【企業研究】日本旅行の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説!

【企業研究】日本旅行の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説!

2023年9月26日更新

はじめに

「日本旅行ってどんな会社なの?」

「日本旅行に学歴フィルターはある?」

「日本旅行に入社するにはどんな対策をすればいいのだろう」  

     

このようなことでお悩みではないですか?

 

この記事では「日本旅行」についてご紹介します。

 

最後まで読むと、日本旅行がどのような会社なのか、就職偏差値・難易度および業界での立ち位置、採用大学、選考方法、入社する為の対策などがわかります。

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旅行業界とは?

旅行業界とは、個人客や団体客などの旅行者に対し、国内旅行や海外旅行等の旅行サービスを提供する業界のことです。

旅行業界に関わる旅行会社は、旅行者のために移動手段や宿泊施設手配、パッケージ旅行のプラン作成や販売などの業務を行います。

 

法律上、旅行業界は、「旅行業」と「旅行業者代理業」の2つに分かれ、以下のような違いがあります。

旅行業海外・国内の旅行の企画をする企業
旅行業者代理業旅行業が企画したツアーなどの旅行商品を代理販売するBtoBの企業

 

さらに「旅行業」の分類は、以下の4つです。

第1種旅行業国内・海外旅行の企画ができる
第2種旅行業国内旅行のみ企画ができる
第3種旅行業一定の条件下の国内旅行が企画できる
地域限定旅行業特定区域の国内旅行のみを企画できる

旅行会社によって扱う企画の範囲や、仕事の幅が異なります。

旅行以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!

【業界研究ガイド】業界一覧

日本旅行はどんな会社か?

日本旅行の正式名は、株式会社日本旅行(Nippon Travel Agency Co., Ltd.)。国内旅行に強みを持つ、日本で最初の旅行会社になります。

通称は「日旅(にちりょ)」と英語の「NTA」です。

 

旅行業登録番号が観光庁長官登録旅行業第2号という、現存する旅行業では最も若番の旅行会社であり、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)の連結子会社です。

 

ここでは、日本旅行の会社概要、歴史、経営理念をご紹介します。

会社概要

会社名株式会社 日本旅行

(英文 Nippon Travel Agency Co.,Ltd.)

代表取締役社長小谷野 悦光
創業明治38年11月(1905年) ※株式会社日本旅行会
設立昭和24年1月28日
登録番号観光庁長官登録旅行業第2号
資本金 1億円
株式数授権資本/24,000万株、発行済株式総数/6,000万株
本社〒103-8266 東京都中央区日本橋1-19-1

日本橋ダイヤビルディング12階

従業員(グループ全体)3,632名 (2023年1月1日現在)
売上高1059億6500万円(2023年6月期、連結決算)
営業利益77億9200万円(2023年6月期、連結決算)
当期純利益55億800万円(2023年6月期、連結決算)

 

歴史

日本旅行は、1905年(明治38年)に日本旅行業界史上初の「日本旅行会」として、南新助が、滋賀県で創業しました。

東海道本線草津駅で駅弁を販売していた南新助が、伊勢神宮参拝の団体旅行を主催(今でいう企画旅行)したことが発祥です。

 

一度、世情悪化で廃業になりましたが、1949年(昭和24年)1月 に「株式会社日本旅行会」として大阪府で再設立し、1967年(昭和42年)12月に本社を大阪から東京に移転します。

そして、1968年(昭和43年)に「株式会社日本旅行」に改称しました。

 

1970年(昭和45年)、日本国有鉄道(国鉄)が指定席予約システムのMARS(マルス)を導入した際に、当時まだ弱小であった日本旅行が他の旅行会社に先駆けて、積極的にMARSを導入・活用し、成長していきます。

 

2002年(平成14年)12月 に、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)の連結子会社になり、2004年(平成16年)9月、オーエムシーカード(現:セディナ)との合弁会社「日本旅行オーエムシートラベル」を設立し、オーエムシーカードの旅行業事業を移管しました。

 

2018年(平成30年)2月28日、日旅サービス50年を機に「日本旅行サービス」に改称します。

 

2020年(令和2年)、「日本旅行サービス」と「日本旅行OMCトラベル」の統合により「日本旅行リテイリング」になりました。

 

主要株主がJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)なので、鉄道を使った国内旅行の展開数が豊富で、JR路線を活用した「赤い風船」というパッケージツアーは、特に有名です。

国内旅行を強みとしていますが、海外旅行も取り扱っています。

 

経営理念

「日本旅行は、あふれる感性とみなぎる情熱を持って、魅力ある旅の創造とあたたかいサービスに努め、お客様に愛され、未来を拓くアクティブカンパニーを目指し、豊かな生活と文化の向上に貢献します。」

 

