【企業研究】セブンイレブン・ジャパンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】セブンイレブン・ジャパンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月15日更新

はじめに

セブンイレブン・ジャパンは国内最大のコンビニエンスストアチェーンとして誰もが知っている存在です。

この記事ではセブンイレブン・ジャパンの企業概要、就活での選考対策について詳しく解説します。

 

セブンイレブン・ジャパンへの就職を検討している学生に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

セブンイレブン・ジャパンの会社概要

名称株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
事業内容直営方式及びフランチャイズ方式によるコンビニエンスストア事業
住所〒102-8455 東京都千代田区二番町8番地8
電話番号03-6238-3711 (代表)
代表取締役社長永松 文彦
設立昭和48年11月20日
資本金172億円
従業員数8,549人(令和5年2月末現在)

引用:セブンイレブン・ジャパン会社概要

コンビニ業界

コンビニ業界は、食品や日用品などの日常生活に必要な商品を、気軽に購入できる長時間営業の小売業態です。

2022年度の主要8社の国内全店舗売上高は、11兆7,952億円で、大手3社はコロナ前を上回りました。

 

また、店舗数は55,743店で、年間来店客数は174億人にのぼります。

国民一人当たり年間約145回、月に12回の来店となり、日本人が3日に1回はコンビニを利用している計算になります。

 

コンビニ業界について以下の記事で詳しく解説しています。

【業界研究】コンビニ業界とは?志望動機・ビジネスモデル・職種を徹底解説

 

コンビニ業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!

【業界研究ガイド】業界一覧

セブンイレブン・ジャパンの事業内容

セブン-イレブン・ジャパンは、日本におけるコンビニエンスストア業界のリーダーとして直営店とフランチャイズ店を組み合わせたモデルで事業を展開しており、24時間体制で食品や飲料、日用品などを提供する店舗運営を行っています。

セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社であるセブンイレブン・ジャパンは、世界的にも店舗数が最も多いチェーンストアの一つです。

セブンイレブン・ジャパンの新卒選考フロー

新卒選考フローは下記の通りです。

 

STEP1 エントリー

STEP2 会社説明会(会社理解セミナー)

STEP3 エントリーシート・適性検査

STEP4 面談・面接(複数回)

 

選考過程ごとに解説します。

エントリーシート

口コミでは以下のようなことが問われていることが分かります。

 

 

  • あなたの学生時代に取り組んできたことをご記載ください。具体的なエピソードについて、プロセス重視(なぜ?どのように?誰と?など) でご入力ください。(400文字以内)
  • あなたの自己PRを記載してください。(もし具体的なエピソードがあればそれもふまえて記載ください。(400文字以内)
  • 自身の強み(400字以内)

 

 

それぞれ対策法と記載例を紹介します。

学生時代に取り組んだこと

 

学生時代に取り組んできたことについては学生時代にどのようなことに取り組み、どのような成果を上げたのかを問われています。

以下のポイントを意識しましょう。

 

 

  • なぜそのことに取り組んだのか、その理由や動機を明確にする
  • 具体的なエピソードを交えて、取り組んだ内容や成果を説明する
  • 取り組みを通じて身につけたスキルや能力をアピールする

 

 

以下の回答例を参考にしてください。

 

私は、学生時代にアルバイトとサークルに力を入れて取り組みました。

【アルバイト】

大学1年から4年まで、コンビニエンスストアでアルバイトをしていました。

主な仕事は、接客、レジ、品出し、清掃などです。

私は、アルバイトを通して、コミュニケーション能力や責任感を身につけることができました。

初対面のお客様にも、笑顔で丁寧に対応するように心がけ、信頼関係を築くことができました。

品出しや清掃を、期限内に確実に行うために、チームで協力して作業を行いました。

【サークル】

私は、大学2年から4年まで、ボランティアサークルに所属していました。

主な活動内容は、地域の清掃活動や、子どもたちへの読み聞かせなどです。

私は、サークルを通して、協調性や社会貢献の意識を身につけることができました。

これらの取り組みを通じて、私は、コミュニケーション能力、責任感、協調性、社会貢献の意識を身につけることができました。

これらの強みを活かして、セブンイレブン・ジャパンで活躍していきたいと考えています。

自己PR

自己PRではあなたの強みやアピールポイントを簡潔に説明する必要があります。

回答する際には、以下のポイントを意識してください。

 

