【マイナビ新卒紹介の評判とは？】使いこなすコツと他社との比較を紹介

はじめに

「マイナビ新卒紹介って評判いいの？」

「ほかの就活エージェントと何が違うの？」

このような悩みを抱えていませんか？

マイナビ新卒紹介はリクナビ就職エージェント同様、大手就活エージェントサービスです。

対象学生別にプロのキャリアアドバイザーがあなたの適性に合った企業を紹介してくれるため、効率的に就活を進められるでしょう。

しかし、キャリアアドバイザーとの相性は人それぞれです。

質の高いキャリアアドバイザーを見極めて、あなたが就活を進めやすいと思える就活サービスを利用する必要があります。

そこで今回は

• マイナビ新卒紹介に関する口コミ・評判
• マイナビ新卒紹介を使いこなすためのコツ

以上の2点について、ほかの就活エージェントと比較しながら解説します。

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マイナビ新卒紹介とは

マイナビ新卒紹介とは、株式会社マイナビが運営する新卒学生向け就活エージェントサービスです。

利用者は62万人以上（2021年卒実績）、サービス利用料は無料となります。

サービス内容は、以下のとおりです。

• キャリアアドバイザーが個別面談を実施し、就活生一人ひとりの志向・適性に合った求人を紹介
• 履歴書・エントリーシートなど書類作成のポイントや面接に関してアドバイスを提供

マイナビ新卒紹介を利用している学生は、以下のとおりです。

• 文系：旧帝大・早慶上智・MARCH・国公立など学生の約半分が登録
• 理系：約7割が登録

偏差値の高い学生が多く利用している傾向にありますが、学歴関係なく利用できるので安心してください。

プロのキャリアアドバイザーがあなたの適性に合った求人を紹介してくれます。

そのため、自分で応募企業を見つけるより、マイナビ新卒紹介は効率的に就活を進められるでしょう。

「マイナビ新卒紹介」と「マイナビ」との違い

マイナビは、多くの就活生に馴染みある就職情報サイトです。

マイナビ新卒紹介とマイナビの違いは、何なのでしょうか？

異なる点は、以下の5つです。

マイナビ新卒紹介よりも、マイナビのほうが数多くの求人情報が掲載されています。

マイナビ新卒紹介とマイナビを連携すると、個別サポートに加えてマイナビが開催する合同企業説明会のイベントにも参加可能。

このようにマイナビ新卒紹介とマイナビを併用すれば、両方のメリットを享受できるでしょう。

マイナビ新卒紹介の特徴

マイナビ新卒紹介の主な特徴は、以下の5つです。

これに加えて、対象学生別に特徴が加わります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

キャリアカウンセリング

キャリアカウンセリングでは就活生それぞれの経験や志向性などから、自分の良さや可能性を再発見できます。

マイナビ新卒紹介のキャリアアドバイザー経歴は、以下のように多種多様です。

• 製薬業界出身
• 印刷業界出身
• 製薬業界・理系出身
• ブライダル業界・理系出身
• 不動産業界・体育会系出身
• 人材業界・体育会系出身
• ホテル業界・体育会系出身

面談会場は、全国に22か所。

遠方などの理由で面談会場への訪問が困難な場合には、電話・WEBで個別カウンセリングも実施しています。

面談会場

• 東京オフィス
• 横浜オフィス
• 名古屋オフィス
• 大阪オフィス
• 京都オフィス
• 神戸オフィス
• 札幌オフィス
• 仙台オフィス
• 福岡オフィス
• 広島オフィス
• 金沢オフィス
• さいたまオフィス

