【企業研究】ゴールドマン・サックスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】ゴールドマン・サックスの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年7月28日更新

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外資系金融業界

外資系金融業界とは、世界各国に拠点をもつ金融機関のうち、日本国外に本社をおく企業を指します。

この業界は、高いレベルのグローバルなビジネススキルと、専門的な知識や技術力を要求されることに特徴があります。

しかし、外資系金融業界の仕事内容や求められるスキルについては一般的にはあまり知られていません。

外資系金融業界で働く魅力や、仕事内容など、就活するうえで知っておきたい情報をまとめています。

ぜひ企業研究をするうえで役立ててください。

 

より一層金融業界について知識を深めたい人は下記サイトを参考にしてみてくださいね!

金融関係の仕事に就きたい人にノウハウを伝授【気になる年収も紹介】 

企業研究についても下記サイトでご紹介しています。

金融業界以外にも興味がある人は是非、参考にしてみてください。

【業界研究ガイド】業界一覧 | 

会社概要

ゴールドマンサックスは、1869年に創業された金融機関で、ニューヨークを本拠地としています。

世界中に金融市場を持ち、幅広い金融サービスを提供しています。

ゴールドマン・サックスの日本における概要をご紹介します。

会社名ゴールドマン・サックス証券株式会社
設立1974年
代表者代表取締役社長 
住所〒106-6147 東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー
社員数約800人
資本金836億1,600万円
業務内容投資銀行業務、証券業務、投資業務、資産運用業務、投資調査業務
福利厚生・事業内託児所 生後59日から未就学児までを持つすべての社員が利用可能

・その他育児サポート(各種託児施設補助/非常時育児補助金制度/ベビーシッター割引チケット)

・介護支援プログラム・家事手伝いの優待サービス制度

社員の家族一人あたり年間100時間の介護サービスを無料で利用することができます。

・ドメスティック・パートナー

事実婚関係にあるパートナーを同姓/異性に関わらず、法的配偶者と同様に取り扱うなど、出来る限り公平な制度となる様に務めています

企業文化チームワークと多様性に根ざしています。

仕事への意欲をもつ人なら誰もがチャンスをつかむことができます。

引用:Goldman Sachs Japan 

部門紹介

ゴールドマン・サックスは投資銀行業務、資産運用業務、証券業務などのサービスをチームワークを基本にシームレスな体制でお客様に提供しています。

ご自身がどの部門に合っているかの判断材料にしてみてくださいね。

エンジニアリングあらゆる業務の情報システムを担当する重要なグループです
証券部門世界の金融市場の株式、債券、コモディティ、デリバティブ(金融派生商品)の高度な分析と取引に注力しています。
投資銀行部門M&A等に関するアドバイザリー業務、資金調達等に関する引受業務等、自己勘定投資に関わる業務等を通じて財務上その他のソリューションの提供を行っています
アセット・マネジメント部門ゴールドマン・サックス・グループのプライベート・エクイティ・ファンドを通じ、企業や不動産などの資産に対して投資を行っています
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント部門グローバルな運用体制を活かして幅広い資産運用サービスを提供し、中長期的に安定した収益を上げることを目指しています
投資調査部門グローバルな金融ネットワークを通じ、世界の主要な国々のマクロ経済調査、投資戦略、企業調査を行っています
オペレーション部門金融商品ごとに取引を成立させる部門と成立した取引を管理実行する部門を明確に分離し、迅速な事務処理、及び適切なリスクの管理をはかっています。
コントローラーズ部門自社およびファンドの財務・管理会計・報告や、金融商品の保有状況および収益管理と時価評価の検証等を行います
リスク・マネジメント部門信用リスク・市場リスク・オペレーショナル・リスクなどさまざまなリスクの管理・評価・分析を行っています
法務部門ゴールドマン・サックスの戦略の策定と実施において重要な役割を果たします

組織化されています。詳しくは下記サイトでご確認ください。

ゴールドマン・サックス |法務 – 求める人物像 

コンプライアンス部門ゴールドマン・サックスのレピュテーションを守り、あらゆる業務におけるリスク管理に尽力しています
内部監査部門ゴールドマン・サックスが財務報告の信頼性を評価し、会社の法令順守を監視し、スマートコントロールソリューションの開発について経営陣に助言することにより、効果的な統制を維持しています
人事部門人材を採用・育成し、社員が意欲的かつ長期的に働くためのサポートを行います
コーポレート・アンド・ワークプレース・ソリューション部門オフィスインフラ、ワークプレイス、アメニティなどの各種サポートやサービスを提供しています。
財務部門ゴールドマン・サックスのファイナンス面の中核的機能を担っています

