【企業研究】熊谷組の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】熊谷組の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月11日更新

はじめに

株式会社熊谷組は福井県福井市に本社を置く建設業界に属する企業です。

 

主に建設工事の調査、測量、企画、設計、施工、監理、技術指導その他総合的エンジニアリング、マネジメントおよびコンサルティングならびに請負を行っています。

 

今回は熊谷組の企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。

 

就活を行う際にぜひこの記事を参考にしてください。

 

業界については、以下の記事に詳しく解説があります。ぜひ参考にしてください。【業界研究】建設業界とは?志望動機・ビジネスモデル・職種を徹底解説

 

また、建設以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!

【業界研究ガイド】業界一覧

事業内容

熊谷組グループは、建設バリューチェーン全段階において包括的な能力を備える8つの企業で構成されています。中核となるのは建設請負事業であり、これを強化する一方、建設に関連する多くの周辺事業にも取り組み、収益の多角化を図っています。このアプローチにより、熊谷組グループは業績の安定性を確保し、持続的な成長を実現してきました。

熊谷組グループは、各事業分野の専門性を活かし、連携を強化しています。これにより、クライアントに対して包括的なソリューションを提供し、プロジェクトの全段階にわたる課題に迅速に対応できる体制を整えています。連携によって、熊谷組グループは建設業界において競争力を維持し、持続可能な成長を実現してきました。

熊谷組グループは、建設および関連分野に興味を持つ個人や、多くのプロジェクトに参加し、成果を上げたい専門家にとって魅力的な環境を提供しています。新たな技術やビジネスモデルに挑戦し、建設業界でのキャリアを築きたい方にとって、熊谷組グループは様々な機会と挑戦の提供を可能にしています。

土木事業

熊谷組は、トンネル、橋梁、ダム、道路などのインフラの建設を通じて、社会に貢献し、人々が安心で充実した生活を享受できる場所を創り続けています。これらのインフラは、私たちの日常生活に不可欠であり、熊谷組はその実現に向けて積極的に取り組んできました。

 

さらに、熊谷組は新たなインフラの時代への移行にも対応し、自然災害への備えを強化するために技術力を向上させる努力を継続しています。急速に変化する社会環境や気候変動に伴う課題に対処するため、革新的な技術や持続可能なソリューションの開発に注力しています。これにより、将来の社会インフラに関する要求に応え、より高品質かつ持続可能なプロジェクトの提供が可能です。

 

熊谷組は、建設業界においてその使命を真摯に受け止め、建設プロジェクトを通じて社会に価値を提供し続けることに誇りを持っています。建設業界でのリーダーシップを発揮し、人々の生活をより良くするために努力を続けています。

建築事業

熊谷組は、住宅、事務所、病院、学校、商業施設など、多様な用途に合わせた建築物を提供し、それぞれの建物が利用者にとって幸福で快適な場所であることを心から考えています。建築は単なる構造物ではなく、人々の生活や仕事、学び、買い物などの日常に密接に関わるものです。そのため、私たちは利用者のニーズを理解し、建築を通じて彼らの生活の舞台を創り続けています。

 

同時に、熊谷組は環境への配慮を非常に重要視しており、環境に優しい建築への積極的な取り組みを行っています。環境への負荷を最小限に抑えつつ、建築物の快適性と持続可能性を両立させるため、新たなテクノロジーや材料の導入に注力してきました。また、中大規模の木造建築に対する挑戦も積極的に進め、持続可能な建築に貢献しています。

 

熊谷組は、建築のプロフェッショナルとして、建物の品質向上と環境への配慮を組み合わせて、よりよい未来を築くお手伝いを続けています。

海外事業

海外の拠点での営業ネットワークを更に強化し、事業の拡大と安定した収益確保に向けて積極的に努力します。海外市場での事業展開を推進し、収益を高めるために他社との協力を進めつつ、グローバルな人材の確保やリスク管理にも注力していく予定です。

