【企業研究】パソナの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】パソナの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年9月28日更新

はじめに

就活において企業研究は必須ですが、企業の情報は1つにまとまっていないことがあります。そして、そのような場合は企業研究自体に時間と手間がかかってしまいますよね。

 

そこで、ここではパソナの事業内容や就職難易度について本記事内で徹底解説いたします。パソナが気になっている方、パソナの選考を受けようとお考えの方は、ぜひご確認ください。

人材業界

パソナは人材業界に属する企業です。人材業界は人材の派遣やマッチング、求人広告などをおこなっていきます。人と関わることが多い業界です。

 

人材会社の仕事内容については下記の記事で詳しく解説しているため、こちらもぜひご確認ください。

 

人材会社の仕事内容は?【働くメリット・デメリットも解説】

 

人材以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!

【業界研究ガイド】業界一覧

事業内容

パソナの事業内容は大きく分けて8つあります。事業内容を確認することで入社後の働き方がわかるため、ここで事業内容についてしっかりと把握しておきましょう。

 

PASONA 事業内容

事業①エキスパートサービス(人材派遣)

エキスパートサービスではオフィスワークの事務職から専門スキルを備えたスタッフをあらゆる業界、あらゆる職種の「プロフェッショナル人材派遣サービス」を派遣しています。

 

エキスパートサービスの種類は下記のようなものがあり、各企業に適した人材の派遣をおこなっています。

 

クラリカルオフィスで必要とされるスキルを要するOA事務職等の派遣
テクニカル経理、貿易、保険・証券関係、通訳・翻訳などの比較的高度なスキル、資格を要する専門職の派遣
ITエンジニアリングネットワーク技術者やSE・プログラマー、製造・設計技術者、PCエキスパートなど、IT関連業務に関する派遣
営業・販売職営業・販売職および営業・販売に関連する事務職(マーケティング、販売促進、補助業務 他)の派遣
その他エキスパートサービス上記以外のエキスパートサービス

 

事業②BPOサービス(委託・請負)

BPOサービスはクライアントの業務を一括して受託し、業務を代わりにおこなっていく業界です。具体的な業務としては受付、総務、事務、経理センターや営業・販売などがあります。

 

パソナグループが持つ人材の豊富さや専門性によって実現しており、官公庁などの業務を担当する事もあります。委託・請負は派遣とは異なり指揮命令権を持っているのはパソナです。

事業③HRコンサルティング・教育・研修

HRコンサルティング・教育・研修はパソナが持っているノウハウ・人脈を持っている役員経験者や高度専門領域人材を紹介するサービスです。こちらはグループ会社である株式会社パソナJOB HUBでおこなっています。

 

キャプラン株式会社では企業や官公庁から受託している研修・教育を一元管理するタレントマネジメントシステムの販売・導入・コンサルティングをおこなっています。

 

特例子会社の株式会社パソナハートフルでは、障害者が才能・能力を活かして働ける環境の整備、障害者の雇用支援などの社会福祉関連事業をおこなっています。

事業④グローバルソーシング(海外人材サービス)

パソナグループは国内だけでなく海外でも事業をおこなっています。世界15地域60拠点を構えるほど大きな事業となっています。具体的な支援内容は下記のとおりです。

 

  • RECRUITING:海外人材の採用支援
  • CONSULTING:海外進出コンサルティング
  • BUSINESS PROCESS OUTSOURCING:BPO
  • EXPATS MANAGEMENT:海外勤務者管理
  • EMPLOYEE CARE:従業員支援
  • TRAINING:語学教育/研修

 

TRAININGでは日本のおもてなし研修など、国内の企業であるからこそできるサービスを提供しています。

事業⑤キャリアソリューション

キャリアソリューション事業では人材紹介事業と再就職支援事業の2つがあります。

 

