【企業研究】株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月30日更新

はじめに

株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスは東京都池袋に本社を置く、税理士法人である経営サポートプラスアルファを筆頭とした7つのグループ会社を束ねている企業です。

 

日本一の「総合コンサルティングファーム」および「士業グループ」を目指しており、税務会計・記帳代行・会社設立支援・資金調達やリーダー育成と垣根を超えた企業課題を解決することを目標に、起業から経営までの各成長フェーズで幅広く支援をおこなう総合コンサルティングファームとして事業を展開しています。

 

グループ会社の中心にある経営サポートプラスアルファは会計業界では初となる、これから成長が期待されるベンチャー企業100社に贈られる「ベストベンチャー100」や、アジア地域に本社がある急成長した企業500社に贈られる「アジア急成長企業ランキング」に選出された企業で、国内外を問わず注目を集めています。

なお、「ベストベンチャー100」には2023年度にも選出されており、今期で4年連続の選出となります。

 

今回は、7つのグループ会社で企業の課題を解決する幅広い事業を展開している株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスについて、企業研究をおこなうための対策や社風、求める人物像を紹介していきます。

就活をおこなう際はぜひこの記事を参考にしてください。

事業内容

経営サポートプラスアルファホールディングスの事業内容は、社名にある「プラスアルファ」のとおり、顧客企業に何か1つ上乗せして付加価値を届けることを念頭に置いて事業を展開しています。

現在、7社のグループ会社との提携を含め展開している事業は多岐に渡りますが、今回はその中で代表的なものを4つご紹介します。

会社設立代行事業

会社の設立に関わる諸手続きを代行する事業です。

会社設立は自分で手続きをおこなって設立することも可能ですが、手間や時間がかかったり、誤った設立方法で損をすることもしばしばあります。

経営サポートプラスアルファホールディングスでは、会社の設立手順を知り尽くしているからこそできる「損する会社設立を根絶する」をスローガンにしたスピーディでスムーズな会社設立をサポートしています。

また、会社設立代行事業のなかでも対応範囲が広いのが特徴で、会社設立に伴う手続きの代行だけでなく、契約前に事前の無料相談の場で「そもそも会社を設立するべきなのか」や「資本金はいくらがいいのか」など初歩的な疑問の相談から請け負っているのが魅力の1つです。

会社設立代行事業では、顧客企業に安心した会社設立を提供しているのが魅力です。

税務会計顧問事業

顧問税理士による、顧客企業の税務会計顧問をおこなう事業です。

経営サポートプラスアルファホールディングスの顧問税理士は、相場より安価に請け負っているにもかかわらず、記帳や申請をおこなうだけではなく、顧客企業の目標到達を税務会計の面からサポートするプラスアルファの業務が特徴です。

提案型の税理士法人だからこそできるコスト削減の提案は企業が求めている事業だと言えます。

創業融資サポート事業

創業初期の融資に関する支援をおこなう事業です。

 

経営サポートプラスアルファホールディングスは毎月約150件もの起業相談を受けており、税理士法人というだけでなく起業の専門家としての実績がある企業です。

そのため、創業融資に強い税理士法人として、融資を受ける金融機関の選定や損益計画などの必要書類の作成、融資面談時のトークスクリプトの用意など徹底したサポートがおこなえる点を魅力としています。

内装工事リース事業

内装工事や什器の購入に必要な資金を内装工事リースという資金調達法を使って支援する事業です。

内装工事リースとは、公庫や銀行ではなく、月々の定額支払であるリース契約を結ぶことにより信用会社やリース会社から資金を調達する方法です。

公庫や銀行の融資審査に落ちた場合でも資金を調達できる可能性があり、内装工事リースで資金調達ができた場合は手元資金を大量に必要とせず事業に必要な用意がおこなえます。

また、一般的に資金調達のための資料作成は必要書類が多く膨大な時間を消費しますが、経営サポートプラスアルファホールディングスの内装工事リース事業ではこれまでの実績から資金調達のための資料準備を最短5分でおこなうことができるのが魅力です。



新卒選考フロー

インターネット上にて、新卒採用に特化した選考フローが掲載されていなかったため、今回は中途採用も含めた採用の選考フローをご紹介します。

新卒情報が不足している理由としては創立して間もないベンチャー企業だからという点が挙げられます。

過去の採用情報から新卒採用をおこなっている情報が確認できたため、新卒に焦点をあてて独立した採用基準を持っているわけではないと想定され、おそらく中途採用と同様の選考フローとなることが予想されます。

 

経営サポートプラスアルファホールディングスの選考は、下記の通りオーソドックスな選考フローとなっています。

また、次々と事業を拡大している企業ということもあり採用人数の目標は高く、新卒・中途を問わず、年間20名の採用を目標としています。

 

▼選考フロー(職種問わず同様)

①応募
②書類選考
③面接
④内定

①応募

募集職種は、「Taxコンサルタント」「税務会計アシスタント」の2職種で、企業採用ページの求人応募フォームより必要事項を記載のうえ応募します。

 

応募フォームには「内容(任意)」という備考欄がありますが、一般的に何も書かずに提出するのは良くないとされているため、特筆事項を必ず記載する点に注意する必要があります。

なお、特筆事項がない場合は「貴社の規定に準じます。」と記載するようにしましょう。

 

求人応募フォームの入力・送信後には「顔写真付き履歴書」「職務経歴書」をメールもしくは郵送にて送付します。

書類選考時にもアピールを怠らないように、入社意欲や熱意を履歴書から読み取れるようにしておくことを意識しましょう。

②書類選考

書類選考がおこなわれます。

選考結果の連絡はメールにて通知され、通過の場合は面接の日程調整がおこなわれます。

③面接

面接は、一次面接・二次面接・最終面接と3回おこなわれます。

一次面接と二次面接は、Zoomを用いたオンライン面接にて実施されますが、最終面接は対面面接にて実施されます。

 