再生可能エネルギー事業

木質バイオマス発電、風力発電、太陽光発電などの事業を推進し、脱炭素や循環型社会の構築に寄与します。

不動産開発事業

熊谷組は不動産開発事業において建設業界のトップクラスの実績を誇り、そのノウハウや知識を活用して都市再生や地方振興に貢献します。

新卒選考フロー

熊谷組の選考は、下記の通りオーソドックスな選考フローとなっています。

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。

    書類選考

熊谷組公式HPからエントリーを行い、エントリーシートを提出します。エントリーシートには、自己PRと志望動機の基本的な事項を記入します。

 

    適性検査

適性検査は、SPIの言語、非言語、性格です。一般的な対策を怠らないようにしましょう。

 

    一次面接

まずはESに書いたことをなぞって尋ねられ、その後に深堀されます。リラックスした雰囲気で進むことが多いでしょう。

 

    最終面接

ESに書いたことを基本とし、質問がされます。特定の事項をかなり深堀することもあるので注意しましょう。

 

    内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

 

以上の選考プロセスにおいて、入社意欲や将来のビジョンが評価されます。応募者は自己分析を行い、企業との適合性を示すために、自己PRや志望動機を具体的かつ明確に表現することが求められます。キャリアプランを示すことで、熊谷組との共通のビジョンを打ち立てることが重要です。

 

引用:熊谷組公式HP 

社風

熊谷組の社風は、温かみがあり協力的な雰囲気が感じられます。この企業では、多くの若手社員が活躍しており、職場内でのコミュニケーションが盛んです。以下に、社風の特徴を詳しく説明します。

 

優しい人々: 熊谷組の社員は、優しさや協力的な性格を持つ人が多い傾向です。新入社員や若手社員に対して親身にサポートし、チーム全体が一丸となって業務に取り組んでいます。この雰囲気は、新入社員にとって受け入れやすく、学びやすい環境を提供を可能にしています。

 

若手社員の多さ: 熊谷組は若手社員が比較的多く、活気にあふれています。若手社員が多いことから、新しいアイデアや視点が尊重され、会社全体に新鮮な風をもたらしています。若手社員は自身の成長に向けた機会を多く持つことができ、将来のリーダーシップの育成が重要視されてきました。

 

風通しの良いコミュニケーション: 社内でのコミュニケーションはスムーズで、意見交換や情報共有が円滑に行われます。異なる部門やプロジェクト間での連携が強化され、協力体制が築かれています。風通しの良い環境は、仕事の効率性を高め、新しいアイデアの創出に寄与が可能です。

 

共通の価値観: 熊谷組の社員は、企業の価値観に共感し、その実践に尽力しています。建設プロジェクトにおいては、品質、安全性、環境への配慮などが重要視され、社員はこれらの価値観を共有して仕事に取り組んでいます。

 

熊谷組の社風は、協力的でチームワークが高く、若手社員にとって成長の機会が豊富な環境です。これにより、新入社員は活発な職場文化の中で自身のスキルや経験を発展させ、会社とともに成功に貢献することが期待されます。

求める人材

熊谷組では求める人材として下記のものを公表しています。

 

  1.       計画性:大規模な建設プロジェクトでは、数年にわたる長期的な工事が一般的です。そのため、適切な計画と段取り力が必要で、予期せぬ事態や気象条件の変化に対処し、工期の遅れを回復する方法も考慮に入れなければなりません。計画性と適切な段取りが欠かせない職種です。したがって、学生時代から計画を立て、物事を段階的に進め、着実に目標に向かって進む練習を行うことをお勧めします。
  2.       勉強する姿勢: 大学での学びは、基礎の基礎と言えるものであり、実務に就いた際にはほぼゼロから仕事を学んでいくことになります。しかしこの数年後、実務経験を積んでいく中で、基礎知識の重要性を再認識する瞬間が必ず訪れます。皆さんが今、大学で学んでいることは将来必ず活かされるものです。したがって、しっかりと勉強を続けることをお勧めします。
  3.       CADの知識: 実際に現場で作業すると、CADのスキルが本当に重要だと痛感します。そのため、大学の授業でCADを学んでいなかったとしても、何らかの方法でCADの基本を学んでおくことは、入社後に非常に役立ちます。そのため、CADを勉強する機会を探し、スキルを身につけておくことがお勧めです。