人材紹介事業では人材を必要とする企業と優秀な人材の橋渡しをおこなっています。こちらは企業側は人材確保、人材側は転職の実現と両者にとってベストな方向性に進めていくことが求められる事業です。また、人材側に関してはキャリアプランを一緒に考えるなどもおこなっています。

 

再就職支援事業は人材戦略(希望退職制度、早期退職優遇制度等)によって人材を送り出す企業に代わり、その人材の次の就職をサポートしていく事業です。全47都道府県に拠点を展開しており、全国どこでもサービス提供が可能になっています。

事業⑥アウトソーシング

アウトソーシング事業では下記のような事業をクライアントの代わりにおこなっています。

 

福利厚生事業企業の従業員に向けた福利厚生として、宿泊やライフサービス等豊富なラインナップを用意(『ベネフィット・ステーション』)。企業から従業員数に応じた会費を頂き、割引サービスメニューを提供。
パーソナル事業主に協業企業の顧客に向けて『ベネフィット・ステーション』を提供。企業ごとにアレンジも可能で企業独自商品と組み合わせること等により企業側に新たな収益機会を提供。企業の顧客(個人)から会費を頂き、協業企業とレベニューシェア。
CRM事業クライアントの顧客に向けた顧客満足度向上・ロイヤリティアップ支援。
ヘルスケア事業健保・事業主から業務委託料を頂き、健診サービスや特定保健指導、健康ポイント等の疾病予防サービスのワンストップ提供やワクチン接種支援を実施。被保険者・従業員の健康増進を通じ、医療費適正化や生産性向上を支援。
インセンティブ事業企業のロイヤリティ・モチベーション向上施策支援として、報奨ポイントの発行・管理運営・ポイント交換アイテムを提供。対象者がポイントでアイテムを購入する際にポイント代金を売上計上し、アイテム代金を原価に計上。
購買・精算代行事業通信回線や出張旅費の精算代行など管理部門系業務のアウトソーシング。(旧コストダウン事業)経費削減、業務効率化、コンプライアンス強化を目的とした出張支援。(旧BTM事業)
ペイメント事業従来サービス提供企業が他の決済事業者に支払ってきた決済手数料部分を新たなマネタイズポイントに。サービス提供企業から代理店への手数料相当額を会員へ還元することで生活固定費を中心としたサービスを最安値で提供。
海外事業インセンティブ事業を展開。

 

このように非常に幅広い業務を担当しています。

事業⑦ライフソリューション

ライフソリューションでは下記の3つをおこなっています。どれも生活を支援する者であり、豊富な人材から実現しています。

 

  • パソナフォスターのチャイルドケア事業
  • パソナライフケアの家事代行事業
  • パソナライフケアの介護事業

事業⑧地方創生ソリューション

地方創生ソリューション事業では地方自治体と連携しながら、地域に新しい産業の創造と雇用機会の創出を進めています。地域の特産品の活用、アミューズメント事業など各地域の特色を活かした取り組みを進めており、地域に興味がある方におすすめです。

新卒選考フロー

内定を獲得するためには新卒選考フローを確認しておき、事前に対策を取ることは非常に重要です。ここで選考フローについて確認し、どのような対策を取れば良いのか知っていきましょう。

 

PASONA パソナグループ採用情報

募集職種

パソナグループでは下記のような採用形態があります。

 

  • 総合職(パソナグループ/ベネフィット・ワン)
  • エンジニア職(パソナ)
  • サービス職(パソナHR HUB)
  • 保育士・学童指導員(パソナフォスター)
  • 地方創生エンターテイナー – 地方の魅力を世界へ発信 –
  • 音楽島 – 音楽家の新しい働き方 –

 

パソナグループへの応募は総合職採用となります。

選考フロー

パソナの選考フローは下記のとおりです。

 

  1. エントリー・会社説明会
  2. グループ面接
  3. 面談+適性検査
  4. 個人面談

 