引用:Goldman Sachs | 部門紹介

新卒選考フロー

本エントリー

2023年8月から2024年7月に4年制大学または大学院を卒業予定の方が対象です。

マイページ登録

必ずIDとパスワードを控えておいてくださいね。

下記URLから登録可能です。

登録フォーム|ゴールドマン・サックス・ジャパン・サービス株式会社 

応募部門選択・本エントリーシート提出

業務統括本部はシンガポールオフィスです。

テスト受検

本エントリーを済ませた人にSPIテスト受検案内が送付されます。

テスト受検申込締切を過ぎると、当該部門での選考に参加することができません。

ウェブ面接(録画形式)

書類選考を通過したした人が、録画形式のウェブ面接を受けることが出来ます。

所要時間は約20分です。

面接

ウェブ面接後、次のステップに進まれる人は部門別の面接に参加することができます。

インターンシップ

ゴールドマン・サックスでは国内の4年制大学、大学院に在籍する人を対象(学年、文理学部不問)にインターンシップ等を開催しています。

ひとり1度までの申込みで、興味のある部門の併願をすることができます。

申込みはマイページにログインする必要があります。

昨年度までに登録しても、今年の新しいマイページに登録する必要があります。

インターンシップ

応募資格

国内の4年制大学または大学院に在籍する人

開催部門

・ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント部門

・証券部門

・投資調査部門

・投資銀行部門

・オペレーションズ(業務統括本部)

・エンジニアリング

募集人数

20人から40人程度

長期インターンシップ

開催部門

コントローラーズ部門

開催期間

約1カ月間

その他イベント

ゴールドマン・サックスでは国内の4年制大学または大学院に在籍中の人を対象にオープンデーやその他部門別のイベントを開催しています。

就職活動するうえで、ご自身のキャリアの参考にしてみてください。

マイページから応募してくださいね。

イベント詳細

銀行投資部門 地方学生向けWebイベント

・会社情報や企業紹介ビデオ

・先輩社員からのメッセージ

入社後の待遇

給与ゴールドマン・サックスの規定による

(面談の時に伝えられるようです)

諸手当通勤費など
昇給年1回
賞与年1回
勤務地東京
勤務時間9:00~17:30
休日・休暇・休業完全週休2日(土・日)、祝日、年末年始
年次有給休暇入社月・役職により1~30日

以降勤続年数により15~30日

社会保険等・東京証券保険業健康保険組合に加入

・厚生年金/雇用保険/労災保険に加入

企業保険・団体定期保険

・入院保険

・長期所得補償保険

・ビジネス/トラベル保険

ウェルネスプログラム・フィットネスセンター

・指圧サービス

・健康診断

・人間ドック(40歳以上の社員は人間ドックを受診する際に会社から補助金を受けることができます)

・クラブ活動(社内で結成されたクラブの活動費の一部を会社が負担しています)

新人研修社会人として必要なスキルや専門知識を身に付けるためのさまざまな研修が要されています。

入社前に英語力の向上が必要だと会社が判断した場合は、会社が費用などを補助する語学研修が用意されています。

会社の組織・業務について理解を深めるために数週間に渡る新人研修を行います。

ファームワイド・プログラム全社員を対象とした共通のプログラム

・企業文化

・ダイバーシティ&インクルージョン

・リーダーシップ&マネジメント

各部門・分野別に豊富なトレーニング

・金融商品/市場知識

ビジネスの第一線にいる社員たちによるプレゼンテーションや実践的なレクチャー

・語学

必要に応じた語学力を向上させる

引用:入社後の待遇と福利厚生 

人事制度

ゴールドマン・サックスでは資質の高い個人が、お互いの意見や知識を尊重し合うことによりはじめて持てる能力を最大限に発揮できると考えています。

こうした企業文化は、社員が自分を高めていく最適な環境を創り出していきます。

キャリアパス制度・社内公募制度

1つの部門・職種でキャリアを積み、専門性を高めるだけではなく、複数部門・職種を経験して多角的な知識や経験を深めることも、もう一つの重要な選択肢だと考えています。

また、国内だけではなく海外のポジションも社内イントラネットで随時閲覧することができます。多様な選択肢のある柔軟なキャリアパスを用意し、世界を舞台にして活躍するプロフェッショナルを育てるための体制が整っています。

社風

前述の人事制度にもあるように、ゴールドマン・サックスは世界中から優秀な人材が集まり、お互いに切磋琢磨できるような会社をつくりたいと考えていて、人材育成、能力開発に注力しています。

