【C-GAB plus完全対策】オンライン監視型Webテストの受け方・出題傾向・突破戦略
2026/07/25更新
選考案内に「オンライン監視型Webテストを受験してください」という記載があるとき、どう対応すれば良いのか迷う就活生は多くいます。「カメラで部屋の中まで見られるのか」「視線をちょっとずらしただけでカンニング扱いになるのでは」「機材トラブルが起きたらどうなるのか」――こうした不安の声は、就活ハンドブックに寄せられた学生の声の中でも特に多く見られます。
オンライン監視型Webテストとは、自宅から受験できる利便性を保ちながら、PCカメラとAIシステムによるリアルタイム監視で選考の公平性を担保する適性検査形式です。代表的なものとしてC-GAB plus(シー・ギャブ・プラス)とTG-Web eye(ティージー・ウェブ・アイ)があり、金融・コンサル・食品・マスコミ・不動産など幅広い業界の大手企業が導入を進めています。キリンホールディングスやDeNAをはじめとする企業でも採用されており、監視型テストへの対策なしに主要企業の選考を突破することは難しくなりつつあります。
この記事では、監視型テストの仕組みと増加背景、機器・環境の準備方法、受験中の注意事項、業界・企業別の導入状況、そしてC-GAB plusの科目別攻略法から教材選びまでを一通り網羅しています。これからオンライン監視型Webテストを初めて受ける就活生、またはすでに一度受験経験があるものの対策に自信が持てない就活生に向けた内容です。
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オンライン監視型Webテストとは
オンライン監視型Webテストとは、インターネット経由で自宅から受験できる適性検査でありながら、PCに接続したウェブカメラとAI解析システムを通じて受験中の様子をリアルタイムで記録・監視する形式です。受験者の顔・視線・音声・周囲の物理的環境がすべて記録対象になるため、通常の在宅Webテストよりも厳格な受験管理が行われます。代行業者による不正受験が社会問題として浮上したことを背景に、採用選考の公平性を確保する手段として急速に普及が進んでいる形式です。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、「受験前の確認作業が想像より丁寧で安心感があった」という声がある一方、「カメラが映す範囲や禁止事項を事前にきちんと調べておかなかったため当日に慌てた」という声も少なくありません。初めての受験前に全体の流れを把握しておくことが、当日の不要なプレッシャーを減らす第一歩です。
通常の在宅Webテストとの根本的な違い
従来の在宅Webテストでは、受験者が自宅の任意の環境からテストに臨むことができました。参考書を横に置くことも、計算メモを書き残すことも、技術的には受験者側でコントロールできる余地がありました。受験室の環境確認もなく、本人確認も課されていないケースが大半でした。
監視型テストはこの仕組みを根本から変えます。受験を開始する前に、試験監督者と画面越しで対面し、受験空間の360度撮影・本人確認書類の提示・机上の確認・PCの設定確認が順に行われます。受験中も顔の向き・視線の動き・音声・画面の操作状況がAIによって継続的に解析されています。不審な動作があった場合、AIが「注意場面」としてフラグを立て、試験監督者が当該シーンをレビューする流れになっています。
試験監督者とAIが担う役割の分担
「AIが自動的に不正を判定して即座に失格になる」というイメージを持つ就活生は多いですが、実際の仕組みは異なります。AIの役割はあくまでも「不審とみなされる可能性のある場面を検知してフラグを立てること」であり、そのシーンを見て最終的な判断を下すのは試験監督者という人間です。AIがフラグを立てた映像のすべてが不正と認定されるわけではなく、文脈や状況を踏まえた人的判断が必ず介在します。
この点は安心材料のひとつですが、同時に「誤判定される可能性がゼロではない」ことも意味します。AI解析の精度は年々向上しており、視線の動き・外部音声の検知・画面切り替えの検知・特定の動作パターンなど、複数の指標が組み合わされて判断材料になっています。何気ない行動が「注意場面」として記録されてしまうリスクを最小化するためにも、受験前に禁止行動を正確に把握しておくことが必要です。
オンライン監視型テストが急増した背景
