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人材業界の大手ランキング!就職偏差値や社風を徹底解説!

人材業界の大手ランキング!就職偏差値や社風を徹底解説!

2024年1月13日更新

はじめに

就職を進めていくためには、まずは進みたい業界を決める必要があります。

そして、業界を決める際にはその業界の特徴や向いている人を確認することが必要です。

さらに、受け会社が大手であるのかどうかも考えておかなければなりません。

ここでは人材業界の概要や向いている方の特徴についてご紹介します。

人材業界の大手企業への就職をご検討中の方は、ぜひご確認ください。

 

大手企業とはどのような会社?就職は難しい?

そもそも大手企業とはどのような会社のことを指しているのでしょうか。

また、大手企業へ就職することはどのぐらい難しいことなのでしょうか。

まずは人材業界のみについてだけでなく、大手企業について確認していきましょう。

大手企業の定義

まず、「大手企業」と「大会社(大企業)」は正確には別の意味を持っています。

大企業は資本金が5億円以上ある企業または負債額が200億円以上である会社のことです。

それに対し、大手企業は業界内において知名度やシェア率が高い企業のことを指します。

このように大手企業とは正確な意味合いがあるものではなく、世間一般で大まかに言われているものです。

そのため、志望企業が大手企業であるのかどうかは世間や自分の意見で判断していかなければなりません。

上場しているから、従業員数が多いから、などの理由で大手企業とならないことに注意しておきましょう。

大手企業の就活事情

大手企業は福利厚生が充実していることや知名度の高さから就活生に人気があります。そのため、内定を取る難易度も高いです。

とくに、知名度から人気が高くなっている食品メーカーや航空会社は倍率が100倍を超えることも少なくありません。

人材業界において内定獲得が非常に難しいと言われている企業にはリクルート、ルクルーとマネジメントソリューションズ、リクルートエージェントなどがあります。

そして、大手企業は人気が高いことからインターンシップへの参加が推奨されています。

大手企業を目指す場合、早い段階から動き出す必要があることは念頭に置いておきましょう。

人材業界とはどのような業界?

人材業界へ進むためには業界研究が必須です。

ここでは人材業界における主な仕事内容と市場規模の推移についてご紹介します。

ここで人材業界について詳しく知っていきましょう。

人材業界の仕事の種類

人材業界には主な仕事の種類として以下の4つがあります。

仕事の種類①人材紹介

人材紹介は求職者と求人企業をつなぐ仕事です。就活・転職エージェントと呼ばれることもあります。

エージェントは企業が求める人物像をヒアリングし、その人物像に適した就活・転職者に求人を紹介します。

また、単に紹介するだけでなく就活・転職者に面接でのアドバイスやESの添削をすることも少なくありません。

この仕事では求職者の採用が決まることで求人を出している企業側から仲介料をもらって収益化を果たします。

仕事の種類②人材派遣

人材派遣は労働力が必要な会社に対して人材を派遣する仕事です。

派遣される人材は人材派遣会社に登録した方であり、給料や福利厚生を提供するのも人材派遣会社となります。

また、単に派遣するだけでなく、派遣されている間のサポートや勤務状況の確認も仕事の1つです。

利益は派遣先の企業から紹介料として受け取る仕組みとなっています。

仕事の種類③人材広告

人材広告とは求人サイトや転職サイトなどの広告枠を売る仕事です。

人材会社は求人を出したいと考えている企業へアプローチし、契約後は自社メディアにその企業の求人を掲載していきます。

また、求人を掲載するだけでなく効果的な原稿を作成するためのアドバイスなどもおこなうことも多いです。

たとえば、就活生ではマイナビやリクナビ、転職者ではリクナビNEXTやIndeedが代表的です。

就活生・転職者は志望企業が見つかりやすくなり、企業は見つけてもらいやすくなると双方にメリットがあります。

利益の上げ方としては掲載する際に掲載料金を頂くことが多いです。

しかし、近年では応募数によって価格が上がる成功報酬型のメディアも増えてきています。

仕事の種類④人材コンサルティング

人材コンサルティングは企業の採用活動や人材育成を支援する仕事です。

人材コンサルティングの業務は多岐に渡り、企業が抱えている人材に関する問題すべてに取り組む可能性があります。

人材コンサルティングを目指す場合、コンサルティングの中でも企業のどの課題を解決していきたいのか考えておくことが重要です。

 