また、個々の独創性、革新的なアイデアも求めていて、チームワーク・思いやりも大切にしています。

自分らしく働くことで実力を発揮する環境が整っていて、就活生にとって、それぞれの能力を伸ばし、チャンスを掴める職場だといえます。

求める人材

ゴールドマン・サックスでは独創的、革新的なアイデアを実現したい人、仲間を思いやりチームの一員として共に汗を流せる人、金融資本市場での活動を通じて社会に貢献したい人、性別、人種、言語、性的指向など、さまざまな違いを超えて切磋琢磨できる人が求められています。

インターンや面接などで、先輩方の生の声を聞き、自己PRなどを通して根気よく、納得がいくまで会社と自分がマッチしているのかを確認してみましょう。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

比較項目ゴールドマン・サックスJ.Pモルガンバンクオブアメリカ
グループ売上高(2022年度)672億ドル1286億ドル1155億ドル
資本金83億64百万ドル5千万ドル4438万ドル
平均年収約1200万円約1100万円約900万円
就職偏差値767575
社風自分らしく働くことで実力を発揮できる環境・教育が整っている団結力や一体感を重んじる。

スマートで気品のある社員が多い

クライアント・ファースト

明るくフラット

従業員数約4万3千人約25万人約21万6800人
採用人数50~100人50~100人60人程度
初任給(大卒)非公表非公表非公表

※就職偏差値については複数サイト参照

引用:ゴールドマン・サックス48%減益 22年、投資銀不振で – 日本経済新聞 

引用:[JPM] JPモルガン 4Q売上高18%増、純利益6%増 – 株探(かぶたん)

業務・財務情報 バンク・オブ・アメリカ[BAC/Bank of Am]

外資系金融業界の初任給は公表されておらず、面接などで年俸で伝えられることもあるそうです。

また、基本給にインセンティブ(個々の成績に応じて支払われる報酬)がプラスされるところが多いようです。

また、他企業などの就職偏差値も気になる人は下記サイトを参考にしてみてくださいね!

【最新版】24卒・25卒就活偏差値・難易度ランキング 

採用大学

ゴールドマン・サックスの採用大学は以下の通りです。

東京大学など、優秀な大学が名を連ねています。

もし、ご自身の大学の名前がなくても、一度四季報などを確認してみましょう。

採用実績がなくても、マイページ登録からインターンシップ参加応募など、出来ることがあるはずですのでチャレンジしてみるのもいいですね。

東京大学、京都大学、一橋大学、慶応義塾大学、早稲田大学、創価大学、同志社大学、上智大学、東京工業大学、京都大学、国際基督教大学、中央大学、青山学院大学、立教大学、学習院大学、筑波大学、横浜国立大学、日本女子大学、東京女子大学、お茶ノ水女子大学、津田塾大学、大阪大学、立命館大学、神戸大学、関西学院大学、名古屋大学、東北大学

ホットニュース

企業向け銀行業務開始

ゴールドマン・サックスは企業の資金管理などを行うトランザクション・バンキング業務を日本で行うことを発表しました。

ゴールドマン・サックスは2021年に銀行免許を取得していて、アジアでのサービスは日本が始めてだという事です。

新しい事業展開については就活生にとって興味深く、面接対策等で情報を入手しておくポイントですね。

出典:日本経済新聞「ゴールドマン、企業の資金管理」 

アップルとの提携解消を検討中

ゴールドマン・サックスはアップルとアップルカードにおいて提携関係にありますが、アップルカード事業での損失が大きいことからアップルとの提携を解消しようという動きがあるようです。

しかし、2023年4月からアップルカードユーザー向けにアップル普通預金サービスを始めたばかりで、今後の展開が気になります。

就活生にとっても、事業提携や提携解消や、大きな事業が損失をうむ可能性など、金融業界に就職を考えている人なら、頭に入れておくべき事案なのかもしれません。

出典:ゴールドマン、アップルとの提携解消を検討=報道 |

まとめ

ゴールドマン・サックスについて企業情報などをまとめてみました。

外資系金業界は実力主義といわれ、入社することも非常に難しいといわれています。

しかし、金融業界に就職を考えている人にとって、ゴールドマン・サックスなどの世界で名の知れた巨大金融企業の動向や特徴は知っていて損はないと思われます。

外資系の企業が意外にもチームワークに重きを置いているところは、意外でしたね。

この記事を読んだ方がひとりでも外資系金融業界に興味を持って、就活に向けて行動し、活躍して頂けるとうれしい限りです。



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監修者情報

近藤明弘

キャリアアドバイザー

株式会社ニトリに新卒入社。
個人売率ランキングでは全国で10位に入賞するなど、多くの成果を生み出してきた。 2021年より株式会社ナイモノにジョイン。 リクルーティングアドバイザー(RA)とキャリアアドバイザー(CA)の経験を持ち、現在はCAとして急成長中。