接客業に向いている人の仕事と特徴を徹底解説!

接客業に向いている人の仕事と特徴を徹底解説!

2023年8月29日更新

はじめに

「接客業ってどんな仕事があるの?」

「接客業はどんな人に向いているの?」

このようなことでお悩みではないですか?

 

この記事では、接客業に向いている人の特徴についてご紹介します。

最後まで読むと、接客業の主な仕事や向いてる人の特徴、得られるスキルやメリットがわかります。



接客業とは

接客業とは、サービス業の1つで接客を伴う仕事です。

人と直接対面でやり取りする業務を行い、主に店舗や施設に訪れたお客様におもてなしや商品やサービス提供をします。そのため、お客さまに失礼のない身だしなみや立ち振る舞いが求められます。礼儀正しい言葉づかいも必要です。

 

業務は、接客の他に販売・受付・案内・問い合わせを始め、会計処理・在庫処理・配膳など幅広く担当します。



接客業の主な種類7選

接客業はどんな場所で働き、どんな仕事をするのか、ここでは7つの主な接客業の仕事をご紹介します。

 

①飲食店のホールスタッフ

場所:レストラン、居酒屋、カフェなど

仕事内容:案内、注文、配膳、片付け、会計、電話対応、掃除など

 

飲食店のホールスタッフは、食事を提供するお店で主に食事の注文・配膳・会計などを行います。

全国各地に幅広い種類の飲食店が数多く存在するので、飲食店のホールスタッフの求人数は多いです。基本的なマナーが身に付けられます。

若い世代にも人気があり、未経験でも採用して貰えやすいです。

 

②販売スタッフ

場所:百貨店、洋服店、ショッピングモール、コンビニ、スーパー、書店など

仕事内容:案内、提案、販売、品出し、会計、発注、在庫管理など

 

販売スタッフは、生活用品・食品・洋服など販売してるお店で、お客様が求める商品の案内・品出し・会計などを行います。

販売スタッフの勤め先も幅広く、求人数が多いのが特徴で、未経験でも働きやすいです。基本立ち仕事なので体力もある程度必要でしょう。

特に、コンビニ、スーパーは最も身近な接客業の1つです。

 

③宿泊施設のフロントスタッフ

場所:ホテル、旅館など

仕事内容:宿泊予約、案内、受付、会計、電話対応など

 

宿泊施設のフロントスタッフは、最も「ホスピタリティ」が重視される仕事です。チェックイン・チェックアウトなどのフロント業務を行います。

ホスピタリティとは、心から親切にもてなすことをいいます。

 

日本は世界的にもホスピタリティが高い国です。高い接客スキルやマナーが求められます。外国人のお客様の対応も行うため語学力も必要です。

高級な旅館やホテルでは、さらにきめ細やかな対応力が不可欠です。

 

④レジャー施設のスタッフ

場所:遊園地、映画館、カラオケボックス、テーマパーク、アミューズメント施設など

仕事内容:案内、販売、会計、アナウンス、トラブルの対応など

 

レジャー施設のスタッフは、遊びに訪れるお客様に対して案内・会計・アナウンスなどを行います。

お客様を楽しませる接客や雰囲気づくりが求められます。混雑しやすい施設ではお客様を待たせないように的確でスピーディーに対応することが必要です。

レジャー施設には屋外もあるので、天気に左右されやすい季節は体力も求められます。

 

⑤ブライダル・セレモニーのスタッフ

場所:結婚式場、セレモニーホール

仕事内容:打合せ、提案、案内、受付、配膳、電話対応、サポートなど

 

ブライダル・セレモニーのスタッフは、結婚式場やセレモニーホールにて、案内・受付・電話対応・サポートなどを行います。

結婚式やお葬式といった、お客様の人生の中で大きなイベントに関わる仕事に携わります。一度きりなので失敗は許されません。

失礼のない対応が求められます。責任も重大ですが、その分感謝される仕事なので、やりがいをとても感じるでしょう。

 

