【見本付き】人事ウケする面白い逆質問を生成する8つの切り口

【見本付き】人事ウケする面白い逆質問を生成する8つの切り口

2023年4月28日更新

はじめに

面接の最後に、

 

「何か質問がありますか?」

 

と言われ、準備不足だと何を聞いていいのかパニくってしまう逆質問。

 

最後に登場してくる分、面接官の印象に残りやすく、良い質問をすれば好印象で終われますが、逆の場合はそれまでの面接が上手くいっていても、悪印象に反転する場合もあります。

 

とはいえ、

 

「逆質問って、何を聞けばいいの?」

 

「他の就活生より目立ちたいけど、面白い逆質問ってどんなの?」

 

「面接官が逆質問を行わせる目的も知りたい!!」

 

と思っていませんか?

 

本記事では、面接官が逆質問を行う3つの意図から、面白い質問を生成する8つの切り口とその例、逆に悪い印象に陥る3つの逆質問パターンまで、元人事目線でシッカリと解説していきます。

 

10分ぐらいで逆質問マスターになり、面接の加点につなげられますので、最後まで一気にお読みくださいね。

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面接官が逆質問を行う3つの意図

面接の質問はすべてそうですが、「なぜ、その質問をするのか?」という質問の趣旨をまず初めに押さえておく必要があります。

 

これがわからないと、あやまって的外れな受け答えをしてしまう恐れがあるからです。

 

面接官の逆質問の意図は、大きく3つに集約できます。

 

1つずつ掻い摘んで説明していきますね。

 

①本人のこだわりを知りたいから

まず1つ目に、「本人のこだわりを知りたい」からです。

 

たとえば、配属や転勤に関して逆質問してくる学生は勤務場所にこだわりがあるので、自分の意に沿わない異動の場合はモチベーションが下がったり、場合によっては退職する可能性があると推察します。

 

あるいは、休日や有給休暇、福利厚生に関する質問の場合は、自分の権利にこだわりがあり、その権利が満たされないと不満になる恐れがあるなと考えます。

 

評価制度や昇進に関する質問をしてくる学生は出世意欲が高く、自分の能力や成果が認められているときは自走しますが、そうでない場合はやる気が失せる可能性があるなと推し量っています。

 

このように質問の種類から本人のこだわりを知って、それが当社で満たされるのかどうかといったマッチング度を見極めています。

 

もちろん、逆質問だけで合否が決まるわけではないので、あくまでも判断材料の1つだと考えてもらえばいいですが、あまりにも致命的な逆質問だと、それだけで一発アウトになるケースも否めません。

 

もう1つ、本人のこだわりを知ることで、自社の魅力の種付けができるメリットもあります。

 

本人の興味関心がわからないと、的外れな自社アピールを行っている可能性がありますが、それがわかればピンポイントで刺さる自社アピールが可能となるわけです。

 

特に、優秀で自社で囲い込みたい学生には、この質問で得た情報をベースに本人が好みそうな内容をアピール材料として活用していますね。

 

➁当社への志望度を測りたい

2つ目は、当社への志望度を測る目的があります。

 

当然、志望度の高い学生は当社のことを事前によく調べているでしょうし、当社への関心が高ければ、具体的な質問が出てくるはずです。

 

また、逆質問する姿で学生の熱量は伝わってくるもので、志望度の高い学生は前のめりになって熱い質問をしてきますが、そうでない学生は何か冷めていて斜に構えたような態度で質問してきます。

 

そういう意味で、逆質問1つで当社への志望度が把握できるわけです。

 

➂アクション力を見たいから

面接は面接官の質問に対して、学生が答えるという形式が主ですよね。

 

要は、面接官の質問に対して、リアクションしているわけです。

 

しかし、それだと本人のアクション力がわからないのです。

 

ビジネスでは、もちろんリアクション力も大切ですが、本人が能動的にどのような考えで、どのように動くのかといったアクション力のほうがもっと大事だったりします。

 

なので、逆質問を通じて、本人のアクション力を見ているのです。

 

これにより、実際にどのような仕事ぶりを発揮するのかをイメージできます。

 

また、働くうえで質問力は、「コアスキル」です。

 

