【企業研究】ダイハツの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】ダイハツの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年8月31日更新

はじめに

いよいよ、就活開始!

そんな時に、何から着手していいのかについて、悩む方は多いのではないでしょうか。

最初に行うのは、「企業研究」です。

自分が希望する、興味がある企業は、どんな特徴があるがを理解することは、実際のエントリーを行う前の必要なタスクです。

そこで今回は、自動車メーカーを代表する「ダイハツ」をテーマに、企業研究を実施していきます。

今回行っている企業研究の項目は、他の企業研究を実施する際のテンプレートとしても活用できます。

本記事を参考に、今後の企業研究を実施していきましょう。

 今回実施する企業研究は、ダイハツの公式HP、採用公式HPを基に参考しています。

こちらの内容も、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

企業HP:ダイハツHP

採用公式HP:新卒採用情報【ダイハツ 採用情報】 (daihatsu.com)



自動車メーカー業界

「ダイハツ」は、自動車メーカーの中でも規模の大きな企業です。

私達の生活において、自動車は、必要不可欠な存在となっています。

現代社会では、一家に一台ではなく、一人1台の自動車を保有している地域も多数あります。

こうした環境の変化において、ますます自動車メーカーの役割は重要となっています。

 そもそも、自動車メーカーとは、自動車の製造や販売を行っている企業を指します。

担っている役割として、新車の開発や生産から自社の運営する店舗での販売までを一貫して行うだけではなく、契約しているディーラーへ車両を提供し販売するなどを行っています。

ここで注意しておきたいのは、ディラーとの違いです。

ディーラーとは、販売を主な事業として行っており、自動車の製造を行わない点が異なります。

 自動車メーカーへの就活については、こちらの記事も参考にしてください。

【業界研究】自動車メーカーとは?志望動機・ビジネスモデル・職種を徹底解説

 自動車メーカー以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!

【業界研究ガイド】業界一覧



事業内容

ダイハツで行っている事業は、3つの柱で構成されています。

ダイハツの歴史は、古く、1907年からの事業を通して、自動車業界の発展に寄与しています。

国内だけではなく、諸外国への自動車販売も広く行っています。

扱っている車両の種類は、多くありますが、世界に愛されるスモールカーづくりに注力し、軽自動車の研究、製造を通した活動を実施しています。

 国内事業

「低燃費」「低価格」「省資源」を追求し、2021年には国内軽自動車販売台数は約51万台。販売シェアは16年連続で第1位を獲得する実績があります。

軽自動車としては、他を追従しない程の実績があり、小回りが利く自動車として人気があります。

その扱い商品は、広く タントやミライ―スなどから、コペンなどがあります。

参考:カーラインアップ

 海外事業

ダイハツの海外事業は、インドネシアとマレーシアを主力としています。

インドネシア専用車「アイラ」(トヨタ名:アギア)とマレーシア専用車「アジア」には、日本の軽自動車「ミラ イース」の技術やノウハウを応用している特徴があります。

国内の自動車メーカーの技術は、世界の中でもトップクラスです。

その技術を活かし、海外事業を積極的に実施しています。

受託・OEM

ダイハツの技術は、自社のみではなく他企業でも活用されています。

トヨタグループの中でトヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)と株式会社スバル(以下スバル)向けにバラエティに富んだ車両・エンジンを供給するなど、国内の自動車メーカーの生産にも貢献している特徴があります。

 

より詳細な事業内容は、こちらに紹介されています。

参考:事業概要



新卒選考フロー

続いて、新卒採用フローを紹介していきましょう。

選考プロセスには、基本的に約4〜5週間程度が必要となる旨も紹介もされています。

企業により選考プロセスに掛かる時間は、さまざまです。

スケジュール管理をしておかなければ、面接などがバッティングしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

