マイナビEXPOのベンチャーパークで、人生が変わった話。

マイナビEXPOのベンチャーパークで、人生が変わった話。

1.僕が東京で就活することを決めた理由。

はじめまして!宮城県出身、東北学院大学の菅原大貴と申します。

 

僕が就活を始めたのは、3年生の8月。

地元の大企業や中小企業をとりあえず調べていたのですが、具体的に

「こんな会社に入りたい!」

という軸はなく、インターン先にて選考を進め、ありがたいことに内定もいただいていました。

 

しかし、ホリエモンや箕輪厚介さん、西野亮廣さん、前田裕二さんなどの自己啓発本を好んで読んでいた僕は、

「本当にこのままでいいのだろうか」

ともやもや。

 

そんなとき、東京ビックサイトでマイナビEXPOが開催されることを知り、不安はありましたがとりあえず行ってみることに。

そしてこの日を境に、僕の就活は全く違うものになりました。

 

きっかけは、ブースの一角にあった“ベンチャーパーク”コーナー

そこでは、ベンチャー企業の社長や人事の方と話しができるというイベントが開催されており、僕は某ベンチャー企業の執行役員の方とお話させていただきました。

 

その方は、大企業で年収600万円ももらっていたにも関わらず、まだスタートアップだった今の会社に転職。

年収は半分以下、労働時間はむしろ2倍に増えたそうなのですが、

「全く後悔していない」

と語るその方の表情はとても生き生きとしており、すごく印象的でした。

 

社長ともお話させていただいたところ、

20代のうちは、給料で会社を選ぶのではなく、この人についていきたいと思える社長のもとで、夢やパッションを学べ

とのお言葉を頂きました。つまり、

お金は後からいくらでも稼ぐことができるが、20代の今この瞬間は限られている。

そういうことです。

 

この方々と出会えたことで、今までもやもやしていた想いが明確に言語化され、

「僕もこんな働き方をしたい!」

と思うように。

 

就活の軸を “信頼できるボスのいるスタートアップ” と定め、僕は企業数の多い東京で再び就活に励むことを決意したのです。

 

軸は人それぞれですが、僕の場合はこんな感じ。

今回の記事では、

・説明会に参加したベンチャー企業3社の印象

・上京にかかった費用

・就活のエピソード集

・お祈りメールが来てしまった時の対処法

・おすすめの本

について、ご紹介しています。

 

少しでも参考になれば幸いです!

2.説明会に参加したベンチャー企業3社

ここからは、実際に僕が見てきた東京のスタートアップ企業を紹介したいと思います!

 

2-1. 株式会社LOCUS

会社名株式会社LOCUS
応募したサイトジョーカツ
設立2010年4月2日
従業員数30名
事業内容動画マーケティング・コンサルティング
URLhttps://www.locus-inc.co.jp/

 

【良かった点】

採用担当の方の雰囲気が緩くて、質問をしやすい雰囲気。

動画作成の会社というだけあり、会社の説明を動画を紹介していてわかりやすかったです。

「営業は厳しい」と提言しており、難しい仕事をしたい人にはいい環境だと思いました。

 

【懸念点】

給料が年俸制となっており、ボーナスもないことです。

仕事を早く終わらせるのも、遅くなってしまうのも自分次第と言っており、時には徹夜することもあると仰っていました。

 

2-2. 株式会社クオレガ

会社名株式会社クオレガ
応募したサイトジョーカツ
設立2017年4月
従業員数15名
事業内容就職ナビサイト
URLhttp://cuolega.co.jp/

 

【良かった点】

創業から2年しか経っておらず、自分で会社を作っていける環境にあることです。

社長が仙台出身ということもあり、親近感が湧きました。

CAとRAが一貫性となっていて、業務にやりがいがありそうです。

また、社長室も含め全てワンフロアでオフィスを構えているので、社長との距離が近いことも良かったです。

 

【懸念点】

住宅手当が3万円しか出ないこと。個人的にはちょっと気になってしまいました。

また、私服で仕事ができないことも僕的には厳しく感じられてしまいました。

 

3. 株式会社オールライズグループ

会社名株式会社オールライズグループ
応募したサイトジョーカツ
設立2013年11月5日
従業員数72名
事業内容法人向けMVNO
URLhttps://www.ar-group.co.jp/

 

