【疑問一発解決!!】情報系の就職事情&やっておきたい7つの就活必須対策

2023年3月28日更新

はじめに

情報系の学生にとって、

 

「情報系って、就職に強いの、弱いの?」

 

「情報系って、どんなところに就職してるの?」

 

「就職で有利になる資格や対策法を知りたい!!」

 

など、就活関連で知りたいことが山積みですよね。

 

でも、大丈夫です。

 

本記事では、情報系の学生の就職有利性を理由を交えて説明したうえで、人気の就職先や職種、就活に有利な資格から就活でやっておきたい必須対策まで踏み込んで、網羅解説していきます。

 

本記事1本であなたの疑問や悩みを一発で解決しますので、10分ぐらいで最後まで一気にお読みくださいね。

情報系の学生は就職に強いの?

「情報系の学生は就職に強いって聞きますが、あれって本当ですか?」

 

結論から言うと、下記の4つの理由で就職に強いです。

 

①市場の需要がある

➁就職先が多岐にわたる

➂技術力が評価される

➃グローバル化に対応できる

 

少し説明を加えます。

 

①市場の需要がある

現代社会においてIT技術は不可欠なものとなっており、企業は「IT人材」を必要としています。

 

「AI」や「ビッグデータ」「IoT」「情報セキュリティ」などの言葉は日々メディアを通じて耳に入ってくる単語だと思います。

 

それだけ、世間の関心が高く、メディアにも取り上げられるほど需要のある市場だという裏付けになるわけです。

 

そのため、情報系の学生は求人ニーズが高く、就職先が豊富にあります。

➁就職先が多岐にわたる

2つ目に、情報系の学生はIT企業だけでなく、多種多様な分野で必要とされています。

 

たとえば、製造業や金融業界、流通業界、医療業界などあらゆる分野で活躍ができます。

 

就職先が多岐に亘れば、企業間の争奪合戦になるわけなので、必然的に情報系の学生の重要度が増すわけですね。

 

➂技術力が評価される

次に、情報系の学生はコンピュータサイエンスやプログラミング言語などの技術を学ぶため、技術力が非常に高い傾向にあります。

 

この技術力はそのまま企業でも使える能力なので、企業から高く評価され、採用につながりやすいわけですね。

 

➃グローバル化に対応できる

最後の理由としては、グローバル化に対応できる点が挙げられます。

 

プログラミング言語は国際的な共通言語であり、海外でも活躍することができますし、リモートワークが成立しやすいため、世界中の企業から求められる傾向があるというわけですね。

 

以上の理由から、情報系の学生は就職に強いと言えます。

 

ただし、単に情報系といっても広い概念で、「文系の情報系」と「理系の情報系」に区分けされます。

 

「文系の情報系」ではメディア学や情報社会学など、技術よりも理論を扱うことが多く、マスメディアやコンサルタントなど社会全体における情報のあり方や発信に携わる仕事に就く傾向にあります。

 

一方で、「理系の情報系」はネットワークやデジタル分野といった技術の色彩が強く、プログラミング言語やコンピュータの仕組みを学びますので、エンジニアとしてネットワーク構築したり、ソフトウェアを開発するなど、さまざまです。

 

特に理系の情報系の場合は、学生のうちに専門的なスキルを身に付けることが多いので、「就活に強い」「ホワイト企業に就職しやすい」というわけですね。

 

情報系の学生の就職先

「情報系の学生が就職に強いのはわかりましたが、いったいどんなところに就職しているのでしょうか?」

 

情報系の学生の就職先は主に以下のようなものがあります。

 

①IT企業:ソフトウェア開発やシステム構築、データ解析などの仕事を行う企業

 

➁メーカー・商社:自社製品の開発や業務システムの構築などの仕事を行う企業

 

➂コンサルティングファーム:情報システムの導入や改善に関するコンサルを行う企業

 

➃銀行・証券・保険:情報システムの運用や開発などの仕事を行う金融機関

 

➄公共機関:情報システムの運用や開発などの仕事を行う行政や国家機関

 

これらの他に、最近ではAIやIoTなどの新しい技術に関する仕事が増えており、研究開発に携わる企業や大学などの研究者としての就職も選択肢の1つになっていますね。

 

もちろん、起業やフリーランスとしての活躍も可能です。

 

なお、文理別の人気IT企業ランキングは下記のとおりです。

 

順位 文系 理系
1位 ソニー ソニー
2位 バンダイ 富士通
3位 トヨタ自動車 NTTデータ
4位 Sky トヨタ自動車
5位 凸版印刷 Sky
6位 コナミグループ キャノン
7位 大日本印刷 パナソニック
8位 任天堂 日立製作所
9位 楽天グループ バンダイ
10位 博報堂 任天堂