職種にもよりますが、社会人になると社内はもちろん、社外の人と一緒に仕事をする機会も多く、質問力の有無は仕事の成果に大きく影響を及ぼします。

 

その活躍イメージを映し出すツールとして、逆質問を活用している意図はありますね。

これだけは絶対に避けたい3つの逆質問NGパターン

面白い例文を見る前に、NG例を先に見ておいたほうが反面教師として判断基準に使えます。

 

なので、先に逆質問のNG例を紹介しますが、NGパターンは大きく3つです。

 

①本人のこだわりがわからない質問

➁志望度が低く見られる質問

➂的外れで場違いな質問

 

それぞれ例を挙げながらかみ砕いて、説明していきましょう。

 

①本人のこだわりがわからない質問

1つ目のパターンは、興味や価値など本人のこだわりがわかりずらい質問です。

 

抽象的な捉えどころのない逆質問が、それにあたります。

 

たとえば、

 

「どんな人が多いですか?」

 

「上司と部下の関係はどんな感じですか?」

 

と聞かれると、この質問で何を知りたいのか、戸惑いますよね。

 

この手の質問は、人によって捉え方が違いますし、何が正解かもわからないような抽象的な質問なので、答えにくいのです。

 

なので、「OB訪問で〇〇様から▲▲のような社風とお伺いしましたが、××様は同じようなお考えですか?」

 

といように比較基準を足してあげたり、事前に質問の趣旨を伝えるなどの配慮が必要です。

 

➁志望度が低く見られる質問

次に、志望度が低くみられる質問もよくないですね。

 

たとえば、「特にありません」や「調べればすぐにわかる質問」がそれにあたります。

 

本当に逆質問することがないのであれば、

 

「会社説明会や今回の面接で私の知りたいことは全て理解できましたので、問題ありません。ありがとうございました」

 

とせめて伝えてほしいですね。

 

次に、ネットなどで調べればすぐにわかる質問ですが、

 

「御社の年間休日は何日ですか?」

「賞与は年何回ですか?」

「拠点は何か所ありますか?」

 

のような「そんなの自分で調べて来いよ」的な質問です。

 

逆質問の場は、「面接でしかできない質問」に特化して、その他の基本的な内容はネットで調べるか、会社説明会やOB訪問の段階でクリアにしておきたいですね。

 

➂的外れで場違いな質問

最後に的外れで場違いな質問も、場が盛り上がらなかったり、面接官が回答に苦慮するので避けてほしいですね。

 

大きく下記の7項目のような質問です。

項 目
①細かすぎる質問「御社のP/Lを拝見しましたが、流動資産のところの●●が気になりましたが、どうしてこのような数値になっているのでしょうか?」
➁面接者の担当外の質問・技術担当者に「評価制度の中で、この評価項目はどのような背景で設定されたのでしょうか?」

・人事に「この部品の●●で不具合が生じないように、何度で何時間ぐらい焼成を行っているのですか?」

➂Yes/Noクエスチョン「勤務時間は8時15分から17時でよろしいですか?」→「ハイ」(終わり)
➃ネガティブな質問「数字は苦手なのですが、こんな私でもついていけますか?」
➄権利を優先するような質問「有給は月に何日取れますか?」
⑥面接者のプライベートに

関する質問

「先輩は週何回ぐらい彼女とデートしますか?」

「休日はお子さんとどちらに遊びに行きますか?」

➆既に説明済みの質問「御社はなぜ中国に拠点を展開したのですか?」

→「それ、さっき説明したよね」

 

このような質問は減点対象になり、しかも面接の最後で印象に残りやすいので、不合格になる可能性が高くなります。

 

したがって、次のチャプターで公開する面白い逆質問の切り口8つを参考に、逆質問を逆手にとって加点要素につなげるようにしてください。

面白い逆質問を生成する8つの切り口と例文

私の面接経験の中で、「これは面白い質問だな」と感心した逆質問を層別すると、大きく下記の8つの切り口に分けられます。

 