 

  • 自分の強みやアピールポイントを明確にする
  • 強みやアピールポイントを具体的な言葉で表現する
  • 強みやアピールポイントが、セブン-イレブン・ジャパンでどのように活かせるかを説明する

 

 

以下の回答例を参考にしてください。

 

私の長所は、コミュニケーション能力です。

相手の立場に立って、わかりやすい言葉で伝えることができます。

また、相手の話をよく聞き、理解することができます。

この長所を活かして、アルバイトでは、初対面のお客様ともすぐに打ち解けて、信頼関係を築くことができました。

また、サークルでは、メンバーの意見を尊重し、チームワークを大切にして活動してきました。

この強みを活かして、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供していきたいと考えています。

 

自身の強み

この質問では、あなたの強みやアピールポイントを簡潔に説明する必要があります。

回答する際には、以下のポイントを意識しましょう。

 

 

  • 自分の強みやアピールポイントを明確にする
  • 強みやアピールポイントを具体的な言葉で表現する
  • 強みやアピールポイントが、セブン-イレブン・ジャパンでどのように活かせるかを説明する

 

 

以下の回答例を参考にしてください。

 

私の強みは、コミュニケーション能力と責任感です。

相手の立場に立って、わかりやすい言葉で伝えることが得意です。

また、相手の話をよく聞き、理解することができます。

責任感が強いと感じる理由は困難なことでも、諦めずに最後までやり抜くことができるからです。

これらの強みは、セブン-イレブン・ジャパンの企業理念である「明日の笑顔を共に創る」を実現するために活かせると考えています。

具体的には、お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを提供するために、コミュニケーション能力を活かしていきたいです。

また、店舗運営に貢献し、地域のお客様に愛されるお店を作るために、責任感を活かしていきたいと考えています。

適性検査

適性検査では言語、非言語、性格検査が出題されています。

対策としては玉手箱やSPIの問題を繰り返し解くことが有効です。

面接

面接では以下のような質問がされています。

 

 

  • 志望動機(なぜコンビニエンスストア、なぜセブン・イレブンジャパンなのか)
  • 学業の状況はどうか
  • 他に志望している会社や選考状況はどうか

 

 

それぞれ対策法と記載例を紹介します。

志望動機

志望動機の対策としてはコンビニ業界やセブンイレブン・ジャパンの企業研究をしっかり行いましょう。

 

コンビニ業界に興味を持つ理由や、セブンイレブン・ジャパンが他の企業と比べてどのような魅力を感じるのかを具体的に述べることが重要です。

 

以下の回答例を参考にしてください。

 

コンビニ業界は、日本の生活文化に欠かせない存在であり、その中でもセブンイレブンは革新的なサービスと効率的なオペレーションで業界をリードしています。

私は大学でマーケティングを学んでおり、特にセブンイレブンの多様な商品開発と顧客ニーズへの迅速な対応に感銘を受けました。

私のマーケティング知識と創造性を活かし、セブンイレブンのさらなる成長に貢献したいと考えています。

学業の状況

この質問は、あなたの勉強に対する真剣さや、時間管理能力、優先順位設定のスキルを見るために聞かれます。

 

学業に対して一貫して取り組んできたこと、特に成果があった科目やプロジェクト、時間管理や効率的な学習方法について話すと良いでしょう。

 

以下の回答例を参考にしてください。

 

