由で」と言われた際の基本マナーについて解説しています。
この機会にぜひ、参考にしてみてください。
オフィスカジュアルを着用するときのポイント
オフィスカジュアルといっても定義は決まっておらず、会社ごとにルールが異なります。
「リラックスした状態で会社説明会に挑んでほしい」という想いを込めて会社側はオフィスカジュアルを参加することを想定しています。
それでは、男女別でオフィスカジュアルの着こなし方を見ていきましょう。
【男性の場合】
基本的な考え方はスーツと同じで清楚系・派手すぎない・露出が少ないものを選んでください。
ジャケットやパンツ選びに迷ったときは、上下セットの商品を選ぶことが無難です。
【女性の場合】
女性も基本的な考え方はスーツの時と変わりません。
イメージとしてはスーツの時よりもゆったりとしたゆとりのある服装が好ましいです。
オフィスカジュアルで注意すべき服装
カジュアルという言葉に惑わされてラフな格好をしてはいけません。あくまで就活中なのでビジネスマナーを守った服装が大切です。
注意すべき4つのポイント
・派手すぎないこと
基本的には落ち着いた色が好ましいです。
赤やオレンジ、黄色などの服はNGです。
・露出しすぎない
夏場は暑いですが、サンダルやタンクトップなどはマナー違反になります。とくに女性は肌が皆すぎないように薄手のカーディガンなどを羽織りましょう。
・アクセサリーを目立たせない
アクセサリー自体はつけても構いませんが、サイズや柄に注意してください。おしゃれをしに行っているわけではないため、軽いアクセント程度にとどめましょう。
・清潔感が大切
シワがあればアイロンをかけ、毛玉があれば取るといったことに気を付けて清潔感を保ちましょう。
フィスカジュアルについて、知りたい方は以下の記事も併せてチェックしてみましょう。
私服の場合
普段着で行くときはオフィスカジュアルよりもカジュアルな恰好になりやすいです。
ただし、ベースはオフィスカジュアルと変わらないため、オフィスカジュアルの恰好を参考にしながら服装を選びましょう。
【男性の場合】
夏場であれば無地のTシャツやYシャツなどがおすすめです。
ズボンはオフィスカジュアルのときと同様にスラックスやチノパンを選びましょう。
冬場はシンプルなセーターなどを合わせると落ち着いた格好になります。
普段着の場合はフード付きのパーカーを着用しても構いませんが、カジュアルの要素が強くなるため、自分の応募する企業の雰囲気を確かめてから考えましょう。
企業は普段着と言いつつも、オフィスカジュアルを想定している可能性もあるため、安心感を求めるならオフィスカジュアルで行きましょう。
普段着のラインは企業によりさまざまです。そのため、王道の格好で会社説明会に行くことをおすすめします。
- 半ズボン(短パン)
- 大きなマークのある服
- ブランド系の服
- 素足(サンダルなど)
【女性の場合】
ブラウスやカットソーなどがおすすめです。
夏場は暑くなるため露出が高くなりがちですが、ビジネスマナー違反になるため、カーディガンなどを着用しましょう。
もちろん模様が少なくシンプルな無地がベターです。
ピアスやネックレスなどの小物のアクセサリーは、つけてもいいですが目立ちすぎないように心がけましょう。
- レースなど肌が透けて見えるもの
- ブランド系の服
- 露出が高い服(ノースリーブなど)大きなマークのある服
指定ありまたはなしの場合
指定がある場合は、企業の指定する服装を着用していきましょう。
指定がない場合は「リクルートスーツ」か「オフィスカジュアル」がおすすめです。
服装に迷ったら無難なスーツを選んでいく就活生が多いため、スーツを選んでおけば安定です。
指定がないので普段着でも構いませんが、自分だけ普段着で他の就活生はスーツだった、という可能性もあるためスーツを選ぶのが賢明です。
オンライン説明会だった場合はどうするべきか
最近の就活では、直接会社や決められた会場に向かうだけではなくオンラインでの説明会も増えてきています。
結論、自宅などで参加できるオンラインの会社説明会であっても、対面形式の説明会と同様に指定された服を着用しましょう。
服装に指定がなかった場合は、スーツやビジネスカジュアルが無難です。
「服装自由」となっていれば、ビジネスカジュアルでも問題ありません。
スーツとビジネスカジュアルのどちらにすべきか判断に困る場合は、業界や企業の傾向を調べて決めると良いでしょう。
また、顔や上半身しか見せないからといって、ボトムスをないがしろにしてはいけません。
立ち上がることがなくとも、服装の乱れは気持ちが緩む原因にもなります。
会社説明会で注意するのは服装だけではない
どんな服装で行くか悩む就活生は多いですが、服装ばかりに気を取られてしまって他が疎かになるケースもあります。
服装と合わせてチェックしておきたい項目を見ていきましょう。
髪型
就活において身だしなみは第一印象を決める重要な項目です。
もちろん髪型もしっかり整えておかなければいけません。
男性の場合は、短髪がベターです。前髪がめにかかからず、なるべくおでこが見えていると好印象を与えます。
女性の場合は、髪が長い方は一つに縛りサイドに流しておきましょう。
前髪が長い方はピンなどで止めておくことも大切です。
髪色は黒一択です。染めていた方は必ず黒に戻してから就活に挑みましょう。
ただし、地毛が茶色い方はそのままでも構いません。
もし、地毛が明るすぎて不安な方は染めてもいいですし、事前に採用担当者の方に一声かけておくと安心です。
ヒゲ(男性の方)
男性の方は必ずヒゲを剃りましょう。近年ではマスクをしているので、口元がわかりませんが、マスクを外すこともあるため必ず剃りましょう。とくにヒゲが濃い方は、前日に剃っても当日には生えてくるため、出発する前に剃るのがおすすめです。
メイク(女性の方)
女性はメイクをするのもビジネスマナーのひとつです。
普段メイクをしていない方でも就活のときはメイクをしていきましょう。
メイクはナチュラルメイクで、自然体に近いメイクが好まれます。
季節ごとの対策も知っておく
会社説明会は時期に関係なく開催されているため、参加する季節に合わせた対策も重要です。
夏は汗や冷房、冬は寒さや雪に備えた対策をしておくとよいでしょう。
夏の対策とは?