人材業界の市場規模推移

4つの仕事のうち、人材紹介の市場規模は2020年時点で5,874億円となっています。

2020年度はコロナウイルスの影響により一時的に売上が下がりましたが、決して少なくはない市場規模です。

また、最近ではコロナウイルスの影響が少なくなってきているため、今後も成長が見込まれます。

ただし、リーマンショック時にも売上高が下がるなど景気変動によっては市場規模の縮小が起こり得ます。

しかし、長期的に見ると人材業界は10年で3倍、5年で1.6倍となっており、人材業界の市場規模はこれからも拡大し続ける可能性が高いです。

人材業界のメリット・デメリット

業界決めをする際、その業界の魅力が自分自身にも魅力と想えるのか、大変な点を把握しても進みたいと感じるのかを確認することが重要です。

入社後に後悔してしまわないよう人材業界の魅力と大変な点を確認しておきましょう。

人材業界のメリット3選

人材業界の魅力にはさまざまなものがありますが、とくに以下の3つが魅力として挙げられることが多いです。

メリット①さまざまな人と出会うことができる

人材業界はビジネスモデル上、就活・転職者や企業の人事担当の方と話し合いながら業務を進めていきます。

そして、ほとんどの人材会社では業界に制限がなく、あらゆる業界の方と話し合うものです。

このようにさまざまな知識を持った方、バックグラウンドを持った方と出会うことができるため、自分自身の視野を広げていくことができます。

また、人脈が自然と広がっていくことから人材業界は独立しやすい業界と言われることが多いです。

メリット②人生の転機に関わることができる

仕事というものは人生のなかでも重要な部分です。

そして、人材業界はその部分に深く携わっていきます。

人材業界がどのような仕事を紹介し、どのようなアドバイスをするのかはその方の人生を左右するものです。

責任は重いですが、その分やりがいを感じることができます。

人材業界で働いている方のなかには、自分がサポートした求職者が活躍している姿をみることがやりがいと感じることも多いようです。

人の人生に関わっていきたいと考えている方は大変魅力に感じるでしょう。

メリット③感謝されることが多い

人材業界は求職者と企業のどちらにおいても価値を提供することができます。

そのため、マッチングがうまくいくと双方から感謝されることが可能です。

しかし、簡単に感謝されるわけではなく、企業と求職者それぞれのニーズをしっかりと汲み取らなければいけません。

誰かに喜んでもらいたいという想いが強く、そのために全力で努力していくことができる方に向いている業界と言えます。

人材業界のデメリット3選

人材業界には出会いの多さや感謝される点が魅力です。しかし、一方で下記のように大変な点もいくつかあります。

デメリット①責任が重い

前述のように人材業界での業務は人の人生に深く関わってくるものです。

そのため、人材業界で働く前には責任の重さを認識しておかなければなりません。

また、就活・転職者に対して責任を持つだけでなく、企業の要件も満たすことが必要です。

そのため、人材業界で働いていくとクライアントの板挟みに合うこともあり、精神的につらいと感じる方もいらっしゃいます。

デメリット②景気変動の影響を受けやすい

人材業界は企業の採用力が必要不可欠であるため、景気変動の影響を受けやすいです。

たとえば、コロナショックのあった2020年度の有効求人倍率は1.18倍となっており、前年度より0.42ポイントも低下しています。

このように景気変動が悪い方向に起こってしまうと採用する動きが少なくなるため、人材業界も同時に打撃を受けてしまうことが多いです。

そのため、常に安定している業界で働きたいと考えている方には向いていないかもしれません。

デメリット③突発的な仕事が入る可能性

人材業界はクライアントワークであるため、仕事が突発的に入ることもあります。

たとえば、転職サポートをしているのであれば求職者の終業後の夕方から夜間に仕事が入ることも少なくありません。

ただし、法人営業などは夜間に仕事が発生することが少ないため、人材業界のなかでも人材紹介における特徴だと言えます。 

人材業界はこのように抱えているクライアントによって勤務時間が異なっているため、フレックスタイム制を導入している企業が多いです。

勤務時間が一定でないため、人によっては難しく感じてしまうことがあります。

人材業界に向いている人の特徴

人材業界に進みたいと感じたあとには、自分の性格が人材業界とマッチしているのかを確認することが必要です。

ここでは人材業界に向いている人の特徴を3つほどご紹介しますので、自身と照らし合わせながらご確認ください。

特徴①コミュニケーション能力が高い

人材業界では非常に多くの人の意見を聞き、業務を進めていきます。

そのため、関わる人の意見を正確に、円滑にヒアリングする能力が必須です。

また、人材業界の商材は無形商材(物質的でなく、直接的に目には見えない商材)であるため、クライアントから信頼されるような人材でなければ仕事を任せてもらえません。

そして、信頼されるかどうかはコミュニケーション能力が深く関わってきます。

業務のほとんどにおいてコミュニケーション能力が必要となるため、すでにコミュニケーション能力に自信のある方に向いていると言えます。

特徴②マルチタスクが得意

人材業界での業務は担当企業や求職者とのやり取りをおこなっていきますが、こちらは複数の案件を同時に進めていくことが基本です。

そのため、ある求職者と面談をした直後に他の求職者と面談なども少なくありません。

しかし、求職者や企業の要望は1つ1つ異なるため、それぞれをしっかりと把握しておくことが重要です。

そのため、複数の物事を同時に進めていくマルチタスクが得意であると人材業界に向いています。

特徴③メンタルが強い

新規のクライアントを開拓するには営業をかける必要があります。

しかし、人材業界は無形商材であることや既に他の会社へ依頼をしていることが多いことから断られてしまうことが多いです。

人材業界ではそこで諦めず、営業を続けるメンタルが求められています。

実際に就活や転職時にメンタル力を重要視している企業も多いため、事前に自身のメンタル力を確認しておくことは必要です。

人材業界における大手企業ランキング

ここまで人材業界の概要や向いている人の特徴をご紹介しました。

ここまでの内容を確認し、人材業界へ進みたいと感じた方は、実際にどのような企業があるのかを下記でご確認ください。

就職偏差値・難易度、社風などについて、紹介していきます。

就職偏差値について、詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

人材業界における売上高ランキング

人材業界における売上高ランキングは以下のとおりです。

1位:リクルートHD(3,429,519百万円)