【良かった点】

法人向け端末の営業という業務内容です。

若手社員が多数活躍しており、入社1年目から差が付く完全実力主義なところも、モチベーションが上がりました。

また研修制度や福利厚生がしっかりしており、住宅手当も最大5万円まで出るところも、なかなかありがたかったです。

 

【懸念点】

社長や役員は別のフロアにいることが多く、常に一緒に仕事ができるわけではないところ。

僕は社員の中での距離の近さ、みたいなのを大事にしているので、ちょっと気になりました。

3.上京にかかった費用

さて、地方学生にとって悩みの種なのは、お金ですよね。

交通費や宿泊費、毎日の食費だって積み重なればバカになりません。

 

僕はシェアハウスに泊まっていたため、宿泊費は無料。かかったのは食費と交通費だけでしたが、それでも東京にいた20日間で合計10万円くらいはかかりました。

10日間を2回に分けていったので、1回の上京では約5万円かかったという計算ですね。

 

50,000円 内訳
交通費¥20,000
宿泊費¥0
(就活シェアハウス利用)
食費¥30,000
合計¥50,000

 

初めは3万円くらいで足りるだろうと踏んでいたのですが、足りなくなってしまい、、親に2万円振り込んでもらいました。笑

 

上京中はできるだけ有意義に使いたいので、1日にできるだけたくさんの会社を回ります。

例えば1日3社と考えても、その都度電車で移動することになります。交通費だけでも結構かかってしまうことが、お分りいただけたでしょうか。

 

食費もそれなりにかかります。

できるだけ抑えたいところなのですが、就活中って集中しているので、いつも以上にお腹が空くペースが早いんですよね。笑

 

おすすめは、家の近くにお気に入りの中華料理屋を見つけておくことです。

なぜ中華?かというと、ボリューム満点の食事が非常にコスパよく食べられるからです。

特に男性陣!腹12分目までがつがつ食べ、お腹と頭を満たしましょう!笑

 

 

上京就活はいくらかかるのか、アンケート結果を見たい方はこちらの記事もどうぞ!

上京就活って終わるまでいくらかかった?

4.就活仲間を作ることの大切さ

ちょっと余談ですが、僕は東京でたくさんの就活仲間ができました。

 

その場だけの付き合いかもしれませんが、地方から多種多様な人が上京しに来ているこの就活シーズン、ぜひ自ら話しかけ、地元では出会えない様々な価値観に触れてみてください!

 

僕は、会う人会う人に話しかけまくっていたら、本当に仲良くなってしまい、ご飯を食べに行ったり、夜通し自分の夢について語りあったり。

楽しい時間を過ごすことができました。

気分が塞ぎがちな就活中だからこそ、たまには仲間同士で息抜きをするのもアリだな、と心から思いました。

 

この人生100年時代、将来何が起こるかなんて分かりません。ぜひ、LINEなど連絡先を交換してみてください。もしかしたら、将来またどこかで巡り合わせがあるかもしれませんよ。

 

出会いは大切に

 

仲良くなる秘訣については、こちらの記事もどうぞ!

シェアハウスの人と仲良くなりたい。

5.お祈りメールでモチベーションがなくなってしまった時の対処法

さて、就活仲間を作り頑張って選考に進んだとしても、どうしてもぶち当たってしまう壁、「お祈りメール」。

いくら就活が “ご縁” とはいっても、その企業に志望度が高ければ高いほど、どうしてもヘコんでしまいますよね。

 

就活中、

「俺なんか、、」

と、ナイーブになってしまった時の対処方法をご紹介します!

 

4-1. 自分が大切にしている言葉を思い出す

暴露すると、僕は就活を始めてまだ序盤の方

「就活楽しい~!!!」

と感じており、周りの就活生の友達が暗い顔をしている意味が正直わかりませんでした。

 

しかし!そんな楽観的な考え方は、ある日を境に全くと言っていいほどなくなってしまいました。

 

それはなぜか?初めて、お祈りメールが来たのです。

「この俺様が落ちる企業などない!!笑」

と本気で思っていた僕は、そのメールにがっくりきました。ほとんどの就活生は、そのような心境に陥ったことがあるのではないでしょうか。

 

そんな時は、心に焼き付いている言葉を思い出すのです。

恩師からのお言葉や、本を読んでいて出会った言葉、大切な人からの言葉。誰しも、心に留めている言葉はあるのではないでしょうか。

 

今まで生きてきた道しるべであるこの言葉。

今までの人生で辛かった時、自分がどのようにして乗り越えてきたのか、ヒントに満ち溢れているはずです。

その時の経験を思い出し、自分から湧き上がってくる言葉に素直に従いましょう。きっと、自分なりの方法を見つけられるはずです。

 

また、そのような言葉に出会えたきっかけである”恩人・恩書・恩所”を、紙に書いて見えやすいところに貼っておく、というのもオススメです!