非公開求人の紹介

マイナビ新卒紹介は、マイナビなどの就活情報サイトには公開されていない大手企業の非公開求人を数多く保有しています。

非公開求人は紹介サービスを利用している就活生しか受けられないため、公開求人よりもチャンスが広がるでしょう。

では、なぜ企業は非公開で募集をかけるのでしょうか？

企業が非公開で募集をかける理由は、以下の2つです。

• 事業戦略に直結した採用だから

新規事業の立ち上げや株式公開の準備に備えて人員を増やしたいなど、企業の重要戦略に基づいた対応はあえて非公開にして採用活動を実施。

一般的に募集要項に公開してしまうと、ライバル企業に情報が漏れてしまうからです。

• 人気求人は募集が殺到するから

多くの候補者の選考を行うには時間と労力がかかります。

紹介会社経由で選出された就活生を選考するほうが効率的に選考可能です。

具体的には、募集が殺到するような人気求人にもかかわらず採用枠が少ない・理系・TOEIC〇〇点以上などが挙げられます。 

実際的な採用情報の提供

実際的な採用情報の提供とは、過去の採用傾向など現在就活をしている学生に役立つ採用情報のことです。

「なぜマイナビ新卒紹介が実際的な採用情報が分かるのか？」と疑問に感じる就活生もいるでしょう。

マイナビ新卒紹介は、企業に対して採用コンサルティングを実施しています。

企業とともに採用活動を実施し、求める人物像や採用基準の設定を行っているため、企業の実際の声を知ることができるとのこと。

また、面接後に評価ポイントなどの選考フィードバックをもらえる点も魅力です。

選考対策ツールを利用可能

就活の適性試験の対策には、書籍やインターネット講座などお金がかかってしまいます。

マイナビ新卒紹介では、運営会社であるマイナビが提供している就活選考対策ツールを無料で制限なく利用可能。

例えば、WEB対策ツールや自己分析ツールです。

無料であっても、マイナビの就活選考対策ツールは精度が高いといえるでしょう。

研修やセミナーなど各種プログラムを受講可能

適性診断・就活セミナー・研修プログラム・書類・面接対策を受講できます。

面接対策では、面接のポイントやコツを紹介し、面接マナーも実戦形式で対策可能です。

就活セミナーには、企業の人事担当者が実施する業界研究セミナー・他業界出身のキャリアアドバイザーが実施する仕事研究セミナーがあります。

就活に役立つ研修プログラムでは、経済産業省が推奨する「社会人基礎力」を鍛える研修を実施しているとのことです。

上記の新卒学生向けに加えて、対象学生別に特徴が加わります。

対象学生は、理系学生・体育会学生・留学生・地方学生です。

マイナビ新卒紹介が選考スケジュール・面接などの調整を代行することで、多忙な就活生に時間的余裕が生まれるでしょう。

また、理系学生には理系能力を高く評価してくれる優良企業・専攻ごとの強みを生かせる企業・職種を紹介。

地方学生には、時間・費用などの無駄を最小限に抑える効率的な就活をサポート。

企業によっては地域性を理解している地域出身学生を高く評価するため、地元出身者の積極採用企業も紹介しています。

マイナビ新卒紹介に関する口コミ・評判を紹介

マイナビ新卒紹介の口コミ・評判をTwitter等から箇条書きで抜粋しました。

良い口コミ・評判内容

• カウンセリングが良かった
• 面談で自己肯定感が上がった
• 優しく褒めて接してくれるので心が救われる
• 前向きなアドバイスをくれる
• マイナビ適性検査結果から順位や分布が把握できる
• 専門領域の知識を持つキャリアアドバイザーから最新の情報を得られる
• 一人ひとりに合った企業を紹介してくれる
• 大手企業の非公開求人を所持している可能性が高い
• 膨大な求人数の中から選りすぐりの求人を紹介してくれる
• 他社よりもサポート体制が充実
• 利用方法が簡便
• マイナビオフィスへの訪問が難しい多忙な理系学生に電話面談で対応
• 選考までのスピードが早い
• すべての理系学生におすすめ

日本最大級の就活情報サイトであるマイナビが運営会社であるため、数多くの求人数を誇ります。

そのため、選択肢の幅は確実に広がるでしょう。

また、研究室が忙しい理系学生でも理系学生対象の非公開求人を紹介してくれるため、効率的に安心して利用できる魅力もあります。

一方で、良くない口コミ・評判内容は、以下のとおりです。

良くない口コミ・評判内容

• 電話・メールの頻度が高い
• 連絡が遅い
• 一般常識の時間外にメールが送られてくる
• 面談予約が埋まっている
• 希望職種・希望業種を紹介してもらえない
• 求人の質に差がある
• 受かりそうな企業しか紹介してくれない
• 自分と性格的に合わないキャリアアドバイザーもいる