行動規範 【H・E・A・R・T】

・HOSPITALITY

私たちはお客様を大切にし、「親切」「誠実」「正確」「迅速」に行動します。

 

・ENERGY

私たちはみなぎる活力と情熱を持ち、あらゆる目標に果敢にチャレンジします。

 

・ACHIEVEMENT

私たちは常にコスト意識を持ち、生産性の向上と収益の拡大に努めます。

 

・REVOLUTION

私たちは「出る杭」となることを恐れず、仕事の変革に努めます。

 

・TOGETHER

私たちは会社の発展とともに自らの幸せを築きます。

日本旅行|経営理念

経営理念より、第一にお客様のことを考え、創造の精神を持って、事業の改革を行いながら、社会貢献していくことがわかります。

日本旅行の事業内容

日本旅行は、第1種旅行業を行っており、主に「ソリューション事業」と「ツーリズム事業」の2つの柱で成り立っています。

 

ソリューション事業では、公務・地域ソリューション、企業ソリューション、教育ソリューション、ビジネストラベル事業の4つに取り組んでおり、顧客や地域の抱える社会課題へ挑んでいます。

 

ツーリズム事業は、ダイレクトマーケティング、アライアンスマーケティング、国内旅行事業、海外旅行事業の4つです。

 

その他に、インバウンド事業を展開しています。

 

日本旅行の事業目的は、旅行業を中心に、運送代理業、倉庫業、総合リース業、通訳・翻訳業、警備業、IT事業など、これまでの事業領域の枠を超え、お客様の求める価値を実現する幅広い事業を営むことです。

 

近年では、持続可能な開発目標(SDGs)宣言と共に、

・国際文化の交流促進事業である「ジャパンウィーク®」の体験旅行の提案

・子どもたちの健やかな成長を願う地域密着型の「トムソーヤクラブ®」の活動

・被災地の復興を応援とした被災地支援、環境に配慮した旅行プログラムの推進

など、旅行業を通じて積極的に貢献しています。

日本旅行の新卒選考フロー

日本旅行の新卒選考フローは、下記のような流れになります。

 

①エントリーシート 

② Webテスト

③グループディスカッション

④面接(2回)

⑤内々定

 

WEBテストの種類

日本旅行のWEBテストは、以下の通りです。

 

・Webテスティング(言語・計数)

・インハウス(自社オリジナル筆記試験:キャリアベース 言語・計数、小論文)

 

エントリーシートの質問内容

日本旅行のエントリーシートは、主に次のような質問内容となります。

 

・学業・ゼミなどで取り組んだ内容は?

・自己PR

・学生時代に頑張ったことは何ですか?

・日本旅行への志望理由

・自分のキャッチフレーズは?

 

対策として、なぜ日本旅行なのか、日本旅行で実現したいことや将来の目標、自分の強みを明確にし、日本旅行の経営理念や事業内容などを事前に調べておきましょう。

日本旅行の社風

日本旅行の社風は、人間関係がよく働きやすい環境であることから、風通しがよい社風だといえます。

口コミを調べてみたところ、チームワークが良く一体感があり、問題解決のために店舗全員で意見を出し合ったり話し合いをすることができる、アットホームな雰囲気だということがわかりました。

日本旅行の企業サイトでは、企業ビジョン遂行のために一番大事なのは「人」だと書かれています。

日本旅行の求める人材とは?

日本旅行が求める人材に合っていれば、新卒採用で内定を掴む可能性があります。日本旅行の求める人物像は以下の通りです。

 

・ホスピタリティ(おもてなしの心)のある人

・相手のニーズを的確につかめる人

・相手の事を思いやる気遣いができる人

・自分で考えて行動ができる人

・コミュニケーション能力が高い人

・新しい旅行ビジネスを創造したい人

 

日本旅行は、未来の旅行業を創造・実現するために、お客様のことを第一に考えることができて、仲間と一緒に企画提案に臨める人材を求めています。

日本旅行の就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

結論からいうと、日本旅行の就職難易度は「高い」と言えます。

 

旅行業界の就職偏差値ランキング内での難易度は以下のようになっています。

 

難易度SS(旧帝大レベル以上)

難易度S(地方国公立大学レベル)

難易度A(関関同立、MARCHレベル)

難易度B(産近甲龍、日東駒専レベル)

難易度C(産近甲龍、日東駒専レベル)

難易度D(産近甲龍、日東駒専レベル以下)

難易度E(産近甲龍、日東駒専レベル以下)

 

会社名売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
近畿日本ツーリスト4592億円646万円

※KNT-CTHD全てを含

難易度SS冷静さを求められる
HIS4530億円426万円難易度SS新しいことに挑戦
日本旅行4249億円479万円難易度S風通しがよい

 

