就活で前髪にピンを付ける際の注意点とは?セット方法を解説!

就活で前髪にピンを付ける際の注意点とは?セット方法を解説!

2024/9/11更新

三好 勝利(キャリアアドバイザー)

この記事の監修者

三好 勝利(キャリアアドバイザー)

新卒で小学校教員となり、学級担任や学年主任などを務め、1000人以上の生徒の指導に携わる。その後、大手教育企業でのコンサルティング営業を経て、現在は株式会社ナイモノのキャリアアドバイザーとして250名以上の学生の就職支援に従事。未経験IT、総合職、人材など幅広い業界への支援実績を持つ。面接対策や自己PRの指導に定評があり、面接官の経験を生かした的確なアドバイスが強み。学生一人一人に寄り添い、ラフな雰囲気で親身に相談に乗ることを心がけている。

新卒で小学校教員となり、学級担任や学年主任などを務め、1000人以上の生徒の指導に携わる。その後、大手教育企業でのコンサルティング営業を経て、現在は株式会社ナイモノのキャリアアドバイザーとして250名以上の学生の就職支援に従事。未経験IT、総合職、人材など幅広い業界への支援実績を持つ。面接対策や自己PRの指導に定評があり、面接官の経験を生かした的確なアドバイスが強み。学生一人一人に寄り添い、ラフな雰囲気で親身に相談に乗ることを心がけている。

はじめに

人の第一印象は出会ってから3~5秒で決まるということをご存知でしょうか。

就活では、見た目の第一印象が非常に大事です。

清潔感やすっきり感、真面目さを演出するために、メイクやスーツ選びには気を遣いますよね。

なかでも髪型は非常に重要です。

証明写真を撮影するときや選考に臨む際に、ヘアピンを使って前髪を留めておきたいと考えている就活生もいるでしょう。

本記事では、以下のような就活生に向けて、就活に適したヘアピンの使い方や使用する際の注意点について徹底解説します。

対象の読者
  • 就活中にヘアピンを使っていいのか知りたい
  • ヘアピンを使う際の注意点について知りたい
  • おすすめのセット方法を知りたい

ぜひこの記事を参考に、正しいピンの使い方をマスターしてください。

本記事を読めば、採用担当者に好印象を与えられる髪型に仕上がるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。

