オンライン監視型Webテストとは?注意点と対策法を徹底解説!

オンライン監視型Webテストとは?注意点と対策法を徹底解説!

2023年11月25日更新

はじめに

「オンライン監視型Webテストが増えて、不正は完全に防げるようになったのかな?」という疑問を持ったり、「オンライン監視型Webテストって受験の手順が大変そう…」と感じたりする就活生もいるのではないでしょうか。

 

実際、オンライン監視型のWebテストは、受験者の行動をリアルタイムで監視し、不正行為を防ぐための仕組みを備えています。

これにより、不正を行うことは非常に困難になりました。

 

しかし、受験手順が複雑に感じられる人がいることも事実です。

試験前の本人確認や環境設定、試験中の監視条件など、従来のWebテストにはない多くの手順を踏む必要があります。

そのため、事前にこれらの手順やルールを理解し、適切に対策を講じることが重要です。

 

この記事では、オンライン監視型Webテストの具体的な内容、注意すべき点、そして効果的な対策法について詳しく解説しています。

記事の内容をしっかりと理解し、自信を持ってWebテストに臨んでください。

オンライン監視型Webテストとは

Webテストにおいてオンライン監視型を導入している企業が増えています。

ここでは、オンライン監視型Webテストについての概要を解説します。

オンライン監視型Webテストについて

近年、AIによる監視を行うWebテストが増加しています

このシステムでは、受験者がテストを受けている間、パソコンのカメラを通じてAIがその様子を監視し、不審な行動を検知すると、すぐに試験監督者に報告します。

 

しかし、AIが不正を判断するわけではなく、実際に不正行為があったかどうかの最終的な判断は試験監督者が行います

企業にとって、このようなAI監視システムの導入は人件費の削減などのメリットをもたらしますが、AIの精度は100%ではないことや受験者のプライバシーなどの問題点が課題となっています。

オンライン監視型Webテストが増えた理由

2022年11月、Webテストを不正に代行する業者が逮捕され、この業者に依頼していた学生3名も書類送検される事件が発生しました。

この事件はWebテストの不正問題を一般に広く知らしめるきっかけとなり、その後オンライン監視型Webテストの導入が加速しています。

 

逮捕された事件では、代行業者のパソコンと学生のパソコンが画面共有され、業者がPC画面の問題を見て、マイクで解答を伝える手口が使われていました。

 

一方、学生は小型のワイヤレスイヤホンを耳に入れ、髪で耳を隠していたため、イヤホンは外から見えない状態でした。

この事件を受け、オンライン監視型Webテストでは事前に受験者の耳が隠れていないかを確認することが一つの重要なチェックポイントになっています。

オンライン監視型テストの不正防止効果について

オンライン監視型Webテストは、不正行為を大幅に減少させる効果があります

テスト開始前には、応募者がWebカメラを使って周囲360度を撮影し、カンニングペーパーや協力者がいないことを証明するので、この手順だけでも多くの不正のリスクを排除できます。

 

テスト中には、監視員やAIが応募者の動きを監視しており、テスト後にも詳細な確認が可能で、不正な行動をより精密に検知できるようになりました。

 

さらに、応募者が「監視されている」という意識を持つこと自体が、不正行為の抑止力となります。

このように、オンライン監視型Webテストは複数の段階で不正を防ぐ仕組みを備えており、公正で正確な評価を実現するために非常に有効な方法だといえます。

 

監視型のWebテスト

オンライン監視型WebテストはAIの進化などによってどんどん性能が上がっています。

ここでは実際に監視型が用いられているWebテストについて解説します。

TG-Web eye

TG-WebはWebテストの中でも難易度が高い試験です。

その中でも、TG-Webと同様の問題内容であるTG-Web eyeは、AIがパソコンのカメラを通して受験者やパソコン画面を監視するWebテストです。

 