プロのキャリアアドバイザーとはいえ、人によって自分と合わないと感じる可能性もあります。

担当キャリアアドバイザーは変更できるため、無理をして同じ担当者を継続する必要はありません。

• 親身になって対応してくれるか？
• 自分に合わない求人を無理に勧めてこないか？
• 紹介された求人についての紹介理由に納得いく説明があるか？

これらを考慮し、質の高いキャリアアドバイザーを見極めましょう。

マイナビ新卒紹介を使いこなすための3つのコツ

マイナビ新卒紹介を使いこなすためには、以下の3つに気をつける必要があります。

自分でじっくり考えること

キャリアアドバイザーの勧める内容を鵜呑みにしてはいけません。

プロのキャリアアドバイザーが紹介してくれるといっても、最終的に決断するのはあなたです。

その企業と合わず早期退職につながったとしても、キャリアアドバイザーが助けてくれるわけでも、責任を取ってくれるわけでもありません。

まずは、あなたのやりたいこと・譲れない条件をキャリアアドバイザーにはっきり伝えましょう。

例えば、どんな業界・企業・職種を志望しているのかなどです。

その上で、紹介された内容は自分でもきちんと調べることが重要です。

断る勇気を持つこと

キャリアアドバイザーによくしてもらったからと、変に気を遣って紹介求人や内定を断れない就活生もいます。

しかし、キャリアアドバイザーが勧める企業が絶対ではありません。

人によって感じ方は異なるため、面接を通して企業を知ることにより自分で判断すべきです。

自分が合わないと感じれば、下手に遠慮せず強い気持ちで断る勇気を持ちましょう。

利用時期を考慮すること

マイナビ新卒紹介は、就活後半に威力を発揮するでしょう。

マイナビなど通常の就活サービスでは、就活後半になると徐々に求人数が減少し、希望求人が見つけにくくなる傾向にあります。

マイナビ新卒紹介は非公開求人が主であるため、就活後半になっても応募可能な企業の幅が狭まりません。

就活サービスは、マイナビ新卒紹介だけで乗り切れない場合があります。

なぜなら、担当キャリアアドバイザーによって満足度に差があるからです。

複数人のキャリアアドバイザーから意見を聞き、紹介を受けることで選択肢の幅は広がります。

ただ、その分、メールなどの連絡対応に手間がかかり、メールを管理するだけでも大変になるかもしれません。

就活エージェントはあくまでもあなたが働きたいと思える企業を探すための手段です。

キャリアアドバイザーからの意見を参考に、自分の判断軸を明確にすることで就活成功へとつながるでしょう。

「マイナビ」と「リクナビ」との違い

マイナビとよく比較対象になるのは、リクナビではないでしょうか？

マイナビを利用する就活生もいれば、リクナビを主に利用する就活生もいるでしょう。

リクナビにもリクナビ就職エージェントと呼ばれる専属アドバイザーに無料相談できます。

サービス内容は、以下のとおりです。

• 就活生一人ひとりの志向・価値観に合った企業を直接紹介
• 面接アドバイス・履歴書添削
• 面接の合否理由をフィードバック
• 履歴書1枚で複数企業にエントリー可能
• 対象学生は、文系学生・理系学生・体育会学生
• 電話またはメールでアドバイザーと個別にヒアリング・就職相談

マイナビのほうがリクナビよりも掲載企業数が数多くあります。

マイナビ2023掲載企業数が26,367社に対し、リクナビ2023掲載企業数は12,650社です。

2022年オリコン顧客満足度調査によると、就活サイト部門ではマイナビ。

就活エージェント部門では、リクナビ就職エージェントが1位でした。

リクナビキャリアアドバイザーの相談のしやすさ・対応力は継続して高い評価を得ています。

マイナビ新卒紹介は2位に位置していました。

（参照：2022年オリコン顧客満足度調査　満足度の高い『就活サイト』『就活エージェント』『逆求人型就活サービス』ランキング　https://life.oricon.co.jp/information/564/）

ほかの就活エージェントとの違い

リクナビ以外の代表的な就活エージェントを以下に列挙しますので、参考にしてみてください。

• キャリアチケット

入社後のキャリア形成を見据え、ミスマッチを防ぐサポートを実施

• キャリアスタート

学歴よりも就活生の個性を引き出すことで、入社実績2,000人以上

入社後定着率92％と高い定着率

• キャリセン就活

模擬面接動画を撮影し、AIがすぐに高精度なフィードバックを行うAI面接対策サービス「RECOMEN（レコメン）」を導入

• Meets Company

2～8社の社長や人事担当者と直接話せるMeets Company独自の合同説明会を開催

• キャリタス就活エージェント

キャリタス就活エージェント独自の審査と取材から、ホワイト企業と認定した安心できる企業のみを紹介

おわりに：あなたに合った就活エージェントを見つけよう

マイナビ新卒紹介は、良い評判もあれば良くない評判もあります。

人によって就活サービス内容や就活エージェントの合う・合わないは異なるからです。

とはいえ、マイナビ新卒紹介の最大の特徴は豊富な求人数と実績です。

また、地方学生や留学生を対象としたサポートも充実しています。

実際に登録してみて、自分に合うか確認してみるのも1つの方法でしょう。

キャリアアドバイザーとの相性は、人それぞれ異なります。

登録のしやすさ・キャリアアドバイザーの対応力・紹介企業など総合的に判断して、あなたに合った就活エージェントサービスを見つけましょう。

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