参考「【最新版】旅行業界の就職偏差値ランキング」

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

日本旅行の採用大学と学歴フィルター

ここでは、日本旅行はどの大学の出身者を採用しているのか、学歴フィルターはあるのか、みていきましょう。

 

採用大学

日本旅行の主な採用大学は、以下のとおりです。

北海道大学、山形大学、東京大学、東京外国語大学、東北大学、一橋大学、筑波大学、千葉大学、埼玉大学、金沢大学、信州大学、新潟大学、名古屋大学、九州大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、岡山大学、広島大学、大阪市立大学、神戸市外国語大学、滋賀大学、首都大学東京、青山学院大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、中央大学、法政大学、明治大学、立教大学、明治学院大学、東海大学、獨協大学、東洋大学、日本大学、駒澤大学、拓殖大学、専修大学、南山大学、名城大学、中京大学、愛知淑徳大学、名古屋外国語大学、関西外国語大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、同志社女子大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、琉球大学、甲南大学、京都産業大学、福岡大学、北九州市立大学、九州産業大学、金城大学、杏林大学、長崎県立大学、熊本大学

 

日本旅行は、国公立大学や私立大学をはじめ、幅広い大学から採用をしていることがわかります。

 

学歴フィルター

日本旅行の採用大学を見る限り、学歴によって選別するような学歴フィルターはないでしょう。

 

採用大学には、高学歴の旧帝大学や早慶上智などが目立ちますが、日本大学や駒澤大学などからも採用されているのが理由です。

日本旅行のホットニュース

ここでは、2023年の日本旅行に関するホットニュースを3つご紹介します。

 

1つめは、2023年1〜6月期の連結純利益が、前年同期比1.9倍の55億円だったということです。

ここ数年、コロナ渦によって日本旅行を始め旅行業界および旅行会社は、大きな打撃を受けていました。今年の5月に新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが「5類」に移行したことにより、訪日外国人旅行を扱う国際旅行部門などが好調だったのが要因です。

 

2つめは、他の企業と連携を組み、訪日外国人観光客向けインバウンド施策として「外貨両替サービス」における戦略提携を開始したことです。

 

円安の影響を受け、コロナ明けから景気回復傾向にあることから、今後、さらなる回復が見込まれる国内観光やインバウンド需要に向けて、Ctrip の訪日中国人・外国人ユーザー向けに外貨両替サービスを開始。

※Ctrip(携程旅行網)は、世界に4億人のユーザー数を誇る中国最大の OTA(Online Travel Agent)プラットフォーム。

 

その1号店は、京都駅構内にある日本旅行 TiS 京都支店内です。

日本旅行は、今回の戦略提携に伴い、京都駅ビル開発と共同で Ctrip 外貨両替所運営場所を提供しています。

 

3つめは、全国の高等学校向けに、スポーツ教育における探究学習をサポートする教育プログラムの提供を開始したことです。

 

日本旅行は、旅行業の枠を超え、これまでにもSDGs学習やICT教育といった教育プログラムを発表し、教育現場における探究学習のサポートを行ってきました。

 

学生アスリートキャリア教育事業を行っている株式会社STEAM Sports Laboratoryと連携を組むことで、スポーツを通して学生の「新たな学びの場」を提供するのが目的です。

 

参考:日本旅行の1〜6月期、純利益1.9倍 過去最高の55億円

 

JFS は、みずほ銀行、Ctrip、日本旅行、京都駅ビルと、訪日中国人観光客向 けインバウンド施策として、外貨両替サービスにおける戦略提携を開始 

 

学校現場のスポーツ教育を探究学習に連携させたサポートを展開  株式会社 STEAM Sports Laboratory と業務提携

【企業研究】日本旅行の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説まとめ

日本旅行の、会社概要、就職偏差値・難易度および業界での立ち位置、採用大学、選考方法、入社する為の対策などを解説しました。

 

日本旅行は、国内旅行に強みを持つ、人気の老舗総合旅行会社です。

国内旅行に強いのは、歴史的に旧国鉄と密接な関係があり、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)が大株主になったという経緯があるためです。

 

日本旅行の旅行業界内での就職偏差値・難易度は、難易度Sと地方国公立大学レベルになります。

学歴フィルターはないので、「どうして日本旅行を選んだのか」を深堀りして、他の就活生との差別化を図ることが、とても重要です。

 

本記事を参考に、戦略的に就職活動を進めて、日本旅行の内定獲得に活かしてみてください。

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監修者情報

岩本美帆

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社ネオキャリアに新卒入社。
法人営業や採用コンサルティング業務を中心に、転職支援業務のプロジェクトにアサイン。 2年後に自己成長と新しい挑戦を求めてナイモノに転職。 現在は入社3年目のキャリアアドバイザーのリーダーとして、 「人の挑戦を言葉で支援することで成長し続ける」をモットーに活躍している。