2位:パーソルHD(1,223,967百万円)

3位:アウトソーシング(689,777百万円)

4位:パソナG(366,096百万円)

5位:ワールドHD(183,640百万円)

6位:テクノプロ・HD (178,756百万円)

7位:UTG(170,631百万円)

8位:オープンアップG(148,573百万円)

9位:ウィルG (143,932百万円)

10位: メイテック(119,069百万円)

上記企業の売上高、平均年収、就職偏差値・難易度、社風は以下のとおりです。

会社名売上高
(百万円)
平均年収
(万円)
就職偏差値社風
リクルートHD3,429,519997SS①圧倒的当事者意識

②なんでなんで思考

③商売人思考

④社員のスタンス・マインドに徹底的に向き合う

⑤顧客の負に向き合う

⑥逆算思考

パーソルHD1,223,967730①ワークライフバランスの充実

②服装自由

③みんなの部活

アウトソーシング689,777346①裁量が高く任せてもらえる機会が豊富

②キャリアに向き合う社風がある

パソナG366,096603A利益よりも社会貢献
ワールドHD183,640342『グループのどの企業で働いても、「温かい」雰囲気を感じられます』
テクノプロHD178,756616社員を大切にし、社員の成長意欲を醸成する
UTG170,631516はたらく力で、イキイキをつくる
オープンアップG148,573558幸せな仕事を通じてひとりひとりの可能性をひらく社会に
ウィルG143,932636個と組織をポジティブに変革するチェンジエージェント・グループ
メイテック119,069600Cエンジニアという仲間同士、認め合い、支えあう。

一位であるリクルートHDの売上高は2位のパーソルHDの3倍ほどになっています。また、リクルートHDの採用倍率は120倍とも予想されており、就職難易度が非常に高いです。

人材業界におけるホワイト企業ランキング

人材業界におけるホワイト企業ランキングは以下のとおりです。ただし、こちらは口コミサイトであるopenWorkからの総合評価で算出したものであり、人によってホワイトの基準は異なることにご注意ください。

1位:アクシスコンサルティング(4.78/5.00)

2位:コンコードエグゼクティブG(4.36/5.00)

3位:リクルートスタッフィング(4.31/5.00)

4位:クイック(4.29/5.00)

5位:PLAN-B(4.25/5.00)

6位:ロバート・ハーフ・ジャパン(4.24/5.00)

7位:RGFタレントソリューションズ(4.11/5.00)

8位:リツアンSTC(4.09/5.00)

9位:キージェント(4.08/5.00)

10位:grooves(4.08/5.00)

各企業の基本情報は以下のとおりです。

会社名売上高
(百万円)
平均年収
(万円)
就職偏差値社風
アクシスコンサルティング3,513626すべての人が活き活きと働ける社会創りをめざす
コンコードエグゼクティブG600①思いやり②見識③自己管理④成長
リクルートスタッフィング6,774632Bらしさの数だけ働き方がある社会へ
クイック23,591584①年次関係なし!②出る杭は伸ば③Frank④よく働き、よく遊べ
PLAN-B491未完成こそ、成長の土台
ロバート・ハーフ・ジャパン①倫理②公正と敬意③最も賞賛される企業④エンパワーメント⑤コラボレーション⑥リーダーシップコミュニケーション
RGFタレントソリューションズ706成果主義であり、全員が目標達成のために努力し、意欲的で大胆であることを目指す
リツアンSTC620エンジニア待遇 日本一を実現し、

モチベーション溢れる

『技術者集団』を創造する。

キージェント718①従業員還元主義②魅力のある人材開発

③企業品質の向上

grooves519①成果にこだわる②Team Grooves③革新に挑む

 

まとめ

今回は人材業界の業務内容や向いている人の特徴をご紹介しました。

人材業界は人脈の広がりや責任感のある業務といった魅力があります。

また、コミュニケーション能力や自律性の高い方は人材業界で活躍しやすいです。

人材業界に魅力を感じており、向いている人の特徴にも当てはまっているのであれば、より詳しく各企業の特色を調べていきましょう。

 

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監修者情報

印出実生

キャリアアドバイザー

株式会社Bboにカスタマーサクセスとして二年所属したのち株式会社ナイモノに入社。
現在キャリアアドバイザーとして勤務。 学生と直接向き合い、心おきなく相談できるアドバイザーとして日々奮闘中。 ただの「エージェント」ではなく、自分でしか出来ないことは何かを見つめなおし、 学生の将来に対して献身的に取り組んでいる。