オンライン監視型Webテストが就活市場に急速に広がった背景には、在宅受験の普及がもたらした選考公平性の問題があります。コロナ禍を経て多くの企業が採用選考のオンライン化を進めた結果、在宅でのWebテスト受験が標準化されました。これに伴い、テスト代行サービスの問題も表面化し、採用担当者の間で「テストの公平性をどう守るか」という課題意識が高まりました。
代行業者問題が加速させた監視型の普及
2022年には、就活生のWebテスト受験を代行する業者の逮捕が相次いだことが、監視型テスト採用の機運を高める大きなきっかけになりました。報道された手口の中には、小型ワイヤレスイヤホンを髪型で隠して外部から解答を受け取る方法も含まれており、「耳まわりの確認」が今日の監視型テストにおける重点チェック項目になったのはこの経緯があります。
企業側から見ると、選考の公平性が担保されないことは「実力のない人物を採用してしまうリスク」と「真に能力のある候補者を見落とすリスク」の両方につながります。特にグローバル採用基準を持つ企業や、知的処理能力の高さを選考の初期段階で測りたい業界では、監視型への移行は不可避の選択肢として受け止められています。就活ハンドブックに寄せられた学生の声でも「監視型と知ってしっかり対策して臨んだ」という声が増えており、まじめに準備する学生にとってはむしろ公平な環境が整ったという評価も聞かれます。
不正防止効果の実態と残る課題
監視型テストの導入によって、替え玉受験や資料参照による単純な不正行為は実質的に困難になりました。現時点では、就活における不正対策として最も実効性の高い手段のひとつと位置づけられています。
一方で、自宅の個人的な空間をカメラに映すことへの抵抗感は多くの就活生が感じているのも事実です。また、撮影データの取り扱いに関するプライバシーへの懸念も根強くあります。多くの試験サービス事業者は「収集データは採用選考目的にのみ使用し、選考終了後に削除する」という方針を示していますが、具体的なデータ保管期間や利用範囲の詳細は各サービスの利用規約・プライバシーポリシーで個別に確認する必要があります。また、AI解析による誤検知の可能性も完全には否定できず、試験運営事業者側も継続的な改善を行っている状況です。
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主要なオンライン監視型テストの種類と特徴
現在の日本の新卒採用市場で広く使われているオンライン監視型Webテストには、大きく分けてC-GAB plusとTG-Web eyeの2つがあります。受験案内が届いたら、まずどちらの形式かを確認することが対策の出発点です。形式が違えば科目構成も難易度傾向も異なるため、早めに確認するほど準備時間を有効に使えます。
C-GAB plus の概要と科目構成
C-GAB plus(シー・ギャブ・プラス)は、日本エス・エイチ・エル社が開発したオンライン監視型の総合適性診断テストです。テストセンター方式のC-GABをベースに、在宅受験を可能にしながら不正防止のための監視機能を加えた形式です。グローバルスタンダードの採用基準を採用する企業を中心に利用が広がっており、知的能力と職務適性を総合的に評価します。
日本エス・エイチ・エル社の公表仕様によると、科目は「言語理解」「計数理解」「英語理解」「性格適性検査」の4つで構成されています。知的能力を測る3科目(言語・計数・英語)はいずれも高い処理スピードが要求される形式で、「問題の難度より制限時間の短さが壁になる」という声が、就活ハンドブックに寄せられた学生の声の中でも繰り返し報告されています。電卓の使用についてはサービスや受験案内の条件によって異なるため、必ず事前に確認してください。ノートや用紙は基本的に使用できませんが、多くのケースでホワイトボードアプリは代替として認められています。
TG-Web eye のシステムと特徴
TG-Web eye(ティージー・ウェブ・アイ)は、ヒューマネージ社が提供するオンライン監視型Webテストです。AI顔認証・視線追跡・音声検知などを組み合わせた監視機能を持ちます。TG-Webにはオリジナルタイプとヒューマネージタイプの2種類があり、「eye」の表記があるものが監視機能付きのオンライン監視型です。
出題傾向はTG-Webに準じており、言語系・計数系の問題が中心になります。C-GAB plusと比べると英語科目の有無や問題形式が異なるため、受験案内でテスト名を確認し、対策する問題集の形式が合っているかをチェックすることが必要です。いずれの形式も、「解法パターンの習熟」と「スピードトレーニング」という対策の方向性は共通しています。