 

悩んだ時に解決してくれる人や本、場所が明確に自分の中で落とし込めているので、思考がよりクリアになる力になります。

皆さんも日頃から様々な本を読み、様々な言葉に出会い、悩んだ時の”コンパス”を増やしておきましょう。

行き詰ってしまった時は、ぜひ試してみてください!

 

4-2. 筋トレをする

さて、精神論を語った後ですと、ちょっと印象に欠けてしまうかもしれませんが、、笑

筋トレをすることも、ストレス発散にはかなりおススメです!

 

「これでもか!」

というくらい自分を追い込み、汗をたくさんかくことで、大抵の悩みはぶっ飛びますよ!(笑)

 

4-3.「就活が終わったらやりたいことリスト」を書き出す

最後に、「就活が終わったらリスト」というものを紹介します。

これは、“就活が終わったらしたいこと”を、できるだけ多く、具体的にひたすら書き出してみるということです。

頭を空っぽにして、時間があったらしたいこと、について、思う存分頭を巡らせてみてください。

 

これらの書き出したことは、残念ながら”就活が終わらないとできないこと”でもあります。

なので、「早く就活を終わらせて、これらを実行するぞ!」という具合に、自分で自分にプレッシャーをかけられ、惑に負けることなく、就活に専念するためのモチベーションになるのではないでしょうか?

 

卒業旅行の行き先について考えるのも、楽しそうですよね!

 

ただし、本業の「就活」がおろそかになってしまっては元も子もありません。

くれぐれも、目の前の選考に差し障りがない程度にしましょう。笑

6.おすすめの本

ここからは、僕が就活中に実際に読んでいた本を紹介します!紹介する本は、僕が影響を受けた本ばかりです。是非一度手に取ってもらえたらと思います。

 

6-1. 光城悠人『内定力』

“就活生に読んでほしい本” として、ジョーカツハウスに置いてあった本です。

 

この本と出会ったことで、僕の就活はぐんと楽しいものになりました。

なかでも印象的だったのは、「就活生っぽくならなくていい」ということでした。今の就活生は、みんながみんな、リクルートスーツに黒髪、ノックの回数は3回など、20年前からの常識に捉われています。

 

ですが、今の企業側はそんなところは見ていません。

なぜか?時代の移り変わりが著しい時代だからです。就活の常識など、とっくに無くなっているのです。

 

企業側は時代に合わせた採用活動を行っているのに、学生側は20年前の「就活生はこうあるべき」という固定概念に縛られているので、企業側の採用は困難を極めている、との見方も。まさに目から鱗ですよね!

 

このように、就活に対しての概念を覆されるような視点を得られるだけでなく、内定を獲得するための具体的な方法、例えば自己PRの書き方や面接での心構えなども、驚くような解説をしてくれています。

就活生たるもの、ぜひ一度は目を通して読んでみてください!

 

6-2. 喜多川泰『上京物語』

こちらもジョーカツハウスに置いてあった本です。

 

上京を少し不安に感じていた時に読んだのですが、この本がきっかけでその不安が少しもなくなり、上京することを決意。とても背中を押してもらいました。

 

ストーリーは、2部構成になっており、1部が小説、2部が手紙という斬新な構成です。特に2部の父からの手紙では、何度も鳥肌が立ち、心にグサグサくる言葉が満載です。

地方から上京する人には、一度は絶対に読んでほしいおすすめの本です。

 

6-3. 前田裕二『メモの魔力』

友達からおススメされて買ってみました。僕は、この本がきっかけで、メモを頻繁に取るようになり、本を読むことが大好きになりました。

 

タイトルが『メモの魔力』というだけに、メモのノウハウ本かと思いきや、いきなりメモは姿勢であると断言され、どんどん引き付けられます。

後半では、前田裕二流のメモの取り方についても。この取り方でさえも斬新なもので、僕は今でもこの方法でメモしています。

 

本の最後には“自己分析1000問” という、自己分析に役立つコンテンツも載っています。実際に前田裕二さんが就活中にしていたものだそうで、かなりのボリュームがあります。

100問でも十分なボリュームかと思いますので、まずはお試しに100問やってみてください!