⑥美容室やエステサロンなどのスタッフ

場所:美容室、エステサロン、コスメショップなど

仕事内容:案内、受付、施術、電話対応、販売、会計、掃除など

 

美容室やエステサロンなどのスタッフは、美容室やエステサロンなどで施術をメインに行い、受付・案内・会計などをします。

美容に関するスキルが必要で、常にお客様への気配りをしなければなりません。

手先の器用さや、会話でリラックスさせるスキルがあると良いでしょう。価値と充実した時間を提供する仕事でもあります。

 

⑦企業や施設の受付スタッフ

場所:会社、オフィスビル、駅、商業施設、美術館、博物館など

仕事内容:案内、受付、設備予約・管理、問い合わせ対応、電話対応など

 

企業や施設の受付スタッフは、会社・オフィスビルや公的施設・商業施設などのフロントで案内・受付・電話対応・問い合わせなどを行います。

会社や施設の顔ともいえるので、お客様に失礼のない対応と言葉遣いが必須です。

語学力や緊急の場合の対処法など、お客様のためになる知識やスキルがあると活躍できます。

 

接客業に向いている人の5つの特徴

接客業は人との出会いの連続です。

ここでは、接客業に向いている人の5つの特徴をご紹介します。

①人を喜ばせるのが好き

人を喜ばせるのが好きな人は、自然と世話をしたり細かな気配りが出来るため、接客業に向いてるでしょう。

無意識に、相手がどうすれば喜んで貰えるかを考えて常に行動しています。お客様と接する時間を大切にし楽しめる人は、接客業にやりがいを感じるでしょう。お店の売上にも貢献できます。

人を笑顔にするのが好きな人は接客業はおすすめの仕事といえます。

 

②聞き上手

話を聞くのが上手な人は接客業に向いています。

 

話を聞くことでお客様がどんな状況で何を求めているかを把握しているので、お客様が満足できる提案をすることができるからです。

初対面で仲良く出来たり悩みを打ち明けられたりする人は、共感したり質問したりするのが上手いので、接客業では強みとなるでしょう。

 

③気配りが出来る

気配りが出来る人も接客業に向いているでしょう。

相手のことを考えて、どんなことをして欲しいのか察するのが上手いので喜んで貰えます。

 

例えば、ファミレスのホールスタッフであれば、お客様の注文やお水を出すタイミングや食後のデザートをお持ちする声かけなどです。待たせることがないように気配りが欠かせません。雇うお店側も安心して接客を任せることが出来ます。

 

④臨機応変に対応ができる

臨機応変に物事に対応できる人は接客業に向いています。

 

接客業はいつもマニュアル通りに事が運ぶわけではありません。そういう時でもその場の状況を瞬時に把握して、冷静に対応できる人はとても重宝されます。

例え、トラブルが起きたとしても相手に極力不快感を与えずに済むからです。

 

臨機応変に対応ができる人は、経験値が高いです。

経験を積み重ねていると、様々な困難に出くわし、乗り越えて行かねばなりません。そうすることで、大変な状況になっても冷静に問題解決の最善手を選ぶことができるのです。

 

⑤体力がある

体力がある人は接客業に向いています。

なぜなら、接客業は立ち仕事が多いので体力を必要とします。体力がないとお客様に対してしっかりとした対応が出来ません。

 

業務内容によっては、力仕事があったり勤務時間が深夜だったりすることもあるので、男女・年齢問わず、疲れても病気になりにくい強い身体の方が接客業に向いています。

体力に自信のある人向きの仕事であるといえるでしょう。



接客業に向いてない人の5つの特徴

逆に接客業に向いていない人はどんな人でしょうか。ここでは、接客業に向いていない人の5つの特徴をご紹介します。

 

①自己中心

自己中心的な人は接客業に向いていません。

 