 

【引用】

文系学生の人気企業ランキングTOP100|マイナビ2024

理系学生の人気企業ランキングTOP100|マイナビ2024

 

【文理別】情報系の就活生に人気の職種

「情報系には色んな就職先があるようですが、いったいどんな仕事をしているのでしょうか?」

 

文系・理系で多少携わる仕事が変わってきますので、文理別に解説していきますね。

 

文系に人気の職種

まずは文系ですが、人気の職種は下表のようなものがあります。

 

職  種 仕事内容
①マーケティング・広告関連職 Web広告やSNSマーケティングなど、情報技術を活用したマーケティングや広告を行う仕事で、文章やデザインセンスが求められます。
➁コンテンツ制作関連職 Webサイトやアプリの企画・制作や動画制作、ライティングなどクリエイティブな分野の仕事で、デザインセンスや表現力が求められます。
➂ライター・エディター 記事の執筆や編集など情報発信の仕事で文章力や調査力が求められます。Webメディアや出版社、企業のPRなどで求人があります。
➃プロジェクトマネージャー プロジェクトの進捗管理やコミュニケーションを行う仕事で、IT企業やコンサル、大手企業などで求人があります。コミュニケーション能力やリーダーシップが求められます。
➄ウェブディレクター Webサイトの企画・ディレクションを行う仕事で、企業やWeb制作会社などで求人があります。コンテンツの企画力やデザインセンスが求められます。

 

以上のような職種が文系に人気ですが、最近はAIやIoTなどの新しい技術に関する仕事も増えており、それらに関する職種も注目を集めています。

 

また、データ解析やデータマネジメントなどの業務でも、情報系の学生が求められる傾向にありますね。

 

理系に人気の職種

次に、理系の学生に人気の職種を見ていきましょう。

 

職  種 仕事内容
①ソフトウェアエンジニア ソフトウェアの設計・開発・テストを行う仕事で、IT企業やメーカーなどで求人が多く、高い技術力が求められます。
➁データサイエンティスト 大量のデータを解析し、ビジネスの意思決定やプロダクト開発に役立てる仕事で、情報系の学生の中でも数学や統計学に得意分野がある人に人気があります。
➂ネットワークエンジニア ネットワークシステムの構築・運用・保守を行う仕事で、通信業界やシステムインテグレーターなどで求人があります。
➃ネットインフラエンジニア データセンターやクラウドサービスなどの基盤を構築・運用・保守する仕事で、情報系の学生の中でもシステムの仕組みやセキュリティに詳しい人に人気があります。
➄コンサルタント 情報システムの導入や改善に関するコンサルティングを行う仕事で、IT企業やコンサルで求人があり、ビジネスマインドやコミュニケーション能力を求められます。

 

以上のような職種に人気が集まっていますが、最近ではAIやIoTなどの新しい技術に関する仕事も増えており、それらに関連する職種も注目を集めています。

就職で有利になる情報系の資格

「次に、情報系で就活に有利なる資格があったら、教えてくれませんか?」

 

情報系で有利になる資格は以下のようなものがあります。

 

資 格 名 内  容
基本情報技術者試験(FE試験) ITの基礎知識が問われる資格で、情報系企業に就職する場合に有利です。
応用情報技術者試験(AP試験) プログラミングやシステム設計、データベースなどの応用知識が問われる資格で、IT企業での開発業務に就く場合に有利です。
ネットワークスペシャリスト試験 ネットワーク技術に関する知識が問われる資格で、ネットワークエンジニアやシステム管理者としての就職に有利です。
セキュリティスペシャリスト試験 セキュリティ技術に関する知識が問われる資格で、セキュリティエンジニアや情報セキュリティ管理者としての就職に有利です。
PMP

Project Management Professional)

プロジェクトマネジメントに関する資格で、ITプロジェクトのマネジメントに従事する場合に有利です。
AWS認定資格 Amazon Web Servise(AWS)に関する資格で、クラウド技術の知識が問われ、クラウドエンジニアとしての就職に有利です。 
OCP

(Oracle Certified Professional)

Oracle データベースに関する資格で、データベースエンジニアとしての就職に有利です。

 

上記の資格は就職活動に有利とされる資格ですが、企業によって求められるスキルや資格が異なるため、あなたの就職したい業界や職種に応じた資格を取得することがポイントですね。

情報系の就活生がやっておきたい7つの必須対策

 

「情報系の学生が就活でやっておくべき対策って何かありますか?」

 