①他の就活生が聞きそうにない質問

➁前向きな成長意欲を感じさせる質問

➂深くリサーチしていると思わせる質問

➃さりげなく自己PRしてくる質問

➄面接者の考えを参考にする質問

⑥会社や面接官を褒めて気分よく答えてもらう質問

➆昨今の話題を絡ませる質問

⑧面接の話の中でアドリブで作る質問

 

それぞれの切り口がどのような意味を持つのか、具体的な例を交えながら解説していきますね。

 

①他の就活生が聞きそうにない質問

だいたいの就活生が同じような逆質問をしてきます。

 

たとえば、

「御社の強みと弱みを教えてください」

「1日の仕事のスケジュールはどうなっていますか?」

「〇〇様の仕事のやりがいは何ですか?」

というような質問をされると、

「またか…」

「会社説明会で済ませとけよ」

「説明が面倒なので、録音しとこうかな」

といった感覚に襲われます。

 

このような質問は悪くはないですが、平凡なので決して印象には残らないですよね。

 

逆に、他の就活生がしないような質問を投げかけると、当然目立ちますので、印象に残りやすいわけです。

 

他の就活生がしない質問とはどんなものかというと、下記のような例です。

・御社に入社するなら「これだけは覚悟しておけ」といった心構えはありますか?

・御社で若手社員がつまずくのは、どんな場面が多いですか?

・社員同士が自発的に教え合うような風土があります

 

これらは、なかなか他の学生は質問しない内容ですね。

 

ただ、他の就活生が質問しないだけに、質問の趣旨だけは明確にしておく必要があります。

なので、逆質問する前に質問の趣旨を前置きとして挟むと、より親切で気の利いた質問の仕方になりますね。

 

➁前向きな成長意欲を感じさせる質問

面接官としては、「活躍してくれそうな人材」を採用したいので、教えたことを素直に吸収してくれ、学習能力の高そうな人材に内定を出したいわけです。

 

そのために、成長意欲を感じさせる質問にもメリットがありますね。

 

ただ、質問の仕方を少し捻った下記のような例文が面白いです。

・面接を通して良かった点と悪かった点を教えてもらうことは可能でしょうか?

・5年後の御社では、どのような社員が活躍していると思われますか?

・御社で活躍している人に共通する必要不可欠なスキルは何ですか

 

➂深くリサーチしていると思わせる質問

私の面接経験の中でも、「当社のことをよく調べてくれてるなぁ」と感じた学生は、どうしても評価を良くしたくなりました。

 

「よくリサーチしている=志望度が高い」とも置き換えられますので、この類の逆質問をするのも効果的ですね。

 

たとえば、こんな例です。

・御社は○○へ事業展開する構想があると新聞で拝見しましたが、そのプロジェクトへはどのような人材が求められていますか?

・会社説明会で御社の教育制度が階層的にも職種的にも整備されていることに魅力を感じました。その中でも、海外トレーニー制度は海外勤務を志望する私にとって、関心が高いのですが、具体的にどんな内容を学べるのか教えてもらえますか?

 

ポイントとしては、ちょっと調べればわかるレベルの質問ではなくて、かなりリサーチしていないと気付かないような深くてピンポイント的な質問を投げることです。

 

➃さりげなく自己PRしてくる質問

逆質問では、せっかく時間を与えられているので、有意義に「自己PR」として利用するのも有用です。

 

たとえば、こんな逆質問です。

・周囲から「物怖じせず、人に意見を言える性格」と言われますが、先輩にも遠慮なく質問させていただける環境でしょうか?

・私は海外留学を通じて、英語でコミュニケーションする力を磨きましたが、御社ではそのスキルが活かせる仕事がありますか?

 

ここでのポイントは「さりげなく」です。

 

自己PRを「さりげなく忍ばせる」という感覚です。

 

「これ、明らかに自己PRだろ」とわかるような逆質問は、返って傲慢や過信と捉えられますので注意が必要です。    

 

あくまでも聞きたいことが「主」で、自己PRが「従」だという関係性で質問することがコツですね。

 

➄面接者の考えを参考にする質問

次に、面接官の考えや経験を参考にするスタンスの質問も良いですね。

 

人間誰しも、自分の話を参考にしてもらえるのは嬉しいことです。

 

特に、自分より年下で社会経験のない学生が真剣に自分の話を聞いている姿を見るのは気持ちのいいものです。

 

ただ、これも平凡ではつまらないので、少し捻った逆質問が印象に残ります。

 

たとえば、

・〇〇様がいま就職活動するなら、どのような会社に応募されますか?

