【第1ボタンは留めるべき?】 就活生必見の失敗しないクールビズ・スタイル術

【第1ボタンは留めるべき?】 就活生必見の失敗しないクールビズ・スタイル術

2023年7月31日更新

はじめに

世の中でカーボンニュートラル(脱炭素)が叫ばれるようになり、様々な取り組みの一環として「クールビズ」を推奨する企業が増えています。

 

その中にあって、近年の就活でも、

 

「クールビズでお越しください」

 

「ノーネクタイでお越しください」

 

といった面接の案内が届くようになりました。

 

このような案内を見た瞬間、

 

「ノージャケ、ノータイで行ったはいいが、周りから浮いたらどうしよう?」

 

「面接官から変な目で見られたらどうしよう?」

 

「ワイシャツの第1ボタンは留めるべきなの?」

 

など、色々と戸惑う場面も多いかと思います。

 

本記事では、それらの疑問にすべてお答えすべく、痒いところまで手が届く情報を網羅しました。

 

特に第1ボタンを締めた時にキツイ場合の対処法や前日・当日のチェックポイントを知りたい人には見どころ満載です。

 

10分後にはクールビズに惑わされることなく、肝心の面接に集中して臨めるようになりますので、最後まで一気にお読みくださいね。

 

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クールビズとは

クールビズと言われても、解釈が曖昧だったり、何となくといった感が否めないので、まずはクールビズの定義を押さえておきましょう。

 

クールビズは、日本の夏季のビジネスシーンにおける特別なスタイルで、ジャケットやネクタイを省き、より涼しい軽装で過ごすスタイルのことを指します。

 

この取り組みは、2005年に環境省が提唱し、その後企業や組織に広く浸透してきました。

 

クールビズの背景には、地球温暖化や環境問題への対応として、エネルギー消費の削減や温室効果ガスの排出削減を促す目的があります。

 

特に、冷房やエアコンの使用を抑えることで電力消費を削減し、環境負荷を軽減する取り組みが重視されています。

 

クールビズの期間は通常、毎年5月1日から10月31日までの約6ヶ月間にわたり実施されます。

 

ただし、地域や企業によって異なる場合もあるため、就活時には企業の指示に従うことが重要です。

 

クールビズの基本的なスタイルは、ジャケットを着用せずにシャツやブラウス、スラックスやスカートなどを組み合わせます。

 

ただし、企業によっては半袖シャツやボタンダウンシャツを認める会社もありますね。



クールビズでも第1ボタンは留めるべき?

クールビズはジャケットやネクタイを省いた軽装スタイルであるため、第1ボタンを留めたほうがいいのかどうか、就活生にとっては謎ですよね。

 

一般的には、クールビズでも第1ボタンを留めることが推奨される傾向にあります。

 

クールビズの期間は涼しさを重視するので、ビジネスシーンでは第1ボタンを開けて仕事をしている方が多いでしょう。

 

しかし、それは就活生であれば、別の話です。

 

礼儀正しさや見た目の印象も重要になりますので、第1ボタンを締めて面接に臨むのがよいでしょう。

 

第1ボタンを留めることで、清潔感やきちんと感を演出することできるからです。

 

ただし、面接中に「ボタンを外してもいいですよ」と面接官から促された場合には、「失礼します」といって素直に外しましょう。

 

ノーネクタイでも留めるべきなの?

クールビズでノーネクタイのスタイルを指定された場合、第1ボタンを留めるべきかどうかは多くの就活生の間で疑問となるポイントです。

 

一般的な就活マナーに則れば、ノーネクタイでも第1ボタンを留めることが推奨される傾向にあります。

 

ノーネクタイのスタイルでも第1ボタンを留めることで、清潔感や品位、謙虚さを保つことができるからです。

 

ぜひ、第1ボタンを留めて襟元が整った印象を演出し、よりビジネスライクな外見をアピールするようにしましょう。

 

第1ボタンを留めるとキツイ場合の対処法3選

就活生にとっては第1ボタンを留めることで好感を持たれますが、なかには第1ボタンを留めるとキツさを感じる人もいるはずです。

 

