文系学生でエンジニアは難しい?

文系学生でエンジニアは難しい?

今後はスマホアプリやモバイルデバイスがさらに進化していくと思い、その分野を扱う企業に就職をしたいと思っています。
東京で受けてみたい企業を沢山見つけたのですが、ほぼエンジニアなどの募集でした。ITやWEB、プログラミング、アプリの開発などに興味はあるのですが、大学は文系学部に所属しており、興味を持ったのが最近のため、現時点で専門的な知識があるわけではありません。
未経験・知識のない状態で、これからエンジニアを目指すことは難しいでしょうか。

「諦める」という選択肢もあります。

とても良い視点ですね。これからの世の中を考えて、自分がやりたい方向・分野を決めて、希望や期待をもとうとする姿勢はとても素晴らしいと思います。

ただ、現状で専門知識もなく文系なのであれば、今からでは難しいでしょう。
学生時代にそうした勉強をしていなくて、未経験かつ知識もない場合、これから社会に出ても勝てる見込みもないし、話にならないのでエンジニアを目指すのは諦めたほうが良いでしょう。

って、言われたとして、諦めます?

それで、「あぁ……やっぱり無理なんだ……」とか「たしかに無謀だよな」とか「じゃあ、別の方向に」って考えるくらいの状態なら、たぶん止めておいたほうが良さそうな気がします。
自分が「やりたい」と思ったことについて、他者が「やめたほうがいい」と言われたくらいで諦められるくらいなら、たぶんそこまで熱量を持てそうにはなさそうだし、ちょっとしんどいことがあったら「やっぱりダメなんだ……」って思っちゃいそうなので、無理に方向転換なんてしないほうが良いかもしれません。

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「3年間」をどう捉えるか。

でもですね。
ゆ~ても、たかだか3年なんです。

文系を選んだ、理系の情報処理系を選んだ。その差って、たかだか3年です。
学生の3年間って、ゆ~てもそんなに大して勉強・研究してるわけじゃありません(大部分は)。
それこそ大学生活で学んだことの知識や経験が社会人として通用するかといったら、多くて2割。その大部分は社会で通用するようなものじゃありません。(少なくとも今の大学教育&ぼくの感覚では)

雑な計算ですが、大学の2単位って「90分×15コマ」で、22.5時間のお勉強です。
それって、ちょっと寝ないでがんばったくらいの約1日分のお勉強時間。それが、2単位ですよね。
もっと雑にいったら、大学卒業に必要な124単位(62コマ)は、1日8時間(=会社員と同じ時間)の勉強をしたら174日で済む。1年間365日の半分だけ、毎日勉強したら、どうにかなる程度の時間でしかありません。もちろん講義の時間以外も勉強することを含めたらもうちょっと増えるかもしれませんが、たかだかその程度の「差」です。
その程度の差で「文系だからエンジニアはむずかしい」と思うのであれば、その道は選ばないほうがいいかもしれません。

20年以上の「未経験」を超えた人たち。

極端な例、と言われればそうかもしれませんが、こんな人たちがいます。
いまの日清食品をつくった安藤百福は、48歳のときにチキンラーメンを開発しました。
正確な日本地図をつくるために全国を歩いて回った伊能忠敬が活動を始めたのは、47歳。
ケンタッキーフライドチキンをつくったカーネル・サンダースさんは40歳でカフェを始めて、65歳でいまのビジネスをつくったそうです。

おそらく彼ら3人とも、誰かに「むずかしいかな~? 無理かな~?」って相談していたら、ほとんどの人に「それはむずかしいやろ!?やめとけ!」と言われていたと思います。
彼らはみんな、大下さんに比べて、20~30年もの「ロス」があった人たちです。
それに比べて、大下さんの場合って、まだ20歳そこそこだし、たかだか3年の差なんです。

単純に言ってしまえば、自分の人生の可能性を狭める方向に考えるか、広める方向に考えるか、なんじゃないかと思います。
自分で「これだ!」と思うなら、たかだか大学での勉強の3年分くらい取り戻すくらいでやればいい。
やる気がないのであれば100年かけても無理だし、必死の覚悟でやるなら3年分くらいの差は埋められる気がしませんか。

さあ、どっちを選びます?

 

また、エンジニアリングの情報をこちらのメディアで詳しく解説されていますので、あわせてぜひご覧ください。

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