【企業研究】アドウェイズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】アドウェイズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月18日更新

はじめに

株式会社アドウェイズは東京都新宿区に本社を置くインターネット広告企業です。

 

社名の『アドウェイズ』は『Adventure(冒険)』と『Way(道)』の英単語を組み合わせたもので”失敗を恐れないアドベンチャーな会社として挑戦し続けていく”というメッセージが込められており、実際に様々な事業を行っています。

 

国内最大級のアフィリエイトサービス「JANet」「Smart-C」の運営や全自動マーケティングプラットフォームである「UNICORN」などを運営しており、広告代理事業を中心にエージェンシー事業、アドプラットフォーム事業にも手を広げています。

 

2001年に設立されて以来、2006年に東証マザーズ、2020年に東証一部に上場、2022年に東証プライム市場に移行と着実に成長を遂げている注目の企業です。

 

今回はアドウェイズの企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。

 

就活を行う際にぜひこの記事を参考にしてください。

 

また、広告以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!

【業界研究ガイド】業界一覧

会社概要

会社名:株式会社アドウェイズ(Adways Inc.)

代表:山田 翔 代表取締役社長

設立:2001年2月28日

本社所在地:東京都新宿区西新宿5-1-1 住友不動産新宿ファーストタワー5F

事業所:東京本社、大阪オフィス

資本金:17億1,600万円(2022年12月末日)

売上高:595億円(2022年12月期)

従業員数:1,124名(2022年12月末日)

事業内容

インターネット総合広告代理店とは

インターネット総合広告代理店はSNS広告やYouTube広告などのWEBメディア媒体を使用した広告運用をクライアント企業の代理で行う企業のこと。

総合広告代理店の場合は取り扱うメディアに新聞やポスターなどのオフラインの媒体も入る。

 

安価で効果測定が行いやすいというメリットからどの企業も広告をインターネットにシフトさせつつある昨今、インターネット広告業界の市場規模は拡大しつつあります。

そのためインターネット広告業界への就職を希望する学生も増えています。選考では「なぜこの業界・会社を志望しているのか」を事前に深堀りして臨む必要がありそうです。

また大手企業だけではなく、成長中の中小やベンチャー企業も多く存在します。大手だと業務の専門性が高い場合が多く、ベンチャーだと様々な業務に携わることができるなど企業によって特徴がありますので、自分に合った働き方や社風の企業を探すことがおすすめです。

事業展開

アドウェイズでは市場規模の拡大が予想されるインターネット・IT関連の分野に力をいれているようです。市場内でも高い技術力から優位におり、今後も成長し続ける企業であると考えられます。

 

  • エージェンシー事業

「人」による高い運用力・創造力とAIを活用した高度な「マーケティングテクノロジー」を融合し、本質的な広告価値を生み出すことで、お客様の事業成長に直結する包括的かつ効率的なご支援を行なっています。

  • アドプラットフォーム事業

デジタル領域で展開しているアドプラットフォーム事業では、広告の価値を追求し、新しい広告表現や広告効果最大化などテクノロジーを駆使し、ステークホルダーの持続成長をサポートするプロダクトを提供しています。

  • 海外事業

2003年の中国進出を皮切りにアジアを中心にグローバル展開を推進しております。

他国展開も含めお客様の事業成長をデジタルマーケティングを通じて支援いたします。

  • ライフスタイル事業

アドウェイズグループでは、商品・サービス・情報などを通じ、人々の暮らしを豊かにする「なにこれ すげー こんなのはじめて」な事業に取り組んでいます。

  • DX事業

アドウェイズグループでは、DXを起点とした企業のデジタル化支援、また企業と生活者を結ぶサービスを提案いたします。

ソリューションの提案からデジタル戦略策定、運用サポートまで幅広く企業の成長を支援いたします。

  • スタートアップ投資

アドウェイズグループが持つ、さまざまな資産・ノウハウ・ネットワークを有効活用することで、国内海外問わず多くのスタートアップ企業とコラボレーションし、アドウェイズグループ単体では成し得ない「なにこれ すげー こんなのはじめて」の実現に向け、活動しています。

引用:アドウェイズ公式HP 

新卒採用募集概要※2024年卒採用実績

現在アドウェイズでは『総合職』と『デザイナー職』を募集しているようです。

広告は様々な職種が関わり合うことで作られます。自分の経験や強みを活かせる職種を探しましょう。

またリモートワークやフレックス制度を導入しており、社員の働き方へのサポートも手厚いことが分かります。多種多様な部活動があり、自身の趣味を通して他部署との交流が活発に行いやすい点も魅力です。

 

①総合職(広告企画営業) 募集人数:41~45名

広告企画やデザインのラフ案作成からサービス全般に携わる為、マーケティング知識を幅広く培うことができます。生活に密接しているサービスや商品の広告を実際に自分で考え提案する力やマーケティングパートナーとしてクライアントとの関係を構築するコミュニケーション能力が必要になります。

②デザイナー職 募集人数:11~15名

デザイナー職は広告グラフィック、動画編集、UIUXなど専門の分野に分かれて業務を行います。ディレクターや営業職、エンジニアなど社内の様々な職種とコミュニケーションを取りながらデザインや動画作成を行うやりがいのある仕事です。

新卒選考フロー

経営理念に「人儲け」を掲げるアドウェイズでは、選考においても一人一人と向き合った個別面接や対話を重視した選考を行っているようです。

 

面接前のWEBテストでは時事問題やマーケティング知識についての質問がメインになるようです。対策として日頃からニュースやマーケティング用語に触れておくとよいでしょう。