試験URLにアクセスしてパソコンカメラを使用することが書かれていれば、それがTG-Web eyeであることが見分けられます。

 

対策方法はTG-Webと同様で、問題の理解と解答力を鍛えることが重要です。

しかし、TG-Web eyeではさらに、カメラを通した監視によるプレッシャーにも耐える必要があります。

これらの点を踏まえ、適切な対策と準備を行うことで、TG-Web eyeにも自信を持って挑むことができるでしょう。

C-GAB plus

C-GAB plusは、テストセンター型適性検査C-GABのオンライン監視付きバージョンです。このテストでは、受験者のパーソナリティや知的能力(言語理解、計数理解、英語理解)に加えて、9つの特性(バイタリティやチームワークなど)、7つの職務適性(営業など)、そして将来のマネジメント適性を予測することができます。

 

SPIや玉手箱など他の適性検査と比べると、C-GAB plusは比較的マイナーですが、世界基準で選考を行う企業で導入されています。

特に総合商社や金融業界での採用が多く見られます

 

C-GAB plusの特徴は、自宅で受けられること、そして厳格な本人認証とAIおよび人の目による監視のもとで受験が行われる点です。

これにより、受験者は自身の能力を正確に測定し、企業は適切な人材を選抜することが可能になっています。



オンライン監視型Webテストのプライバシーに関する懸念

オンライン監視型Webテストでは、受験者は試験前にすべてのアプリケーションを閉じ、専用の試験アプリにログインし、試験監督者からの指示を待ちます。

 

このプロセスでは、受験者が自分の部屋や机を試験監督者に見せ、小物なども細かくチェックされ、これにより不正ができない状態を確保します。

 

しかし、この過程で、受験者のプライバシーに関する懸念が生じることがあります。

特に、自分の個人的な空間や私物を他人に見せることに抵抗を感じる人もいるでしょう

 

個人のプライバシーとテストの公平性を確保するための監視のバランスを取ることは、オンライン監視型テストを運用する上で重要な課題となっています。

この懸念に対処するためには、受験者のプライバシーを尊重しつつ、不正行為を効果的に防ぐ方法を模索する必要があるでしょう



オンライン監視型Webテストの受験準備と注意点

オンライン監視型Webテスト受験時の注意点を紹介します。

受験に必要な機器や環境

オンライン監視型Webテストを受験するためには、特定の機器や環境が必要です

まず、高速で安定したインターネット環境が不可欠で、下り速度は最低40Mbps以上が望ましく、Wi-Fi接続は禁止されているため、有線での接続が必要となります。

 

次に、ウェブカメラが付いたパソコンが必要です。

外付けのウェブカメラを使用する場合も有線での接続が求められます。

デスクトップでもノートパソコンでも構いませんが、タブレットやタッチスクリーン式のパソコンの使用は認められていません

 

また、複数のモニターを使用することはできないため、追加のモニターをパソコンに接続している場合は、テスト中はその接続を外し部屋の外に出しておく必要があります。

 

試験監督員とのやり取りはウェブカメラとマイクを通じて行われるため、マイク機能付きのPCが必須です。

これらの機器や環境を整えることで、オンライン監視型Webテストの受験が可能になります。

受験中の服装

オンライン監視型Webテストを受験する際の服装に関しては、試験監督者が企業の採用担当者ではなく、試験運営会社の人であるため、私服での受験が可能です。

 

ただし、あまりにもだらしない服装、例えばパジャマなどは避けた方が良いでしょう。

試験の性質を考えると、ある程度きちんとした印象を与える服装を選ぶことが望ましいです。

受験中の注意事項

オンライン監視型Webテストを受験する際には、いくつかの重要な注意事項があります。まず、本人確認のためにパスポートや運転免許証などの本人確認書類が必要です。

また、試験に使用しないもの、例えばペンケースや箱ティッシュなどは机の上に置いてはいけません。

 