特に、体型やシャツのデザインによっては窮屈に感じることがあります。

 

そうなると面接での集中力が低下しますので、以下の3つの対処法を検討すると良いでしょう。

 

①サイズの合ったシャツを入手する

第1ボタンを留めるのがキツい場合は、自分の体型に合ったサイズのシャツではない可能性が大です。

 

身幅や首回りなどが適切なサイズであれば、第1ボタンを留めても快適に着用できる可能性が格段に高まります。

 

したがって、窮屈さを感じるのであれば、自分のサイズに合ったシャツを入手することを優先させてください。

 

②セミオーダーを活用する

首回りが異常に太かったり、手が短すぎて、手の長さに合わせると首回りがジャストフィットしないといった悩みを抱えている人も多いかと思います。

 

その場合は、セミオーダーシャツがおすすめです。

 

セミオーダーシャツは、自分の体型に合わせて一部の寸法を調整できるため、第1ボタンを留めることがキツい場合でも、快適な着心地を実現できます。

 

セミオーダーシャツは、一般的なオフィスウェアを取り扱っているメンズウェアの専門店や一部のファッションブランドで購入できます。

 

また、インターネット上のオンラインショップでもセミオーダーシャツを購入することが可能です。

 

セミオーダーシャツの価格は、ブランドや素材、仕立て、デザインなどによって異なります。

 

一般的には数千円から1万円程度の価格帯で提供されることが多いですが、高級な素材やデザインを選ぶ場合は、それ以上の価格帯になることもあります。

 

③ジャケットを着用する

第1ボタンを留めるのがキツい場合は、ジャケットを着用することで、第1ボタンが隠れるため違和感を和らげられます。

 

ただし、ジャケットを脱ぐ際に第1ボタンを留めることを忘れないようにしましょう。

 

以上、第1ボタンのキツさを解消するために、これらの対処法を試してみることで、クールビズスタイルで快適に就活を過ごすことができるでしょう。

 

自分に合った着用方法を見つけ、就活生として自信を持って面接に臨んでくださいね。



クールビズ指定の前日・当日のチェックポイント

メラビアンの法則」によれば、「人間の第1印象は3秒で決まる」と言われています。

 

また、第1印象を変えるには、おおむね3か月から6か月間必要だと言われていますので、悪い印象が一旦ついてしまうと、面接中に覆すのは無理ゲーだということになりますね。

 

また、その場合の印象に及ぼす影響のうち、「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と提唱されています。

 

見た目がいかに大事かを理解してもらえる数値ですが、印象を良くするためには身だしなみがいかに重要かということも分かってもらえるはずです。

 

したがって、ここからは面接前日・当日に身だしなみをチェックする方法をいくつか紹介します。

 

シャツのシワや襟のヨレをチェックする方法

クールビズスタイルでは、ジャケットを着用しないことが多いため、シャツのシワや襟のヨレが目立ってしまい印象が悪くなりやすいです。

 

特に夏場など暑い季節は、汗をかきやすく、シャツにシワができやすいこともあります。

 

面接でクールビズ指定の前日・当日には、以下の方法でシャツの状態をチェックしましょう。

 

・シャツをアイロンでしっかりとシワがないように仕上げる。(あるいは、クリーニングに出す)

 

・襟のヨレを整えるために、襟元を手で整えて平らにし、シワを伸ばす。

 

シミや汚れに注意するポイント

面接では、シャツにシミや汚れがあると不潔な印象を与えてしまいます。

 

特にクールビズスタイルでは、シャツが露出する部分が多いため、シミや汚れが目立ちやすいです。

 

クールビズ指定の前日・当日には、以下のポイントに気を配りましょう。

 

・シャツにシミや汚れがないかをよく確認する。特に食事の際に付着した食べ物の跡やペンのインクなどに注意する。

 

・シャツを着る前に手洗いや軽い洗濯をして、清潔な状態にする。

 

第1ボタンを留める前の姿勢やシャツの整え方

第1ボタンを留める前の姿勢やシャツの整え方も重要なポイントです。

 