アドウェイズの選考フローは下記の通りです。

①新卒エントリー

アドウェイズ企業HPより必要事項を入力するとマイページの登録が出来ます。

②WEB会社説明会

事業内容や社風について理解するためにもアドウェイズ社員と直接関わる会社説明会でも事前の企業研究が必要です。また最後には質問タイムもあるので、質問事項をまとめておくようにしましょう。

※参加前に希望職種を選択する必要があり、職種の併願は出来ません。

③1分動画・履歴書提出/WEBテスト受験

オンライン会社説明会参加後、「1分動画提出」「履歴書提出」「WEBテスト受験」が必要となります。エントリーシートの提出は不要ですが、企業から提示される複数のテーマから1つを選び、1分という短い動画の中で自身の考えをまとめて表現する必要があります。

※デザイナー職の提出物は「作品(ポートフォリオ)」「履歴書」となります。また選考途中で、デザイナーツールを使用したデザイン課題の選考があります。

④面接(個別)※複数回

アドウェイズでは一人ひとりとしっかり対話をするため、個別の面接を複数回行います。

面接では自己紹介や志望理由のほか、学生時代に力をいれたことや就活の軸についての質問があるので自己分析をしっかり行った上で臨みましょう。

一次面接から最終面接までオンラインで行われる場合が多いようです。

⑤内々定

複数回の面接を突破すると内々定となります。内定承諾までの期間は3週間程度のようです。

社風

上場しても規模が大きくなってもベンチャー企業であり続けると宣言するアドウェイズ。

 

『全世界に「なにこれ すげー こんなのはじめて」を届け、すべての人の可能性をひろげる「人儲け」を実現する。』をアドウェイズの存在意義として掲げており、既成概念にとらわれずチャレンジし続けることや利益以上に価値ある仕事を求めるスタンスを大切にしています。

 

そのため経営陣と社員の距離も近く、年齢や立場に関わらず意見を取り入れてもらえる風通しのよい環境となっているようです。

 

また一人一人がやりたいことを会社全体で応援してくれるため、若いうちから活躍したい人や実績に応じた評価をしてもらいたい人に適していると言えるでしょう。

求める人物像

  • コミュニケーション能力

どの業種にも必須なスキルですが、広告制作を行う上で様々な職種が関わる広告業界では協調性を持って行動出来る人材である必要があります。

  • チャレンジ精神と向上心

常に新しい価値観を世間に打ち出すアドウェイズでは、失敗を恐れず挑戦できる力と慢心せず新しい自分へと成長し続けることが求められます。

  • 多角的に物事を考える

日頃の生活の中で課題を見出し、ソリューションを編み出すことが出来る創造力も持つことが実績に繋がります。

 

アドウェイズでは経営理念に共感し、失敗を恐れずにあらゆることに挑戦し続ける人材が求められるようです。クライアントが持つ様々な価値観を理解しながら、サービスやソリューションを思考しニーズに応え続ける能力が必要となります。

 

そのため選考では「チームで成し遂げたこと」「学生時代に挑戦したこと」「挫折経験と克服した方法」「入社後のキャリアビジョン」など向上心やチャレンジ精神をアピールすべきでしょう。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

インターネット広告業界の売上高ランキングTOP3と比較してみました。

アドウェイズは売上高ランキングでは12位にもかかわらず平均年収ランキングでは5位にランクインしています。

インターネット広告業界では平均年収が高い企業が就職偏差値も高い傾向にあるため、アドウェイズの就職偏差値も比較的高い設定となっています。

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

会社名売上高

(2021ー2022年)

平均年収就職偏差値社風
サイバーエージェント3020億円(1位)771万円(1位)65出る杭は伸ばす社風
デジタルHD757億円(2位)708万円(2位)60プライベートも大切にする社風
GMOアドパートナーズ345億円(3位)522万円53挑戦を歓迎する社風
アドウェイズ96億円(12位)608万円(5位)56

参考:業界動向サーチ

参考:インターネット広告代理店就職難易度

採用大学

アドウェイズは、国公立大学や有名私立大学だけではなく、 日本全国の地方大学、短大・高専・専門学校からも採用している実績があります。

また理系・文系問わず採用を行っていることから学歴を問わない採用方法を導入していると考えられます。

 

【採用実績】

<大学>

青山学院大学、秋田大学、関西大学、関西学院大学、京都産業大学、京都女子大学、京都精華大学、近畿大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、上智大学、拓殖大学、中央大学、中京大学、筑波大学、東京外国語大学、東京理科大学、同志社女子大学、同志社大学、東洋大学、獨協大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、弘前大学、法政大学、北海道大学、明治学院大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学、駒澤大学、日本女子大学、国士舘大学、文教大学、多摩美術大学、関東学院大学 など

<短大・高専・専門学校>

情報科学専門学校、神戸電子専門学校、日本工学院八王子専門学校、日本電子専門学校、HAL大阪、HAL東京、横浜デジタルアーツ専門学校、埼玉コンピュータ&医療事務専門学校など

引用:マイナビ 

まとめ

アドウェイズは社員の挑戦を応援し続ける企業のようです。

インターネット広告業界は人気が高い業界なので、しっかり対策を行った上で選考に臨みましょう。

 

また企業研究は関心のある企業を詳しく理解することはもちろん、自身の志向といかにマッチしてるか見極めることにも繋がります。

企業研究をしっかり行うことで後悔のない就職活動に間違いなく近づくことができます。

 

自分にぴったりな企業を見つけるためにもぜひこの記事を参考にしてください。

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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。