試験中はメモアプリであるホワイトボードを使用することがあるため、事前にその使い方に慣れておくと良いでしょう。

 

さらに、試験に集中できる環境を整えることも重要です。

壁に囲まれた静かな部屋で受験し、窓やドアから外部の人がパソコン画面を見ることができないようにする必要があります。

 

これらの措置は、不正行為を防ぐために不可欠です。

試験中に不審な行動が見られると、カンニングと見なされる可能性があるため、試験環境の準備とルールの遵守には十分注意しましょう

使用可能なツールと資料

オンライン監視型Webテストでは、使用できるツールや資料に制限があります。

電卓やノートの使用は許可されていませんが、パソコンのメモアプリであるホワイトボードの使用は可能です。

 

このホワイトボードは、計算やメモを取る際に役立ちます。

しかし、パソコン上で試験用のアプリ以外を開くことは禁止されています。

受験者は試験中、これらのルールを遵守する必要があり、違反すると不正行為とみなされる可能性があります。



業界別オンライン監視型Webテストの導入状況

オンライン監視型Webテストは以下のような業界で導入されています。

 

 

  • コンサルティング業界
  • 金融業界
  • 食品業界
  • 大手マスコミ業界
  • 不動産業界

 

 

具体的には以下のような企業で実施されています。

大企業や人気企業が多いです。

 

デロイトトーマツコンサルティング

日本総合研究所

日本政策金融公庫

ジョンソン&ジョンソン

キリンホールディングス

サントリーホールディングス

日本テレビ

スカパーJASTホールディングス

東急不動産

三菱UFJ銀行

三井不動産

東急エージェンシー

大塚製薬

POLA

三菱地所

Webテストの効率的な対策法

就活生は企業研究やインターン参加など、とにかく忙しいものです。

Webテストの対策に割く時間を最小限にするためにも効率的な対策法を紹介します。

1冊の問題集を繰り返し解く

Webテストの対策が上手くいかない主な理由は、多くの場合、問題形式に慣れていないことにあります。

問題形式に慣れるには、まず一冊の問題集を徹底的に使いこなすことが効果的です。

 

同じ問題を何度も繰り返し解くことで、問題の形式や解き方に慣れ、より深い理解を得ることができます。

そして、時間と余裕があれば他の問題集にも手を広げるのが良いでしょう。

一冊の問題集を極めることが、Webテスト対策の基盤を作る上で非常に重要です

スピードを意識して問題を解く

Webテストの最大の課題は、限られた時間内に問題を解くことです

多くの場合、ゆっくりと考える時間は与えられません。

 

そのため、効率的な対策法としては、自分が受けるテストで一問あたりに割り当てられる時間を正確に把握し、その時間を意識しながら問題を迅速に解く練習をすることです。

このスピード感を身につけることが、Webテストで良い結果を出すための鍵となります。

本番前に模擬テストを受ける

受験日が近づいてきたら、Webテストの対策として模擬テストの受験をおすすめします。

インターネットで検索すると、多数の模擬テストを提供するサイトが見つかり、これらのサイトでは実戦形式の問題が用意されているため、本番の雰囲気を体験しながら、時間配分や問題を解く力を磨くことができます。

 

模擬テストを上手に利用して、本番に向けて準備をしっかりと行いましょう。

まとめ

この記事では、オンライン監視型Webテストの内容や注意点について詳しく解説しました。Webテストにおける不正行為が増え、それが事件に発展するケースもある中で、オンライン監視型のテストを導入する企業が増加しています。

 

この監視体制下では、不正を行うことは事実上不可能です。

そのため、受験者は真面目にWebテストの対策を行う必要があります。

 

オンライン監視型Webテストでは、受験前や受験中に守るべきルールや手順が多いため、事前にこれらの情報をしっかりと理解し、頭に入れておくことが重要です。

本番では落ち着いて試験に臨むことが、成功への鍵となるでしょう。

 

監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。