ダイハツの選考プロセスについては、下記のページに紹介されています。

今回、ご紹介している内容と同時に、こちらも確認しておきましょう。

参考:RECRUITING INFORMATION

STEP1:エントリー

公式HPにある「応募職種一覧」を確認し、エントリーを行います。

この際、現在募集している職種から選択する必要がある点に注意しましょう。

また、ダイハツにはプレエントリーはなく、エントリーの際に志望動機などを記載する必要があります。

エントリーシートは、募集職種などにより異なる質問が実施されます。

ここで、エントリーシートでよく聞かれる質問をいくつかご紹介します。

【ES質問例】

質問例①:大学で研究した内容について、教えてください。

質問例②:学生時代に力を入れたことは、何か教えてください。

質問例③:当社でチャレンジしたい職業分野と理由を教えてください。

    (入社後の配属先を確約するものではありません)

質問例④:(対象者の方のみ)インターンシップへの参加を希望した理由を教えてください。

STEP2:書類選考

エントリーした内容を元に、書類選考が実施されます。

書類選考が通過した方には、適性検査(SPI)の案内がメールで届きますので、選考結果だけではなく、SPIの案内も注意しておく必要があります。

適性検査については、書類選考のお知らせから1週間内と決まっています。

この期間が経過した場合には、選考辞退と見なされるため、期限内に注意することも注意しておきましょう。

STEP3:適正検査

STEP2で案内された適性検査(SPI)の受検を行います。

適性検査の結果は、1週間程度を目安に通知されます。

STEP4:面接(複数回)

適性検査を通過した方には、面接の案内も届きますので、内容を確認し参加を行います。

面接回数は、複数回とのみ公開されています。

選考プロセスの中で、必要と判断された場合には面接回数が増える可能性がある点も、注意しておきましょう。

過去に面接で問われた内容についても、参考としてご紹介します。

【面接の質問例】

質問例①:車を好きになったきっかけは何ですか。

質問例②:ダイハツを志望した理由を教えてください。

質問例③:当社で挑戦したい職種と、その理由を教えてください。

質問例④:未来の軽自動車に求められることは何だと思いますか。

STEP5:内々定

面接を通過された方には、内々定の案内が届きます。

ここで注意したいのは、入社意思を返信する時期です。

 



社風

軽自動車に注力し、技術力を高めているダイハツは、どのような社風でしょうか。

ダイハツでは、グループ全体でスローガンやビジョン、経営理念を共有しています。

【企業理念】

  1. 豊かな21世紀社会への貢献

豊かな21世紀社会へ貢献するため、環境との調和ある成長を目指し、事業活動の全ての領域を通じて、ゼロエミッションに挑戦します。

  1. 環境技術の追求

環境技術のあらゆる可能性を追求し、環境と経済の両立を実現する新技術の開発と定着に取り組みます。

  1. 自主的な取組み

未然防止の徹底と法遵守に努めることはもとより、地球規模、及び各国・各地域の環境課題を踏まえた自主的な改善計画を策定し、継続的な取組みを推進していきます。

  1. 社会との連携・協力

関係会社や関連産業との協力はもとより、政府、自治体を始め、環境保全に関わる社会の幅広い層との連携・協力関係を構築していきます

 

この経営理念を基に、お客様に安心した乗り物を提供し続けるための環境を作っています。

年齢や役職を超えた活発な意見交換を推奨する風土を作り、新製品の開発を後押ししています。

また、従業員の成長を後押しするための制度にも、力を入れています。

その1つが、評価の公平性です。

それだけではなく、社会人となり多くの時間を過ごす職場の仕組み作りも行っています。

自己成長を促進するためには、制度の公平性だけではなく、育成面でも力を入れオープンな企業風土を構築しています。

参考:基本理念/基本的な考え方/取組みの全体像



求める人材

採用については、グループスローガン「Light you up」を基に行っています。

では、どのような人材を仲間として受け入れたいと考えているのでしょうか。

ダイハツが求める人材像のキーワードは、「TMG」です。

・Tough・・・「自ら行動し、成功するまでやりきる人」

・Multi・・・・「様々な枠を越えて働きかける人」

・Global・・・「境界なしにどこでも輝ける人」

 