適性検査の種類はクレペリン検査です。足し算をひたすらおこなうといったテストであるため、正確性と効率よくこなしていく能力が見られます。あまりメジャーな検査ではないため、事前に内容は把握しておきましょう。

給与水準

パソナの初任給は大卒で235,000円、院卒で242,000円です。どちらも固定残業代10時間(20,000円)を含みます。昇給は年1回、賞与は年2回です。福利厚生にはパソナカフェテリアプラン、社員寮などがあります。

社風

口コミサイトを確認すると、パソナには下記のようなものが多く見られました。

 

  • 風通しが良い
  • フランクな人が多い
  • チャレンジしたい人に任せてもらえる
  • スピード感がある
  • コミュニケーションが活発

 

社風が魅力的かそうでないかは人によって異なります。まずは自己分析などから自分に合っている社風を明確にし、それに合っているかどうかを確認するようにしましょう。

求める人材

パソナは下記のものを求める人材として公表しています。

 

パソナグループの企業理念「社会の問題点を解決する」に共感し、「人を活かす」使命を果たすために高い志と情熱をもち、新たな社会インフラを構築し果敢に挑戦し続ける人材。

 

PASONA よくあるご質問

 

求める人材は面接の質問で問われる可能性が高いです。これらについて確認しておき、自分は共感ができるのかをしっかりと確かめておきましょう。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

業界内でどのような立ち位置になっているのかは、今後の戦略や経営安定性を図ることができます。ここで、パソナは業界内でどのような立ち位置となっているのかを確認してみましょう。業界内での立ち位置は下記のとおりです。

 

会社名売上高

(百万円)

平均年収

(万円)

就職偏差値・

難易度

社風
パソナグループ372,57960352風通しが良く、チャレンジする機会がある
パーソルHD1,223,96773055助け合うことを重要視
スタッフサービスグループ389,800381挑戦することを良しとする精度がある
リクルートスタッフィング271,000503活気があり、向上心が強い人が多い

 

また、他業界や他の会社の就職偏差値については、下記の記事でご紹介しています。こちらもぜひご確認ください。

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

採用大学

パソナは非常に多くの大学から採用をしています。下記のように採用大学に傾向が見られないため、学歴フィルターはない可能性が高いです。

 

東京工業大学、青山学院大学、筑波大学、名古屋大学、立命館大学、大阪大学、北海道大学、福島大学、京都大学、明治大学、神戸大学、徳山大学、早稲田大学、高知大学、千葉大学、慶應義塾大学、鹿児島大学、東京外国語大学、富山大学、防衛大学校

ホットニュース

ホットニュースは企業の動向について知ることができます。ここでホットニュースについて確認しておき、自分にはどのような影響があるのかを考えておきましょう。

ホットニュース①新会社の始動

パソナはパソナHRソリューションとキャプラン株式会社を統合し、株式会社パソナHRソリューションで事業を開始しました。

 

株式会社パソナHRソリューションでは労務管理システムとタレントマネジメントシステムのスムーズな連携や、各種人事業務のBPOサービスを通じて、人事部門のコア業務へのシフトを支援していきます。

ホットニュース②日本国際博覧会へ出展

パソナは2025年の日本国際博覧会(関西万博)に出展する企業の1つとして地鎮祭を開催しました。博覧会協会の石毛博行事務総長やエグゼクティブプロデューサーの澤芳樹名誉教授、建築家の板坂諭氏などが参加し、兵庫県淡路市の伊弉諾神宮で工事の安全を祈願しています。

 

このようにパソナはイベントなどにも積極的に参加している企業です。また、日本国際博覧会は信頼の高い企業が多く出展しており、パソナもその1つであることが分かります。

まとめ

今回はパソナの事業内容や就職偏差値についてご紹介しました。就職を成功させるためにはリサーチを徹底的におこない、入社後に後悔する可能性を低くすることが重要です。本記事や企業の説明会などで企業研究を徹底的におこなっていきましょう。

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