・〇〇様が新入社員と一緒に仕事をする上で大変だった経験はありますか?

・なぜ御社へ入社したのですか?

・入社前後で感じるギャップはありますか?

・〇〇様は入社後にどんなことで苦労されましたか?

 

のような質問なら、奇をてらう質問で他の就活生が聞きそうにないので、差別化できそうですよね。

 

計算高く映るかもしれませんが、面接官もこの手の質問は嬉しいので、このテクニックは取り入れたほうが吉です。

 

⑥会社や面接者を褒めて気分よく答えてもらう質問

人間誰しも自分の「武勇伝」や「自慢話」を語るのは、気分がいいものです。

 

この習性を捉えて、企業や面接者の褒めて欲しい部分を持ち上げて、具体的に深掘りして聞くことも1つのテクニックです。

 

たとえば、

・仕事で「やった!」という大きな喜びを感じたエピソードがあれば、教えてください。

・御社の〇〇という理念に大変共感しているのですが、この理念を実践するために仕事で取り組んでいることを教えていただけますか?

 

のように褒められると嬉しいので、ついつい鼻を膨らませて答えたくなりますよね。

 

➆トレンドを絡ませた質問

トレンドを取り入れた逆質問は、「普段から社会のことを勉強している」という姿をアピールすることができます。

 

企業情報と絡めて質問できれば、一石二鳥です。

 

たとえば、

・昨今、テレワークの普及が進んでおり、御社もテレワークを積極的に推進されていると伺いました。ただ、私のような新人はテレワークの中で仕事を習得していくのは難しいと考えています。御社のテレワークの取り組みの中で行われている工夫点などがありましたら教えてください。

 

・御社の女性の活躍推進についてホームページで拝見して、とても興味を持ちました。御社の今後のダイバーシティ経営についての取り組みを教えてください。

 

などのような逆質問です。

 

ただ言うまでもなく、ホームページにすでに書いてある内容や調べればすぐにわかるような逆質問は、マイナス評価につながる恐れがあるため、注意しましょう。

 

⑧面接の流れで作るアドリブ的な質問

逆質問は準備していくことも大切ですが、面接の中でアドリブで作るのも評価が高いです。

 

なぜなら、ビジネスシーンでは質問をその場で的確に行う「質問力」が問われるからです。

 

的確に質問できないと、間違った情報を収集したり、必要な答えを引き出すことができないので、「質問力」は有力な武器になります。

 

したがって、逆質問の場でアドリブで気の利いた質問ができると「即戦力」とみなされやすいわけです。

 

たとえば、

・先ほどお伝えいただいた〇〇の中で、××について勉強不足でよくわかりませんでしたので、もう少し詳しく教えていただけますか?

・先ほどのお話の中で、〇〇は▲▲だと理解しましたが、解釈としては間違っていないでしょうか?

 

のように話の流れを上手く汲み取って、さらに深掘りしたり、確認したりする場面で使えますね。

最終面接の逆質問は「広く、将来的なこと」がポイント

前チャプターでは、主に役員面接前のレイヤーにおける逆質問について解説しましたが、役員面接の逆質問となると少し毛色が変わってきます。

 

役員ともなると、従業員よりも「視野が広く、より将来的なこと」を考えながら、働いています。

 

したがって、「広く、将来的なこと」を質問することがポイントです。

 

そんな場面で、

 

「ルート営業の1日のスケジュールは、どんなものでしょうか?」

「給与の天引きの項目は何がありますか?」

 

など、細かい質問をしても答えられるかもしれませんが、

 

「そんなことよりも役員でないと答えられないような質問をしてこいよ」

とムカッとくるかもしれませんね。

 

なので、下記のような広くて将来的な逆質問を行うように心掛けましょう。

 

・御社の経営理念は〇〇ですが、それを体現するために1番心掛けていることは何でしょうか?