通常のWebテストとC-GABの位置づけ
C-GAB plusを含む監視型テストは「監視機能が付加された在宅版の適性検査」であり、テスト内容そのものはテストセンター型のC-GABや通常のGABと共通した出題構造を持ちます。そのため、テストの難度への対策としては「GAB形式の問題集で解法パターンを習得し処理スピードを上げること」が中心になります。監視される環境への精神的な慣れと、テスト難度への実力的な対策は、別々に準備するのが得策です。GABとC-GABの違いや共通点を整理しておくと、対策方針の選択がスムーズになります。
受験に必要な機器・環境の整え方
オンライン監視型Webテストでは、受験に用いるPC・インターネット接続・受験空間の物理的条件について、通常の在宅Webテストよりも細かな要件が設定されています。当日になってから「対応機器が手元にない」「部屋の整理が間に合わない」という状況に陥らないよう、受験案内が届いた時点で早期に確認と準備を開始してください。
ネット環境とPCの必須要件
安定したインターネット接続の確保は最優先事項です。Wi-Fi(無線)接続は通信の安定性に欠けるため、有線LAN接続を使用することを強く勧めます。下り・上りともに安定した速度が確保できる環境が望ましく、受験中に接続が途切れた場合は受験が中断される可能性があります。万が一の対処方法はサービスの規約によって異なるため、事前に確認しておいてください。
PCについては、ウェブカメラ(内蔵または外付け)が必要です。外付けカメラを使う場合は、ワイヤレス(Bluetooth)接続は推奨されないことが多く、有線USB接続のカメラを選択してください。タブレット端末やタッチスクリーン式のPCは対応していないケースがあります。また、受験中に使用できるモニターは1台のみで、複数モニター環境の就活生はサブモニターを切断または取り外す必要があります。受験前にOS・ブラウザのアップデートを済ませ、受験サービスの動作確認ページがあれば必ず事前テストを行ってください。
受験前に整えるべき物理的環境
試験監督者は受験開始前に画面越しで受験空間全体を確認します。机の上に置けるものは試験サービスが指定したもの(本人確認書類・必要な筆記用具など)のみで、スマートフォン・ペンケース・ティッシュなどの私物は机上から取り除くことが求められます。
受験前日に部屋全体を整えておくことで、当日の確認作業がスムーズになります。カメラが映す背景については、余計な情報が映り込まない壁や無地のカーテンを背景にすると試験監督者の確認が短時間で完了します。部屋の照明も受験時間帯に合わせて十分な明るさを確保してください。カメラが顔をはっきり認識できない薄暗い環境は、確認に時間がかかったり不審点として記録されたりするリスクがあります。受験中に他の人が入室しないよう、家族や同居人と受験時間帯を共有しておくことも事前準備のひとつです。
本人確認と身分証明書の準備
受験開始前の本人確認プロセスでは、有効な公的身分証明書の提示が必須です。対応する書類としてはパスポート・運転免許証・マイナンバーカードなどが一般的ですが、試験サービスによって認められる書類の種類が異なります。「学生証のみ持参した」という状況では本人確認が完了しないケースがあるため、必ず受験案内で指定書類を確認し、事前に準備してください。
受験中に注意すべき行動と制限事項
受験環境の準備が万全でも、受験中の行動が思わぬ形で「注意場面」として記録されることがあります。普段の癖や無意識の動作が原因になるケースもあるため、事前に代表的なリスク行動を把握し、本番で余計な不安を抱えずに集中できる状態を作っておくことが大切です。
カンニング判定につながる行動パターン
もっとも注意が必要なのが視線の動きです。考えるときに画面外(上下左右)に視線を向ける癖がある就活生は、AI解析で「注意場面」としてフラグが立つリスクがあります。問題を解く際はできる限り画面(カメラ方向)に視線を保つよう、事前の練習段階から意識して矯正しておくことを勧めます。
耳まわりの露出も重要な確認ポイントです。代行業者問題を受けて、試験監督者による重点確認項目のひとつに「耳が見える状態かどうか」が含まれていると見られています。受験中は耳がはっきり見える髪型で臨んでください。髪を耳にかけるか、ヘアピンで耳まわりをきれいに出しておく対応が安心です。