また、面接で好印象を残す方法について、以下の記事で詳細を解説していますので、あわせて参考にしてみましょう。

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就活時の前髪にヘアピンを活用すべき理由

就活時の前髪にヘアピンを活用すべき理由

結論からいうと、就活では、前髪をピンで留めても問題ありません。

まずは、就活でヘアピンを活用すべき理由を2つ紹介します。

①表情が見える

前髪をピンで留めると、表情が見えやすくなります。

前髪が顔にかかると表情が見えず、暗い印象になる可能性があります。

ピンで前髪を留めておけば、表情が見えやすくなることによって明るい印象を与えられるはずです。

就活ではとにかく「第一印象」が大切です。

ヘアピンを活用して清潔感や明るさをアピールしましょう。

②前髪が乱れるのを防止できる

前髪をピンで留めると、前髪の乱れを防止できるのでおすすめです。

就活中は意外と髪型が乱れるシチュエーションがあります。

例えば、面接中にお辞儀をした際には、前髪が乱れてしまいます。

面接中にもかかわらず、その都度、前髪を触っていたら印象が悪くなってしまうでしょう。

また、夏の暑い日や風の強い日でも髪が乱れる心配がありません。

就活中は、さまざまなことに気を配る必要があります。

ピンを活用するだけで、髪型の心配は解消されるはずです。

加えて、髪型が整って爽やかさや清潔さをアピールできるので、ぜひ活用しましょう。

就活で前髪をピン留めしたいときの注意点

就活で前髪をピン留めしたいときの注意点

就活で前髪をピンで留めたいときは、注意すべきことを把握して正しい方法で留めるようにしてください。

主な注意点を6つあげていますのでポイントを確認してからヘアセットを行うようにしてください。

①就活に適したピンを選ぶ

就活においてビジネスの場に適したアイテムを選ぶことは、マナーの面で大切です。

ヘアピンについても例外ではなく、奇抜なピンをチョイスすると面接官の印象を大きく損ねることもあるので注意しましょう。

ヘアピンを選ぶ際は、黒のアメリカピンかスモールピンを選べば問題ありません。

アメリカピンは、通称アメピンとも呼ばれ、ピンの先端に玉がついたタイプとそうでないタイプが存在しています。

就活の際には、玉の付いていない、目立ちにくいほうのヘアピンを選ぶようにしてください。

スーパーやコンビニ、百円ショップなどで購入できますので、興味のある方は一度チェックしてみましょう。

②本数に気をつける

就活において、前髪につけるピンは1~2本にとどめるようにしましょう。

多すぎると、ごちゃごちゃしすぎて、すっきりしない印象になるからです。

どうしても目がピンに行ってしまい、見た目の印象が悪くなってしまう可能性があります。

就活でピンを使う際は、1~2本に抑えるのが鉄則です。

③つけ方に気をつける

ピンには正しいつけ方がありますのでしっかり理解しておきましょう。

間違ったつけ方をすると、スッキリしない印象を与えてしまうので注意が必要です。

具体的に説明すると、波打っているタイプのヘアピンは、波打つほうを頭皮に向けて、直線のほうを外側になるようにつけましょう。

また、ピンはできるだけ生え際や根本などにつけるようにしてください。

そのほうが、髪型が作りやすく、キープしやすくなるのでおすすめです。

④ピンが見えないようにする

ピンは、できる限り見えないほうが印象良く見えます。

あまりにも露骨に見えていると、どうしてもピンに目が行ってしまい、幼い印象を与える可能性があるからです。

できるだけピンを見えなくするほうが、スマートで自然な印象を与えられるので意識してみましょう。

⑤ヘアピンだけに頼らない

ヘアピンを付ける際はヘアピンだけに頼らないことが重要です。

ヘアピンだけでは髪型を整えることは難しく、キープ力も弱くなってしまいます。

ヘアスタイリングにおいては、ワックス・ムース・ヘアアイロン・カーラーなどのアイテム類をフル活用して、崩れにくい髪型を意識しましょう。

⑥前髪の長さや量に気をつける

どうしてもセットがうまくできない場合は、前髪の長さや量に問題があるかもしれません。

ときにはカットをして量を減らしたり、長さを変えたりする必要もあるでしょう。

ピンで留まりきれない場合は、はさみで長さや量を整えるようにしてください。

また、前髪の長さによってやりやすい髪型や適した髪型があります。

そのため、前髪を伸ばすかどうかは事前に決めておきましょう。

伸ばさない場合には、こまめに前髪を切って長さを常に一定にすることが必要です。

中途半端な前髪の長さは、セットが難しい点や、暗い雰囲気になってしまうので就活中は長さや量を調整するほうがいいでしょう。

就活で好印象を与える前髪の作り方

就活で好印象を与える前髪の作り方

就活で好印象を与えられる前髪は、以下の3つのポイントを意識して作りましょう。

ポイント

  1. 目にかからないこと
  2. 眉毛をできるだけ見せること
  3. おでこを隠しすぎないこと

 

これらのポイントを守ることで、清潔感のあるすっきりとした前髪を作ることができるので意識してください。

どのような髪型を作るにしても3つのポイントは基本になるので、しっかりと押さえておきましょう。

以下で好印象を与えることができる前髪の作り方について解説しますので参考にしてください。

基本の髪型セット方法

まずは、ヘアアイロンやカーラーを使って、根本からセットを行いましょう。

ある程度整ったら、仕上げにワックスやスプレーなどで固定しておきます。

ここで注意したいのが、スタイリング剤やヘアスプレーのつけすぎです。

スタイリング剤は使いすぎると、べたついたりテカったりしてしまうため、注意しましょう。

形を整えたら最後に、ピンをつけて完成です。

このように、ピンをつけるのは最後の工程なので、まずは形をしっかりと整えましょう。

ピンはあくまでもサポート役として捉え、それまでの工程も大事にするようにしてください。

流し前髪

流し前髪は、就活において最も実践しやすい定番の髪型です。

ポイントは、できるだけヘアピンが見えないように工夫することです。

セットの手順は以下のとおりなので参考にしてください。

【流し前髪の上手な作り方】

  1. 軽くワックスをつける
  2. 前髪にワックスをなじませて、ざっくりと形を作る
  3. ワックスを伸ばしながら前髪につけ、理想の形を作る
  4. 流した方向の一番端をピンで留める

 