ダイハツでは、自動車の開発や販売を通して、社会課題の解決にも着目しています。

こうした課題を解決するためには、多様な人材の力を必要としています。

人材を決まった枠で決めるのではなく、それぞれが持つ力を発揮できるような仕組み作りも積極的に実施しています。

実際に活躍している先輩社員のインタビューも参考になります。

こちらの記事も参考に、求める人材像の理解を深めていきましょう。

参考:ダイハツ 社員紹介

参考:リクナビ2024 ダイハツ工業



就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

自動車業界で活躍する企業には、どのような企業があるのでしょうか。

今度は、ダイハツと他企業の比較を通して、企業理解を深めていきます。

会社名売上高平均年収就職偏差値

難易度

社風
ダイハツ1兆3270億円6,510,000年齢や序列に関係なく、積極的な意見交換ができる風土があります。

また、従業員一人一人の個性を大事にし、尊重する風土も備わっています。

スズキ4兆6416億円6,864,00058現状に満足するのではなく、常に、お客様の目線で改善を繰り返していく風土があります。常に、問題意識を持ちアンテナを張ることで、より新しいアイデアを創出できる環境があります。
トヨタ37兆1542億円8,954,00065常に業界の先頭を走る企業として、社内の環境整備も積極的に実施しています。従業員の働きやすさや、公平な評価制度などには提供があり、従業員の満足度も高い特徴があります。また、新しいアイデアを否定するのではなく、どうすれば実現できるかについて、活発な意見交換ができる風土が整っています。

ここでご紹介している企業の就職偏差値は、こちらで確認できます!

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング



採用大学

ダイハツでは、どのような大学での採用実績があるのでしょうか。

公開されている採用大学は、こちらになります。

【採用大学実績】

愛媛大学、大分大学、大阪工業大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪電気通信大学、大阪府立大学、岡山大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、北九州市立大学、九州工業大学、九州大学、京都工芸繊維大学、京都大学、近畿大学、近畿大学工業高等専門学校、熊本高等専門学校、甲南大学、神戸大学、佐賀大学、滋賀県立大学、滋賀大学、静岡大学、芝浦工業大学、信州大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東海大学、東京電機大学、東京農業大学、東北大学、徳島大学、鳥取大学、トヨタ神戸自動車大学校、同志社大学、長崎大学、名古屋工業大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、日本大学、兵庫県立大学、法政大学、北海道大学、舞鶴工業高等専門学校、山口大学、横浜国立大学、立命館大学、早稲田大学

 

地方大学からの人材も積極的に行っている特徴があります。

そのため、学歴フィルターは無いとされています。

また、今後も優秀な人材を積極的に採用する方針を定めているため、今後も学歴フィルターを意識することなく採用していくことが予測できます。

参考:リクナビ2024 ダイハツ工業



ホットニュース

ダイハツの選考を希望する際には、公式HPに掲載されているホットニュースも確認しておくと良いでしょう。

最終面接では、紹介されている記事についての質問も予測されます。

全てを完璧に理解する必要はありませんが、直近1年程度のニュースに目を通しておくことが最善です。

ここでは、ここ最近、注目されているホットニュースをご紹介します。

スズキ、ダイハツ、トヨタ、商用軽バン電気自動車を公開

ダイハツでは、同業界で活躍するスズキ、トヨタと共同開発した、BEVシステムを搭載した商用軽バン電気自動車のプロトタイプ版を発表しています。

自動車業界で注目されている自動車業界のカーボンニュートラル(CN)達成に向けた取り組みを行っています。

今後も、業界全体で協力して技術力の工場、環境問題への取り組みを実施していくと発表しています。

 

ダイハツ、お客様コールセンターでの「手話通訳サービス」の提供開始

お客様の視点でのサービス力強化にも積極的に対応しています。

その一つが、お客様コールセンターにおいて「ダイハツ手話通訳サービス」の開始です。

従来よりあったコールセンターのサービス力をアップし、より広くお客様の利便性を向上を目指しています。

 

 

まとめ

今回は、ダイハツをテーマに企業研究を行っています。

就活を行う際に必要となるのは、企業の理解です。

自分が本当に受けたい、活躍したい企業の候補を見つけるためには、企業研究は欠かせません。

本記事を参考に、企業研究を進めていきましょう。

 

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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。