複数モニターの接続や、PCに新しいウィンドウを開く行為も禁止事項に含まれます。受験中に何らかのトラブルがあっても、指定された操作以外の行動は控え、試験監督者の指示に従ってください。インターネット接続が途切れた場合の対応手順も、受験案内で事前に確認しておくことが必要です。
プライバシーと個人情報への対応
自宅の室内をカメラに映すことへの抵抗感は、就活ハンドブックに寄せられた学生の声でも繰り返し報告される自然な感情です。「部屋を見られることへの違和感で集中できなかった」という意見がある一方で、「事前に部屋を整理しておいたので当日は落ち着いて受験できた」という声もあります。物理的な準備を整えることは、精神的な余裕を生む直接的な手段です。
試験サービス事業者は一般に、収集した映像・音声データを採用選考の目的にのみ使用すると定めています。ただし、具体的なデータ保管期間や選考後の取り扱いはサービスによって異なるため、受験前に各社の利用規約・プライバシーポリシーを確認することを勧めます。企業の採用ページや受験案内に記載されたFAQに回答がある場合もあります。不明点があれば採用担当者に質問することも選択肢として持っておいてください。
業界・企業別のオンライン監視型Webテスト導入状況
オンライン監視型Webテストは、選考公平性の確保を重視する業界を中心に採用が拡大しています。志望業界・企業でどの形式が使われているかを把握しておくことで、採用選考のスケジュールに合わせた対策計画を立てやすくなります。
金融・コンサルティング業界での導入理由
金融・コンサルティング業界は、GAB系の適性検査を新卒採用の選考ツールとして古くから採用してきた業界です。知的処理能力を客観的に測る手段として機能し、特にC-GABはグローバルスタンダードの採用基準を持つ企業が国際的なベンチマークとして利用する形式です。在宅受験が一般化した中でも選考水準を落としたくない企業にとって、監視型への移行は自然な流れといえます。
三菱UFJ銀行の選考を受けた学生の声によると、Webテスト通過後の面接では「なぜ金融・銀行、そして三菱UFJ銀行を志望するのか」という志望動機の深掘りが行われ、コーヒーショップでのアルバイト経験から無形商材への志向を語ったというケースも報告されています。Webテストはあくまでも選考の入口であり、通過後の面接対策を並行して進めることが大切です。
コンサルティング業界ではデロイトトーマツをはじめとする大手ファームが採用事例として知られており、論理的思考力・数的処理能力を高精度に測る手段としてC-GAB plusが活用されています。外資系・国内系問わず、大手コンサルを志望する就活生にとってC-GAB plusへの習熟は必須といえます。
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食品・マスコミ・不動産での採用事例
食品・飲料業界は総合職の採用規模が大きく、多数の応募者を公平に評価する手段としてオンライン監視型テストの需要が高い領域です。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、サントリーホールディングスの一次面接はWeb形式で実施されており、就活を始めた時期や学生生活の状況から選考がスタートする傾向があります。Webテストの通過後も、面接で学生の人物・志望理由・行動特性が丁寧に確認される構成になっています。
マスコミ業界では日本テレビ、不動産業界では三井不動産・三菱地所・東急不動産などがオンライン監視型テストの採用事例として報告されています。これらの業界は就職人気が高く志望者数が多い傾向にあり、Webテストの段階から絞り込みが行われます。選考競争が厳しい業界を志望する就活生ほど、テスト対策を計画的に進める価値があります。
キリンホールディングスとDeNAの選考実態
キリンホールディングスは飲料・食品業界を代表する大手企業のひとつで、新卒採用においても多くの就活生が志望する企業です。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、選考は複数ステップで構成されており、一次面接はWeb形式で実施されるケースが報告されています。面接時間は短めに設定される傾向があり、限られた時間の中で自己紹介や学生時代の活動を端的に伝える準備が求められます。