第1ボタンを留める際には、以下のように注意しましょう。

 

・シャツを着る前に背筋を伸ばして正しい姿勢を整える。第1ボタンを留める際も、背中が丸まらないように姿勢を意識する。

 

・シャツの第1ボタンを留める前に、襟元や袖口などの部分を整える。シャツの襟が立っているかを確認し、袖口がきちんと整っていることを確認する。

 

クールビズ指定の前日・当日には、これらのチェックポイントに気を配ることで、清潔感ときちんと感を保ちながら、クールビズスタイルを実践できます。

 

細部まで気を配る姿勢が、面接官に好印象を与える一因となるでしょう。

 

クールビズに合うシャツの選び方

なかには、

 

「クールビズと言われても、どんなシャツを選んだらいいのかわからない」

 

という方もおられると思います。

 

クールビズスタイルでは、快適さとビジネスシーンにふさわしい外見を両立させるために、シャツの選び方が重要です。

 

適切なシャツを選ぶことで、第1ボタンを留めた際の快適な着心地や清潔感を演出することができます。

 

以下に、クールビズに合うシャツを選ぶ際のポイントについて解説します。

 

ジャストなサイズの選び方

シャツのサイズ選びは、クールビズスタイルにおいて特に重要なポイントです。

 

サイズが合わないシャツは、着用時に窮屈さを感じたり、第1ボタンを留めた際に首元がキツくなる原因となります。

 

ジャストなサイズを選ぶことで、快適な着心地を得ることができますので、以下のチェックポイントを押さえておきましょう。

 

【サイズ選びのポイント】

 

・首回り:指で軽く2本分の余裕があるかどうかを確認する。

・肩幅:肩のラインがきちんと合っているかを確認する。

・袖丈:手首から2〜3cmくらいの余裕があるかをチェックする。

・身幅:胸周りや腰回りが窮屈にならないように選ぶ。

 

素材の特性と選び方

素材選びもクールビズスタイルにおいて重要な要素になります。

 

季節や環境によって適した素材を選ぶことで、快適な着用感を保つことができます。

 

一般的にビジネスシーンで選ばれる主な素材とその特徴について紹介します。

 

素 材特 性
綿(コットン)通気性があり吸湿性が高く、肌触りが良い。快適な着心地を提供する定番素材。
ポリエステルシワになりにくく、耐久性に優れる。アイロンが不要なため、忙しいビジネスパーソンにも便利。
リネン涼しい季節に適した素材で、通気性が良い。シャリ感のある風合いが特徴。

 

季節や環境に応じて適したシャツを選ぶことで、快適さを追求できます。

 

例えば、夏場は通気性の良い素材を選ぶことで汗ばむことを軽減し、冬場は保温性のある素材を選ぶことで暖かさを確保できます。

 

環境によっても異なるため、以下のポイントを参考にシャツを選びましょう。

 

・夏場:綿やリネンなど通気性の良い素材を選ぶ。

 

・冬場:厚手の綿やウール混合素材を選び、保温性を高める。

 

以上のように、クールビズに合ったシャツを選ぶ際には、サイズ選びと素材選びを慎重に行い、季節や環境に応じた着用を心掛けましょう。

 

適切なシャツ選びによって、快適で就活にふさわしい外見を演出し、自信を持って面接に臨むことができますよ。

 

まとめ

以上、クールビズに関わる疑問にお答えする情報を提供していきました。

 

クールビズを指定されて会場に行ったのはいいが、面接官がジャケットにネクタイ姿で冷や汗もんだったという話もあります。

 

したがって、クールビズを指定されたとしても、とりあえずはジャケットとネクタイは持っていくのが無難です。

 

そして、会場に着いたときに周りの就活生や会社の方の服装を観察して、同調させることも大切です。

 

社員がノージャケット、ノーネクタイなら何も問題ありませんので、ノーネクタイで面接に臨んでOKです。

 

逆に、周りがスーツを着てネクタイを締めていたら要注意です。



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上京就活ch編集部

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