・先ほどのお話で、御社はESGに力を入れている点に非常に魅力を感じました。△△様は御社の10年後をどのように描いていらっしゃいますか?

・先ほど●●事業の海外展開についてお話されていましたが、その中でも、特に営業戦略について詳しく説明いただけますでしょうか?

・若手社員に求めることや、今後こうなってほしいというイメージがあれば、教えていただけますか?

・御社の魅力について、以前の役員面接で▲▲様が●●と仰ってましたが、〇〇社長はどう思われますか?

・設立〇年で、ここまで成長された1番の要因は何だとお考えですか?

・御社のビジネスモデルの特徴は●●にあるのではないかと理解しています。このモデルに至った経緯を教えていただけないでしょうか?

 

逆質問を考える3つの重要ポイント

最後に、逆質問を考える際の重要なポイントを3つ紹介して本記事を締めくくります。

 

①「逆質問はアピールの場」だと捉える

「質問」という言葉がついているために、何か質問をして理解を深めることが目的なのかなと考えてしまいますよね。

 

それは1面当たっていますが、もう一方で逆質問を「アピールの場」だと捉えることが肝要です。

 

逆質問によって、評価の加点・減点があるという意味です。

 

現に、私が面接を行っていた時も、逆質問の質によって心理的に合否が影響された経験があります。

 

全般的に最後に行われる逆質問は、「ピークエンドの法則」が働きますので、逆質問で評価が決まるぐらいの気持ちで臨むべきですね。

 

➁求める人物像を意識した逆質問を考える

次に、御社の求める人物像を意識して逆質問を考えることも大切ですね。

 

そのためには、

 

「求める人物像なら、どんな逆質問をするだろう?」

 

と想像してみてください。

 

たとえば、求める人物像が「チャレンジ精神旺盛な人」ならば、

 

「私は将来的には海外勤務にチャレンジして英語力を活かしていきたいと考えています。そのために英語以外で習得すべきスキルがあれば教えてください」

 

という逆質問なら、前向きで能動的なイメージをアピールできますよね。

 

「求める人物像=採用したい人材像」なので、求める人物像から逆算した逆質問を考えることも実効性がありますね。

 

➂臨機応変に対応できるよう複数準備する

事前に準備していた逆質問が面接の中でクリアになる場合があります。

 

そうなると逆質問の「弾」がなくなる憂き目に遭いますので、逆質問は複数用意しておきたいところです。

 

NGな逆質問の中でもお伝えしましたが、「特にありません」という受け答えは最悪なので、保険のために少なくとも2〜3個用意しておくことをおすすめします。

おわりに

面白い逆質問は、「諸刃の剣」です。

 

上手く成功すれば、良い印象を与えられて高評価に繋がりやすいですが、逆の場合は合否の否の方に大きく傾く可能性があります。

 

面白い逆質問は尖って目立つことが可能ですが、面接官によっては、

 

「目立つ気満々だね」

 

「集団の和を乱しそう」

 

「独善的な人材だね」

 

と目立つ分だけ、ネガティブに捉えられるリスクを孕んでいます。

 

要は、「ハイリスク・ハイリターン」の要素があるわけですが、ハイリスクを避けて、ハイリターンを得るためには、やはりその場の雰囲気を見極める必要があります。

 

面接官の人柄の柔らかさや冗談が利きそうかどうか、場のあたたかさなどを本能的に嗅ぎ分けて、これは行けるなと考えたら、面白い質問を投げかけるような実践的なかけひきも重要になってきます。

 

したがって、これは失敗しそうだなと感じたら面白い質問を引っ込めて、他の質問に切り替えるなど、臨機応変な対応を心掛けることがポイントですね。

 

本記事のチップスがあなたの逆質問のお役に立てば、幸いです。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者情報

岩本美帆

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社ネオキャリアに新卒入社。
法人営業や採用コンサルティング業務を中心に、転職支援業務のプロジェクトにアサイン。 2年後に自己成長と新しい挑戦を求めてナイモノに転職。 現在は入社3年目のキャリアアドバイザーのリーダーとして、 「人の挑戦を言葉で支援することで成長し続ける」をモットーに活躍している。