ピンを留める際は、地肌近くを狙うとピンを隠せる確率が上がるので試してみてくださいね。

具体的には、ピンの力に頼るのではなく、逆毛などで髪同士がくっついた状態にし、地肌付近と前髪の一部分がピンでつながっている状態にするのです。

このやり方でピンをまず留めてみて、どうしても固定できない場合にだけ2本目を使いましょう。

流し前髪は、ビジネスに適した前髪で比較的簡単にセットできるので非常におすすめです。

真面目な印象を出したいときや髪型に迷ったときは、流し前髪にしておくといいでしょう。

耳かけ前髪

耳かけ前髪は、流し前髪よりもセットが難しいですが、ビジネスの場に適した髪型で、より洗練された印象を与えられるでしょう。

耳かけ前髪は、固定する前髪の量が増えるため注意が必要です。

また、大前提として耳にかけられるくらい前髪の長さが必要になります。

まずは、髪全体のバランスをイメージしながら形を整えてください。

このとき、耳に欠ける前髪は多すぎないようにしましょう。

多すぎると、髪が膨らんでしまい、バランスが悪くなってしまうので注意が必要です。

次に、留める位置のサイドの髪を持ち上げて、ヘアピンをします。

これは、あとからサイドの髪をこのピンの上に被せるためのテクニックです。

なお、サイドの髪を持ち上げたままヘアピンをつけるのが難しいという場合には、ダッカールなど、大きめのピンでサイドの髪を固定しながら進めましょう。

このとき、サイドの髪を被せて隠れる位置に、ヘアピンをつけるのがポイントです。

最後に、持ち上げた髪をおろしてピンを隠します。

そうして、前髪以外をセットしましょう。

サイドの髪によって耳が隠れないように注意してください。

また、1つにまとめるときに、ピン留めした前髪が引っ張られてたるまないようにしましょう。

耳掛け前髪は上手くセットすることで、すっきり感を演出できますが、セットが比較的難しいため注意が必要です。

セットに困った際のアレンジ方法3選

セットに困った際のアレンジ方法3選

ここからセットに困った際にできる、ヘアピンを用いたヘアアレンジ方法を紹介します。

前髪が長かったり、伸ばしたりしている就活生も使えるアレンジ方法なので、セットしづらいなと感じている就活生は参考にしてみてください。

①伸ばしかけの前髪を留める方法

伸ばしかけの中途半端な前髪をそのままにしておくと暗い印象を与えかねません。

たとえば、真ん中の髪が落ちてきてしまう場合は、ピンを使って留めるのが有効です。

まずは、落ちてきてしまう真ん中の前髪を残したうえで、残りをクリップで仮止めしましょう。

このとき、生え際がしっかり出るようにするのがポイントです。

次に、前髪が浮かないように気をつけながら、しっかり引っ張ります。

ここで、小さいアメピンを生え際に押し込みましょう。ピンが頭皮から浮かないように注意してください。

最後に仮止めのクリップを外して、スプレーでキープしましょう。

おでこを出し、両耳をかけて完成です。

前髪の長さは、就活前に決めておくべきですが、どうしても前髪を伸ばしたい場合は、こちらの方法でヘアセットを試してみてください。

すっきりとした印象に仕上がりますよ。

②ポンパドールのセット方法

前髪が長く、セットに悩んでいる就活生はポンパドールを試してみてださい。

ポンパドールは、比較的簡単なため初心者でもスタイリングしやすいといえるでしょう。

また、崩れづらく、長時間の選考にも耐えられることや、前髪が長い人でも作りやすいスタイルなのでおすすめです。

【上手なポンパドールのセット方法】

  1. ポンパドールを作りたい部分の前髪を取る
  2. 前髪を持ち上げる
  3. 1、2回ねじってピンで固定します(ピンが足りない場合は2本で留める)
  4. 前髪から少し離れた位置から、ハードスプレーをかけてキープ。

 

このように簡単にセットすることができますよ。

ポイントとしてはあまりきつくねじらないことと、耳のあたりから崩れてこないようにスプレーでキープすることです。

誠実さをアピールしながらも、女性らしさをアピールできるので、ぜひ試してみてください。

③オールバックのセット方法

前髪が長くセットに悩んでいる場合は、オールバックも効果的です。

オールバックは、特に顔周りがすっきりとします。

知的で清潔感のある印象を与えられるのでおすすめです。

オールバックにした際は、シニヨンや1つ結びでまとめたり、目立たない部分をヘアピンで留めておくといいでしょう。

【かっこいいオールバックの作り方】

  1. 髪を濡らしてからドライヤーで形を作る(根本までよく濡らす)
  2. スタイリング剤をよく髪の毛に揉みこんでから、コームで毛流れを整えます。
  3. まとまりきらない短い毛を押さえてスプレーで固定する

 

これで完成です。

ドライヤーをあてるときは根本からあてるようにすると、ふわっとしたボリューム感が出しやすいので試してみてください。

これで、お辞儀する際や動いた際などに髪型が乱れるのを防ぐことができるでしょう。

オールバックは慣れればやりやすいスタイリングなので、ぜひ挑戦してみてください。

さいごに

第一印象を大きく左右するのが髪型です。

自分に似合っている髪型や清潔感のある髪型をしているだけで第一印象は良くなるでしょう。

本記事では、就活で前髪をピン留めしても良い理由、注意事項、セットの仕方などを解説してきました。

ヘアピンは便利なアイテムなので、効果的に使うことと清潔感のある髪型に仕上げることが可能です。

しかし、ヘアピンの使い方を間違えると、だらしなく、見た目の印象が悪くなってしまいます。

ヘアピンの使用を検討されている就活生は、本記事の内容を参考にスタイリングしてみてください。

本記事を読んでいる就活生がイメージアップを図り、就活の選考を突破することを祈っています。

ぜひこの記事を参考に、自分に合った前髪やピンの使い方を見つけてください。