 

6-4. 田端信太郎『ブランド人になれ!』

本屋の店頭でよく見かけ、気になっていた本です。

著者の田端さんは、今では名の知れたスタートップの会社を何社も経験している方であり、人の市場価値とは?といった普遍的な事柄について、考えさせられます。

 

この本がきっかけで、僕はスタートアップに行く決心をしました。会社の名前ではなく、自分の名前で仕事がしたいと思ったからです。一度きりの人生ですから、知るところまで知って、何者かになって死にたいと思いました。

 

会社でのふるまい方、人生の教訓など為のなることが盛りだくさん。

就活中の学生だけでなく、これから就職を控えている全ての学生にも読んでほしい一冊です。

 

⑤ 水野敬也『夢をかなえるゾウ』

「人生を変えたい」と思っているけれど、何も変えられない普通のサラリーマンの元へ、急に「ガネーシャ」というゾウの神様が現れ、毎日課題が与えられる、という小説です。

人気だったのでとりあえず買ってみたのですが、その割には今までで読んだ本の中で一番引き込まれたかもしれません。

 

根性がなかった主人公ですが、一日一題課題をこなしているうち、最終的には夢をかなえられた、という内容となっています。

 

課題一つ一つが興味深く、今この瞬間からでもできるような簡単なものなので、楽しく本を読み進めることができると思います。

 

また、この『夢をかなえるゾウ』は、2、3と計3部作となっているので、1を読んで面白いと思ったら、読んでみるといいと思います。2,3も形式は同じですが、主人公や、課題の内容が異なるので買ってみても損はないと思います。

7.ジョーカツについて

 

最後に、僕が使っていた「ジョーカツ」というサービスを紹介します!

 

まず、皆さんに一つ質問です。皆さんは、東京で就活したいけど「お金がない」と諦めていませんか?

 

僕も完全に諦めていたうちの一人なので、気持ちはよくわかります。笑 この「ジョーカツ 」というサービスを先輩に教えてもらうまでは。

 

ですが、諦めるのはまだ早いです!このジョーカツというサービスを使えば、最大7泊8日シェアハウスになんと無料で宿泊できるのです!経済的に苦しい就活生にとって、使わない手はありません。

 

しかも、担当のキャリアアドバイザーが付いてくれて、企業の紹介や、面接対策、悩み相談まで乗ってくれます。僕は図々しくも「社長に会いたいです!」とお願いしていたところ、本当にセッティングしてくれました、、!もちろん、全員が全員認めてもらえるというわけでもないかと思いますが、、笑

 

時には厳しく意見してくださり、学生に対し本気でぶつかってきてくれます。僕の担当をしてくれたキャリアアドバイザーには、心から感謝しています。

 

また、ジョーカツ ではベンチャー企業とのマッチングイベントである「ジョーカツナイト」というイベントも随時開催しており、就活仲間を作る絶好のチャンスです。

 

参加者の学生は皆、地方から上京してきている人ばかりなので、親しみやすくすぐに仲良くなることができると思います。僕は、このジョーカツナイトで出会った就活仲間と、就活について朝方まで語り合いました。笑

おわりに

 

就活のゴールとは何でしょうか?

「就活のゴールなんてない!」

と思われる方もいると思いますが、僕は

「納得できるかどうか」

だと思っています。

親、友達になんと言われようと、自分が納得している結果なのであれば、それでいいのです。

 

自分が心から納得できる就活にするためには、

「俺はここまでやりきった!」

と思えるくらい、がむしゃらに行動しまくればいいのです。動いて動いて動きまくって、それから考えるくらいでちょうどいいのではないでしょうか。

 

動かなければ、見えてこないものもあると思っています。

 

皆さんも、自分なりの就活の楽しみ方を見つけ、楽しく就活を乗り切りましょう!

 

上京を志す地方学生ならジョーカツ

首都圏の学生ならスタキャリ

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就活ハンドブック編集部

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