夏の説明会で気をつけておくべきことを紹介していきます。
以下のポイントを参考にしてみてください。
- 自宅で洗えるスーツがおすすめ
- 消臭、抗菌、接触冷感など機能性インナーを選ぶ
- デオドラント用品、ヘアセット用品、メイク道具などを準備しておく
冬の対策とは?
冬の説明会で気をつけておくべきことを紹介していきます。
以下のポイントを参考にしてみてください。
- 室内の温度を考えて着込みすぎない
- コート、マフラー、手袋など防寒着の毛玉を取っておく
- 雪や雨で悪天候に備えてすべりにくいソールのシューズを用意しておく
会社説明会の服装選びでよくある質問
会社説明会の服装選びでよくある質問を見ていきましょう。
Q.「私服可能」はスーツでもいいですか?
A.もちろんスーツでも問題ありません。
「必ず〇〇の服装で来てください」という指定がない限りはスーツで行っても、選考に影響することはありませんので、安心してください。
Q.自分以外スーツだったけど大丈夫ですか?
A.「服装自由」や「私服可」と記載がある場合は、必ずスーツである必要はありません。
仮に一人だけスーツであったとしても選考などに影響することはありません。
むしろ、自分だけ私服であれば印象に残りやすいため、積極的にアピールして採用担当者のの頭に残る可能性もあります。
Q.私服を着る場合、靴はどうすればいいですか?
A.私服に合わせるシューズは、履き心地がよく歩きやすいものがおすすめです。
カジュアルな私服でもよいならば、スニーカーを履いても問題ありません。
ビジネスカジュアルに合わせる場合は、ホワイトやブラックのワントーンで、シンプルなデザインのものを選ぶようにしましょう。
また、レディーススタイルでパンプスなどヒールのあるシューズを履くときは、ヒールの高さが3~5cmのものを選ぶことで、安定感が増し疲れにくくなるでしょう。
Q.服装が自由になりやすい業界・職種はありますか?
A.服装が自由なケースが多い業界は以下の通りです。
- IT・Web業界
- ファッションやアパレル業界
- クリエイティブ系の職種(デザイナー、編集ライター、エンジニアなど)
逆に、金融業界や営業職・接客サービス職など顧客とコミュニケーションをとる職種は、服装や持ち物を細かく見られる可能性も高いです。
判断に迷ってしまった場合はホームページなどをチェックして雰囲気をイメージしてみてみてください。
社員の服装は社風からも想像することができるでしょう。
Q.自分一人だけが私服だったら?
A.服装自由と指定があっても、スーツ着用で会社説明会に参加する人も多くいます。
私服という指示があったうえで参加したら、自分ひとりだけ私服だったなんてこともあるかもしれません。
指示があったうえで参加していれば、何も問題はありません。
それが原因で落とされるようなこともないので、安心してください。
むしろ、その状況を利用して担当者に印象づけることもできるかもしれません。
ただ、その際も服装が奇抜なものや乱れていることはないようにしましょう。
さいごに
面接ではありませんが、会社説明会は企業の方と初めて顔をあわせる、初対面の場となります。
正式な選考ではないからといって、服装が乱れていると、後の選考にも悪い影響を与えかねません。
企業から指定があった場合は、自分のサイズに合った好ましい印象を与える服装で参加することは基本です。
とはいえ、会社説明会の服装選びで悩んでいる就活生は多くいます。
スーツを選んでおくと無難ですが、アパレル関係などファッション系業界は、私服のセンスを確かめたい場合もあるので、自分が行く企業によって服装を合わせることも忘れてはいけません。