面接では、志望動機ややりたい仕事などの基本的な質問に加え、今後どういう道に進み、どのようなことがしたいかという将来のビジョンについての質問がおこなわれます。

そのため、自身のロードマップを明確にして面接対策を実施するのがおすすめです。

 

また、スムーズに受け答えができない場合、圧迫気味の面接となることもあるようですので、想定問答をしっかりと用意して、スムーズに受け答えができるようにしておくと良いでしょう。

聞かれた質問には端的に結論を述べてから、背景(理由)の詳細を述べる順に回答することを意識するとスマートに回答できます。

④内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

なお、内定後、入社時期が6ヶ月後になる場合も対応しており、求める人物像に当てはまる人材は時期をいとわず求めていることが伺えます。

社風

経営サポートプラスアルファホールディングスの社風としては、個人の裁量権が大きく、いい意味で自由な会社である点が挙げられます。

 

社風の背景としては、顧客企業の税務会計面だけでなく垣根を超えた企業課題を解決することを企業目標に据えているためです。

 

社員は税務会計の諸手続きだけではなく、経営の各成長フェーズで適切なコンサルティングをおこなうことに重点を置いています。

また、顧客企業が望んでいるものをただの数字の報告ではないと捉えて、内に秘めた悩みや問題をヒアリングし、実際にその問題に対して現在の数字を使って未来に向けた提案をおこなっていくことを目標にしています。

 

そのため、社員の多くは資金繰りやコーチングを含め、総合的なサービスを提案する必要があり、その裁量権は顧客企業に影響を与えるほど大きなものであると言えます。

 

顧客企業の事業の可能性を広げる提案をおこなえるところが経営サポートプラスアルファホールディングスの大きな魅力です。



求める人材

経営サポートプラスアルファの求める人材は希望する職種により異なります。

今回は募集職種である「Taxコンサルタント」と「税務会計アシスタント」に分けて求める人物像を紹介します。

Taxコンサルタント

Taxコンサルタントは経営サポートプラスアルファホールディングス社員のメインとなる職種で、いわゆる税理士とコンサルタントの複合職種です。

そんなTaxコンサルタントに求める人物像は下記2点です。

 

  • 成長意欲がある人材
  • やり抜くことができる人材

 

税理士として必要な知識を身に着けながら顧客企業の経営上の各成長フェーズのコンサルタントをおこなうという2つのスキル習得を必要とするため、自分の成長意欲や熱意がより迅速なスキルアップへ繋がる重要な要素となります。

 

そのため、最後までやり抜く学習意欲や熱意のある人材を求めていると言えます。

税務会計アシスタント

税務会計アシスタントはいわゆるサポート職種です。

主にTaxコンサルタントの税務会計面でのサポートをおこなう職種で、求められている物は下記の2点です。

 

  • 協調性のある人材
  • 責任感のある人材

 

上記2点はサポートがメインの職種にとって必須のスキルとなります。

特筆すべき点はなく、「協調性」と「責任感」で任せられた仕事を進行できることが求められます。



就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

税理士法人業界のなかで経営サポートプラスアルファホールディングスの立ち位置をご紹介します。

 

経営サポートプラスアルファホールディングスは2012年に創業したベンチャー企業ということもあり、大手の税理士法人に比べると売上高や平均年収面で劣っている部分もありますが、社員数は業務委託を含め40人と圧倒的に少ないため、売上高には差があるのは必然だと言えます。

そのため、今後社員数が増加することで、これからも売上高は上がり続けていく企業であることが予想されます。

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
経営サポートプラスアルファホールディングス5.27億円600万円個人の裁量権が大きく、自由な社風
KPMG税理士法人1,659億円750万円67手を上げれば挑戦しやすい雰囲気があり、自由な社風
PwC税理士法人2,279億円810万円72パートナーとの距離が近く・個人主義の社風
デロイトトーマツ税理士法3,130億円753万円69仲間を尊重し、可能性を信じ、お互いに成長を応援し続ける社風

 

採用実績

経営サポートプラスアルファホールディングスの採用大学や採用人数についての情報はインターネット上に確認できませんでした。

なお、これまでの採用人数については確認できませんでしたが、今後の採用予定人数については企業ホームページにて下記の内容を公表しています。

採用予定人数

年度男性女性合計
2023年度24名
2024年度36名

 

(引用:株式会社経営サポートプラスアルファホールディングス

 

企業の採用ページには1年間に20名の採用を目標としていることが記載されており、事業を拡大し続けている点から今後も積極的に採用活動をおこなっていくことが予想されます。



まとめ

株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスは、日本一の総合コンサルティングファームおよび士業グループを目指しているベンチャー企業です。

 

内情としては、税理士法人である経営サポートプラスアルファを筆頭とした7つのグループ会社を束ねており、現在は総合コンサルティングファーム兼士業グループとして事業を展開しています。

企業問題を税務の垣根を超えて解決することを目標にしており、起業から経営まで幅広く事業を展開している点が大きな特徴です。

 

ベストベンチャー100やアジア急成長企業ランキングにも選出されたことがあり、今後の躍進に目が離せない企業となっているため、株式会社経営サポートプラスアルファホールディングスに入社を希望している際はこの記事を参考に企業研究に励んでください。

 

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監修者情報

須藤由加里

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社やまとに新卒入社。
全国での採用担当&新卒中途の研修担当の3職種を経験。 その後挑戦心が原動力となり2020年に株式会社ナイモノにジョイン。 現在キャリアアドバイザー リーダーとして就活生のサポートを行う。