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DeNAはゲーム・インターネット・スポーツ事業など幅広い領域を手がける企業で、独自の視点を持った人材採用を行っています。就活ハンドブックに寄せられた学生の声によると、ESでは「自ら目標を掲げて行動した経験」を400字程度で記述する設問が課されており、結果だけでなく課題認識・取り組みのプロセス・チームへの貢献という観点で評価される傾向があります。DeNAのES設問に向き合うためには、自己分析と具体的なエピソードの整理が欠かせません。
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オンライン監視型Webテストでは、カメラ付きPCや安定した通信環境、静かな受験環境の整備が必須です。
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C-GAB plus 科目別攻略法
C-GAB plusでもっとも高得点を阻む壁は、問題の難度そのものよりも「制限時間の極端な短さ」にあります。3つの知的能力科目はすべて高速処理が前提の設計になっており、「全問に丁寧に取り組む」方針は時間切れを招きます。科目ごとに適切なアプローチを事前に習得し、本番で自動的に動ける状態に仕上げることが得点最大化への道です。
就活ハンドブックに寄せられた学生の声でも「時間が足りなかった」という声が圧倒的に多く、「スピードを意識した練習を十分に積んだので本番でも余裕があった」という声との差は、事前の対策量に比例しています。
言語理解:パラグラフ冒頭と末尾を狙い打つ
言語理解では、論説文・説明文の長文を読んで設問に答える問題が中心です。問題文のボリュームが大きく、設問一問ずつに丁寧に全文精読していては制限時間内にすべての設問に回答することができません。
効果的な攻略アプローチは「パラグラフの先頭文と末尾文を優先して読む」手法です。日本語の論説文・説明文は多くのケースで、段落の最初か最後に主張・結論が置かれています。まず設問と選択肢を先読みしてから本文に戻り、関連する箇所だけを精度高く読む「逆引き読み」も実用的な方法です。
時間が残り少ない場面では、最後まで読めない設問については選択肢の中で最もオーソドックスな内容を選んで進む判断も必要です。空白にして次の科目に備えるより、何らかの答えを入れた方が統計的に期待できる得点が高くなります。制限時間内にすべての設問に回答し終えることを目標に、一問あたりにかける時間の上限を自分の中で設定しておいてください。
計数理解:概算で選択肢を絞り込む手法
計数理解では、表・グラフ・図を読み取って計算する問題が出題されます。問題のバリエーションには一定のパターンがあり、形式に慣れた学生とそうでない学生の間に大きな得点差が生まれやすい科目です。
攻略の核心は「正確な計算より概算を優先すること」です。選択肢の数値の桁数や大小関係を先に確認し、計算の精度を落とした概算で1〜2択に絞り込んでから正確な答えに詰め寄るという手順が、時間効率を大幅に高めます。選択肢の差が大きい場合は概算だけで答えが特定できるケースも多くあります。
電卓の使用可否は受験案内で事前に確認してください。PCに内蔵の電卓アプリが使用できる場合、電卓操作のスムーズさも得点に直結します。ノート・用紙の使用は原則として禁止されていますが、ホワイトボードアプリが代替として認められているサービスが多くあります。使い方を受験前に一度確認しておくことで、当日の操作に迷うロスがなくなります。
英語理解:文構造の素早い把握を最優先にする
英語理解では英語の長文読解が出題されます。TOEICや英語の四技能試験と異なり、高度な語彙知識よりも「英文の構造を素早く把握して情報を取り出す能力」が得点に直結します。
実践的な攻略法は「第1文と最終文を先に読んで文章全体のテーマをつかむこと」と「設問に関連する段落に絞って詳細を読むスキャニング」を組み合わせることです。英語を母国語としない受験者にとって全文精読は時間的に不可能であるため、いかに必要な情報だけを効率よく探し出すかがスコアを左右します。
英語が苦手だと感じる就活生は、主語(S)・述語(V)・目的語(O)の配置を素早く認識するトレーニングから始めてください。文構造が見えると、難しい単語が出てきても文の意味をある程度推測できるようになります。英語理解だけに時間を使いすぎると言語・計数の得点機会を失うことになるため、時間配分の全体設計を事前に考えておくことも対策の一部です。

監修者からのアドバイス
奥田恵(キャリアアドバイザー)