最低限やっておきたい必須対策が7つありますので、解説しますね。

①プログラミングスキルの習得

情報系の学生は、プログラミングスキルが必須です。

企業によっては、特定の言語のスキルを求めることがあります。

よって、授業で学んだ言語を習得するとともに、求人情報に基づいて必要なスキルを身につけましょう。

➁就活に有利な資格の取得

先ほど、就活で有利な資格を紹介しましたが、あなたのスキルを客観的に証明するためには資格が「論より証拠」です。

ただし、その企業に不必要な資格を取得しても時間の無駄になりますので、あなたの就職したい分野や企業で必要とされる資格をリサーチし、前広に学習したうえで、就活前までに取得し、履歴書やESに記載できるように準備しましょう。

➂インターンシップへの参加

インターンシップの参加は企業で実務経験を積む絶好のチャンスです。

就職活動前に、インターンシップに参加しておくことで、自分がどのような業務を行うことができるのか、どのような職場環境が馴染むのかなどを知ることができます。

つまり、あなたと企業のマッチング度を実践で推し量ることができ、逆を言えば、就職のミスマッチを防止できます。

加えて、面接でアピールする際にも行動面で志望度を伝えることもできますので、何重ものメリットがあると言えますね。

➃エントリーシートの作成

就職活動では、エントリーシート(ES)と呼ばれる自己PRを記述する書類が必要です。

ESは、自分自身をアピールするための大切なツールなので、しっかりとした内容にする必要があります。

特に、企業側の求める人物像に近付けることが大切で、相手が求める資質(経験やスキル)に呼応した自分の強みを絡められると強いESが完成します。

逆に、相手が求めていない資質をアレコレとアピールしてもまったく響かないESに終始しますので、相手の求める人物像にフォーカスしてESを作成することがコツです。

➄面接の練習

面接は、自分自身をアピールするための大切な場です。

そのために、練習を十分に行っておくことが重要です。

面接は何も大それたものでなく、コミュニケーションの一環なので、相手の質問に対して適切に回答できればOKです。

ただ、就活の序盤では緊張しますし、想定していなかった深掘り質問に対してタジタジになる場面もあるかもしれません。

一方で、質問される内容はある程度決まっていますので、想定問答を作って、それをシッカリと伝えるために「習うより慣れろ」的な数稽古が必要だということですね。

そのために模擬面接を行ったり、自分の自己PRを練習したりすることで、面接の自信をつけていきましょう。

⑥企業研究を行う

就職活動では、志望する企業の情報を把握しておくことが大切です。

なぜ大切かというと、

・就職のミスマッチを防ぐため

・面接でのアピール材料にするため

の2点が挙げられます。

企業研究をシッカリ行っておかないと、

「こんな会社だとは思わなかった…」

「こんな仕事だとは思わなかった…」

というような就職のミスマッチが発生し、せっかく就職したにもかかわらず、スピンアウトしてしまう可能性が高くなりますね。

また、企業研究を通じて、企業の事業内容や業績、求める人材像などを把握できますので、そのまま面接でのアピールで有用となります。

➆自己分析を行う

自己分析を通じて自分自身の強みや弱み、興味や価値観を把握することです。

したがって、自己分析により、あなたに適した職種や業界を見つけることができます。

自分の過去を調べたり、現在の立ち位置やスキルレベルを把握したり、将来的なキャリアプランを考えておかないと、就職先も決められませんし、アピールもできませんし、暗闇の中で手探りで就活をするようになります。

自分をたな卸しして、将来の展望を見通した明るい状態で就活に臨まないと、就活の軸もブレブレになり、一貫性を確保できずに就活を終えてみたら、とんでもない企業に就職していたなんてことも考えられます。

そうならないように、ぜひ自己分析を行って、自分というものを理解したうえで、就活に臨みましょう。

以上が、情報系の学生が就活でやっておきたい必須対策です。

就活は慣れないことばかりで戸惑うかもしれませんが、十分な準備を行うことで、よりスムーズに事が運びますので、今回紹介した内容を最低限として必ずやっておきたいですね。

おわりに

「情報系=スキル系」です。

 

学歴の高さよりも、技術がモノをいう世界です。

 

なので、自分に合った業界や職種を選択することが大切で、そのためには自分に合った分野を早期に見極め、伸ばすステップが必要となります。

 

「この分野で飯を食っていく」

 

「自分はこの業界で生きていく」

 

「この職種に活きるスキルを伸ばしていく」

 

といった基準を早めに固めて欲しいと思います。

 

情報系は今後ますます発展する分野で、上手く時流に乗れば、時代の先端を走るやりがいのある仕事に従事できますし、処遇のリターンも大きいフィールドです。

 

そのために本記事を参考にして、あなたの就活が成功することを祈念しています。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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