 

引用:マイナビ

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

熊谷組は建設業界において、その確かな立ち位置を確立しています。特に、売上高と平均年収においては、業界内で安定した高水準を維持しており、これらの要素が熊谷組の特徴的な位置づけを裏付けていると言えるでしょう。

 

熊谷組は数々の建設プロジェクトに参加し、その高品質なサービスと効率的なプロジェクト管理により、多くのクライアントから高い評価を受けてきました。彼らのプロジェクトは国内外で注目され、成功事例として数多くの業界関係者に認知されています。この成功は、熊谷組の信頼性と専門性によって支えられています。

 

一方で、熊谷組の社風は優しい雰囲気が特徴で、社内の風通しは良好です。同僚や上司との協力やコミュニケーションが重要視され、チームワークを高めています。若手社員も多く、経験豊富なベテラン社員からの指導を受けつつ、自分のアイデアを発揮しやすい環境と言えるでしょう。

 

熊谷組は建設業界において、その地位を確固たるものとして築き上げ、今後も安定的な成長を見込んでいます。業界内での高い評価と安定性は、多くの求職者にとって魅力的な選択肢となっており、熊谷組は建設プロジェクトにおいて更なる成功を達成することが期待されています。

 

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

 売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
熊谷組4035億200万円845万8621円61優しい人が多く風通しも良い
五洋建設5022億600万円878万0291円62若い人でも発言しやすい自由闊達な社風
戸田建設5471億5500万円835万4467円62保守的で温厚
長谷工コーポレーション1兆272億7700万円941万8772円63上下関係が厳しい

 

採用大学

 熊谷組は幅広い大学からの採用実績を持つ企業です。国公立大学や有名私立大学だけでなく、中堅大学などからも新卒採用を行っており、これが学歴フィルターを設けていない証拠といえます。

 

学歴だけでなく、応募者の個性や能力、意欲を重視する企業文化が根付いていることが、熊谷組の採用スタンスの一環です。そのため、多様なバックグラウンドを持つ学生がチャンスを掴むことができるでしょう。学歴に自信がない人も、熊谷組が他の価値を重要視することを覚えておきましょう。

 

自身の強みや志望度をアピールし、企業研究を通じて熊谷組の特徴を把握し、面接や選考プロセスで差をつけることが大切です。就活においては個性的な要素も評価されることが多いため、学歴に関わらず自信を持って臨んでください。

【採用実績(大学)】

関西大学、関西学院大学、関東学院大学、関東職業能力開発大学校(応用課程)、学習院大学、京都大学、中央大学、中京大学、中京学院大学、中部大学、筑波大学、都留文科大学、鶴見大学、帝京大学、東京外国語大学、東京経済大学、東京工業大学、東京工芸大学、東京国際大学、東京電機大学、東京都市大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、龍谷大学、和光大学、早稲田大学 

引用:マイナビ

まとめ

企業研究は就活において非常に重要なステップです。各企業が持つ文化や価値観を理解し、自身の志望動機やキャリアプランと合致する企業を見つけることは、成功への第一歩です。企業研究を徹底的に行い、自身の適性と志望企業を一致させるために努力しましょう。

 

熊谷組は優しい人が多く、風通しの良い環境で知られています。若手社員が比較的多いため、コミュニケーションが取りやすく、新入社員としても受け入れやすい企業といえます。これらの特徴を把握し、企業研究を通じて熊谷組の魅力を的確に伝えることが重要です。自己分析を深め、志望動機を具体的に語り、ライバルと差をつけましょう。

 

この記事を参考にし、熊谷組や他の企業に対する研究と準備に励んでください。自身の強みと企業の魅力を最大限に引き立て、就活での成功に近づくでしょう。頑張ってください。

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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。