C-GAB plusの攻略で特に多くの就活生がつまずくのが「英語理解での時間配分ミス」です。英語に苦手意識があるほど全文精読に時間をかけてしまい、得意科目の言語・計数で得点機会を失うパターンが非常に多く見られます。キリンホールディングス・DeNA・三菱UFJ銀行など監視型テストを採用する企業の選考が控えている方は、キャリアアドバイザーへの個別相談で自分に合った科目別の時間配分プランを一緒に設計することを強く勧めます。
効率的な対策スケジュールと教材選び
C-GAB plusをはじめとするGAB系の適性検査は、問題形式への習熟度が得点に直接反映される構造を持っています。「問題を見たことはあるが解き慣れていない」という状態で本番を迎えると、解法は知っていても時間内に答えにたどり着けないという結果になりがちです。受験が決まった段階から逆算してスケジュールを組み、十分な演習量を確保することが不可欠です。
1冊に絞り込んで徹底反復する学習法
C-GAB対策の問題集は複数出版されていますが、対策法として最も効果的なのは「1冊を繰り返し解ききること」です。複数冊に手を広げることで問題のバリエーションには触れられますが、解法の定着とスピードの向上という目標に対しては、1冊を徹底的に反復する方が成果が出やすい傾向にあります。
問題集を解く際に欠かせないのが「制限時間の設定」です。自宅での練習でもタイマーを使い、本番と同じ時間制限を守って解く習慣をつけてください。制限時間を設けない状態での練習は実力を過大評価させる原因になり、本番で時間切れが来たときに焦りを生む原因になります。1問あたりにかけてよい時間の感覚を体に染み込ませることが、スコアアップへの最も直接的なアプローチです。対策期間の目安としては、本番受験の4〜6週間前から週複数回のペースで取り組むことを推奨します。
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模擬テストで本番環境に慣れる
C-GAB plusの対策において見落とされやすいのが「監視される状況への精神的な慣れ」です。普段の練習では意識しない「カメラがオンになっている」「試験監督者が画面越しで見ている」という状況が、初めてのオンライン監視型受験では想像以上に緊張感を生むことがあります。
受験前に1〜2回、PCのカメラをオンにした状態でタイマーをセットして問題を解く模擬演習を行ってください。本番と同じ環境を整えた状態での演習経験が、当日の精神的な余裕につながります。受験前日には「机を整理する→身分証明書を準備する→ネット接続を確認する→カメラ動作を確認する→タイマーをかけて演習する」という一連の流れをシミュレーションしておくと、当日の動作がスムーズになります。
まとめ
オンライン監視型Webテストは、選考の公平性を確保するための仕組みとして就活市場に定着しています。C-GAB plusやTG-Web eyeを採用する企業は金融・コンサル・食品・マスコミ・不動産・IT業界など広範に存在しており、キリンホールディングスやDeNAを含む多くの大手企業の選考で課されます。
対策のポイントは大きく3点に整理できます。第一に受験環境の整備で、有線LAN接続・ウェブカメラ・単一モニター・本人確認書類という要件を早期に確認し準備すること。第二に受験中のリスク管理で、視線の動き・耳の露出・複数モニター使用などカンニング判定につながる行動パターンを事前に把握すること。第三に科目別の対策で、言語はパラグラフ先頭・末尾の先読み、計数は概算と絞り込み、英語は文構造把握を優先するというアプローチをそれぞれ練習で習熟させること。
監視型という名称から必要以上に身構える必要はありません。仕組みを正確に理解し、環境と実力の両面を準備すれば、公平な土俵で自分の力を発揮できる形式でもあります。対策開始のタイミングが早いほど余裕を持って本番に臨めるため、受験案内が届いたら速やかに準備を始めてください。
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この記事の監修者非公開: 奥田恵(キャリアアドバイザー)
新卒から営業職で活躍し、全国1位の成績を収めた。その後、さらなる成長と挑戦を求めて現在はナイモノのキャリアアドバイザーに転身。年間で500人以上の学生の就職支援に携わり、人材・不動産・営業など幅広い業界への支援実績を持つ。一人一人の学生に真摯に向き合い、早期の内定獲得と充実した就職活動の提供に尽力している。