大学で経済学を専攻しています。

特に統計学の授業で優秀な成績を収めることができました。

また、効率的な時間管理を心掛け、学業とアルバイトを両立しています。

週に20時間アルバイトをしているにも関わらず、成績を保ち続けることができました。この経験から、時間管理能力とプレッシャーの下での作業効率を高める方法を学びました。

他社の志望状況

この質問は、あなたのキャリアに対する考え方や、他社とセブンイレブンを比較してどのように考えているかを知るためにされます。

 

正直に回答することが大切です。

他の企業を否定するような発言は避け、自分のキャリアに対するポジティブな考え方を伝えることがポイントとなります。

 

以下の回答例を参考にしてください。

 

他にもいくつかの企業を検討していますが、セブンイレブンは私の第一志望です。

これは、セブンイレブンが持続可能な事業展開と顧客中心のサービスを提供している点に大きく惹かれたためです。

特にセブンイレブンの地域社会への貢献とイノベーションに注力する姿勢は、私のキャリア目標と深く共鳴します。

他の企業でも多くを学べるとは思いますが、セブンイレブンでなら、私のスキルと情熱を最大限に活かせると確信しています。

セブンイレブン・ジャパンの社風

以下のような社員の口コミがあります。

 

 

  • 年収は初年度からある程度はもらえる。社内評価を高めていくことで年収も上がっていくらしいです。順調にいくと30代で700万、40代で1000万も貰えると聞きます。
  • 何もイベント・催事等がない時は、自分の裁量でさっさと帰れる。 しかし、業務量が多く、急な雑務も多いため、定時で帰れる日は少ない。 残業代は満額出る。
  • スタッフ同士の仲が良く働きやすい環境だった

 

 

口コミからは成果主義とチームワークを重視し、時には多忙ながらも報酬や職場環境に対する配慮がある職場であると考えられます。

セブンイレブン・ジャパンが求める人材

セブンイレブン・ジャパンHPの中に「私たちの目指す姿である”明日の笑顔を共に創る”に

共感していただき、実現していきたいと思う方にご活躍いただけるフィールドがセブンイレブン・ジャパンにあります。」との記載があります。

 

お客さまや社員の笑顔を作れるような明るい人材を求めていることが分かります。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
セブンイレブン・ジャパン4兆9,527億円約620万円58成果主義でチームワークを重視
ローソン2兆5,454億円 約630万円56新しいことにチャレンジしやすい社風
ファミリーマート1兆4,731億円約618万円54年功序列の雰囲気がある

 

就職偏差値や就職難易度についての詳細は以下の記事で解説しています。

 

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

セブンイレブン・ジャパンの採用大学

中央大学、青山学院大学、東京大学、一橋大学、筑波大学、千葉大学、慶應義塾大学、上智大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、明治大学、立教大学、法政大学、東京理科大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、米国カリフォルニア州サンフランシスコ州立大学・西江大学など

 

さまざまなレベルの大学から採用されているため学歴フィルターは存在しないと思われます。

セブンイレブン・ジャパンのホットニュース

セブンイレブン・ジャパンは商品をスマホで注文し、最短30分で届けられる宅配サービス「7NOW」(セブンナウ)を強化することを発表しました。

 

「7NOW」アプリをリリース以降、操作性が向上し、SNSで話題になったこともあり、売上が急激に伸びたからです。

 

セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は「アプリ化によって利便性の向上やお買得情報の発信など、お客様にとってますます利用したくなるような仕組みを進化させていく。今期(2月期)中に1万2千店に導入し、来期に全店拡大を計画、年間で数百億円の売上増加を見込む」と語っています。

まとめ

セブンイレブン・ジャパンは、日本のコンビニ業界を牽引する企業として知られています。この企業は、周囲の人々やお客様を笑顔にすることができるコミュニケーション能力を持ち、明るくポジティブな人材を求めています。

 

あなたがセブンイレブン・ジャパンで働くことは、多くの人々に影響を与え、自身のキャリアを輝かせる絶好の機会となるでしょう。

あなたの内定獲得を心より願っています。

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