接客業はおもてなしが基本なので、自分の都合でお客様を振り回すようなことはしてはいけません。

例えば、自分が良いと思って無理に商品を薦めたり、人によって態度を変えたりするようなことをしていたら、クレームになる可能性が高いからです。

自分の事ばかりで相手の立場になって考えたり行動ができない人は、接客業には不向きです。

②感情が表にすぐ出てしまう

感情をすぐ表に出してしまう人も接客業に向かないです。

嫌なことがあったからといって、お客様に対して感情をむき出しにしてしまうと相手に不快な気持ちを与えてしまいます。接客業において、自分の感情をあからさまに表に出すのは禁物です。業務に支障が出てしまいます。

 

ストレスを溜めないように、困ったことや嫌なことは早めに直属の上司に相談したり気分転換をしたりしましょう。

起伏が激しい人は、接客業は避けた方が良いかもしれません。

 

③対応力がない

対応力がない人は接客業に向いていません。

接客業は、人を相手にしている業務なので常にマニュアルのようには事が運びません。

例え、イレギュラーな事が起きても柔軟にスピーディーに対応することが、とても大切です。

 

対応力は経験の高さにも比例してきます。経験値の低い人は接客業にはおすすめしません。マニュアル通りにしか行動しない人も同様です。

④言い訳をする

言い訳をする人は接客業に向いていないでしょう。

 

接客の業務において変化は付きもので、何か不都合が起きた際に言い訳をしてやらないのは論外です。なぜなら、お客様に対しても同じ業務をする仲間にも迷惑をかけるからです。

 

言い訳は向上心をなくす行動でもあるので、いつまでも現状の自分を変えることが出来なくなります。周りや環境のせいにする人は、自分が悪くても非を認めないので接客業には絶対向きません。

 

⑤メンタルが弱い

メンタルが弱い人は接客業に向いていません。

接客業は様々なお客様と出会い、出来事に出くわします。その度に落ち込んで業務に支障をきたしていてはきりがありません。

割り切ったり受け流すスキルが低い人は、接客業は止めておいた方が良いでしょう。

 

接客業の仕事のやりがいや魅力

接客業の仕事のやりがいや魅力は、お客様に感謝されることでしょう。

 

人の役に立ち、多くの人と接することで沢山の出会いや経験ができます。

価値観が広がり、対応力やコミュニケーション能力、身だしなみやマナーも身につきます。

 

接客業の仕事で得られるスキルやメリットは?

ここでは、接客業の仕事で得られるスキルやメリットをご紹介します。

 

スキル

接客業で得られるスキルとしては、

 ・コミュニケーション能力(営業力)

 ・言葉遣い(語学力)

 ・マナー(身だしなみ)

 ・柔軟性

 ・協調性

 ・忍耐力

 ・対応力

 ・ホスピタリティ(心から親切にもてなすこと)

 ・決断力

などがあげられます。

 

メリット

接客業の仕事で得られるメリットは、他の仕事にも役立つ経験ができて活かしやすい点です。

どんな分野の仕事でも人と関わらない仕事はないので、接客業で得られるスキルを身につけておくに越したことはないでしょう。

 

接客業に向いている人の特徴を徹底解説まとめ

接客業の主な仕事や向いてる人の特徴、得られるスキルやメリットを解説しました。

 

接客業は、人を喜ばせるのが好きな人、聞き上手な人、気配りが出来る人、臨機応変に対応ができる人、体力がある人に向いています。

 

未経験からでも始められ、色んな業務に携わるため、将来違う職種へ転職しても十分に使える経験になります。何か仕事やバイトを始めてみたいけど、何をしたら良いのかわからない場合は、接客業を選んでみるのも良いかもしれません。

 

本記事の接客業に向いてる人の特徴に当てはまっていたら、自分に合った職場を見つけて働いてみてください。

 

上京を志す地方学生ならジョーカツ

首都圏の学生ならスタキャリ

監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。